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創傷治癒よくある質問

  1. 昔の傷や治療後年数の経った傷の気になる状態
  1. 下肢
Q41 相談者 ニックネーム:きら 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

25年ほど前に靭帯縫合手術をして、足に4センチほどの傷があります。
3年ほど前にその数から白い糸が出てきて、身体に溶け込むはずの糸が残っているとのことで、局所麻酔で抜糸いたしました。
最近になって同じ場所に白い膿のようなものが見られ、痛み、腫れがあります。近所の形成外科にかかったら傷の中で化膿している、局所麻酔で切って膿を出すとのことでした。
25年も前の傷がこのように何度も不具合が出るものなのでしょうか。根本的な原因などがないのか、今後再発させずに治す方法はないのでしょうか。

A41 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下の縫合糸を核として感染した縫合糸膿瘍は、術後数年を経過してから生じることがあります。
縫合糸は自然に排出されることもありますが、感染の原因の縫合糸が残存する限り瘻孔は閉鎖しません。
経過が長引くと炎症性肉芽腫を形成し、有痛性のSchloffer腫瘍を発症します。
形成外科を受診してご相談なさってください。
Q42 相談者 ニックネーム:ルーラ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性

数年前に膝を怪我して瘢痕が残りました。現在は白い部分と赤い部分が混ざったような感じで、表面はツルツルしており少し盛り上がっており、痛みはありません。怪我した当時は擦り傷だと思い特に気にしてませんでしたが、最近瘢痕跡が癌化する可能性もあると知り不安な気持ちになっています。
そこでその瘢痕が何十年後かに潰瘍と化して、有棘細胞癌等になることはあるのでしようか?
それとも、そのように痛みやぐじゅぐじゅした部分がない瘢痕が癌化することはほとんどないのでょうか?

A42 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
赤く盛り上がった肥厚性瘢痕が白く平らな成熟瘢痕に移行する途中です。
膝を付いた時に瘢痕をぶつけたり強く圧迫したりすると痛みが生じることはあっても、通常の生活に支障はないでしょうし、今後症状悪化することもありません。
瘢痕癌になる可能性はありません。
Q43 相談者 ニックネーム:なつ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

二年ほど前に階段から落ちたときに左足の外側を強く打ち付けてしまいました。
当時は青あざが出来たのですが3,4日であざは治ったのですが腫れは治らず、今でも直径5cmのしこりのような状態で残っています。
押しても全く痛くはないのですがこれはもう治らないのでしょうか?

A43 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷時の皮下血腫が線維化して「しこりのような状態で残って」いるのでしょう。
今後もそのままの状態で、著明な改善を期待できません。
形成外科などで、超音波検査やMRI検査で確認できるので、一度診察を受けてください。
Q44 相談者 ニックネーム:ミッチー 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:男性

50年ほど前の学生時代に右大腿を骨折したあと骨髄炎になり4-5回入院と手術を繰り返しました。その後は完治したのですが、最近、手術した右足の大腿や股関節の部分が動かしにくくなり、痛みはありませんが、階段を上るときや20-30分歩くと力が入らなくなり、動けなくなります。ジムに通って筋力をつけたり、柔軟運動をしていますが改善しません。年齢のため古傷のある筋肉が使えなくなってきているのでしょうか?対処方法をご指導ください。

A44 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
変形性股関節症や股関節脱臼で歩行障害が出現します。
また、腸骨動脈や大腿動脈の狭窄による血流障害で、「痛みはありませんが、階段を上るときや20-30分歩くと力が入らなくなり、動けなく」なることがあります。
手術の瘢痕拘縮が原因で、長い期間のうちに筋肉や股関節に負担がかかり「右足の大腿や股関節の部分が動かしにくく」なっている可能性も否定できません。
それぞれ、整形外科、血管外科、形成外科で精査して貰う必要があります。
放っておくと歩行できなくなるので、なるべく早いうちに受診してください。
Q45 相談者 ニックネーム:マル 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

5年前にガラスで土踏まずのあたりを8センチ程切り、縫合しました。
その後に傷跡がケロイドになったので1年後に形成外科で再手術を行いました。傷跡はきれいに治りましたが1年が経った頃、1時間も歩いていないのに足の裏が攣るような痛みが出てくるようになりました。そこから今に至るまで同じような症状が出ています。足の裏を地面につけるだけでも引き攣るような感覚と痛みがあります。
受診をして痛みがなくなるのであれば何科に行けばいいですか。

A45 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「形成外科で再手術」をするまでは「1時間も歩いていないのに足の裏が攣るような痛みが出てくる」ことは無かったのですから、細い線状の手術瘢痕だとしても瘢痕拘縮による痛みの可能性を否定できません。
先ずは形成外科を受診してください。
Q46 相談者 ニックネーム:Love 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

10歳の時に脛を縫う怪我をしました。
皮膚がめくれて脂肪や少し骨が見えるような状況でした。
それから中学生になった頃から2ヶ月に一度脹脛の辺りから指先まで痛みが出て寝るのも大変です。
2日くらいすると痛みはなくなります。なぜ痛むのでしょうか

A46 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
下腿外傷の治癒後2年ほど経過してから、下腿に眠れないくらいの痛みが2か月毎に生じるようになり、その痛みは2日ほど継続して解消されるとすれば、リンパ流や血流の障害あるいは外傷とは関係のない鵞足炎や腸脛靭帯炎が考えられます。
もちろん他の疾患の可能性もあります。
申し訳ありませんが、いただいた情報だけでは、具体的な診断が出来ません。
整形外科や形成外科で診断して貰い、必要に応じて適切な診療科を紹介して貰ってください。
Q47 相談者 ニックネーム:あろは 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

約6年前に転んでできた膝の傷跡が気になります。傷ができてから少しして、市販の薬を塗ったりしましたが消えませんでした。色が変わって、少し膨らんでいます。この場合、どうすれば目立たなくすることができますか。

A47 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕です。更に数年を経て、白く平らな成熟瘢痕になっていくでしょう。
シリコンシート貼付やステロイド注射、レーザー照射などの治療を組み合わせて治療が出来ます。
形成外科を受診してご相談なさってください。
Q48 相談者 ニックネーム:飛鳥 患者様(相談対象者) 年齢:70代前半 性別:女性

10年前なんですが私は自転車に乗っている時、真左から車に当てられ、そのまま救急車で病院に運ばれ手術をし3 ヵ月入院しリハビリを行い完治したはずでした 勿論、右足に比べ違和感は有り走ったりする事は出来なかったのですが3年程前から痛みが出る様になったのでレントゲンを撮ってもらったのですが別に異常は無いと言われ痛み止めのトアラセットを飲んでいますが痛みは続いています ちなみに左側の臀部から太ももにかけてボルト一本と膝から下にもボルト一本が入っています 足首は粉砕骨折でした 痛みの原因とか治療法も分かりません

A48 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「10年前」の左大腿および下腿、足関節骨折が「完治」したが、「3年程前から痛みが出るようになったのでレントゲンを撮ってもらったのですが別に異常は無い」とすれば、「10年前」の外傷と現在の痛みとの直接の関係はないのかもしれません。
腰椎や骨盤の異常による腰椎神経根や大腿神経の神経痛の可能性もあります。
整形外科で精査して貰ってください。
また、主治医に確認していただく必要がありますが、「トアラセット」は痛みが出現したら服用するよりも、痛みが出る予感がした時点で1日3~4回服用した方が有効でしょう。
Q49 相談者 ニックネーム:八神 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

7年ほど前に、学校の校舎内を全力疾走中に滑って転倒し、左膝から着地しました。床はコンクリートではなく、公共施設で一般的なタイルのような材質です。内出血し腫れがあり整形外科を受診しましたがレントゲンで骨折等はしておらず湿布で治療しました。その後、内出血は治りましたが、膝の皿の上の方(太腿側)に触るとブヨブヨした物がずっと残っています。
普段の生活での運動や軽く触る分には痛みはありませんが、そのブヨブヨを少し押しながら動かすとチクッとした鋭痛があります。たまに膝に物が当たった状態で膝を動かすと痛みがあり気にはなるものの、日常生活に支障がないので悩んでいます。このブヨブヨは悪いものでしょうか?近医を受診するべきでしょうか?また受診するとしたら何科にかかれば良いでしょうか?

A49 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
放っておいても構わないでしょうが、触診、超音波検査、MRI検査で診断が可能と考えます。
形成外科あるいは整形外科におかかりになるとよいでしょう。
Q50 相談者 ニックネーム:kouei 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

40年以上前に、交通事故で、右足首開放性骨折で、切断すると言われたのを、嫌がって足をつけてもらいました。骨移植、有形皮膚移植、血管移植など、何度も手術して、どうにかつけてもらった足ですが、当時骨髄炎で、2年ほど治療もしました。完治したと思ったのですが、5年に一度ほど、急な発熱と、右足の付け根のリンパが、腫れて、移植した足首は、腫れてすごい炎症で、いつも、抗生剤の点滴などをして10日ほど入院します。
毎回、痛みが酷くなり、今回は、傷口が治らず、滲出液もやばい状態です。
先生からは、切断することを視野に入れた方がいいと言われてます。でもどうしても、足を切る勇気が出ません。やはり、切断するべきでしょうか?

A50 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
持続陰圧吸引療法(局所陰圧閉鎖療法)の適応を検討してはどうでしょう。
足関節の「炎症」を「5年に一度ほど」繰り返していたとすれば、血流の不良、リンパ流障害、腐骨の存在、感染を伴う外傷などが関係しているのかもしれません。
これまで原因の究明が出来ずに対症療法で症状が治まっていたということならば、今回の「炎症」を機に先ずは原因を明確にして、その原因を取り除くことが出来るかを検討してはいかがでしょう。
主治医は今後の人生で何度も炎症を繰り返しその度に重症化するのも大変だろうからと「切断することを視野に入れた方がいい」とアドバイスしてくださったのでしょうが、足関節切断は、やれる検査をすべてやってからでも遅くないかもしれません。

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