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創傷治癒よくある質問

  1. 昔の傷や治療後年数の経った傷の気になる状態
Q11 相談者 ニックネーム:しま 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

小学6年生の頃、傘を自転車の横に差し込んで走っていたところ、傘が後輪に絡まり、一回転するような状態で転びました。
その際、唇と歯を強打し、前歯がグラグラになってしまいましたが、すぐに歯医者で治療しことなきを得ました。
しかし、上唇の左側の肉がたるんでしまい、笑ったり喋ったりすると目立ちます。肉が下に垂れ下がっているような状態です。
また下唇にも、打ったときに出来たしこりのようなものがあり気になります。
美容整形をするしかないのか、口腔外科や形成外科で過去のケガの対応が可能なのかわからず悩んでおります。

A11 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
整容に関する治療は形成外科の範疇ですし、美容医療も形成外科の一分野です。
美容クリニックの中には、外傷後の整容的治療を得意としない医師もいます。
ご相談のお悩みは、先ずは形成外科でご相談いただくとよいでしょう。
口腔外科で口周りの美容にたずさわる歯科医師もいるので、お近くに口腔外科クリニックがあれば治療可能か尋ねてみてもよいでしょう。
Q12 相談者 ニックネーム:Moris 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

今から2年ほど前、高校の体育館で椅子にすわって講習を聞いている途中に気分が悪くなり席を外そうと立ち上がって歩き出したところで意識が無くなり倒れたのですが、コンクリートの地面にアゴから倒れたようで気づいたら前歯2本が下唇の内側に刺さったような状態で深く傷になりました。救急の病院の外科で診てもらい、口の中という事で縫合はしなかったのですが、2〜3週間で治ってきたら傷の部分が固くなり盛り上がったようになってしまいました。くちびるの内側ではあるものの、鏡でみると割と膨れているのが見えて、その個所だけが不自然にぷっくりと玉でも入っているかのように目立ちます。もうずっとこのままの状態になるのか、小さくなっていくのか、整形手術などで切り取ればなくなるのか、出来れば無くしたいです。

A12 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
形成外科におかかりください。
ステロイド注射や瘢痕形成術で目立たなくなります。
顔の外傷は、外科ではなく形成外科におかかりになった方がよいでしょう。
Q13 相談者 ニックネーム:ルル 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

たんこぶの傷痕がマッサージをすると赤くなるようになりました。原因と治療した方がいいのか知りたいです。

たんこぶが出来たのは3年前です。
部活のテニスのサーブ練習の時に、1番上手い速い子のサーブボールで地面にワンバウンドしたものが、左眉の上部に当たりました。かなり速かったです。
詳細の位置は、高さは左眉の上部に接する辺り、左右位置は正面を向いた時の黒目の外側のラインとx座標が同じです。

病院には行かず、痛みが引いたあとも、ほんの少しずつ小さくなっていきましたが“しこり”が1~2年ほどありました。
しこりは、触ったら固くてつまむと厚みを感じました。
今はありません。逆に平になっているようには感じます。眉上を指でなぞるとそこだけ平らで、言ってみれば跡地である存在感はあります。
普段生活をしていて、見た目はなんの異常もありません。

ここからが現状の気になることです。
目や頭が凝った時に、眉もマッサージするのですが、そうすると、たんこぶ痕が赤くなります。皮が剥けるようになります。
「傷痕に刺激を与えている」「血行を良くしている」状態かなと考えました。
ちなみにマッサージは、眉を上下からつまむやつと、人差し指・中指・薬指を3を示すときの配置にして、眉からおでこにかけて横振動を加えるやつです。伝えられていなかったらすみません。

なぜ、普段は完治しているように見えるたんこぶの痕に上記のような事をすると、傷が治りかけの状態、治るまであと一歩の時のような状態になるのでしょうか。

A13 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「テニスボール」の打撲による漿液腫が線維化して、「しこり」として「1~2年ほど」触れたのでしょう。
線維化した時点で新生血管が豊富に形成されており、時間をかけて徐々に元の状態に戻りつつあったところに「マッサージ」の刺激を与えると「赤くなる」のでしょう。
「マッサージ」などの「刺激」をせずに放っておけば、いずれ「赤く」ならなくなります。
Q14 相談者 ニックネーム:りょう 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

6年前、部活中に顎の皮膚を2.5センチほど切ってしまいました。病院には受診していません。傷跡は目立ち、盛り上がっています。傷跡がコンプレックスで治療を考えています。治療するにあたって、皮膚科、形成外科、のどこに受診するべきでしょうか、又僕のように放置してしまった古傷これは美容外科でしか治療が出来ないのでしょうか。

A14 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕でしょう。
形成外科を受診してください。
Q15 相談者 ニックネーム:カナシミ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

子どもが3年前に人中を受傷し、形成外科で4針縫合頂きましたが、傷跡が残りました。えぐれた状態を皮を元の位置に戻し縫って頂いた様で、縫合痕は然程目立たず、傷の部分は周りの皮膚と同じ皮膚感なのですが、傷全体が少し膨らんでおり、その膨らみが光の加減によって目立ちます。このふくらみを多少でも改善するためにはどの様な方法がありますでしょうか。

A15 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷受傷時にフラップ状になった皮膚を戻して縫合したので、「周りの皮膚と同じ皮膚感なのですが」、縫合線の収縮により「傷全体が少し膨らんで」いるのでしょう。
再度フラップを起こして裏の膨らみ部分を削るか、フラクショナルレーザーなどで「然程目立た」ない「縫合痕」を更に軟らかくすることで「膨らみ」が解消されます。
直ちに治療をするということでなくとも、ご本人が希望すればいつでも治療できることを確認するためにも、一度形成外科を受診してご相談なさってください。
Q16 相談者 ニックネーム:J 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

幼い頃にできた顔の傷跡修正について
(擦り傷の瘡蓋を何回か剥がしたため、縦線の凹み跡になり、成人しても残ったままになってしまいました。)
凹んでいる傷跡の修正にサブシジョンの施術を受けて1ヶ月になるのですが、ミミズ腫れのようになり、皮膚の下も赤く目立ちます。
施術を受けて2週間後くらいにこのようになり、その後変化が無いのですが、もう一度病院に行くべきでしょうか。
当初サブシジョンの後にダーマペンを受ける提案を医師からされたのですが、ミミズ腫れのような箇所にダーマペンは受けても良いものでしょうか。

A16 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「サブシジョンの施術を受けて」「2週間後くらいに」「ミミズ腫れのようになり、皮膚の下も赤く目立」つ症状が「変化が無い」まま「1か月」続いているというのは、「ミミズ腫れのような」肥厚性瘢痕が出来ているということなのでしょうか。
「サブシジョンの施術」は針やメスを使用して皮下の癒着を剥がすのですが、施術をする医師により手技が異なるため、頂いた情報だけでは状態の詳細が困難で、具体的な回答が出来ません。
「凹んでいる傷跡の修正」は瘢痕を目立たなくするための整容面の治療なのですから、施術だけで治療が終了するわけではありません。
施術後の自己ケア、病院でのケア、追加施術などを含め、経過を観察したうえで改めて指導していただけるはずですから、施術した病院でしっかりと診てもらってください。
Q17 相談者 ニックネーム:りりたん 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

15年前に車の事故で左頬をぶつけて腫れ上がったのですが骨も折れておらずそのまま自然治療で治ったのですが、最近GLP1のリベルサスを飲み始めてから事故をした場所が少しずつ赤み腫れてきているのですがこれは何か副作用などが原因なのか、それとも事故後の後遺症的なものなのか不安になりました。
それ以外にもデパケンなど飲み合わせが悪くないものも服用しています。

A17 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
GLP-1受容体作動薬「リベルサス」の「副作用」ではありません。
また、「事故後の後遺症」でもないでしょう。
むしろ、これまでにも服用している他の薬剤による出血傾向などの作用や、副鼻腔炎など別の疾患を合併している可能性があります。
もしGLP-1受容体作動薬が本当に必要なくらいの糖尿病と高度肥満があるのなら、血流不良などが原因で「頬」の脂肪組織の炎症が起きて「少しずつ赤み腫れてきているの」かもしれません。
形成外科で診察をしてもらうことをお勧めします。
Q18 相談者 ニックネーム:うめ 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:女性

40年前交通事故で鼻の下を擦りむきケロイド体質だったため盛り上がり美容外科で手術をしたが盛り上がりが残っています。諦めていましたがどうしても気になります

A18 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ケロイドではなく肥厚性瘢痕でしょう。
ステロイドテープ貼付、ステロイド注射、フラクショナルレーザー、瘢痕形成術、放射線照射など、複数の治療法を組み合わせて治療計画を練る必要があります。
「美容外科で手術をした」とありますが、瘢痕を切除し再縫合する瘢痕形成術も抜糸して治療が終わるのではなく、抜糸した時点から瘢痕を目立たなくするための治療や自己ケアが始まるのですから、施術後の経過をしっかりと診てもらう必要があります。
複数の形成外科・美容皮膚科を受診して、信頼できると感じる主治医を決めて、主治医とともに治療方針を検討し、施術をした場合も瘢痕が気にならなくなるまで定期的に経過を診てもらい適時適当なアドバイスを求めてください。
Q19 相談者 ニックネーム:えぬ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

2年前3ヶ月前に業務用のラックにぶつかり、左の眉尻の下あたりに小さいたんこぶができました。特に他に症状はなく自然に治るだろうと思い、当時は何もせず病院にも行きませんでした。それから1週間くらいして自然となくなり、現在跡は残っていません。
なので自分でも忘れていたくらいなのですが、ふと思い出し調べると後遺症などの話が出てきて病院に行くべきだったのではないかと不安になりました。
半年ほど前から左目に飛蚊症の症状があり、眼科を受診し眼底検査などを行なっておりますが、異常がないので生理現象とのことでした。先日たんこぶのことも話ししたのですが、あまり詳しく聞かれず早口でお答えいただいたので、すっきりできていないままです(関係があるとは考えられないと言っていただいた気がします)。
その他、これから目や脳などに症状が出る可能性はあるのでしょうか?

A19 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
打撲による「たんこぶ」は、皮下の血腫や漿液腫によるもので、頭蓋骨内の脳や神経に損傷は及んでいないと考えられます。
したがって、受傷後1年半以上経過して出現した「飛蚊症」は「眼底検査」で異常が無かったなら、「眼科」の説明通り比較的よくみられる「生理現象」によるものです。
また、打撲後「2年3か月」の経過で身体的異常が無かったのですから、「これから目や脳などに症状が出る可能性」は極めて低いでしょう。
Q20 相談者 ニックネーム:太陽 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

25年以上前に転けて、顎先を怪我して出血もけっこうあったので、近くの病院の外科で縫ってもらいました。
顎先に横長の2センチちょっとの長さで幅は4ミリ位の白い成熟瘢痕の傷跡が残っています。
先日、形成外科に傷跡の縫い直しをしてもらえないか相談しに行ったところ、顎先は皮膚の余裕がない場所だから縫い直さない方がいいと言われました。傷もキレイな方だからと。

そこで相談なのですが、やはり顎先は皮膚の余裕がない場所なのでしょうか?
成熟瘢痕にトラニラストの内服薬と、ヒルドイド軟膏は効果がありますか?(形成外科で処方して頂きました)
傷跡は一直線の傷よりもジグザグで縫った方が目立ちにくいと思うのですが、皮膚の余裕がない箇所では瘢痕を切除してジグザグに縫い直すのも難しいのでしょうか?

A20 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
実際に診察をしなければ具体的な判断は難しいのですが、「幅は4ミリ位」の「瘢痕」なら切除縫縮が可能なことも少なくありません。
瘢痕にかかる緊張を解除する方向に瘢痕を形成するためにZ形成術や W形成術などのデザインをすることがありますが、「顎先に横長の2センチちょっとの長さ」の瘢痕は単純縫縮でも構わないのではないでしょうか。
また、瘢痕形成術にこだわらず、「白い成熟瘢痕」なのですから、フラクショナルレーザーやマイクロダーマニードルセラピーなどの治療も検討してみてはいかがでしょう。
残念ながら「トラニラストの内服薬と、ヒルドイド軟膏」が著効して「白い成熟瘢痕」が改善した経験を持ち合わせていないので、期待できる効能は処方してくださった「形成外科」の医師にご確認いただいた方がよいでしょうが、線維芽細胞の過剰増殖を抑制し保湿効果とヒスタミン有利を抑制することは無駄ではないのかもしれません。

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