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創傷治癒よくある質問

  1. 昔の傷や治療後年数の経った傷の気になる状態
Q11 相談者 ニックネーム:カナシミ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

子どもが3年前に人中を受傷し、形成外科で4針縫合頂きましたが、傷跡が残りました。えぐれた状態を皮を元の位置に戻し縫って頂いた様で、縫合痕は然程目立たず、傷の部分は周りの皮膚と同じ皮膚感なのですが、傷全体が少し膨らんでおり、その膨らみが光の加減によって目立ちます。このふくらみを多少でも改善するためにはどの様な方法がありますでしょうか。

A11 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷受傷時にフラップ状になった皮膚を戻して縫合したので、「周りの皮膚と同じ皮膚感なのですが」、縫合線の収縮により「傷全体が少し膨らんで」いるのでしょう。
再度フラップを起こして裏の膨らみ部分を削るか、フラクショナルレーザーなどで「然程目立た」ない「縫合痕」を更に軟らかくすることで「膨らみ」が解消されます。
直ちに治療をするということでなくとも、ご本人が希望すればいつでも治療できることを確認するためにも、一度形成外科を受診してご相談なさってください。
Q12 相談者 ニックネーム:J 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

幼い頃にできた顔の傷跡修正について
(擦り傷の瘡蓋を何回か剥がしたため、縦線の凹み跡になり、成人しても残ったままになってしまいました。)
凹んでいる傷跡の修正にサブシジョンの施術を受けて1ヶ月になるのですが、ミミズ腫れのようになり、皮膚の下も赤く目立ちます。
施術を受けて2週間後くらいにこのようになり、その後変化が無いのですが、もう一度病院に行くべきでしょうか。
当初サブシジョンの後にダーマペンを受ける提案を医師からされたのですが、ミミズ腫れのような箇所にダーマペンは受けても良いものでしょうか。

A12 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「サブシジョンの施術を受けて」「2週間後くらいに」「ミミズ腫れのようになり、皮膚の下も赤く目立」つ症状が「変化が無い」まま「1か月」続いているというのは、「ミミズ腫れのような」肥厚性瘢痕が出来ているということなのでしょうか。
「サブシジョンの施術」は針やメスを使用して皮下の癒着を剥がすのですが、施術をする医師により手技が異なるため、頂いた情報だけでは状態の詳細が困難で、具体的な回答が出来ません。
「凹んでいる傷跡の修正」は瘢痕を目立たなくするための整容面の治療なのですから、施術だけで治療が終了するわけではありません。
施術後の自己ケア、病院でのケア、追加施術などを含め、経過を観察したうえで改めて指導していただけるはずですから、施術した病院でしっかりと診てもらってください。
Q13 相談者 ニックネーム:りりたん 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

15年前に車の事故で左頬をぶつけて腫れ上がったのですが骨も折れておらずそのまま自然治療で治ったのですが、最近GLP1のリベルサスを飲み始めてから事故をした場所が少しずつ赤み腫れてきているのですがこれは何か副作用などが原因なのか、それとも事故後の後遺症的なものなのか不安になりました。
それ以外にもデパケンなど飲み合わせが悪くないものも服用しています。

A13 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
GLP-1受容体作動薬「リベルサス」の「副作用」ではありません。
また、「事故後の後遺症」でもないでしょう。
むしろ、これまでにも服用している他の薬剤による出血傾向などの作用や、副鼻腔炎など別の疾患を合併している可能性があります。
もしGLP-1受容体作動薬が本当に必要なくらいの糖尿病と高度肥満があるのなら、血流不良などが原因で「頬」の脂肪組織の炎症が起きて「少しずつ赤み腫れてきているの」かもしれません。
形成外科で診察をしてもらうことをお勧めします。
Q14 相談者 ニックネーム:うめ 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:女性

40年前交通事故で鼻の下を擦りむきケロイド体質だったため盛り上がり美容外科で手術をしたが盛り上がりが残っています。諦めていましたがどうしても気になります

A14 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ケロイドではなく肥厚性瘢痕でしょう。
ステロイドテープ貼付、ステロイド注射、フラクショナルレーザー、瘢痕形成術、放射線照射など、複数の治療法を組み合わせて治療計画を練る必要があります。
「美容外科で手術をした」とありますが、瘢痕を切除し再縫合する瘢痕形成術も抜糸して治療が終わるのではなく、抜糸した時点から瘢痕を目立たなくするための治療や自己ケアが始まるのですから、施術後の経過をしっかりと診てもらう必要があります。
複数の形成外科・美容皮膚科を受診して、信頼できると感じる主治医を決めて、主治医とともに治療方針を検討し、施術をした場合も瘢痕が気にならなくなるまで定期的に経過を診てもらい適時適当なアドバイスを求めてください。
Q15 相談者 ニックネーム:えぬ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

2年前3ヶ月前に業務用のラックにぶつかり、左の眉尻の下あたりに小さいたんこぶができました。特に他に症状はなく自然に治るだろうと思い、当時は何もせず病院にも行きませんでした。それから1週間くらいして自然となくなり、現在跡は残っていません。
なので自分でも忘れていたくらいなのですが、ふと思い出し調べると後遺症などの話が出てきて病院に行くべきだったのではないかと不安になりました。
半年ほど前から左目に飛蚊症の症状があり、眼科を受診し眼底検査などを行なっておりますが、異常がないので生理現象とのことでした。先日たんこぶのことも話ししたのですが、あまり詳しく聞かれず早口でお答えいただいたので、すっきりできていないままです(関係があるとは考えられないと言っていただいた気がします)。
その他、これから目や脳などに症状が出る可能性はあるのでしょうか?

A15 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
打撲による「たんこぶ」は、皮下の血腫や漿液腫によるもので、頭蓋骨内の脳や神経に損傷は及んでいないと考えられます。
したがって、受傷後1年半以上経過して出現した「飛蚊症」は「眼底検査」で異常が無かったなら、「眼科」の説明通り比較的よくみられる「生理現象」によるものです。
また、打撲後「2年3か月」の経過で身体的異常が無かったのですから、「これから目や脳などに症状が出る可能性」は極めて低いでしょう。
Q16 相談者 ニックネーム:太陽 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

25年以上前に転けて、顎先を怪我して出血もけっこうあったので、近くの病院の外科で縫ってもらいました。
顎先に横長の2センチちょっとの長さで幅は4ミリ位の白い成熟瘢痕の傷跡が残っています。
先日、形成外科に傷跡の縫い直しをしてもらえないか相談しに行ったところ、顎先は皮膚の余裕がない場所だから縫い直さない方がいいと言われました。傷もキレイな方だからと。

そこで相談なのですが、やはり顎先は皮膚の余裕がない場所なのでしょうか?
成熟瘢痕にトラニラストの内服薬と、ヒルドイド軟膏は効果がありますか?(形成外科で処方して頂きました)
傷跡は一直線の傷よりもジグザグで縫った方が目立ちにくいと思うのですが、皮膚の余裕がない箇所では瘢痕を切除してジグザグに縫い直すのも難しいのでしょうか?

A16 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
実際に診察をしなければ具体的な判断は難しいのですが、「幅は4ミリ位」の「瘢痕」なら切除縫縮が可能なことも少なくありません。
瘢痕にかかる緊張を解除する方向に瘢痕を形成するためにZ形成術や W形成術などのデザインをすることがありますが、「顎先に横長の2センチちょっとの長さ」の瘢痕は単純縫縮でも構わないのではないでしょうか。
また、瘢痕形成術にこだわらず、「白い成熟瘢痕」なのですから、フラクショナルレーザーやマイクロダーマニードルセラピーなどの治療も検討してみてはいかがでしょう。
残念ながら「トラニラストの内服薬と、ヒルドイド軟膏」が著効して「白い成熟瘢痕」が改善した経験を持ち合わせていないので、期待できる効能は処方してくださった「形成外科」の医師にご確認いただいた方がよいでしょうが、線維芽細胞の過剰増殖を抑制し保湿効果とヒスタミン有利を抑制することは無駄ではないのかもしれません。
Q17 相談者 ニックネーム:トム 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

17歳の時に顔の頬の部分に5センチぐらいの傷があります。化粧をすれば目立たないと言われていますが、私自身コンプレックスでした。
今回、美容皮膚科に相談したところ、傷跡を目立たなくする為にメスを入れて目立たない縫い方をすれば大丈夫と言われました。知人達は、若くないから細胞が再生する迄に時間もかかるし、再度顔にメスを入れて返って目立つようになったら良くないからやめた方が良いと言われています。私自身も迷っています。

A17 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「頬」の「傷跡を目立たなくする」には、「メスを入れて目立たない縫い方を」する瘢痕形成術のほかに、一般的にフラクショナルレーザーやマイクロダーマセラピーなどの治療も有効です。
「化粧をすれば目立たないと言われ」るくらいの「頬」の「傷跡」の「相談」に対し、「メスを入れて目立たない縫い方をすれば大丈夫」と提案をなさったなら、おかかりになった「美容皮膚科」の担当医は顔面の瘢痕形成手術の経験を十分に積んできた医師なのではないでしょうか。
通常、「60代前半」ならば頬の肌の緊張が小さいので、肌が突っ張っている若い頃に比べ術後の瘢痕は目立ちにくくなります。
申し訳ありませんが、診察をしなければ具体的なアドバイスは出来ません。
診療・治療を担当する医師によって勧める治療方針が異なることも少なくないので、他の形成外科や美容皮膚科でも意見を訊いてみてはいかがでしょう。
Q18 相談者 ニックネーム:シーコ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

娘が3才の時、すべり台の高さ2mくらいから転落し、頬を切って5針ほど縫合しました。30才の今、整形手術を考えていますが、傷跡はきれいになるのでしょうか?

A18 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕を目立たなくするため、フラクショナルレーザーや瘢痕形成術があります。
瘢痕の向きにもよりますが連続Z形成術やW形成術など特殊な手技が必要になるかもしれません。
形成外科を受診してご相談なさってください。
Q19 相談者 ニックネーム:太郎 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性

2年ほど前に自転車の事故で眼窩底骨折、鼻骨骨折をしました。
その際におでこにたんこぶ?みたいな膨らんだ切り傷と膨らみが出来たのですが治す場合は何科にかかればいいでしょうか?
救急で運ばれた総合病院に連絡を取ってそちらにかかる方が良いでしょうか?
あと運ばれた病院で眼窩底骨折の手術を勧められ、違う病院での手術になったのですが手術予定の病院で大丈夫と言われそのままにしていました。
しかし最近証明写真を撮る際に自分でも気持ち悪いくらいの目の位置のずれなのですがこれはもう治す手段はないのでしょうか?

A19 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「膨らんだ切り傷と膨らみ」は皮下硬結か骨膜肥厚、もしくは肥厚性瘢痕でしょう。
形成外科におかかりください。
「運ばれた病院で眼窩底骨折の手術を勧められ」たにもかかわらず「違う病院で」「大丈夫と言われ」たならば、受傷直後に骨折部位に挟まっていた眼球周囲組織が外れて複視の症状が解消されたということなのでしょう。
「2年ほど」経過してから、「気持ち悪いくらいの目の位置のずれ」が出現することはありません。
受傷直後から「目の位置のずれ」があったなら、眼窩底骨折の骨欠損部が比較的大きいことが推測されますが、それならば「2年ほど」の期間、複視を放っておいたことになるので、視力の左右差が大きくなっているかもしれません。
「目の位置のずれ」は形成外科、あるいは目周囲の外科的治療を専門に行う眼科(眼形成)を受診してください。
Q20 相談者 ニックネーム:さいと 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

3年前ほどに部活で腕立て伏せをしている際に顎の右側だけを強く地面にぶつけてしまいました。それから数週間は青タン状態で押すと痛かったです。押しても痛く無くなって数ヶ月経ってから鏡を見ると、顎の右側側だけ少し伸びているように見えました。少し経てば治ると思いほって置いてたのですが、今でも右の顎だけ少し伸びている、大きくなっている状態です。なので今まで病院で見せたことはありません。触った感触でいいますと、左側の骨に比べて右側はなにかに覆われているような感じがします。顎となると輪郭に関わるので、とても気になります。どうすればよいのでしょうか?手術が必要になる場合はその値段や必要になる時間を教えて頂けると幸いです。

A20 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「右の顎だけ少し伸びている、大きくなっている状態」が、下顎骨の左右差によるのか軟部組織ボリュームの左右差によるのか単純レントゲン写真とCT、MRIによる画像診断が必要です。
強い打撲によって骨膜肥厚が起き下顎骨に一時的な変形が生じたことも完全には否定できませんが、その差は「3年」も経過すればほぼ吸収されるのが通常です。
また、片側の歯で咀嚼することを続けた場合に咬筋の肥大が起きて左右差が生じることが多いのですが、「押しても痛く無くなって数ヶ月経」つまで意識的に「右側」の「顎」に負担をかけないようにしたならばむしろ左側が大きくなるのが一般的です。
「触った感触」が「左側の骨に比べて右側はなにかに覆われているような感じが」するなら、皮下出血の痕が線維化して軽度の硬結になっているのかもしれません。
診察・診断をしなければ具体的な治療法のアドバイスは出来ません。
診断を確定して治療法を提案してもらってから実際に治療をするかどうかを決めればよいのですから、形成外科を受診してご相談なさってください。

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