傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 火傷
  1. その他(場所を特定しない・複数の部位)
Q31 相談者 ニックネーム:たみ子 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

豆粒大の一点の火傷跡を何度も剥いてしまって、消すことができず悩んでいます。
その一点が盛り上がって赤く、中心部分は少し紫?黒?っぽく変色、または内出血しているようにも言えます。
通常の皮膚より、固くなってしまっているような状態です。
今はオロナインやアットノンを塗っています。
皮膚科に行ってちゃんと薬を処方してもらうできでしょうか。

A31 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕でしょう。
数年~数十年の経過で目立たなくはなるでしょうが、早く目立たなくするために形成外科や皮膚科でご相談なさることをお勧めします。
Q32 相談者 ニックネーム:ふく 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

今月2才になる娘のことで相談です。半年前に、胸からお腹そして太股にかけて広範囲のⅡ度熱傷を負いました。
治療自体は、大学病院にて処置してもらましたが、上皮化するまでに40日から50日かかりました。
現在は、全体的には赤みがとれ茶色と白色の斑な皮膚となり、局所的にみみず腫のような瘢痕が残っている状態です。
近くの総合病院の形成外科に3ヶ月に1度のペースで通っていますが、主治医の先生からは、みみず腫のような瘢痕については、もう少し様子を看て、必要があれば切除する処置を行いましょうと言われています。

相談は、主治医に日焼けさせないようにと言われているため外で水遊びを控えている娘をスイミング教室に連れていきたいと考えているのですが、プールの水は斑となった皮膚やみみず腫のような瘢痕に影響などあるものでしょうか?

A32 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「プールの水」でも海水でも影響ありません。
ワンピース型の水着なら露出部は少なくて済むので、室内プールに入り込む紫外線も気にしなくて済むでしょう。

以下は、お掛かりになっている主治医と意見が異なるのかもしれないので、お読みになれば混乱なさるかもしれませんが、医学的な情報を発信するという意味で敢えてお伝えいたします。

熱傷後手術をせずに上皮化したならば、ほとんどの部位がⅠ度~浅達性Ⅱ度熱傷だったと考えられます。
Q33 相談者 ニックネーム:みち 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

5か月の孫が調乳用ポットのお湯をかぶり火傷して救急車で運ばれました。右腕全体、右手甲、お腹少しを火傷。応急処置をして帰宅。翌日、同病院皮膚科受診。 
火傷は身体全体の3から5%で右腕が広範囲で一番ひどい。 
ワセリン?みたいな薬をつけてモイスキンパッドで処置。
主治医は親切で優しい先生。その後3月31日と4月3日に受診。
自宅でも毎日シャワーで患部を綺麗にして薬とモイスキンパッドの交換。
3日受診時には手の甲とお腹は傷が乾いてきているので何もしなくてよいとモイスキンパッドも外す。
広範囲の右腕は白くジクジクしているので引き続き処置を続ける。

ここで娘が手の甲を日に当てない方が良いですねと聞くと主治医が関係ないから日に当てて構わないと回答。
私自身も火傷で皮膚科医を受診した際、日焼けは一番よくないと言われ半年ほどビタミン剤を処方された記憶があり、主治医に不信感を感じてしまいました。

傷痕を少しでも残したくありません。
もし他の病院へ相談、受診したい場合はどうしたらよいですか?

A33 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
熱傷の上皮化後は、少なくとも3~6カ月程度は紫外線対策をしておいた方がよいでしょうが、乳児ならば必ず手を舐めるでしょうし、外出をしない訳にもいかないでしょうから、それが可能かどうかはご家族のご事情次第です。

「火傷で皮膚科医を受診した際、日焼けは一番よくないと言われ」たことがあるならば、先ずは主治医に、なぜ「日に当てて構わない」とアドバイスなさったのかご確認なさってください。

「3から5%」の面積ですから必ずしも広範囲ではないとはいえ、乳児の熱傷を外来で治療するわけですからⅠ度~Ⅱ度SDBの深達度の熱傷でしょうから、重度の瘢痕や色素沈着は起きないと判断して、乳児の精神的成長を優先させる時期に生活の制限をする必要は無いと仰ったのかもしれません。

治療の説明を受ける時には、何をすべきかだけでなく、何をしてはいけないか、更にすべき理由、すべきでない理由をご確認なさって、十分に理解なさらなければ、病院を替えてもご相談者様にとって耳障りのよい、納得しやすいことを言ってくれる担当医を探すだけのことになります。

全ての新鮮創について言えることですが、特に乳児の熱傷に関して診察をせずにコメントをすることは出来ません。

熱傷は創の上皮化まででなく、瘢痕や色素沈着が目立たなくなるまで長期にわたり主治医と付き合うことになります。

信頼して治療を継続するためにも、ご質問があれば主治医になさってください。

主治医に相談せずに転院することはお勧めしませんが、「他の病院へ相談、受診したい」とお考えならば、ご希望の病院を受診して転院したい旨をお伝えになればよいでしょう。
Q34 相談者 ニックネーム:huang 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

私は生まれて9ヶ月の時、お粥でやけどになりました。夏でも半袖着られないです。治りますか?

A34 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
もちろん治療は可能です。
「夏でも半袖着られない」ということは、瘢痕を切除して植皮手術が必要になるかもしれませんし、術後の瘢痕予防・自己ケア・治療も大切です。
治療法は一つではないので、形成外科を受診して担当医と治療方針をしっかりと話し合ってください。
Q35 相談者 ニックネーム:ロック 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

首の中間から下。上半身に40%の、火傷をしてます。
体の動きは、だいぶ戻せましたが。足からの移植により、上下共に傷跡や。移植した上半身に違和感などもあり。
傷跡と共に、移植した皮膚も取り除きたいです。
県内では、これと言って良い所も無く。毎日悩まされてます。
傷跡などは、綺麗に治せるのでしょうか?

A35 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「上半身に40%の、火傷」の熱傷瘢痕ならば、ほとんどの植皮がメッシュ状の分層植皮でしょうか。
瘢痕を切除して縫縮したり、瘢痕の凸凹を削って培養表皮を移植したり、瘢痕を切除して全層植皮にしたりすれば見た目の改善が可能です。
形成外科でご相談なさってください。
Q36 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

やけどをして半年になりますが、傷がふさがらなくて困っています。

A36 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
初めのやけどの深さと大きさにもよりますが、半年たって傷がふさがらないというのは、やけどが深くて結果的に植皮が必要だったといえます。初めに述べたように深い2度か、3度のやけどの場合には下から皮膚がはえてきません。周りから皮膚がはえないわけではないのですが、直径2~3センチ以上の傷になると、いくら待っても中心部まで皮膚が伸びてきてくれません。またいったん薄い皮膚がかぶさったようでも抵抗力が弱い皮膚なので、ちょっとこすれるとすぐに傷があいてしまいます。というわけで、普通1~2ヵ月でふさがらない場合には、植皮が必要です。それも、自分の皮膚でないとつきません。

さて手術のことになりますが、植皮した部分を安静に保つために、やはり1週間か10日の入院が必要になります。あまり外から見える場所に傷をふやすことは好ましくないので、なるべく下着で隠せる部分から薄い皮膚を取ります。普通デルマトームと呼ぶ機械で皮膚の半分くらいの厚さを、そぐようにして取ります。取ったあとは、浅い2度のやけどと似た状態です。上から軟膏ガーゼでおおい10日から2週間で自然に皮膚がはえるのを待ちます。一時的薄桃色になり、そのあと体質によってはケロイド状に盛り上がることもありますが、1~2年でだんだん平らになり、目立たなくなってゆきます。

植皮した部分は、包帯で圧迫して4~5日は動かさないようにしておきます。いったん皮膚がつけば、2週間か1ヵ月ぐらいで普通に使えるようになります。植皮した部分は、回りより色が黒ずんで見えたり、場所によってはちりめんのようにしわが寄ってくることもあります。つまり、植皮しても全く正常に戻るわけではなく、皮膚をとった部分にも、目立たなくても傷あとが残ってしまうわけです。

よく、植皮をしないで何年もかかって軟膏だけでやけどをなおした、という話を聞きます。植皮が万能でないなら、むしろこのほうがいいと考えられるかもしれません。しかし植皮が必要と判断されたときに軟膏療法で長びかせると、次のようないろいろな問題が生じます。

1 長い年月をかけてやっと傷口がとじても、その下に厚い瘢痕組織を生じて、ちょっとこすっただけですぐにくずれてしまいます。これを私どもは不安定な瘢痕と呼び、結局は皮膚の移植をするようになります。

2 回りの皮膚が引き寄せられて瘢痕のつれとともに、傷口がとじてゆく場合があります。屈曲のはげしい関節の部分によくこれが見られます。こうなると一応傷口はとじても、関節がひきつれてうまく伸びてくれません。子どものときの囲炉裏のやけどなどで、あごが胸にくっついてしまったり、ひじが曲がったまま伸びなかったりというのはこの例です。もちろん年月がたってから植皮してもかまわないわけですが、関節を長い間このような状態にしておくと、発育障害を起こしたり、関節がかたまったりしてもとに戻らなくなります。

3 1に述べた不安定な瘢痕を植皮しないで、潰瘍を繰り返した場合、その刺激のために10年、20年たつとガンが発生することがあります。幸いに、これはあまり多く見られることではありませんし、また10年、20年という長期間傷が放置されて、なおったりくずれたりを繰り返した場合に起こることです。完全にとじたやけどの傷あとから自然にガンが発生することはありません。
Q37 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性

叔父が大やけどをしました。命を救うために皮膚を提供してほしいと親戚中がいわれたのですが、どうしたらよいのでしょうか。

A37 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
何時も言うことですが、皮膚移植は本人の皮膚でないと生着しません。しかし、やけどの範囲が広いとき、一度に全部を本人の皮膚でおおうことは不可能になります。かといって傷をとじないでおくと、たいせつな体液がもれてしまったり、またそこから逆にバイ菌が入ったりします。したがって、とりあえず他人の皮膚で一時傷口をふさぎ、徐々に本人の皮膚におきかえるということが必要になってきます。他人の皮膚でも10日か2週間ぐらいはついています。これを「生物学的包帯」と呼んでいます。

血液を提供するのと違って、皮膚を提供すればやはり傷あとが残ります。また一人の人が安全に提供できる皮膚の量にも限度があります。

このような患者さんの場合には、他人の皮膚移植(同種多植)が繰り返し必要になってきます。そこでご質問のように、親戚を動員して皮膚を提供していただくようになるわけです。外国ではこの目的のために、血液銀行と同じ皮膚銀行、スキンバンクというものが設けられているところもあります。これはガンとか伝染病の病気以外、たとえば交通事故でなくなったかたの皮膚を提供していただき、輸血と同じく、冷蔵庫に摂氏4度で無菌的に保存しておくわけです。しかしからだの表面を傷つけることになるので、やはり遺族のかたがたの抵抗が大きいようです。

そこで最近は、人間の皮膚にもっとも性質の似ている豚の皮膚が、この目的のために利用されるようになりました。豚の皮膚を無菌的に薄くはいで、いろいろな方法で保存したものが製品化されています。ポーシンスキンと呼ばれていますが、やはり人間の皮膚ほどはうまくいかず、かえって感染や拒否反応などのマイナス面が多いという意見もあります。
 そのほかシリコンの膜を加工したものが、バイオブレーンという商品名で発売されています。しかしこれは長期間放置できるものでもなく、また皮膚の機能をはたすためでもないので、結局はガーゼと同じく、一時しのぎの包帯に過ぎません。

最近最も期待されるのは、培養皮膚です。
これには本人のものを培養する自家培養皮膚と他人のものを使う同種培養皮膚があります。
自家培養皮膚は生着しますが、同種培養皮膚は同種移植とおなじで、一時的なカバーに過ぎません。しかし、皮膚の提供者の不足を補うものとして、今後開発が期待されます。

命を救うためには、あらゆる努力が必要で、医師、看護婦ともに重症のやけどの患者さんをかかえると、何日も徹夜の治療をつづけます。しかもほかからの皮膚の提供が必要な場合には、そうとう重症と覚悟しなければなりません。それだけ回りのかたに犠牲をしいても、患者さんを救えるという保証がないのが、治療にあたる側のジレンマです。
Q38 相談者 ニックネーム:あみこ 患者様(相談対象者) 年齢:80歳以上 性別:女性

80歳の母がろうそくの火で2度の火傷を負い、皮膚移植をしました。
移植用にはがした皮膚(10cm×25cm)のところが術後1か月でまたはがれてしまい、なかなか再生しません。
家庭でどのような処置をするのが良いのでしょうか。ご教示いただければ幸いです。

A38 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
赤い肉芽の上に上皮化しているのでしょうか。
潰瘍化していたり感染を合併していたりするのでなければ、通常の擦過傷と同じように閉鎖療法、湿潤療法が適応になります。
診察をしなければ具体的なアドバイスが出来ません。
ご自宅で処置出来るかどうかの判断や、治療材料、通院間隔などの相談もあるので、「皮膚移植」をなさった病院か、お近くの形成外科を受診してください。
Q39 相談者 ニックネーム:スイートピー 患者様(相談対象者) 年齢:70代前半 性別:女性

H19年5月火焔により火傷をしました。(左腕~肩、顎、首)Ⅱ度深達同年7月左腕~肩にかけ左脚大腿部から採皮 ふたをする手術をしました。足の傷は1年ぐらいで治るという説明でした。
はじめは傷の痛さでしたが、だんだん傷が縮み硬くなって今では左半分は左上から右
下へへこんで時々は赤紫色になっています。でも右半分は表面がかすれたような傷跡が横じまのようにできているだけです。

H22年8月足にケナコルトの注射をしましたが注射器から針が外れてそこから液が出てしまい皮膚の中へは入りませんでした。 

H25年8月開業医でケナコルト+リザベンを合わせた注射をなんか所かに分けて打ってもらうと入りました。少し傷の下のほうが柔らかくなった気がしています。ただ、足の筋肉は硬くじっと立っていたり長く歩いたりたりするのが苦痛です。
 
現在、終診という形でどこにもかかっていません。(25.9.24最終診察日)ケナコルトは長く続けてはいけないのでしょうか。またそれ以外の治療法はないのでしょうか。
今は1日30分位歩いたり 体操したりしてはいますが良くなっているとは感じられません。

どこも歩きなさい、もう切らないほうがいい という診断ですが今の状態では日常生活も大変です。

A39 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕の赤みと盛り上がりを改善し、痒み、痛みに対処する治療として、ロングパルスYAGレーザーなどのレーザー治療が効果的です。
また、保湿剤だけでも痒み、痛みは多少軽快するものですし、シリコンゲルシートも瘢痕の治療に有効です。
ケナコルトAは瘢痕を委縮させる目的で1~2カ月に1度の頻度で瘢痕内に注射しますが、
長期継続で骨密度の低下(骨粗鬆症)などの副作用が起きることがあるので、経過を診ながら慎重に適応を判断しなくてはなりません。
注射頻度、注入量を検討しつつ継続することは可能です。

瘢痕の治療で完治ということはありません、すなわち瘢痕が全く無くなることは無いのです。
「足は治らない」とか「終診」という言葉を形成外科医が口にすることは、無いはずです。
担当医との間で、言葉の伝え違い、言葉のとり違いが起きているのではないでしょうか。
痒い、痛いなどの症状がある限り、患者さんご自身に瘢痕を治したいという気持ちがある限り、何らかの対処や治療は存在します。
痒み、痛みを軽減したい気持ち、通院が大変なこと、肩がつっぱること、腕と肩は以前の方が楽だったことなど、全てを担当医に伝えて複数の治療法を提案して貰い、内容をわかりやすく説明して貰い、担当医だけでなくご自身が中心となって治療法を選択してください。
Q40 相談者 ニックネーム:なお 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性

3度のやけどを受傷して治療中です。初期の壊死組織除去にゲーベンクリーム、肉芽形成にアクトシン軟膏を処方されました。
医師の先生からはきちんと説明も受け自分でも納得しています、治療のほうも順調に進んでいます。
ネット上でやけどについて調べると、これらの薬剤を毒だのクズだのと貶している形成外科の先生がいらっしゃいます。
もちろん自分がかかっている先生のことは信頼していますが、このような情報を発信されると不安になる患者も多数いると思います。

A40 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
世の中にはいろいろな医師がいますが、薬の善し悪しを論ずること自体にはたいした意味がありません。
「壊死組織除去にゲーベンクリーム、肉芽形成にアクトシン軟膏」」が有効なのは確かですし、使用時期と使用法を間違うと弊害があるのも事実です。
大切なのは、薬を十分に理解して、上手に使用することです。

通常、出来るだけ早い治療が有効と判断すれば、専門外の医師でも速やかに治療を開始するものです。
その際行われた治療がその後の専門医の治療の妨げになることがあるため、極端な表現を使って、専門外の知識で漫然と薬を使用することを阻止しようとする医師がいるのです。
特に、熱傷を含めた表皮、真皮の外傷は、広い範囲でなければ生命に直接かかわることが少ないため、これまでは、外傷治療の専門的知識の無いままに一般外科医が治療をして、治療期間が長引いたり、後遺症が残ったりすることもありました。
外傷の専門的知識を一般医にも広めたいという思いが、一部の「形成外科の先生」に、「毒だのクズだのと」いうような過激な表現の「情報を発信」させることに繋がっているのでしょう。
一般の患者さんが「不安に」ならないための対策は、専門医におかかりになって治療方針を説明して貰い、使用する薬の意味と使用法を十分にご理解なさることです。

例えば、意外に思われるかもしれませんが、今おかかりになっている主治医の言葉の中で重要なポイントは、「初期の」という表現なのです。
ゲーベンクリームは漫然と長期的に使用する薬ではありませんし、III度熱傷ならば治療の長期化と後の瘢痕拘縮を防ぐために、保存的治療よりは植皮をした方がよいかもしれません。

薬を含めた治療法の是非を検討するには、専門的あるいは専門に準ずる知識が必要なのです。
熱傷創の部位と状態、仕事や生活環境、治療に対する理解度までを含めて経過を予想して治療方針を検討することが重要なので、どうぞ主治医とよくご相談なさって治療に専念してください。

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