傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 火傷
  1. 下肢
Q11 相談者 ニックネーム:令和のうさぎ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:無記入

3/18日ヤカンの熱湯をこぼし右足に火傷をしてしまい夜間診療にて応急措置、その後見立てとしては二度の熱傷と言われました。土曜日とゆう事もあり、翌週の月曜日、再度形成外科を受診してと助言され月曜日に受診しました。
土曜日には無かった水疱も大きくなり、月曜日に水疱の皮を除去してもらいました。そのときにワセリンと、メロリンガ-ゼにて保護治療。
感染症予防の為、一日2回は洗浄と交換をして保湿を保ってと指導されました。
そこで二回の洗浄方法ですが、毎回ボディーソープや石鹸で洗って綺麗にしてくださいと言われたのですが、一日2回も石鹸で洗うと只でさえ、肌バリアが無いのに良い皮なども落ちてしまうような気がするのですが、これは普通に石鹸を毎回使用しなければいけないのでしょうか?
夜はお風呂でボディーソープを使用するので、分かるのですが、朝の取り替えの洗浄もボディーソープを使用するのに少し抵抗があります。
3/23日時点でも、毎回メロリンが-ゼに黄色い体液が付きます。量も同じような感じなので、少し不安で相談させて頂きました。

A11 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的には、汚染されていない熱傷創の洗浄に毎回「ボディーソープや石鹸」を使わなくてはいけないということはありません。
ただし、実際に診察で創状態を確認した「形成外科」の医師が、「一日2回」「ボディーソープや石鹸で洗って」、「ワセリンと、メロリンガ-ゼ」で「保湿を保ってと指導」しているのですから、その通りになさって構わないと考えます。
熱傷という特殊な条件の治療に際して、健常な肌の保湿能力を指す「肌バリア」という美容用語にとらわれない方がよいでしょう。
「一日2回」の「ガーゼ」の交換の主目的は「感染症予防」ではなく、「ワセリン」による「保湿」ではないでしょうか。
また同時に、「感染」や擦れが無いことを確認して頂いているのでしょう。
「黄色い体液」が乾いて「メロリンガーゼ」が創面に張り付かないためにたっぷりと「ワセリン」を塗ることになるので、たっぷりの「ワセリン」を洗い流すために「ボディーソープや石鹸」を使っていただくよう指示があったのではないでしょうか。
近日中に再診の指示があったはずですし、浸出液が減った段階で閉鎖湿潤療法に移行するつもりなのかもしれません。
おかかりになっている「形成外科」の医師の治療方針が判らないので、具体的なアドバイスは出来ません。
現在の創状態の評価、治療方針、今後の経過予測など、疑問点・不安点は全ておかかりになっている医師にお尋ねになってください。
Ⅱ度SDBならばおよそ2週間以内に上皮化しますが、足背は擦れや乾燥、感染を比較的起こし創状態を悪化させやすい部位なので、日常生活にも気を付けて慎重に治療なさってください。
Q12 相談者 ニックネーム:おこママ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

ダルマストーブにぶつかり、やかんの熱湯を左もも裏とすね全体と足首に浴び、自宅で冷水シャワーを浴びた後皮膚科を受診しました。
当日は1度との診断でした。その後水脹れを破ることを含む手当を自宅で続けています。

当初から痛み止めを服用し1週間が経ちました。足を高く上げていると楽なのですが、下ろした時は激痛を伴います。また、手当中の無理な開脚や無理な歩行により股関節の負担が日々強くなるので困っています。

担当ナースに相談したら、『動かないことも原因になっているかもしれないのでじっとしていてはいけない、極力動きなさい』と言われました。
特に症状がひどい足首は動かすたび包帯が食い込むように強い負担がかかり、夕方になると足首がむくみ、動かすことは大きな苦痛です。

Q1. 脳のリハビリは早くから始めた方がいいとは聞きますが、ヤケドの場合も必要なのでしょうか?逆に治癒が遅れるような気がしています。

Q2. 動くこと前提であれば、締め付けられた包帯が食い込まないように足首だけでも緩く巻いても良いものでしょうか?

今この時期に動かないことはリスクになるのでしょうか?
日常どのように過ごすのがいいのか、ご教示お願いいたします。

A12 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「水脹れ(水疱)」が出来ている部位はⅡ度SDBです。
上皮化が完了するまで、安静にしておくべきです。
もちろん「足を高く上げて」おいて構いませんし、むしろその方が浸出液も少なく治癒が早いでしょう。
ガーゼや包帯で擦れると熱傷深達度が進行するので、「包帯が食い込まないように」してください。
湿潤療法の熱傷治療に精通した病院で治療するのが、熱傷治療のベターチョイスです。
関節部にかかる熱傷は瘢痕を残さないように特に注意が必要ですから、最新の熱傷治療法に精通した病院で治療してください。
Q13 相談者 ニックネーム:ジーニョ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

5日前の水曜にバイクのマフラーでふくらはぎの後ろを火傷をし、水と氷で冷やした後に水ぶくれが出来る前にキズパワーパッドをドラッグストアで買い受傷日に貼りました。翌日木曜、水ぶくれが出来ていてキズパワーパッドも白ではなく肌の色のように、茶色で膨らんでいました。剥がしていいのかも分からず病院に行く時間も無かったためキズパワーパッドは貼ったままでした。受傷してから2日後の金曜に皮膚科に行き、キズパワーパッドを取ってもらった際に水が大量に出て、病院で塗り薬2つを貰い、ガーゼを被せて貰いました。病院を出てからは塗り薬の上に被せるものを貰っていないのでキズパワーパッドに似たようなモイストヒーリングと書いてあるものをしばらく貼っていました。1日に3回ほど張り替えと薬を塗り土日を過ごしました。本日月曜になって、歩くと痛みが出ます。
長々と説明させてもらいましたが、家庭での処置の仕方が間違っていたのでしょうか。また、ハイドロコロイドを貼る前に軟膏など病院でもらった塗り薬を塗るのは良くなかったのですか?
また病院にかかるとすれば、同じ病院に行くべきなのか、別の皮膚科に行くべきなのか、形成外科に行くべきなのか教えていただきたいです。

A13 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
湿潤療法用の創傷被覆材は、浸出液の中に含まれる創治癒を促進する成分(細胞成長因子など)を創面に接して貯留させておく役割があります。
したがって、熱感、赤み、腫れ、疼痛の増強などの感染兆候がなければ、創状態を直接観察するとき以外は、湿潤療法用の創傷被覆材を貼り換える必要はありません。
創面からの浸出液が多すぎる場合、漏れ出した滲出液で創周囲の皮膚がかぶれてしまうので、湿潤療法専用の創傷被覆材を使えなかったり、貼り換えざるをえなかったりすることもあります。
皮膚科で処方された外用薬の成分と目的が明確でないので、ご相談の外用薬使用の是非はコメントできません。
歩行時の痛みは、感染によるもの、浮腫みによるもの、擦れによるもの、いずれか診察をしなければ判断が出来ません。
一方的な決めつけにはなりますが、自宅でのケア法を患者さんに詳細に明確に伝えることが出来ない病院は、創傷の治療を任せる施設として適していないと判断すべきでしょう。
皮膚科でも形成外科でも構わないので、受診の際に創の現在の状態と今後の経過予測を説明してくれ、更に治療方針と自宅での治療法を具体的に指導してくれる病院におかかりください。
受診して、違うと感じたら、病院を替える勇気も必要です。
Q14 相談者 ニックネーム:ステラ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

6歳のこどもです。1週間前にお茶の入ったコップを落とし、大腿部に子どもの掌サイズの火傷をおいました。すぐに冷やして近くの病院に行きましたが、ソフラチュールと消毒の処置と抗生物質が処方されました。何とか湿潤療法で治したいと思ったのですが、近くに病院がなく他の皮膚科を訪ねました。そこでは軟膏をたっぷり塗ったガーゼ、フィブラストスプレーの処置でした。思っていた湿潤療法ではありませんでしたが、他に病院もわからず、その病院の受診を続けています。負傷後1週間が経ち、先生は経過は順調だとおっしゃっていますが、今度は傷痕が心配です。傷としては負傷後翌日に全体的に薄い水膨れができ、2日後に1円玉くらいの大きさで敗れて穴が空いてしまっています。先生にきれいに治りますかと尋ねたところ、きれいに治しましょう。と微妙な回答をされ不安になっています。このままの治療を続けていいのでしょうか。

A14 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
上皮化を早め上皮化後の瘢痕の質感の改善までを考慮した、トラフェルミンと軟膏によって創面の湿潤環境を保った閉鎖療法です。
Ⅱ度熱傷(SDB)に対して、フィブラストスプレー噴霧、軟膏ガーゼの処置は、日本熱傷学会の熱傷診療ガイドライン改訂第3版でエビデンスレベルⅡ、推奨度Aとして強く推奨する治療法です。
外傷や熱傷は治癒・上皮化後の瘢痕がほとんど目立たなくなることはあっても、瘢痕が全く無くなることはありません。
きれいに治しましょうという言葉は決して微妙な回答ではなく、熱傷治療の臨床に携わる医師として、過剰も不足もない抑制のきいた極めて冷静な表現と考えます。
おかかりになっている皮膚科で、そのまま治療をお続けになってもよろしいのではないでしょうか。
Q15 相談者 ニックネーム:ゆー 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

13日前に、勤務先の飲食店で、大鍋の熱湯を被り、熱傷しました。右大腿部前面に、9×10㎝程の大きさの熱傷が2か所。
救急車で大学病院の形成外科に運ばれ、1時間医師を待ってゲンタマイシン・モイスキンパッドにて処置。浅達性Ⅱ度(SDB)か深達性Ⅱ度(DDB)、現時点では分からないとの初見です。
2日目の医師、3日目の医師に、深達性Ⅱ度(DDB)と診断され、3日目にフィブラストスプレーの処置をして頂き、近くの大学病院の形成外科に紹介状で転院しました。
治るのに数か月かかるとのこと、2週間後くらいに手術をすれば治りは早いと言われましたが、より痕が残るとのことなので、手術はしないことに。
フィブラストスプレー、ゲンタマイシン軟膏の処方をして頂き、そこにモイスキンパッドと包帯をして自宅で処置。昨日(熱傷から12日)の再診で(毎回違う医師です)、ほんの一部のを除き、ほぼ上皮化完了、
今後はヒルドイドを塗り、一か月後に受診するよう言われました。
見た目は薄ピンク色で、上皮化しているのは確かだと思いますが、5日前くらいから、毎晩、深夜~朝方4時くらいに強い痛みで起きます。赤みも濃くなり熱を持っているように感じます。日中はちくちくする程度です。上皮化しても、このような痛みは続くものでしょうか。病院で聞いても、明確に答えて頂けず、不安です。このまま1か月ヒルドイドのみで覆うこともしない状態で大丈夫でしょうか。

A15 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
温まると「熱を持って」「痛み」ます。
血管が新生され拡張しているので「赤みも濃くなり」ます。
上皮化したとはいえまだ擦れに弱いので、表面保護および肥厚性瘢痕対策として シリコンジェルシートを貼付します。
日中はヒルドイド、就眠時はシリコンジェルシートを貼付しておけば「痛み」は 軽減されます。
シリコンジェルシートの代わりに湿潤療法用の創傷被覆材を貼付すれば、まだ一 部上皮化していない創の治療にも兼ねることができますし、日中もそのままで構 いません。
以上は、創状態および上皮化したての瘢痕の状態を診察せずに一般論を述べてい ます。
申し訳ありませんが、メールでいただいた情報だけでは、的確な診断・アドバイ スは出来ません。
診察をして詳細な情報を手にすれば、アドバイスや治療方針も変わるのが常です。
診察の予約日が異なっていても、気になることがあれば直ちに受診して主治医に 確認し、指示を求めるのが最良の選択肢です。
Q16 相談者 ニックネーム:あ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

1ヶ月前にバイト先の下に置いてある大きい炊飯器で一瞬足を擦ってしまい火傷しました。大きさは縦7センチ、横3cmくらいです。そのときはしらずに保冷剤で直接5時間くらい冷やしてしまいました。皮膚科に行ってステロイド剤をぬったところ、水膨れが出来、破裂しました。そのあと、絆創膏を貼って夜剥がしたら、皮膚がめくれてしまい、抗菌のステロイド剤をもらいました。よくなってきたとおもって最初に貰ったステロイド剤にまた変えてぬっていますが、今度は皮膚が赤紫になってしまって、そこから変化が見られません。これはよくなっているのでしょうか?また、いつまで薬を塗り続ければいいのでしょうか?

A16 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
既に上皮化しているので、熱傷治療から熱傷瘢痕治療へ移行する必要があります。
受傷後1か月の熱傷後瘢痕が「赤紫」に色素沈着しているのですから、現在すべ き治療は、保湿、紫外線対策、瘢痕面を擦れから保護することでしょう。
創や瘢痕の状態は刻々と変化するのですから、ご自身だけで治療法を決めるので はなく、専門医の診断のもと治療方針を決定し具体的な治療法を相談しなくては なりません。
皮膚科あるいは美容皮膚科や形成外科を受診して、シリコンジェルシート、ステ ロイド剤外用、保湿剤、レーザー治療などの適応を検討してください。
Q17 相談者 ニックネーム:ごまぱん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

沸騰した麦茶での火傷。右大腿部正面から内側までと関節部周囲です。熱傷Ⅱ度との診断。
受傷当日は近医の皮膚科を受診し、大量の水ぶくれを潰す処置を受け、軟膏を塗布しガーゼで保護、感染予防のため抗生剤を処方されました。
翌日、湿潤療法を行うクリニックを受診。ポリウレタンフォームにて保護開始。
1週間後には、大腿部の外側の部分は上皮化しましたが、脚の付け根周囲は、擦れてしまうため上皮化しておらず、浸出液が出ているところもある状態となりました。ちょうど下着の当たる部分には、キリキリとした鋭い痛みを感じます。主治医からも、被覆材が密着せず治しにくい部分であると言われ、ワセリン塗布を開始したところです。
受傷の4日目頃から、歩行時に大腿部にピリピリした痛みと鈍痛があり歩行が困難になります。皮膚がむけている痛みは理解できますが、日毎にひどくなる鈍痛は動作による血行の影響なのでしょうか。安静時は、痛みは収まっています。
私の職場は立ち仕事のため、仕事復帰予定が立てられず困っています。仮に鎮痛剤を服用し仕事が出来たとしても、治癒が遅れたり痛みが長引く事になるかと心配です。
この大腿部の痛みはいつ頃まで続くと考えられますか。また、関節部周囲が上皮化するまでは安静が必要でしょうか。上皮化後に痛みを軽減するために出来る事がありましたらご指導願います。

A17 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ポリウレタンフォーム」は浸出液が多い場合に効果的ですが、皮膚への粘着性が無いため「擦れてしまうため上皮化」を阻害します。
「皮膚がむけている痛み」がある、「歩行時に大腿部にピリピリした痛みと鈍痛があり歩行が困難に」なるという症状は、「湿潤療法」のメリットを生かしきれてないということです。
「安静時は、痛みは収まって」いるのですから、「日毎にひどくなる鈍痛」は「擦れて」上皮化が進行していないことが原因と推測されます。
「鎮痛剤を服用し仕事が出来たとしても」「下着の当たる部分」が「擦れて」しまうなら、「治癒が遅れたり痛みが長引く事になる」ことは確実です。
「ポリウレタンフォーム」を固定する工夫をしたり、別な創傷被覆材に替えたり、擦れない下着にしたりなどの工夫が必要でしょう。
頂いた情報を整理すると、おかかりになっている「クリニック」は、関節付近や擦れる部位の熱傷治療に長けている施設ではないようです。
熱傷治療の経験が豊富な形成外科を受診してください。
Q18 相談者 ニックネーム:JUN 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性

約2か月前に、足の甲から指の付け根辺りに熱湯をかぶり火傷。
皮膚の火傷は現在略完治しているのですが、第2趾を曲げると付け根に痛みが走り、歩行に支障をきたしています。
これは腱の損傷、又は神経の損傷でしょうか?
火傷当初よりかは指の稼働範囲は広がってますが、このまま経過を見ていて大丈夫でしょうか?

A18 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
熱傷深度の情報が無いため明確にお答えすることは出来ませんが、上皮化に受傷後2週以上要したなら肥厚性瘢痕になることが少なくありませんし、瘢痕拘縮が生じる可能性もあります。
おそらく、「腱の損傷、又は神経の損傷」ではなく瘢痕拘縮による可動域制限のために「第2趾を曲げると付け根に痛みが走り、歩行に支障をきた」しているのでしょう。
熱傷瘢痕に対するケアが必要ですから、形成外科におかかりになってご相談なさってください。
Q19 相談者 ニックネーム:ももはな 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

3歳の娘がティファールで沸かしたての熱湯をかぶり火傷をしました。左脛3分の2周くらいと、左腿裏に大人の手のひらほどの大きさです。救急病院含め3つの皮膚科等でワセリン+ガーゼの治療をしてもらもらっていたのですが、なかなか先が見えず、受傷後9日目に湿潤療法を掲げておられる形成外科に転院し、そこから2週間ほどで全て上皮化完了しました。大部分が受傷後2週間と少しで上皮化、白くなっていて深そうな部分が3週間ほどかかった感じでした。
受傷した日から2ヶ月たち、全体的には薄ピンク、深かった部分数カ所が茶色(赤黒?)のような色になっており、茶色の部分はまだ毛が生えてこず、ピカピカ(つるつる?)したような感じです。肥厚性瘢痕になるのかも…と様子を見ているのですが、今のところ盛り上がりはないです。でも指でなぞると少ししこりがあるような盛り上がるような感じはあります。

お聞きしたいのは以下2点です。
①今しているのはワセリンで保湿と遮光の2つのみなのですが、どこまで元の肌の近くまで色や肌質等もどりますか?また今茶色になっている部分は今後どの様な経過になりますか?(まだ肥厚性瘢痕になる可能性はあるか、ピカピカした感じのままなのか、毛は生えてくるか、色味はどれくらいかけてどこまで消えるのか)
②遮光するため長ズボンを常に履いているのですが、ズボンで傷跡が擦れるのが気になります。どこまで気にしていればいいですか?(スパッツの様なズボンは履かせているのですが、ジーパンは硬いのでだめかな…と避けています)

A19 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「薄ピンク」の部分は毛穴に一致して色が付き始め、徐々に広がってまだらになる可能性があります。
「ピカピカ(つるつる?)したような感じ」の「茶色の部分」は瘢痕なので著明な変化は期待できませんし、「毛が生えて」くることもないでしょう
上皮化完了から3か月程度は衣服の擦れにも気を付けてください。
擦れや乾燥で痒みが出現すると、掻爬して出血させてしまうことが少なくありません。
申し訳ありませんが、診察をしなければ具体的なアドバイスは出来ません。
熱傷は上皮化で治療が終了したのではなく、上皮化したときから瘢痕や拘縮の治療と整容面の治療が開始しているのですから、形成外科で定期的に経過を診てもらい、適時適当なケアや治療を提案してもらってください。
形成外科だけでなく美容皮膚科でも相談なさるとよいでしょう。
Q20 相談者 ニックネーム:リリー 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

一週間前に熱湯を足にぶっかけてしまいました。場所は左足内側の甲から足首にかけてです。
5センチくらいの水ぶくれと2.3センチね水ぶくれが3.4個でき、破れております。
はじめはキズパワーパットをしておりましたが、空気が入るので張り替えてましたが、痛いので今はアズノールをぬってます。が、歩くとと激痛です。立ち仕事でなかなか休めず。
痛みはいつくらいまで続きますか?
治療としてはどんな方法がありますか?

A20 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
熱傷創は擦れたり感染を合併したりすると、受傷直後の状態より深い層まで組織損傷が到達してしまいます。
また、足背から足関節にかけて受傷したⅡ度SDB以上の熱傷は、立ったり動いたりするだけで浮腫みが生じて浸出液が増加し痛みが増強します。
申し訳ありませんが診察をせずに具体的な回答・アドバイスはできません。
ご自身でケアすることは非常に難しい部位ですから、形成外科や皮膚科を受診して創状態を詳細に評価してもらい正しい処置の仕方を指導してもらってください。

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