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創傷治癒よくある質問

  1. 昔の傷や治療後年数の経った傷の気になる状態
Q1 相談者 ニックネーム:やまくみ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

今から30年ほど前に喧嘩をして左頬を膝で強く蹴られたました。同時18歳で痛いというよりは、なぜか気持ち悪くなり、15分程たってから1度、嘔吐しました。頬の下が腫れてましたが出血はなく、その日は病院へ行きませんでした。1週間後くらいたってから病院へきレントゲンを撮ると、目の下の目を支えてる骨が下に下がってるとかでした(すみません、あまり覚えてないです)。視力は上を見上げる時と、思いっきり目を左に移動すると、今でも少し二重に見えますが、日常生活で、そんな真左をみたり、首を動かさないで上を見ることはあまりないので見え方での不便は通常感じません。その後、大きな腫れは引きましたが、頬を押すとちょっと痛く、固い動くしこりがあるため、形成外科(美容外科)で2センチほど切り、しこりをとってもらいました。しかし、しこり真ん中部分は平で外の部分、数ミリのところにまだしこりがあり、現在もあるため、その残ったしこりをとっていただきたいのですが、現在は何か、他の手術方法があれば是非教えてほしいです。

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
眼窩底骨折です。
眼球周囲の脂肪が副鼻腔に落ち込み眼球の動きを制限するため、上方視や左方視の際に複視が生じます。
眼球の動きの制限が大きくなければ、上方視や左方視に伴い無意識で顔を注視方向に向けるため、日常生活に不便は生じません、
頬の硬く動くしこりは頬骨骨折に伴う皮下血腫が線維化したものかもしれません。
超音波検査やMRIあるいはCTで診断ができます。
切除すべきかどうかは診断を確定してからの判断なので、形成外科を受診してご相談なさってください。
Q2 相談者 ニックネーム:えまる 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

35年程前に貧血で倒れて顔を強打し、右眉の所が切れてしまい縫合処置を受けました。
現在まであまり気にしないように生活してきましたが、最近違和感が顕著です。常に右瞼が重く感じて目を開いていてもだんだん瞼が閉じてしまうような感覚があります。
目を見開くような動作をしてもうまく瞼を持ち上げられていないようです。
触るとしこりのようなものも感じられます。
だいぶ昔の傷ですが、このような違和感を改善できる治療はありますか?
あるとすれば何科を受診すれば良いでしょうか?

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
右上眼瞼の眼瞼下垂症ではないでしょうか。
上眼瞼挙筋短縮術で症状の改善が可能です。
「35年前」の外傷の治癒後にずっと開瞼の左右差が無かったなら、眼瞼下垂の発症に外傷は関係していない可能性が高いでしょう。
頂いた情報だけでは、進行性の筋疾患の可能性も完全には否定できません。
先ずは形成外科あるいは眼科形成、または眼科を受診してください。
Q3 相談者 ニックネーム:あんず 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

幼少期(5歳くらい)に転んで陳列棚の角で下唇の下を怪我しました。傷は貫通しており縫合しましたが下唇が上唇より出ている状態になっています。少し下唇が剃っているので傷はあまり目立ちませんがしゃくれた感じでずっと気になっています。
治せるのであれば治したいですが何科に行けば良いでしょうか

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷の既往と「少し下唇が反って」「しゃくれた感じ」になっていることに、直接の関係はないかもしれません。
形成外科あるいは美容外科を受診してご相談なさってください。
Q4 相談者 ニックネーム:あお 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

9年前に、顔面から倒れて上唇を切ってしまいました。
病院に運ばれて縫ったのですが、傷跡がずっと残っています。
ずっと気になっているのですが、これは今更消せるのでしょうか?
また、消せるとしたら何科を受診したら良いのでしょうか?
傷跡は、口角寄りのすみに縦に入っていて、ぷちっと盛り上がって(しこり?)、色は唇の他の部分より白っぽいというか薄いです。
大きな傷跡ではないですが、写真を撮ったりすると目立つので、消せるなら消したいです…

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
形成外科を受診してください。
瘢痕を切除して縫い直す瘢痕形成術でほとんど分からなくなります。
Q5 相談者 ニックネーム:セーゴ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性

5年前くらいに右頬の粉瘤摘出手術をして縫合してもらった箇所がドッグイヤーになってしまっています。当サイトで似たような質問が散見されましたが、その中で回答内容に「マッサージ」というワードがありました。ドッグイヤーにはどのようなマッサージが効果的なんでしょうか?

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ドッグイヤー」は「マッサージ」では解消されません。
修正の形成手術が必要です。
形成外科を受診して相談してください。
Q6 相談者 ニックネーム:しま 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

小学6年生の頃、傘を自転車の横に差し込んで走っていたところ、傘が後輪に絡まり、一回転するような状態で転びました。
その際、唇と歯を強打し、前歯がグラグラになってしまいましたが、すぐに歯医者で治療しことなきを得ました。
しかし、上唇の左側の肉がたるんでしまい、笑ったり喋ったりすると目立ちます。肉が下に垂れ下がっているような状態です。
また下唇にも、打ったときに出来たしこりのようなものがあり気になります。
美容整形をするしかないのか、口腔外科や形成外科で過去のケガの対応が可能なのかわからず悩んでおります。

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
整容に関する治療は形成外科の範疇ですし、美容医療も形成外科の一分野です。
美容クリニックの中には、外傷後の整容的治療を得意としない医師もいます。
ご相談のお悩みは、先ずは形成外科でご相談いただくとよいでしょう。
口腔外科で口周りの美容にたずさわる歯科医師もいるので、お近くに口腔外科クリニックがあれば治療可能か尋ねてみてもよいでしょう。
Q7 相談者 ニックネーム:Moris 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

今から2年ほど前、高校の体育館で椅子にすわって講習を聞いている途中に気分が悪くなり席を外そうと立ち上がって歩き出したところで意識が無くなり倒れたのですが、コンクリートの地面にアゴから倒れたようで気づいたら前歯2本が下唇の内側に刺さったような状態で深く傷になりました。救急の病院の外科で診てもらい、口の中という事で縫合はしなかったのですが、2〜3週間で治ってきたら傷の部分が固くなり盛り上がったようになってしまいました。くちびるの内側ではあるものの、鏡でみると割と膨れているのが見えて、その個所だけが不自然にぷっくりと玉でも入っているかのように目立ちます。もうずっとこのままの状態になるのか、小さくなっていくのか、整形手術などで切り取ればなくなるのか、出来れば無くしたいです。

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
形成外科におかかりください。
ステロイド注射や瘢痕形成術で目立たなくなります。
顔の外傷は、外科ではなく形成外科におかかりになった方がよいでしょう。
Q8 相談者 ニックネーム:ルル 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

たんこぶの傷痕がマッサージをすると赤くなるようになりました。原因と治療した方がいいのか知りたいです。

たんこぶが出来たのは3年前です。
部活のテニスのサーブ練習の時に、1番上手い速い子のサーブボールで地面にワンバウンドしたものが、左眉の上部に当たりました。かなり速かったです。
詳細の位置は、高さは左眉の上部に接する辺り、左右位置は正面を向いた時の黒目の外側のラインとx座標が同じです。

病院には行かず、痛みが引いたあとも、ほんの少しずつ小さくなっていきましたが“しこり”が1~2年ほどありました。
しこりは、触ったら固くてつまむと厚みを感じました。
今はありません。逆に平になっているようには感じます。眉上を指でなぞるとそこだけ平らで、言ってみれば跡地である存在感はあります。
普段生活をしていて、見た目はなんの異常もありません。

ここからが現状の気になることです。
目や頭が凝った時に、眉もマッサージするのですが、そうすると、たんこぶ痕が赤くなります。皮が剥けるようになります。
「傷痕に刺激を与えている」「血行を良くしている」状態かなと考えました。
ちなみにマッサージは、眉を上下からつまむやつと、人差し指・中指・薬指を3を示すときの配置にして、眉からおでこにかけて横振動を加えるやつです。伝えられていなかったらすみません。

なぜ、普段は完治しているように見えるたんこぶの痕に上記のような事をすると、傷が治りかけの状態、治るまであと一歩の時のような状態になるのでしょうか。

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「テニスボール」の打撲による漿液腫が線維化して、「しこり」として「1~2年ほど」触れたのでしょう。
線維化した時点で新生血管が豊富に形成されており、時間をかけて徐々に元の状態に戻りつつあったところに「マッサージ」の刺激を与えると「赤くなる」のでしょう。
「マッサージ」などの「刺激」をせずに放っておけば、いずれ「赤く」ならなくなります。
Q9 相談者 ニックネーム:りょう 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

6年前、部活中に顎の皮膚を2.5センチほど切ってしまいました。病院には受診していません。傷跡は目立ち、盛り上がっています。傷跡がコンプレックスで治療を考えています。治療するにあたって、皮膚科、形成外科、のどこに受診するべきでしょうか、又僕のように放置してしまった古傷これは美容外科でしか治療が出来ないのでしょうか。

A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕でしょう。
形成外科を受診してください。
Q10 相談者 ニックネーム:カナシミ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

子どもが3年前に人中を受傷し、形成外科で4針縫合頂きましたが、傷跡が残りました。えぐれた状態を皮を元の位置に戻し縫って頂いた様で、縫合痕は然程目立たず、傷の部分は周りの皮膚と同じ皮膚感なのですが、傷全体が少し膨らんでおり、その膨らみが光の加減によって目立ちます。このふくらみを多少でも改善するためにはどの様な方法がありますでしょうか。

A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷受傷時にフラップ状になった皮膚を戻して縫合したので、「周りの皮膚と同じ皮膚感なのですが」、縫合線の収縮により「傷全体が少し膨らんで」いるのでしょう。
再度フラップを起こして裏の膨らみ部分を削るか、フラクショナルレーザーなどで「然程目立た」ない「縫合痕」を更に軟らかくすることで「膨らみ」が解消されます。
直ちに治療をするということでなくとも、ご本人が希望すればいつでも治療できることを確認するためにも、一度形成外科を受診してご相談なさってください。

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