傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 昔の傷や治療後年数の経った傷の気になる状態
  1. 首・肩
Q1 相談者 ニックネーム:もと 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:男性

小学六年生の頃に顎から喉にかけてガラスで切って大怪我して傷が大きく残りました、目立たなくすることは可能でしょうか?10針以上縫った記憶があります。

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
フラクショナルレーザーやマイクロダーマニードルあるいは瘢痕形成術の適応でしょう。
「顎から喉にかけて」の切創なら瘢痕の拘縮が残っているでしょうから瘢痕形成術の際にZ形成やW形成などの手技が必要かもしれなません。
形成外科、美容皮膚科の両方を受診して治療法を提案してもらうとよいでしょう。
Q2 相談者 ニックネーム:ヒロ 患者様(相談対象者) 年齢:70代後半 性別:女性

79歳の母が4月27日に入院28日に首下がり症候群の手術をしました。全身麻酔で4時間半掛かりました。頸椎を固定すると下を向けなくなって後悔している人も多いとのことで頸椎7番目と胸椎の3か所の固定術を行いました。頸椎7番目のネジは普通はまっすぐ2本入れるが先生独自に骨にクロスして入れるため外れなくなりこれは私だけがしていること自慢されていました。術後8日目の5月6日に退院し痛みと浸出液がたくさん出ているため、明日も来てください明日も来てくださいと毎日通院し5月10日に緊急に今日入院して今日再手術させてくださいと、頸椎7番にヒピも入ってるようだと、開いてどこから浸出液が出ているか確認して止めないと感染して大変なことになるといわれ全身麻酔で再手術を行いました。結果7番のヒビから出ていたが、開いてみたら止まっていたとので皮膚と筋肉の間の浸出液を抜いてきれいに消毒してとじたのでもう大丈夫だといわれ安心していたのですが、再手術後4日目に傷口から多量の出血があり2センチ塞がらないと、このまま閉じなければまた再手術といわれています。
今、背中の左右にチューブを入れ肩から浸出液を出しているそうです。コロナ禍のため面会もできず先生の説明をきいても詳しく分からず心配だけが募ります。

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
主治医の先生は、同様の手術を多くなさった経験からよりよい方法を考案し選択 なさっているのでしょう。
術後の経過も、意図せぬ合併症が起きているとのことですが、緊急で再手術を決 定していることからも、最善の対策を模索なさっていると考えられます。
多量の出血が、皮下に貯留した血腫が排出されたものならば、洗浄し創を閉じる だけでよいかもしれません。
いずれにしろ、感染症の合併を防ぐことが必要ですし、筋力低下を防ぐため安静 期間を長くしたくありません。
ご家族の術後の経過が思わしくないためご心配でしょうが、主治医に詳しく状態 をお尋ねになり、今後の治療方針、経過予測を説明してもらってください。
Q3 相談者 ニックネーム:ゆー 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

15年程前に首に5cmほどの腫瘍が出来、良性でした。
手術で取り除いたんですがずっと感覚が鈍く、それはあまり気にならないのですが最近やたらとジンジンと変な感覚があり、ジーンとなった時に気色悪い感じです。感覚としては、虫などがとまってるかな?服が擦れてるのかなという感じですがどういった事が原因でしょうか?
縫い目が首の筋の上にある感じです

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕が刺激を受けて線維芽細胞の増殖が始まったのかもしれません。
肥厚性瘢痕が形成される可能性を否定することが出来ません。
外的な刺激だけでなく妊娠なども契機になることがあります。
形成外科あるいは皮膚科を受診して診て貰った方が良いでしょう。
Q4 相談者 ニックネーム:りり 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

今から7年前に甲状腺の右半分をとりました。濾胞ガンでした。
これが、最近になって右側の喉の圧迫感があり気になります。
病院は半年に一回程度で定期検診に行ってます。
検査結果、血液検査などなんともない状態です。
喉の圧迫感が気持ち悪いと訴えているんですが、その時の疲れとか体調でそのように思うのかもしれませんと言われました。
24時間ずっとではないのですが、とても気持ち悪いです。これってなぜでしょうか?

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
腫瘍などの存在による「喉の圧迫」ならば、「圧迫感」の増減はなく、「24時間 ずっと」一定の症状が続くのが通常です。
甲状腺は「定期健診」で異常がないことを確認できているので、甲状腺以外の異 状による「喉の圧迫感」を推測・精査してはいかがでしょう。
全く異常がなくとも自律神経のバランスが崩れた際などに喉の違和感や圧迫感が 生じる咽喉頭異常感症という症状もあります。
耳鼻科で咽頭や喉頭の診察を受けてください。
Q5 相談者 ニックネーム:s.s 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

手術跡の痛みの関連性について教えていただけないでしょうか。
私は、8年前に甲状腺の右側を良性腫瘍のため切除しました。当時、術後に痛みもなく、現在も傷はとてもきれいで、年1回の検査も問題なくきています。
ちょうど2週間前、チョコレート嚢胞のため卵巣を両方摘出しました(おそらく良性ではと言われましたが、病理検査中です)。そちらは、腹腔鏡手術でしたが、現在痛み止めもいらないくらい痛みなく、過ごしています。
ただ、お腹の痛みはないものの、最近、甲状腺のあたりが、時々ズキズキする瞬間があります。手術後、何かの関連で(神経痛のように)別の傷が痛むということはよくあるものなのでしょうか。

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
術後数日を経過してから、手術による影響が出ることは考えられません。
「卵巣を両方摘出」したことと、「甲状腺のあたりが、時々ズキズキする」ことは関係ないでしょう。
定期検診をしてもらっている甲状腺の担当医を受診してご相談ください。
Q6 相談者 ニックネーム:yu 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性

現在27歳ですが14歳位の時に怪我をして襟足あたりに10円位の大きさの傷跡が残っています
良い治療方法があるなら教えて頂きたいです

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、もう少し詳しい情報をいただくか診察をしなければ、具体的なアドバイスが出来ません。
後頚部は比較的瘢痕が残りやすい部位なので瘢痕を全く無くすことは出来ませんが、目立たなくすることは可能です。
患者さんご自身が気になる症状によって勧められる治療法は違うでしょうし、担当する医師によって効果的と考える治療の組み合わせや治療計画が異なることは少なくありません。
複数の形成外科、美容皮膚科を受診して治療を提案して貰い、全ての治療法のメリット・デメリットを理解し、ご自身が最も信頼できると感じた医師を主治医として、主治医とともに選択すべき治療を検討してください。
Q7 相談者 ニックネーム:is 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:男性

小4の時に首に腫瘍があり手術したんですがかなり目立つ縫い目で中学2年生になっても消えませんいつになったらなくなってくれるのか心配です
周りの人と話す時も顔ではなく首を見てきてとても不快です

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕の状態を診察しなければ具体的なアドバイスはできませんが、「かなり目立つ」なら、レーザー照射や瘢痕を切除して縫縮し直す瘢痕形成手術が有効でしょう。
形成外科を受診してご相談なさってください。
Q8 相談者 ニックネーム:うみ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

現在、21歳なのですが、17歳の時に骨折した鎖骨が今になって違和感が出るようになりすこし動かしにくくなっています。この場合、どうしたら良いですか?鎖骨は、形は歪なままですが、完治はしております。

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
鎖骨は歪みがあるまま癒合しても日常生活は問題ないのですが、肩関節の可動域を大きく必要とする場合は気になる可能性があります。
整形外科あるいはスポーツ整形を受診してご相談になるとよいでしょう。
Q9 相談者 ニックネーム:シアン 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

中学の時につけてしまった首のあざ(紐の痕と色素沈着)のことで悩んでいます。今レイザーに通っていますが、良くならないのでこのまま治らなかったらどうしようと悩んでいます。もし形成外科などで名医をご存知であれば教えていただきたいです。

A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「中学の時につけてしまった首のあざ(紐の痕と色素沈着)」ならば、擦過傷と皮下出血の後遺症として治療計画をたてる必要があります。
表皮および真皮深層の外傷性色素沈着ならレーザー治療や美白剤の適応ですが、真皮内にヘモジデリン沈着が起きているなら長期的な治療方針を検討しましょう。
決定的な治療法があるわけではないので、名医をお探しになるより継続して頻回に通院できる病院をお探しになるべきです。
複数の形成外科、美容皮膚科、美容外科を受診して、担当医としっかりと話し合って、自身が信頼できると感じる主治医を選び、焦らずに数年をかけて治療なさってください。
Q10 相談者 ニックネーム:こすもす 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

18歳の息子の声帯の傷跡のことでご相談します。
10歳の頃に階段の角で喉を強打した際に、右の声帯に傷ができてしまいました。その傷跡のせいで右の声帯が硬く萎縮した状態となっており、変声期に入ってから声が出しづらくなりました。日常生活にはあまり支障がない程度ですが、声に雑音が混じり、聞き取りにくい声になってしまいます。
声帯専門医のいる病院で、フィブラストを右の声帯に注入する治療を薦められましたが、フィブラスト注入で後遺症も出る事例が報告されているようです。どの程度の危険性があるのでしょうか。

A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「フィブラストを右の声帯に注入する治療」は、瘢痕を形成する線維芽細胞の数を減らし「硬く萎縮した状態」の改善を目的としたものです。

「フィブラスト」そのものが特別危険なわけではないので、「フィブラスト注入で後遺症も出る事例が報告されている」というのは、注入時に声帯や神経を傷つけてしまう可能性がないわけではないということでしょうし、治療によってどの程度「声」の改善が図れるかの保証はなく、それどころか更に「聞き取りにくい声」になることも絶対にないとは言い切れないと
いう、非常に慎重な発言なのではないでしょうか。

詳細は、主治医にご確認になったほうがよいでしょう。

昔の傷や治療後年数の経った傷の気になる状態 一覧に戻る

  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識

side

ページトップに戻る

ページトップに戻る