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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q11 相談者 ニックネーム:9月 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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1歳の男の子で、炊飯器の蒸気で左手の人差し指と中指と、指の付け根と手の平にかけて少しの部分を火傷しました。その後細菌感染してしまい火傷Ⅲ度で、このままだと指の曲げ伸ばしができなくなると言われ、形成外科で植皮術で両足のくるぶしの下から植皮しました。
今は術後1ヶ月です。
朝晩1日2回、指を押しながらプロペトとステロイドが少し混ざっている薬を塗りながら保湿とマッサージして下さいと言われしています。
植皮した部分の皮膚のつなぎ目にプツプツと小さい丸い膨らみが6個程はあり気になります。医師に伝えると、薬塗ってマッサージと。他に出来ることはないのでしょうか?
今術後1ヶ月ですが、紫外線は今の季節なら気にしなくてもと医師に言われました。極力当てない方が色素沈着しないのでしょうか?
一番気になるのが、今後どうなっていくのかですが、医師に尋ねると個人差もあるし男の子だと気にしない子も多いと何度か聞いてもその回答でした。
今、1歳で植皮した部分と元々の手の成長差は何かカバーする為に親が出来ることはないのでしょうか?
- A11 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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子供は日々成長するので手の熱傷瘢痕も状況が変わる可能性があるため診察をせずに回答すべきではないでしょうし、お母様はどんな些細なことも実際に治療を担当してくれている医師に理解できるまで説明を求めるべきということをご理解いただいたうえで、症状を推測したなかで回答いたします。
植皮も成長するので「植皮した部分と元々の手の成長差」は起きません。
ただし縫合線が硬い瘢痕になると引き攣れて手指を使わなくなることがあるので、3か月間は「プロペトとステロイドが少し混ざっている薬を塗りながら保湿とマッサージ」をお続けになった方がよいでしょう。
主治医の許可が出ているなら、手指を使う遊びをしても構いません。
ただし夜間は手指と指間の拘縮を避けるため、指を伸ばした状態で固定します。
新聞紙を固く丸めてそれを弾性包帯で巻くか厚めの靴下に突っ込んで硬いボールを作り、そこに手指を置いて指が伸びて指間が開いた状態になるよう包帯でぐるぐる巻きにします。
ボールの大きさを調整してちょうどよい大きさを見つけてください。
また、指を固定するときに包帯をきつく巻きすぎると指先の血行不良が起きるので注意が必要で、指先が見えるように包帯を巻きます。
日中は積極的に左手を使わせるようにしなければ、乳幼児は使いにくい手指を使わなくなってしまいます。
ただし無理に使わせようとすればお子さんにもお母様にも心理的負担がかかるので、左側にボールを投げたり、両手を使わないとうまく遊べない積み木を与えたりして、左手を自然に使うようになるのを優しく見守ってください。
「植皮した部分の皮膚のつなぎ目に」「6個程」ある「プツプツ」した「小さい丸い膨らみ」は稗粒腫(粟粒腫)でしょうから、放っておいて構いません。
厚めの全層植皮なら、担当する「医師」のおっしゃる通り、長期間経過後の「色素沈着」は「紫外線」対策の有無で大きな違いはないでしょう。
一般的に、「形成外科」の「医師」は熱傷潰瘍の閉鎖だけを目的として治療しているのでなく、見た目も機能も気にすることなく社会生活を送ることが出来る手指にするための治療をしています。
長い付き合いになるのですから、気になること・不安なことはいつでも相談できる「医師」を主治医と決めて定期的に経過を診てもらい、適時・適当なアドバイスをもらってください。
- Q12 相談者 ニックネーム:まろん 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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現在抗がん剤を飲んでいるものですが、3週間前に中指を火傷しまして水疱などはできてなくて、少し赤くなっただけなのですが赤みはすぐとれ痛みは1週間で引いたのですが、ピリピリとしたしびれがなかなかとれません。内科では治りにくいのでしょうと言われたのですが、時間がたてば症状がとれるのか大変気になるので心配です。見た目には火傷の跡はないのでこのまま放っといて大丈夫でしょうか?
- A12 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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診察をしなければ「このまま放っといて大丈夫」かどうか、明確な判断が出来ないことをご了承のうえ以下をお読みください。
手指の熱傷で知覚異常が生じても、通常なら「ピリピリとしたしびれ」は日数の経過とともに速やかに消褪します。
化学療法で投与される「抗がん剤」は、癌細胞を傷害したり癌細胞の増殖を抑えたりすると同時に正常な細胞にも作用し創治癒が遅くなることがあるため、「内科」の先生がおっしゃる通り「抗がん剤」の影響で「治りにく」く長引いているのかもしれません。
熱傷は「少し赤くなっただけ」で「赤みはすぐとれ痛みは1週間で引いた」ということですが、皮下膿瘍が生じて「ピリピリとしたしびれ」が継続している可能性もあります。
また、「抗がん剤」の副作用として、手足症候群という手足の知覚異常があります。
手足症候群の原因の詳細は不明なのですが、手指や手掌、足趾や足底の見た目の異常はないのに「しびれ」や「ピリピリ」するような知覚異常や熱傷の様な痛みが起こります。
受傷後「3週間」の間に「ピリピリとしたしびれ」が少しずつでも軽減傾向にあるならば、熱傷治癒が長引いていると考えて、ビタミンB12の服用と保湿で経過を見ていただければよいでしょう。
症状が軽減傾向でないなら手足症候群や皮下膿瘍の関連も否定できないので、化学療法の担当医に症状を伝えアドバイスを貰うか、皮膚科を紹介して貰ってください。
- Q13 相談者 ニックネーム:ノブ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性
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火傷にて両手植皮手術をしたんですが、左手は手の甲全体と全ての指の第一関節上部、右手は肘から手首と手の甲です。今年3月上旬に手術はしております。植皮した箇所は若干のこわばりとたまにチクチク、ピリピリ痛みます。左手、手のひらは手術はしてないんですが親指付け根が拘縮にて若干、可動域が狭まって手を広げると突っ張りがあります。今後時間と共に植皮箇所は柔らかくなり、色も落ち着いてくるんでしょうか?どうしても手の甲ということもありかなり人目がきになります。今は赤黒く、デコボコしてます。手のひらの拘縮部分も時間と共に柔らかくなるんでしょうか?必要なら再手術もと思い担当医に相談したら、再手術の必要はないとのことですがかなり見た目が気になります。今は外出時は手袋して生活しております。少しでも赤黒い植皮箇所、手のひらの拘縮箇所が改善する方があればと相談いたしました。セカンドオピニオンにて再手術の覚悟もあります。
- A13 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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申し訳ありませんが、いただいた情報だけでは全層植皮とも分層植皮とも判断がつかないため、具体的なアドバイスが出来ません。
いずれにしろ、「親指付け根が拘縮にて若干、可動域が狭まって手を広げると突っ張りが」あるならば拘縮解除のZ形成術や皮弁形成術あるいは植皮手術が必要なことが殆どですし、「赤黒く、デコボコして」いて「かなり見た目が気に」なるなら美容皮膚科的治療や「再手術」も検討すべきでしょう。
ただし残念ながら、今のところ、手指の植皮痕が完全に判らなくなるまでの治療は困難です。
実際に治療をするかどうかは患者さん自身が決めるものですが、今後どんな経過が予想されどんな治療が適しているかの判断は診察をする医師によって異なるので、手の外科・形成外科・美容皮膚科などの複数の医師の意見を訊いてみる必要がありそうです。
- Q14 相談者 ニックネーム:あんこ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性
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2日前に技術の時間にはんだごての熱している部分に触れてしまい、左手の人差し指を火傷しました。第一関節より上です。火傷した瞬間は、皮膚が白くなっただけでしたが、後々膨らんできてしまいました。今はなんかプニプニしていて、膨らんでます。押したり、当たったりすると痛いですが、何もしなければ特に痛くありません。来週から体育でプールが始まるのですが、入っていいのでしょうか?それと、一応絆創膏をしているのですが、つけていても大丈夫なのでしょうか?
- A14 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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申し訳ありませんが、診察なしに頂いた情報だけで具体的なアドバイスはできません。
Ⅱ度SDB(真皮浅層までの熱傷)の水疱なので、水疱を破らないでください。
水疱が破れていなければ「プール」に「入って」も構いません。
赤み、腫れ、熱感、疼痛が出現するなら、直ちに病院を受診してください。
- Q15 相談者 ニックネーム:みな 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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5日前に、ケトルの熱湯を手首から手の甲にかけてしまい2度熱傷の診断を受けました。夜だったので救急を受信し、外科の先生に見ていただいたので、後日皮膚科を受信しました。リンデロンvgを処方され1日1回ガーゼ交換をするよう指示を受けました。2.3日は浸出液がひどく1日に2.3度ガーゼ交換をしてました。浸出液が落ち着くと、痛みもほとんどなかったのですがだんだんと痛みと熱感が出るようになりました。
手首の皮が1周全部剥けてしまい、今は手首を動かすことができない状態です。
仕事が介護職なので、仕事をしてもいいか聞いたら痛くなければいいとのことでしたが場所的にも酷使する部位なので手首の関節が動かせないと仕事になりません。痛みがひくには、どれくらいの期間がかかるでしょうか。上皮化するまでは仕事は難しいのではないかと考えてるのですが、担当医の説明が不十分で職場にもいつから仕事ができると説明できなくて困っています。手首の関節部分全体に火傷をおってしまった場合、今後手首が動かしずらくなるなど後遺症が残らないかも心配しています。
- A15 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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熱傷は、治療の開始時点で、上皮化までの過程はもちろん、上皮化後の日常生活、仕事などに伴う特殊作業、整容面までを含めて検討し治療計画をたてる必要があります。
あくまでも一般論ですが、手に関する熱傷は、患者さんが大変であったとしても、初期治療の間は毎日受診していただいても過剰診療ということは無いと考えます。
「ケトルの熱湯を手首から手の甲にかけてしまい」受傷したなら「外科の先生」あるいは「皮膚科」の診立て通りⅡ度SDBでしょうが、治療経過中に創面が擦れれば、組織損傷の深度が進行し、重症度が増します。
Ⅱ度SDBは順調に経過すれば2週間以内に上皮化しますが、受傷直後に「痛みもほとんどなかった」とすればやや深い熱傷の可能性があるので、2週間以上の期間が必要かもしれません。
また手関節の全周に及ぶ熱傷は、上皮化後に瘢痕拘縮・瘢痕絞扼が起きないよう細心の注意を払うべきでしょう。
現在おかかりの「皮膚科」で今後の治療方針と経過予測をお尋ねになって、担当医が明確な指針をお持ちならこれまで通り治療をお続けになればよいでしょう。
ただし、必要とお感じになるなら、躊躇することなく、手の熱傷に詳しい形成外科か手の外科を標榜する整形外科に転医することもご検討なさってください。
- Q16 相談者 ニックネーム:なるが 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性
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私は0歳の時左手と右手に大火傷を負いました。親いわく熱傷Ⅲ度だったような気がします。左手の親指以外の指4本と手首全体に皮膚移植をし、移植した皮膚が茶色くなっています。この傷は綺麗な肌色に戻す事は可能ですか?もうひとつは右手の人差し指と中指に大火傷を負い、指をまっすぐに伸ばせません。指を綺麗にまっすぐ伸ばせるようになりませんか…?
- A16 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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全層植皮後に色素沈着が起きて、「移植した皮膚が茶色く」なってしまうことは少なくありません。
色素沈着の全く無い「綺麗な肌色に戻す事は」困難ですが、トレチノインとハイドロキノンで色調が薄くなります。
多くの医療機関でレーザー治療も試みられていますが、残念ながら確実に有効とお勧めできる照射手法が確立されているわけではありません。
厚めの全層植皮をすると色素沈着が起きないので、植皮のし直しも一つの方法です。
瘢痕拘縮のため「右手の人差し指と中指」を「まっすぐに伸ばせ」ないとすれば、拘縮を解除するための植皮手術や皮弁形成手術が必要かもしれませんし、関節形成術も検討すべきかもしれません。
詳細に症状を把握しなければ具体的なアドバイスが出来ないので、形成外科を受診してご相談なさってください。
- Q17 相談者 ニックネーム:まろん 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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2ヶ月位前に仕事で沸騰していた麺きりを右手でとり熱いと思ったのですが左手に持ち変えて調理を続行しましたた。ニトリル手袋の下に綿の手袋をしていた為熱いのを我慢してしまい、業務終了した後両手親指とそのまわりがジリジリになりシワになってしまいまい、キメもなくなりお婆さんの手になってしまった事にショックを隠せません。皮膚科を受診したら時間はかかるが重傷ではないのでリンデロンとヒルトイドを貰い終了しましたが、このままで元に戻るのでしょうか?
- A17 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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手指手掌側のⅠ度熱傷でしょう。
真皮層に達するまでの熱傷ではないので、保湿を続けていただければ回復すると考えます。
受傷後6か月まで経過を観てください。
- Q18 相談者 ニックネーム:iketa 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性
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暮れ(30日朝)に右手首から手の甲にかけてⅡ度(浅い)の火傷をし、当番医でリンデロンVG軟膏を処方され、現在も塗り、滅菌ガーゼで覆っています。
水ぶくれが自然に潰れて、治りそうだと思っていましたが、今日(1月16日)片づけをしている際に、ちょっと痛みがありました。忙しくて、そのままで夜、患部の手当てをしようと、傷を見ると、水ぶくれの薄皮(茶色っぽい色)が破れており、下の皮膚(再生した?)が見え、ヒリヒリしています。
このまま、いつもと同じ手当を続けていれば、1週間くらいで、手当を止めてもいいでしょうか?
どの程度までになれば、手当を止めてもいいでしょうか?普段は仕事があり、週末も実家の高齢の両親の手伝い(支援)をしているため、出来れば、病院に受信せずに治したいと思っております。
- A18 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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上皮化完了まで治療は継続してください。
受傷後2週間以上経過して上皮化が完了していない部位は、Ⅱ度DDBの熱傷(深達性熱傷)の可能性もあります。
創面が擦れると重症度が増すので、ガーゼで擦れないようにしてください。
上皮化完了後も肥厚性瘢痕予防のためにステロイド外用は有用です。
診察をしなければ具体的なアドバイスが出来ません。
お忙しいとは存じますが、自宅ケアをご希望としても、形成外科や皮膚科を一度受診して、具体的なケア法を指導してもらうことをお勧めします。
- Q19 相談者 ニックネーム:さわ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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1歳の子供が熱い味噌汁の碗に手を入れてしまい、左手の指5本を根本から指全体的に火傷させてしまいました。
すぐに冷やし、夜間でしたので救急で処置してもらい、翌朝救急から紹介状をもらい、総合病院の皮膚科に行きました。指全体が水ぶくれになっており、フィブラストスプレーとエキザルベで毎日処置しました。
水ぶくれが大体取れたあとはフィブラストスプレー、ゲーベンクリームを特に酷い部分へ、それ以外はエキザルベを塗る処置を続けました。
20日ほど経過した時点でプロスタンディンに切り替え、1ヶ月で上皮化完了しました。
指輪をはめるような根本の位置付近(手の甲側・内側共に)が特に酷かったです。
はっきり言われていませんが、おそらく酷い部分で2度の深い火傷だったかと思います。担当の医師からは、今後について、
・ヒルドイドを1日数回塗る
・月1程度の通院で経過観察していく
・指をよく動かすようにする事
・硬くなり曲げにくくなれば手術が必要になるかもしれない
と説明されています。
できれば手術しないで済んでほしいと思っています。ここで質問ですが、
①少しでも硬くならないために、日々出来るケアは何かありますか?
②現在火傷してから5週間(上皮化後1週間)経ちましたが、一般的には今後どのような経過を辿っていくのでしょうか?
どのくらいの期間で、跡の程度や、硬くなるかどうか等の判断がつくようになるのでしょうか?
③このような状態だと手術になる場合が多いでしょうか?
- A19 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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Ⅱ度DDBの部位は肥厚性瘢痕になる可能性があるので、3か月程度は保湿をして経過を見守ってください。
味噌汁による熱傷ならばほとんどの部位がⅠ度~Ⅱ度SDBでしょうが、上皮化完了までに1か月かかっているので、小範囲のⅡ度DDBが混在していたと考えられます。
幼児は使いにくい手指を使わずに生活するようになってしまうことがあるので、いろいろな遊びを通して手指を充分に使うようにさせてください。
今後の瘢痕の大きさ瘢痕拘縮の程度を診察しなければいずれ手術が必要かどうか判断することは出来ないので、定期的におかかりの病院で経過を観て貰うとよいでしょう。
また可能ならば、一度だけで構わないので、手の外科を標榜する整形外科や形成外科で診察をしてもらってください。
- Q20 相談者 ニックネーム:sakura 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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電気ケトルの沸騰したての熱湯を左手にかけてしまいやけどをしました。赤黒く腫れ、みずぶくれができました。
その後一週間で一番上の赤黒く厚い皮がシャワーで落ち、しわしわの薄い皮の下が薄ピンクになりました。その間抗生物質数日と、ゲンタシン軟膏を処方され使っています。
今やけどをしてから2週間たちました。
薄い皮は変わらず、その下の皮膚が真っ赤です。収まっていた痛みも出てきて、チクチクという痛みが時々します。熱も少し持っているようです。
ゲンタシンが終わってからはワセリンを塗るように言われ、変化が起きたらまたきても良いと言われました。
動かす指はガーゼにゲンタシン又はワセリン。手の甲はプラスモイストにゲンタシン、ワセリンをぬり、包帯を巻いています。
最近は心臓よりしたに持ってくるとどくどくと血流を感じ変な感じです。薄皮は数ヶ所破れてしまいました。
はじめてのことで色々と不安です。
あとどのくらいで治るのか、動かさない方がいいのかなど、色々考えてしまいます。
- A20 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「熱湯」がかかったための熱傷ならば、擦れや感染など治癒を阻害する外的因子が無ければ「2週間」で上皮化が完了してもおかしくありません。
受診中の病院の治療方針を正確に推測することは困難ですが、「ワセリンを塗るように言われ、変化が起きたらまたきても良いと言われ」たなら、上皮化は完了したので保湿をしておくようにとの指示だったのではないでしょうか。
上皮化が完了していれば、「ゲンタシン軟膏」は必要ありません。
手指の動きで「ガーゼ」が擦れると「薄皮」が「破れ」る原因になります。
手指の熱傷は上皮化が完了すればよいだけでなく、整容面・機能面の両方の視点を持って治療し、最適なリハビリや日常生活の注意点を必要に応じて指導しなければいけないものなので、熱傷治療に精通する医療機関におかかりになるべきです。
申し訳ありませんが、診察をしなければ具体的なアドバイスはできません。
形成外科あるいは手の外科を標榜する整形外科を受診してご相談なさってください。
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