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創傷治癒よくある質問

  1. 火傷
  1. 下肢
Q41 相談者 ニックネーム:ごろう 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性

一週間前に足に熱湯をかけて、火傷をしました。水泡ができ、足を冷やし医者に行きました。
丁度、ひざ付近で足を曲げていると痛みが少なく、足を伸ばして歩けないんです。どうしたらいいですか?無理してあるかないほうがいいですか?
日曜日から出張で大阪に行きます。階段も辛いです

A41 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「痛み」がある間は、安静をお勧めします。
本来は、「無理してあるかないほうがいい」でしょう。
どうしても「出張」が必要なら、湿潤療法専用の創傷被覆材を使用した閉鎖療法をお勧めします。
もちろん鎮痛剤の内服をなさってください。
Q42 相談者 ニックネーム:かよ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

8月13日7時半頃、キャンプで訪れていた野外でフライパンがコンロから落ち、座っていた息子の左太腿に落ち火傷してしまいました。
その後すぐに流水で冷やして近くの病院で応急処置をしてもらいましたが、色々と検索して
いると浸潤療法がいいとの情報を見つけ、夕方、その治療を受ける為他院に受診に伺いました。
そこで破れた水疱を除去後、水洗し、プラスモイストを患部に貼り防水テープをして頂き帰宅しました。2~3日間は浸出液が多量で同じ処置が続きましたが、18日くらいから浸出液がほぼ出なくなり、防水テープでは汗で周りに湿疹ができて、掻いてしまうので、プラスモイストの上にガーゼになりました。素人考えなのですがその辺りから患部の周りが乾燥しているような気がします。浸出液が出なくなった場合少しでも乾燥を防ぐような被覆材を使った方がよろしいでしょうか?また、今受傷から1週間経ち、増殖の時期に入っているように見えます。熱傷が真皮まで達している場合少しでも瘢痕組織を減らす為には今どのような事をしてあげるのが良いのか方法があればお聞きしたいです。今現在は白かった創傷が全体的に赤く変化している状態で毎日水洗、プラスモイストの交換に伺っている状況です。

A42 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「フライパンがコンロから落ち、座っていた息子の左太腿に落ち」たということですが、大腿に一瞬だけ「フライパン」が接触したならば、通常は「熱傷が真皮まで達している」ということはありません。
「フライパン」の中にあった粘性のある液体や食べ物が大腿に一定時間とどまった場合や、衣服に極めて熱い液体が付いて衣服の上から水を掛けるなどして直ぐに冷やすことが出来なかった場合は、熱傷が真皮まで到達している可能性も否定できません。
受傷5日目から「浸出液がほぼ出なく」なったならば、熱傷創が上皮化してきたということではないでしょうか。
上皮化が完了すれば、湿潤療法は必要ありません。
湿潤療法も早く上皮化させて瘢痕を最小限に抑えるために湿潤療法で治療をなさったのですから、実際に創状態を診察なさっている主治医に現在の創状態の評価と今後の治療方針をご確認いただくのが最善の行動と考えます。
主治医が上皮化後の瘢痕のケアや治療について明確な回答をお持ちでなければ、早期に形成外科をご紹介いただくとよいでしょう。
Q43 相談者 ニックネーム:aya 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:無記入

先週あたりに、茹でていたお湯がはね左足にかなりかかり火傷をしました。かなり熱く痛かったのでその日は冷やし、午後は少し歩けるようになり次の日病院に行きました。そこで水ぶくれを3つ潰してもらい薬を処方され帰ったのですが、次の日くらいからまた同じ箇所が潰したはずなのに水ぶくれになりました。そして3つのうちの一つはすごく小さかったので治ったのですが、後の二つは大きい方は表面に皮膚ができ治ってきています。
しかしもう一つの方は、潰れてしまいまた絆創膏などによりできてきていた表面の皮膚も剥がれ、この過程を二日間繰り返していたら、周りが腫れて膿が止まらなく、表面の皮膚もできてないまま下の赤い身が見えています。
処置してもらったのに再度水ぶくれになり、こんな状態になることはあるのでしょうか。

A43 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
Ⅱ度SDBです。
「周りが腫れて膿が止まらなく、表面の皮膚もできてないまま下の赤い身が見えて」いる状況は、感染あるいは擦れによって、Ⅱ度SDBからⅡ度DDBに症状が悪化している可能性があります。
熱傷は、上皮化までの経過だけでなく上皮化後の色素沈着や瘢痕形成と瘢痕拘縮を考慮しながら治療する必要があります。
おかかりになっている病院が熱傷治療に長けている施設ならよいのですが、可能ならば一度、形成外科など熱傷の専門病院で診察をお受けになったほうがよいでしょう。
Q44 相談者 ニックネーム:チロル 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

3日前ヘアアイロンを太もも内側に落とし火傷しました。
赤くなった範囲は3×3.5cm大ですが、その内0.7×3cmの水ぶくれができました。
痛みはその日だけだったのですが、その2日後街を歩き回ってると、たまに足の内側がビリビリと火傷の辺りから太ももまで痺れました。
これは火傷が原因でしょうか?
今日はその様な痺れはありませんが、患部というより患部周辺10cm上下辺りが立ち上がったりすると少し痛いです。
気にした方がいいでしょうか?
因みに病院には行っておらず、患部はラベンダーオイルを塗布しており、水ぶくれは今日の夕方破れましたが、皮膚は剥がしてません。
傷跡は外回りから少し薄くなってきており、特に悪化してる様子はありません。

A44 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「赤くなった範囲」はⅠ度熱傷なので、受傷後数日でも「傷跡は外回りから少し薄く」なります。
「水ぶくれ」が出来た部位はⅡ度SDBでしょうが、擦れたり感染を起こしたりすれば創は深くなり悪化します。
自己ケアだけで問題なく治癒することもありますが、経過を診て貰うためだけでも構わないので形成外科や皮膚科を受診することをお勧めします。
Q45 相談者 ニックネーム:あい 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

10年程前に熱湯をかけてしまい火傷をしたところが、年に1,2回赤く腫れて痒みと痛みが出ます。かいてしまうと後から水ぶくれになります。
場所は右足の人差し指から小指にかけての付け根~甲です。
火傷した当時は大きな水ぶくれになったのですが、その後割れて、消毒して冷やして傷を保護するくらいで、病院にはかかりませんでした。
2年位前に出た赤みで皮膚科で見て頂いた際には、火傷跡が皮膚癌になることもあるので気をつけるようにと言われました。
この繰り返す症状は一体どのようなもので、今後どうしたら良いのでしょうか?

A45 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
発汗障害と擦れのために「腫れて痒みと痛み」が出現します。
表皮も完全に再生されていないために、強い擦れでなくとも水泡ができやすいのだと考えられます。
潰瘍を繰り返しているわけではないので、「火傷跡が皮膚癌になる」瘢痕癌の可能性は高くないでしょう。
化繊の靴下を避ける、ストッキングは趾先が擦れないようにフィットするものを選ぶ、趾先がきつくない靴にするなどの対応が必要でしょう。
一度、形成外科の診察をお受けになることをお勧めします。
Q46 相談者 ニックネーム:クマっこ 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

二週間前、料理でお湯を沸かしている最中に誤ってお湯を膝から下にかかってしまい、足はスリッパをはいていたため、逃れました。
すぐにズボンから水をかけ冷やし、救急病院へ行き、処置してもらい、次の日から、毎日近所の外科へ通院しています。
水ぶくれになり、何日かして、中にたまった液を出し、古い皮膚を切ったら、とても歩くのが困難になるくらい痛くなり、困っています。
今は、ゲンタマイシン軟膏とセフカペンピボキシル錠が処方されていますが、全く改善しません。皮膚を切除したら、このような状態になるものなのでしょうか?

A46 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
浅達性Ⅱ度~深達性Ⅱ度熱傷でしょう。
表皮が無ければ痛みはあります。
創面の擦れや創感染があると創状態は悪化します。
湿潤療法ならば、痛みは軽減するでしょうし、上皮化も促進されます。
一度、熱傷治療の専門外来を開設する病院でセカンドオピニオンを求めてみた方がよさそうです。
Q47 相談者 ニックネーム:ひぃ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

2/20日に間違った薬の飲み方をしてしまい、記憶が飛んでフラフラになり、失禁をしてしまい親にお風呂に入れてもらうために準備していたら、誤って転んでしまい、ストーブの上に座ってしまいお尻と太ももの裏を火傷をしました。
まだ、病院には行けておらず、市販の塗り薬とラップとガーゼで対処しています。明日、行く予定です。
1日寝ているような生活で動かないと痛みは無く、立ち上がり中腰になってる時座ってる時は痛いです。皮膚が引っ張られる感じがします。
黄色いしるが出ていて、水ぶくれができてます。
お尻は網焼きになり、焦げています。

入院や手術を避けてたいです。
ゆっくりで良いので治る方法ありませんか?

A47 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
浅達性Ⅱ度熱傷と深達性Ⅱ度熱傷の混合創でしょう。
湿潤療法で治療可能ですが、擦れたり感染を併発したりすると、熱傷深度がより深くなり上皮化が阻害されます。
先ずは形成外科にお掛かりになり、湿潤療法で上皮化が期待できるかどうか判断してもらい、「入院や手術を避けたい」というご自身の希望も含めて主治医とともに治療方針を決定してください。
Q48 相談者 ニックネーム:Y 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

9日前にストーブの上に据えてあったやかんの熱湯を誤って足首内側にかかりました。
大きな水ぶくれができ、2日後に病院で処置してもらいました。
傷口自体はあたらなけば痛みはないのですが、6日目頃になってから、立つと激痛がはしって立っていられません。

立つというより足を降ろしただけで辛く、足を上げていないと椅子に座る事も出来ません。
自分なりに調べたら、血流の流れの関係のようですが、5日目までは歩けたのに日にちが経ってから立てなくなった事の心配と、仕事も家事も出来ずにいる日々がいつまで続くのか不安です。
傷自体は完治に4週間くらいと言われましたが、歩けるようになるのはどれくらいかかりますか?
また少しでも早くよくなるために、効果がある事を教えて下さい。
子供の卒業式など行事も迫っていて焦っています。
コタツで足を伸ばしている時は、やけどの事も忘れるくらい平気なんですが。

A48 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
常に継続している状態ではなく、「コタツで足を伸ばしている時は、やけどの事も忘れるくらい平気」で、受傷後数日から出現した痛みなら、創部を中心とした浮腫が原因です。
立ち仕事を避けて、足を挙げておいた方が浸出液も少なく、治癒も促進されるでしょう。

また、お掛かりになった「病院」が熱傷治療の経験が豊富かどうかにも依りますが、「傷自体は完治に4週間くらい」という言葉が上皮化までの時間ならば、4週間という数字に具体的な根拠は無く、深達性Ⅱ度熱傷なので上皮化までに3週間以上必要で上皮化後は肥厚性瘢痕及び瘢痕拘縮の可能性が高いという意味合いとお考えください。
ただし受傷機転が「やかんの熱湯」ならば、通常は浅達性Ⅱ度熱傷なので、擦れたりしなければ3週間以内に上皮化は完了します。
熱傷治療は、創部の上皮化を待てばよいだけでなく、熱傷部位の状態、上皮化までの時間と経過、上皮化後の瘢痕および瘢痕拘縮、機能の回復、全身状態、数十年後の瘢痕癌の発症などを全て予測しつつ治療計画をたてる必要があるため、可能な限り熱傷治療に長けている病院にお掛かりになるべきです。

一般の方々への湿潤療法の浸透とともに、熱傷はその深度に関係なく湿潤療法で上皮化するという考えも広まりましたが、長期的な経過を考えたとき植皮などの手術をした方がよい場合もあるので、保存的治療、外科的療法、また上皮化後の瘢痕治療までも可能な病院を選んでください。
Q49 相談者 ニックネーム:たま 患者様(相談対象者) 年齢:20代 性別:女性

3ヶ月ほど前、180度くらいの油が足の甲にかかり、直径4センチほどの水ぶくれができました。
すぐに皮膚科にかかり、水ぶくれの中の液体を抜いてもらい塗り薬を処方してもらいました。
その後水ぶくれの皮膚がはがれ、そこに硬い皮膚?ができてしまったため、カデックスという薬を1週間ほどつけてやわらかくし、病院で皮膚を剥ぎました。それからまた最初と同じ塗り薬を塗って経過を観察。最初の受診から2ヶ月ほどしてやっとかさぶたが剥がれたのですが、火傷の箇所は赤く盛り上がったままでした。その状態でまたいつもの皮膚を受診し、今度はキズパワーパッドのようなものを貼ってもらい、1週間後に剥がし、それで治療は終わりだと言われました。1週間後に剥がしてそのまま過ごしていたら皮膚が薄いため炎症を起こし?赤い水泡ができてしまいました。再び皮膚に行って水泡の液体を抜き、また最初と同じ塗り薬を塗っています。
このように3ヶ月も経つのに一向に治る気配がありません。傷は綺麗に治らないと言われたのですが、これ以上治療法はないのでしょうか?また、病院を変えたほうが良いですか?

A49 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
現在お掛かりの病院の担当医の治療方針を詳しく訊いたわけではないのですが、メールの通りの受傷機転と経過だとすれば肥厚性瘢痕は必発と考えられますし、足背ならば上皮化しても靴などで擦れる部位で同様の経過を繰り返す可能性が高いので、熱傷や難治性潰瘍および瘢痕の治療に詳しい病院にお掛かりになった方がよいかもしれません。
形成外科を紹介して貰ってください。
Q50 相談者 ニックネーム:チャチャ 患者様(相談対象者) 年齢:男性 性別:無記入

知人が1週間前に右足の膝から下にかけて、熱湯をかぶり、広範囲で火傷しました。
しばらく冷やして様子みましたが、火傷部分が水泡となり、寝ている間に、破けて表皮は剥がれ落ちたそうです。
皮膚は赤く、浸出液が多く、痛みもありましたが、仕事が忙しく、自分でガーゼ保護してたとのこと。
しかし、あまりの痛さで心配になり、受傷から4日後に病院受診、創部を洗浄され、軟膏等は塗らずそのまま湿潤療法専用の保護材を貼ってもらったそうです。
4日後に受診をと言われたものの、その後、痛みが増強、臭いもあり、予定より1日早く受診。
臭いは、保護材の臭いらしいですが、皮膚は赤紫色になっていたそうです。
溜まっていた浸出液を拭き取った後、また保護材を貼ってもらったそうですが、痛くて日常生活にも影響があるそうです。
ネットでは、湿潤療法は痛みを軽減されると書かれているのに、このままの治療でよいのか、赤紫になっていたと言ってた皮膚状態がわからず心配です。

A50 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ご心配なお気持ちはお察しいたしますが、当事者でない方からのご質問は、ご相談内容の詳細が必ずしも正確でないことが少なくないので、はっきりした回答が出来ないということをご理解いただいたうえでお読みください。

ご相談の受傷機転、治療経過、症状ならば、浅達性Ⅱ度熱傷と深達性Ⅱ度熱傷の混在と判断すべきでしょう。
受傷時に浅達性Ⅱ度熱傷であっても、その後の処置や感染状況によって深達性Ⅱ度熱傷に進行することもあります。

先ずは「湿潤療法」で経過を観てよろしいと考えますが、「膝から下」(下腿)は必ず浮腫みが出現しますし、日常生活だけでも擦れなどの刺激が起きる部位なので、特に「広範囲」熱傷ならば安静が必要です。

実際に診察をすれば判断が異なったものになる可能性もありますが、ご本人が通院加療をお望みになったとしても、入院して治療すべき熱傷と考えます。

自宅ケアをするとしても、極力歩き回らずに、横になって足を高く上げておいた方がよいでしょう。
熱傷の専門病院にお掛かりになってください。

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