傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 火傷
  1. その他(場所を特定しない・複数の部位)
Q21 相談者 ニックネーム:1歳7ヶ月男児ママ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

90度のお湯の入った水筒500ミリを被り、1歳7ヶ月男児が火傷しました。水で2.3分冷やしましたが、右頬と右たぶ、右上腕前面と右腋窩、右腋窩上部の胸部に水泡と一部水泡がやぶれて、表皮剥離部は赤い色になっていました。浅達性2度熱傷で小児10パーセントと診断あり10日間入院しました。毎日生食で洗浄し、頬と右上腕と右腋窩と右胸部の傷にフィブラストスプレー噴霧し、周囲にはプロペト塗布し、デュオアクティブET貼付しました。最初の3.4日は浸出液も多く、1日2回張り替えていましたが、4日目からは1日1回、同上処置を繰り返し10日後、右頬と右上腕、右腋窩上部胸部も上皮化していたため、フリーとしました。右腋窩だけ、浸出液はありませんがまだ白っぽくふやけていたため、デュオアクティブET貼付したまま退院となりました。本日14日目には右腋窩も白っぽいふやけなく上皮化しておりフリーとなりました。退院処方はプロペトで1日2回塗布、日焼け止めクリームを塗るようにとなっています。主治医からは、茶色い色素沈着や肥厚性瘢痕は残らないが色素脱失は起こるだろう。そして、色素脱失は予防も治療もないといわれました。そこで質問ですが、ネットで調べたのですが色素脱失は皮膚の細胞が壊されたことによりメラニンが作られないために起こるのでしょうか?色素沈着にはバイオイルやエンビロンなどビタミンAやE、Cなどの美白化粧品が効果あると言われていますが、色素脱失は何も予防法や改善法はありませんか?日焼け止めと、上記バイオイルやエンビロンを塗布しようと思っていますが、病院でもらったプロペトのような油脂性軟膏の方が傷跡を綺麗にするのにはよろしいのでしょうか?上腕は肥厚性瘢痕になりやすいと書いてあったのですが、たまに掻いてしまうため、保護のためにシリコンジェルシートは貼っても大丈夫ですか?1日2回保湿剤塗布なのでお風呂上がり保湿剤塗布して、貼付して、朝起きてまた1度剥がして保湿剤塗布して貼付すると刺激にはなりませんか?

A21 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
熱傷治癒後の肌に心がけていただきたいのは、保湿と紫外線対策です。
保湿と紫外線対策が出来るなら、材料は何を使っても構いません。
色素沈着はメラニン色素が過剰に産生されたかメラニン色素が真皮層に沈着したために、色素脱失は表皮基底層に存在するメラニン細胞が外傷によって損傷・脱失したために起こります。
プロペトもバイオイルも保湿を目的として塗布するのですが、質感は全く異なるので、生活習慣に合わせて使い易い方をお使いになればよろしいでしょう。
エンビロンはレチノール誘導体を含有するので、熱傷後の特殊な状況とはいえ必要もないでしょうし、幼小児の肌への使用はお勧めしません。
いずれの部位も2週間以内に上皮化が完了しているので肥厚性瘢痕になる可能性は低いと予測しますが、ご自身での掻把を防ぐ目的のためにシリコンジェルシートを使っても問題はありません。
シリコンジェルシートだけでも保湿になるので保湿剤塗布は必要ありませんが、むしろ汗によるかぶれに気を付けてください。
ケアの如何にかかわらず一時的に炎症後の色素沈着が起きることも少なくないのですが、恒久的な色素沈着を防ぐため紫外線対策をしてください。
色素沈着が起きた際、主治医に相談のうえビタミンCなどの美白化粧品をお使いいただいても構いません。
色素脱失が起きても、周辺からメラニン細胞やメラニン色素が入り込んで色素脱失斑が小さくなる可能性がありますし、毛穴に一致した部位のメラニン細胞から色素が供給されていくこともあります。
熱傷は上皮化して治療が終了するのではなく、不便なく生活が出来て、瘢痕や色素沈着・色素脱失などが気にならなくなるまでが一連の治療なのですから、熱傷治療の初期段階から上皮化後を見据えて治療を計画する必要があるので可能な限り専門医にかかることをお勧めするのです。
もちろん今おかかりになっている病院の担当医で構わないのですが、信頼できるとお感じになる医師を主治医として、定期的に経過を診て貰い、気になることは全て主治医にご確認いただき、主治医と二人三脚で気長に治療を続けてください。
Q22 相談者 ニックネーム:ちえみ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

娘が生後5ヵ月の時にスーパーの袋の中のドライアイスが30秒ほど当たってしまい、火傷をさせてしまいました。すぐに小児科へ行き、アズノールを処方され、ガーゼを巻いて保護して様子を見て下さいと言われました。その後水ぶくれになり、皮がめくれ、1ヵ月ほどかけて治りましたが、白い跡(1平方cm)が3箇所ほど残ってしまいました。
現在8ヵ月になり、傷跡が消えないので近所の皮膚科へ行きましたが、「基本的にはどうにもならない。イボ治療に使う漢方があるから、3ヵ月ほど飲ませて効果がなければ、中止しましょう」という説明のみで、これから傷跡が残るか、薄くなっていくかの見込みすら説明がなく、外科的処置の要否もわからず、ヨクイニンを1日3回服用しています。
ネットなどで、白くなってしまった火傷跡は残ってしまい、自然に治すことは難しいことはわかっていますが、今後少しでも傷跡を目立たなくするには、今から美容外科へ行くべきなのか、それとも赤ちゃんのうちは何もせず、大人になってから美容外科などで治療をするべきか、どうするのがベストなのでしょうか。
その他にも後悔しないよう、今できることは何でも試してみようと考えています。明日からでも市販薬のアットノンや、保湿、日焼け防止に努めたいと思います。

A22 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
健常な肌は、表皮の最深層(基底層)にメラノサイト(メラニン細胞)が存在しメラニン(メラニン色素)を作り出しています。
低温熱傷(Ⅱ度SDB)で白斑が残っているというのは、表皮基底層~真皮浅層までの損傷でメラノサイトが消失した可能性があります。
肌の質感は周辺皮膚と差異は無いが色が白く抜けているだけならば、数年以上の時間をかけて周辺からメラノサイトの侵入があるかもしれませんし、白斑周辺のメラノサイトが作り出したメラニンが白斑部分の表皮細胞に分配されて、肌の色調が緩徐に回復する可能性があります。
白く色ぬけした熱傷瘢痕ならば、特に治療をしないでいた場合多少の変化はあっても大きな改善を望むことは難しいでしょうが、フラクショナルレーザーなどの処置が有効かもしれません。
また、白斑の部位にも依りますが培養表皮移植で色調が改善する可能性もあります。
いずれにしろ、乳幼児に積極的に侵襲的な処置をするだけのメリットは少ないと考える医師・医療機関が多いでしょう。
特に著効が期待できるわけではありませんが通常の保湿クリームなどで構わないので保湿をしておくとよいでしょうし、薬局などで手に入る傷跡ケア商品をお使いになっても構いません。
治療に関しては直ちに治療計画をたてるのではなく、信頼できる形成外科あるいは美容皮膚科を受診して定期的に経過を診て貰い、須年~数十年の長期的な経過の中で適時適当なアドバイスを貰ってください。
Q23 相談者 ニックネーム:もず 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

一歳になったばかりの娘が、出来立てのラーメンを引っかけ右腕ほぼ全体的と顎下、胸に2箇所にII度以上の熱傷をしました。火傷直後に服を脱がせて水をかけてしまった為腕の皮は剥がれてしまい、そのまま救急車で30分のところにある救急外来へ。リンデロンを塗ったも思われるくっつきにくいガーゼで覆われて包帯をして帰宅しました。
次の日に皮膚科へ紹介状を持参し来院。その日からは、エキザルベ等を塗ったくっつきにくいガーゼで処置になり、1週間経ちます。熱傷度が浅い部分なのか、胸の小さい箇所と顎下は少し赤みを帯びていますが上皮化している様にも見えますが少しつっぱっているよ様に見えます。
毎日石鹸泡で火傷部分を洗い、エキザルベを塗ったガーゼでの処置も家でする指示の為行っています。まだ腕は血が滲み、赤と白い部分が混在し上皮化していないようです。
エキザルベについては、ネット界隈で良くないという文も見られ、本当にこのままこの治療で良いのか不安でなりません。
ただ、在住の県で湿潤を調べると何軒かありますが、どこもどんな風に治療を進めているか、実績はどうかが分からず、信用できない為受診まで至っておりません。
ちなみに、近くの町医者の方も湿潤療法しているという情報がありましたが、本当に食品用のラップを使用しているとの事で、1歳児にそれでいいのか疑問しか浮かばず、感染症などが怖くて受診してません。
ネットでは湿潤が痛くない、綺麗に治ると言っているのでそちらが良いのか、通院している皮膚科の医師は湿潤は綺麗な傷にする方法で、火傷の傷は綺麗じゃないから向かないと言っていた言葉と、どちらを信じれば良いのでしょうか?
とにかく娘の火傷がほとんど跡やひきつれなどが残らないのであれば、方法は拘ってはいないです。ですが、より良い方法があるのならそちらにすがりたいです。

A23 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
Ⅱ度SDBは軽症の熱傷、Ⅱ度DDBは重症の熱傷です。
熱傷創面は様々な重症度が混在するのが通常です。
受傷後「1週間」で「少し赤みを帯びていますが上皮化している様にも見え」る部位はⅡ度SDBで、「血が滲み、赤と白い部分が混在し上皮化していない」部位はⅡ度DDBなのでしょう。
また、「1歳」の幼児の「右腕ほぼ全体的と顎下、胸に2箇所」なら、30%前後の熱傷面積でしょうから、軽症の熱傷とは言えません。
治療方針の決定には診察をしての判断が最優先されるべきことを十分にご理解いただいたうえで、以下の一般論をお読みください。
「ラーメンを引っかけ」て受傷した熱傷創は、その後の処置さえ適切なら汚染されることは少ないので「湿潤療法」が適応されます。
ただし、感染創に「湿潤療法」は避けたほうがよいので、自宅での処置に汚染の恐れがある場合(処置に慣れてなかったり、小児の創は安静が保てなかったりするため)は敢えて「湿潤療法」を避ける判断がなされることもあります。
また、感染防御作用、肉芽形成促進作用及び抗炎症作用を期待して「エキザルベ」軟膏を塗布しているのでしょう。
「エキザルベ」軟膏は副腎皮質ステロイド成分を含有するため、熱傷創に塗布して閉鎖療法(=密閉療法)(≒湿潤療法)をすると吸収速度が早められ、ステロイドを全身的投与した場合と同じ副作用が出る可能性があるため、幼児の熱傷に「エキザルベ」軟膏を使うなら湿潤療法は避けるべきです。
先ずは冷静になって、おかかりになっている「皮膚科の医師」に現在の創状態の評価と、今後の治療方針、今後の経過予測を説明して貰ってください。
もちろん、説明を聞いたうえで、不安な点は改めてお尋ねになってください。
また、上皮化完了後に瘢痕の経過を診て貰えるのかも確認したほうがよいでしょう。
熱傷は上皮化して治療が終わるのではなく、上皮化後の瘢痕拘縮が無く、瘢痕が目立たなくなるのが目標なのですから、熱傷創の治療の時点から先を見据えた治療計画をたててくれる医師を主治医とした方がよいかもしれません。
インターネットを使った情報収集で、専門家以外の意見は参考になりません。
熱傷に限らず外傷は、創状態を実際に診察した医師の判断を信頼すべきです。
おかかりになっている医師の意見に不安がある時にほかの医師のセカンドオピニオンを求めても構いませんが、診察なしに具体的なアドバイスは出来ません。
湿潤療法は特別な治療ではないのでホームページなどにわざわざ提示していない施設も少なくありません。
ご心配でしょうから、一度だけでも形成外科を受診してご相談なさることをお勧めします。
Q24 相談者 ニックネーム:ぽん 患者様(相談対象者) 年齢:無記入 性別:女性

仕事で熱湯をかぶり背中、腰、お尻にかけての広範囲と左手親指と人差し指にⅡ度の熱傷を負いました。
1日入院した後、形成外科に通院しています。
指の方は水疱を破りワセリンを塗ってドレッシングで保護をする処置をしていただきました。
2週間経ち、もうワセリンも保護もしなくても大丈夫と言われたのですが、皮膚が茶色で硬くテカテカしていて不安です。どちらの指もひきつっていて曲げるのも大変です。痛みや痒みも無くこの硬い皮膚が剥がれそうな気配が無いのですが、保湿しなくて大丈夫なのでしょうか?

A24 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ハンドクリームなどでも構わないので、「保湿」をしておいてください。
受傷後「2週間」で上皮化が完了しているので、瘢痕拘縮を起こさない可能性は高いと考えます。
ただし、手指の熱傷は上皮化すればよいのではなく、整容面・機能面の回復が必要なのですから、手の外科を標榜する整形外科や形成外科で一度診ていただくことをお勧めします。
Q25 相談者 ニックネーム:ケイ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

油で火傷をしまして、赤くピリピリするような焼け跡でしたので、キズパワーパッドを貼りまして5日経ちました(中一回交換しています)
今、患部は薄い新しい皮膚が出来上がっていて、もう体液は出て来ていない様ですが、赤くなっています。触っても痛みはなく、ツルッとしています。 
傷跡が残らない様に完治を目指すためにはこの後どうしたらいいのでしょうか? クリームや、患部を覆う必要はありますか? 2x2cmぐらいの火傷跡です。

A25 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
保湿と紫外線対策が必要です。
Ⅱ度SDBの上皮化後に「傷跡が残らない様に」とお考えならば、直ちに形成外科か皮膚科を受診してください。
Q26 相談者 ニックネーム:ぴーまん 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

9日前に油による浅達性II度の火傷を負いました。
その日のうちに病院にかかり処方されたワセリンを毎日朝晩ぬるま湯で洗った後塗り続けて昨日漸く皮膚が戻ってきました。診察を受けてもう通院はしなくていいと診断されたのですがポツポツと赤いものが傷口に見えます。これは毛穴なのでしょうか?また、偶にまだ少し痛む時があるのですがこれはいい感じで治ってきているということなのでしょうか?石鹸で泡立ててから洗っているのですが少し臭うのも治っている過程なのでしょうか?

A26 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「油」による熱傷は、受傷時に「油」が表皮の表面を流れ落ちるので、Ⅱ度SDBの深度の熱傷で済むことが少なくありません。
創面に「ポツポツと赤いものが」あって「少し臭う」ならば、完全に上皮化が完了していないのかもしれません。
また、上皮化完了の判断とともに「もう通院はしなくていいと診断された」ということは、熱傷瘢痕や色素沈着まで含めて治療・フォローアップをする病院ではないということなのでしょうから、必ずしも熱傷治療に精通している病院ではないということなのかもしれません。
形成外科を受診して、ご相談なさることをお勧めします。
Q27 相談者 ニックネーム:きなこ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

やけどの傷跡が、ひざと腕にあります。ひざにあるのは7年前のもので腕にあるのは3年ほど前の傷跡なのですが時間が経過したやけど跡はどういった治療をすればよいのでしょうか。そもそも傷跡を消すことは可能なのでしょうか。病院に通うのも皮膚科なのか形成外科もどちらになるのか教示願います。

A27 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕の部位、大きさ、状態、周囲の皮膚の緊張などで、勧める治療方針は異なります。
ただし、どんな治療をもってしても、目立たない瘢痕にすることは出来ても元の肌に戻すことは出来ません。
形成外科を受診してご相談なさってください。
Q28 相談者 ニックネーム:かんぷー 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

8歳の女児です。一週間前になべの柄に腕をひっかけ汁を腕と足にかけてしまいました。
皮膚科で湿潤療法を受けています。足はよくなりました。腕がよくありません。
一部は受傷直後から皮が剥がれてしまいじくじくしており、今も変わりません。
受傷5日後、シャワーをした時にそこから水が入り、その周りの皮もべろっとはがれてしまいました。
するとそこも同じようにじくじくしているのです。
皮膚科にまた明日行きますが自分がパニック状態です。
いろいろ調べるとかなりひどい状態かと。本人が元気なので少し甘くみていたのかもしれません。大丈夫でしょうか。

A28 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「皮膚科」の担当医の指示に従ってください。
Ⅱ度熱傷の部位は、「受傷5日後」ならばまだ上皮化が完了する時期ではないので、表皮が「剥がれて」「じくじくして」いる状態でも、熱発と疼痛が無ければ焦らないでください。
また、お子さんが創面を擦らないよう、遊んでいるときに創を汚染しないように気を付けてください。
「皮膚科にまた明日」おかかりになるなら、現在の創状態の評価と今後の治療方針、予測される経過を冷静にお尋ねになるとよいでしょう。
Q29 相談者 ニックネーム:くろ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

15年前に重度の全身熱傷を負い今では日常生活は普通に出来るまで回復しています。
しかし、更年期のような突然の大量の汗に悩んでおります。(突然大量の汗が止まらなくなる。寝汗がびっしょりなど。)
甲状腺の検査や年齢的な更年期などの検査をして貰っても異常はありませんでした。
やはり広範囲の火傷による皮膚呼吸や、体温調節に異常をきたすことはあるのでしょうか。
精神的な問題もあるかと思いますが(精神科には入院中から通っております。)それ以外の問題もあるような気がします。
何科に相談したらよいのか見解をお願い致します。

A29 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
身体が広範囲に熱傷瘢痕で覆われている場合、全身から出るはずの汗が健常な部位の肌から発汗して、「突然大量の汗が止まらなく」なったり「寝汗がびっしょり」になったりすることがあるかもしれません。
皮膚科あるいは形成外科で、発汗する部位と発汗しない部位を確認して貰い、瘢痕治療が発汗に有効かどうか相談してください。

「全身熱傷」が大量の発汗に関係しているならば、その症状は熱傷が瘢痕治癒した時点から始まっているはずです。
「熱傷」受傷後「15年」経過して多量の発汗の症状が出現したなら、「熱傷」とは関係なく基礎体温が上昇していると考えられます。
肝機能障害で大量の汗をかくようになることもありますが、やはり女性ホルモンの急激な低下がほてりと汗の原因になっていることが少なくありません。
女性ホルモンの低下ではなく女性ホルモンの急激な変化が大量の発汗の原因になるので、内科あるいは婦人科で再度検査なさってください。
Q30 相談者 ニックネーム:なな 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

2ヶ月ほど前に根性焼きをしてしまい、次の日に形成外科にいきました。リンデロンを塗って被覆材で処置をしばらくしていました。今は茶色い色素沈着で真ん中は赤く少し盛り上がっています。
仮に赤みや色素沈着が今後消えるとしても、治るまで半袖が着れないし、どうしても今丸い跡でなくしたいです。色々調べたら切除して一本の線にするというのがありました。
この手術を今受けたいのですが、可能ですか。

A30 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
熱傷後色素沈着と肥厚性瘢痕は、受傷後6か月経過するまでに症状が刻々と変化します。
おかかりになった形成外科で、今後の経過予測と治療方針を十分に説明してもらってください。
「切除して一本の線にする」瘢痕形成術は、受傷後6か月以上経過してから適応を検討するのが一般的です。

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