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創傷治癒よくある質問

  1. 火傷
  1. 腕・手・指
Q21 相談者 ニックネーム:さわ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

1歳の子供が熱い味噌汁の碗に手を入れてしまい、左手の指5本を根本から指全体的に火傷させてしまいました。
すぐに冷やし、夜間でしたので救急で処置してもらい、翌朝救急から紹介状をもらい、総合病院の皮膚科に行きました。

指全体が水ぶくれになっており、フィブラストスプレーとエキザルベで毎日処置しました。
水ぶくれが大体取れたあとはフィブラストスプレー、ゲーベンクリームを特に酷い部分へ、それ以外はエキザルベを塗る処置を続けました。
20日ほど経過した時点でプロスタンディンに切り替え、1ヶ月で上皮化完了しました。
指輪をはめるような根本の位置付近(手の甲側・内側共に)が特に酷かったです。
はっきり言われていませんが、おそらく酷い部分で2度の深い火傷だったかと思います。

担当の医師からは、今後について、
・ヒルドイドを1日数回塗る
・月1程度の通院で経過観察していく
・指をよく動かすようにする事
・硬くなり曲げにくくなれば手術が必要になるかもしれない
と説明されています。
できれば手術しないで済んでほしいと思っています。

ここで質問ですが、
①少しでも硬くならないために、日々出来るケアは何かありますか?
②現在火傷してから5週間(上皮化後1週間)経ちましたが、一般的には今後どのような経過を辿っていくのでしょうか?
どのくらいの期間で、跡の程度や、硬くなるかどうか等の判断がつくようになるのでしょうか?
③このような状態だと手術になる場合が多いでしょうか?

A21 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
Ⅱ度DDBの部位は肥厚性瘢痕になる可能性があるので、3か月程度は保湿をして経過を見守ってください。
味噌汁による熱傷ならばほとんどの部位がⅠ度~Ⅱ度SDBでしょうが、上皮化完了までに1か月かかっているので、小範囲のⅡ度DDBが混在していたと考えられます。
幼児は使いにくい手指を使わずに生活するようになってしまうことがあるので、いろいろな遊びを通して手指を充分に使うようにさせてください。
今後の瘢痕の大きさ瘢痕拘縮の程度を診察しなければいずれ手術が必要かどうか判断することは出来ないので、定期的におかかりの病院で経過を観て貰うとよいでしょう。
また可能ならば、一度だけで構わないので、手の外科を標榜する整形外科や形成外科で診察をしてもらってください。
Q22 相談者 ニックネーム:sakura 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

電気ケトルの沸騰したての熱湯を左手にかけてしまいやけどをしました。赤黒く腫れ、みずぶくれができました。
その後一週間で一番上の赤黒く厚い皮がシャワーで落ち、しわしわの薄い皮の下が薄ピンクになりました。その間抗生物質数日と、ゲンタシン軟膏を処方され使っています。
今やけどをしてから2週間たちました。
薄い皮は変わらず、その下の皮膚が真っ赤です。収まっていた痛みも出てきて、チクチクという痛みが時々します。熱も少し持っているようです。
ゲンタシンが終わってからはワセリンを塗るように言われ、変化が起きたらまたきても良いと言われました。
動かす指はガーゼにゲンタシン又はワセリン。手の甲はプラスモイストにゲンタシン、ワセリンをぬり、包帯を巻いています。
最近は心臓よりしたに持ってくるとどくどくと血流を感じ変な感じです。薄皮は数ヶ所破れてしまいました。
はじめてのことで色々と不安です。
あとどのくらいで治るのか、動かさない方がいいのかなど、色々考えてしまいます。

A22 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「熱湯」がかかったための熱傷ならば、擦れや感染など治癒を阻害する外的因子が無ければ「2週間」で上皮化が完了してもおかしくありません。
受診中の病院の治療方針を正確に推測することは困難ですが、「ワセリンを塗るように言われ、変化が起きたらまたきても良いと言われ」たなら、上皮化は完了したので保湿をしておくようにとの指示だったのではないでしょうか。
上皮化が完了していれば、「ゲンタシン軟膏」は必要ありません。
手指の動きで「ガーゼ」が擦れると「薄皮」が「破れ」る原因になります。
手指の熱傷は上皮化が完了すればよいだけでなく、整容面・機能面の両方の視点を持って治療し、最適なリハビリや日常生活の注意点を必要に応じて指導しなければいけないものなので、熱傷治療に精通する医療機関におかかりになるべきです。
申し訳ありませんが、診察をしなければ具体的なアドバイスはできません。
形成外科あるいは手の外科を標榜する整形外科を受診してご相談なさってください。
Q23 相談者 ニックネーム:香織 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

一昨年の6月に左腕、上腕を火傷しました。III度の重症で、跡が残っています。長さは縦が10cm横が7cm程あります。跡が残っているのが気になります。。もし跡が消えるような手術や治療がありましたら、治療費などは総額いくらぐらいになるか教えて頂きたいです。

A23 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
Ⅲ度の熱傷ならば、熱傷は専門病院で治療なさったのではないでしょうか。
Ⅲ度熱傷受傷後2年の肥厚性瘢痕は痒みや引き攣れがあっても不思議ではないので、おかかりになった病院でフォローアップしていないとすれば、メールだけでは現症の詳細が把握できないため治療に関して具体的なアドバイスが出来ません。
整容だけが目的の治療は基本的に自費治療なので、おかかりになる医療機関によってかかる費用は大きく異なります。
複数の形成外科を受診して、治療方針、治療期間、術後予想される結果などをお尋ねになって、すべてを理解し納得のいく治療をなさってください。
Q24 相談者 ニックネーム:ゆず坊 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

1歳半の子供が5/8に熱湯をかぶってしまい肩から肘にかけて火傷をしました。
深い二度熱傷ということで湿潤治療を行い、6/15に上皮化したとのことで通院を終えました。
今後はワセリンを薄く塗って保護するようにとのことでしたが、患部(特に酷かった肘の内側)がすぐに乾燥気味になってシワシワになってしまいます。このような状態でもワセリンを塗るだけで良いのでしょうか。
また、1日何度も乾燥しないように塗り直しをするべきなのでしょうか。
この乾燥気味の症状はどのくらい続くのでしょう。

A24 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
熱傷は、受傷時の熱傷の深さ部位および治癒経過で、残る瘢痕の状態が大きく異なります。
ご相談に「通院を終え」たとありますが、上皮化すれば治療が終了するのではなく、上皮化後の瘢痕治療が大切なので、これから瘢痕の治療・通院が始まると考えるべきです。
一般的に判断すれば、「深い二度熱傷」(Ⅱ度DDB)で1か月以上「湿潤治療を行い」「上皮化」しているならば、肥厚性瘢痕や瘢痕拘縮は必発でしょう。
ところが、「患部(特に酷かった肘の内側)がすぐに乾燥気味になってシワシワになって」いるという記載表現からは、もともとの熱傷は浅いⅡ度熱傷(Ⅱ度SDB)ではなかったかと推測されます。
Ⅱ度熱傷ならばDDB・SDBにかかわらず汗腺・脂腺が損傷されているので、乾燥による痒みを抑制するために保湿が有効ですし、上皮化完了直後なので「ワセリンを塗るだけで良い」でしょう。
主治医に上皮化が完了した現在の状態の評価と、瘢痕に対する今後の治療方針、予測される経過をしっかりとお尋ねください。
お子さんの将来にかかわることですから、訊きたいことをメモして行って、遠慮せずに、理解できるまで説明してもらう姿勢が必要です。
Q25 相談者 ニックネーム:M 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

パン屋で働いているのですが、1ヶ月前に焼きあがった直後のバットに腕が触れてしまいました。
みずぶくれができ、キズパワーパッドで1週間以上貼りなおし続けて皮膚の凹凸はなくなりました。ですが赤みがとれません。この赤みは無くならないのでしょうか。なにか良いなくす方法や薬はありますか。

A25 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
Ⅱ度SDBだったと考えられます。
上皮化後少なくとも3か月は比較的「赤み」が強い時期が続きます。
6か月に向けて「赤み」は軽減しますが、その後も体が温まるたびに「赤み」が強くなります。
数年以上をかけて目立たなくなっていきます。
保湿と紫外線対策をしておいてください。
「パン屋」さんで「働いて」おられるなら、同僚や先輩は同じような熱傷をかつてしたことがあるでしょう。
食品を扱う職場なので何を使ってよいか、何を使ってはいけないか、同じ職場の方々からアドバイスを貰ってはどうでしょうか。
Q26 相談者 ニックネーム:(∵)/ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

服のアイロンで肘下あたりをやけどしてしまって水で冷やして処置はして、3日目にやけどのところの皮膚が剥がれてきて服が当たったりすると痛いんですけどどーしたらいいんでしょうか?
6センチほどの長さで幅は0.5センチ程なんですけどこれって跡とか残りますか?

A26 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
既に上皮化は完了しているのでしょうか。
申し訳ありませんが、いただいたご情報だけでは熱傷創の状態が把握できないため具体的なアドバイスが出来ません。
上皮化がまだならば、湿潤療法用の創傷被覆材をお求めになって創に貼付し、形成外科や皮膚科におかかりください。
上皮化が完了しているならば、保湿をして擦れないよう気を付けてください。
瘢痕を残したくなければ、出来るだけ早く受診することをお勧めします。
Q27 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

3日前に揚げ物の油で手のひらから指まで、太ももと足の甲1部に火傷をしました。
すぐにシャワーの水で流してたんですが、特に手の熱さが抜けず困っていたので皮膚科で見てもらいました。その時は赤くなり腫れているだけでエキザルベを処方され熱さが続くようならば冷やしてくださいと言われ帰ってきました。
次の日手を見ていたら3つ程大きい水膨れがあり、一応、昨日かかった皮膚科に聞いた方がいいかなと思い電話をしましたが、休診ということで別の皮膚科でみてもらい、今度はアズノールを処方して頂きました。
これを塗って様子をみてくださいと言われましたが、主に指が酷い火傷なので塗ったとしてもすぐに服だとかについてしまうので、今、アズノールを塗った上にガーゼを巻き、その上から包帯で固定している状態です。
実際この状態で経過をみてても大丈夫なんでしょうか??
色々調べていたら『湿潤治療』というのが早く治るなど色々出てきて、跡になると目立つのでなるべく早く綺麗になおしたいんですが、やり方など教えていただけますでしょうか。

A27 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
手指の熱傷は実際に診察しなければ、具体的なアドバイスが出来ません。
手指の機能に問題を残さず「綺麗になおしたい」ならば、形成外科におかかりになってください。
その際は、自己ケアの方法を指示してもらうだけでなく、実際にやってもらって、「すぐに服だとかについてしまう」など現実的に問題になる点を全て質問、確認してくるべきです。
また、「なるべく早く綺麗になおしたい」のですから、病院から帰った後でも、疑問点は電話等で担当医に確認してください。
擦れたり感染を起こしたりするだけでも、熱傷の重症度は進行します。
担当する医師によって重症度の診断や治療方針は微妙に異なりますし、熱傷創の状態は日々変化するので、直ちに形成外科におかかりになることをお勧めします。
Q28 相談者 ニックネーム:ちばちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

バイト先でガスをつけっぱにしてしまい火をつけたとき爆発してしまい、手を火傷してしまいました。
痛みは1日ほどでなくなったのですが、皮膚が硬くなってしまいました。
怪我をした時の状況としては、手が赤くなりヒリヒリとし痛みが続き6時間ほどで痛みがおさまりました。
病院になかなか行けず1週間たってしまいました。
3日目は小さなパツパツができたのですが今では、なくなりただ皮膚が硬くなっています。
オロナインとアットノンを塗っているのですが病院に行きもっと効く薬をもらったほうがいいのでしょうか?

A28 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
おそらく極めて短い時間、高温の空気に表皮がさらされたためのⅠ度熱傷でしょうが、診察をしなければ具体的なアドバイスが出来ません。
なるべく熱傷痕や色素沈着を残したくないとお考えならば、直ちに形成外科を受診してください。
Q29 相談者 ニックネーム:めぐ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

1か月半前に手の甲に火傷をしました。すぐに水にさらしました。一枚皮膚の皮が剥けました。それから、痛みも、化膿もなかなか治まらず、薬剤師に相談して、ステロイド剤を塗ってからは、数日後には化膿も治まりました。で、皮膚もなんとか再生してきましたが、赤みがかった色はなかなか治りません。周りの皮膚と同じように、色味も元に戻す事は無理なんでしょうか?ステロイドの治療もちょっと遅かった事も、なかなか色味が完治しない理由の一つになりますか?火傷のランクで言ったら、軽い方だと思いますが、色味がずっと残るのは嫌なのでなんとかしたいです。

A29 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
上皮化までにかかった期間によって今後の経過は異なります。
元の皮膚と同じ質感で「赤みがかった色」が残っているだけならば、受傷後3か月までは最も「赤み」が強い時期なので6か月を過ぎて徐々に色調が治まっていくのをお待ちいただくのも一つの選択肢ですが、「色味がずっと残るのは嫌」とお考えならば、直ちに形成外科あるいは皮膚科におかかりになってください。
Q30 相談者 ニックネーム:きなこ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

一週間前にアイロンのコテ150度で腕の内側を五百円玉くらいの大きさ楕円形に火傷してしまいました。少し経って保冷剤を当てて、アロエをひたすら塗りました。毎日朝と夜にアロエを塗っていたら今、周りは茶色の瘡蓋みたいなのですが中はまだピンク色です。周りは治りそうなのですが、やっぱり一週間経ってもピンク色は跡が残ってしまいますか?今のところ水ぶくれはありません。

A30 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
経過をお聞きする限り、幸いにして順調に治癒に向かっているようですが、熱傷を受傷した際に「保冷剤」は冷却のし過ぎの可能性があるためお勧めできません。
さらに、「アロエ」軟膏も湿潤環境を保つ意味はあるのですが、熱傷創の感染につながることがあります。
申し訳ありませんが、「1週間」経過して「周りは茶色の瘡蓋みたいなのですが中はまだピンク色」という表現では、既に上皮化が完了しているのか、まだ中心部のみ上皮化していないのかの判断が出来ません。
「跡が残ってしま」うかご心配ならば、直ちに形成外科か皮膚科を受診してください。

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