傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 下肢
Q21 相談者 ニックネーム:ひらめ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

アスファルトで転んでひざの少し下(骨が少し出っ張っているところ)が3cm位えぐれてしまいました。
すぐ病院に行ったのですが、縫ってはもらえずスポンジみたいなもので擦ってゴミ掃除をして軟膏をつけて帰されました。数日後また行って同じ治療と、人工皮膚を縫いました。また数日後、膿んできたので病院で診てもらったら手術することになりました。しかも2度やりますと言われました。 1回目は皮膚再生(皮膚を盛り上げる)2回目は皮膚を縫う。 14日間の入院でした。その後約25か月経ちますが未だに傷の下が固く盛り上がっています。皮膚が硬くて奥の皮膚にくっ付いていて伸びないので正座ができないです。硬いものに当たると痛いです。 しばらくドレニオンテープ(ステロイド)を毎日貼っていました。2か月前からは傷の色を無くす軟膏とプロペトだけです。盛り上がりを無くすのはステロイド注射しかないと言われ、何回も打つと言われました。

A21 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
膝は肥厚性瘢痕でしょう。
赤みがあって硬く盛り上がっているなら、フラクショナルレーザーが有効かもしれません。
ステロイド剤の貼付やステロイド注射も効果があります。
膝の肥厚性瘢痕は、治療をしなくとも数年以上の経過で平らになっていく可能性がありますが、ぶつけるたびに比較的強い痛みがあるはずです。
治療の経過から推測すると、形成外科におかかりになっているのでしょうから、主治医に今後の経過を予測してもらい、主治医とともに治療計画をたててください。
Q22 相談者 ニックネーム:ほ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性

今回高位骨切り術の抜釘術をしました。
腓骨も切除し、くるぶしからピンも入れていた為にくるぶしからピンも抜きました。
くるぶしの抜糸も終わって傷は塞がっていたのですが、2日後にくるぶしから体液が出た為再度縫いましたが、それでも体液が止まらずガーゼと包帯で圧迫して傷口が塞がり待ちをしています。
再度縫い直してからガーゼ交換で2回通院して、ガーゼ交換時にガーゼを見ると体液はまだ出ている様で傷口が塞がってないようです。
先生の説明では、くるぶしと脚の健の所に空洞ができている為に体液が出てきていると言われました。
抜糸まで2週間はガーゼと包帯で圧迫して傷口が塞がるまでこのまま行きましょうと言われたのですが、2週間で塞がるのか心配です。
塞がなければ再度くるぶしを切開をして中も縫いますと入れたのですが、体液が出続けるとこのまま傷口は塞がらないのでしょうか?

A22 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
しっかりと圧迫をして足関節を固定しておけば、「くるぶしと脚の腱の所」の「空洞」は癒着して「体液」(浸出液)も無くなります。
感染を併発しているのではないでしょうから、「体液が出続ける」から「空洞が出きている」のではなく、「空洞ができている為に体液が出てきて」「傷口」が「塞がらない」のです。
「ガーゼ」を丸めて「空洞」を潰すように圧迫して、下肢をなるべく高い位置に保持しておいてください。
Q23 相談者 ニックネーム:Kotukiri 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:男性

左膝の骨切り手術を行いました。左脚の膝内側から数cmの所から10cm弱を切開し骨切りし、プレートで固定しました。
術後からですが、傷口から脛までの間から脛を中心に足首そして内側のくるぶしまで、表皮を触っても爪を立てても全く感覚が麻痺しています。
更に同じ範囲なのですが、麻痺している表面ではなく、その下がビリビリとした痛みが起きます。
常時という訳ではなく、横になった時やリハビリの為に足に力を入れて膝を曲げた時等にビリビリとした痛みが起き、睡眠中は痛みで目が覚めるほどです。
氷嚢等で冷やすと痛みが少し落ち着いてくることもありますが、痛みが継続することもあります。
原因は手術によって神経に傷がついたのだと思いますが、治療法はありますか?

A23 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
伏在神経領域の麻痺のようです。
神経損傷の部位を指先で叩くと、末梢(足先)に向けて痛みが響きます(放散痛)。
診察をしなければ、具体的な診断も治療のアドバイスも出来ません。
直ちに、手術をした病院で主治医に症状を報告してください。
Q24 相談者 ニックネーム:シャンプー 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

変形性膝関節症の抜釘後、水疱が4つ程出来ている テープは貼ってあり、シャワーokだがこのまま様子見で良いか?

A24 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「変形性膝関節症の抜釘」ということは、脛骨骨切り術あるいは人工膝関節置換術を行ったということでしょうか。
抜釘部分に「水疱が4つ程出来ている」のでしょうか、テープかぶれで「水疱が4つ程出来ている」のでしょうか。
「テープ」は「水疱」の上に貼ってあるのでしょうか。
申し訳ありませんが、情報が少ないため明確な回答が出来ません。
「シャワーok」と許可があってそれ以外の指示が無かったなら、一般的に「このまま様子見で良い」とお考えになってもよいことが多いものです。
ただし、個々の症例でお勧めの治療法は様々ですし、治療方針も主治医により異なることがあるので、具体的な対処法は主治医にお尋ねになってください。
Q25 相談者 ニックネーム:こかげ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

現在術後1カ月です。 脛骨、腓骨、足首を骨折し、整形外科で髄内釘手術を受け2週間で退院。
痺れはあるものの、退院前には痛み止めも不要になり、順調に回復していましたが 退院後、徐々に痛み、痺れが強くなり、痛みでまともに寝られないまでになりました。
また、足を高くして横になっていても、足を降ろさないようにして座っていても 常に痛みと痺れがあります。
昼夜問わず、1時間程度眠ると強い痛みで目が覚め、 太腿からつま先までバリバリにこわばっています。
こわばりは足を何度か動かせば取れますが、痛みと痺れは横になったまま マッサージやストレッチを続けても改善せず、 体を起こして数十分~1時間程度マッサージ、ストレッチを続けたり 体を動かしたりしているうちに少しずつ改善します。
充分改善しないうちに横になっても痛みで眠れず、 また起き上がって体を動かす羽目になり、毎日まともに眠れない日が続いています。
眠っている、いないに関わらず、じっと体を動かさずに 横になっていると痛みがひどくなるようです。
主治医に相談したところ、効果のなかったロキソニンから トアラセットに変更されましたが効果はありませんでした。
動かずにいるとこで痛みや痺れが悪化する原因と 予防法、対策等あれば教えていただけますと大変ありがたいです。

A25 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「髄内釘手術」でギプスなどの固定は無いということですね。
頂いた情報だけでは、症状の詳細が把握できないので、推測を交えてお答えいたします。
術後「2週間」は「順調に回復」していたが、「徐々に痛み、痺れが強くなり、痛みでまともに寝られ」なくなったのなら、浮腫み、筋肉のコリ、筋肉の疲れのいずれか、あるいは全てが原因でしょう。
入浴後に筋肉が温まって軟らかくなった状態で筋肉のマッサージとストレッチをすること、就寝時にきつ過ぎない程度の加圧ストッキングを着用すること、体を冷やさないことが対策として考えられます。
また、「1時間程度眠ると強い痛みで目が覚め」るのは、包帯やサポーターなどがきつすぎるということはないでしょうか。
伸縮包帯は全く伸ばさない状態で巻くべきですし、サポーターは少しでもきつめだと、時間の経過とともに痛みの原因になります。
「太腿からつま先までバリバリにこわばって」いるのがこむら返りとすれば、芍薬甘草湯がよく効きますが、疎経活血湯、牛車腎気丸、八味地黄丸、柴苓湯、エルカルチン、ウラリットなども有効とされます。
「主治医に相談」して処方が「ロキソニンからトアラセット」に変更されたとのことですが、診察の際に主治医に「動かずにいるとこで痛みや痺れが悪化する原因」をお尋ねになっていただくとよいでしょう。
Q26 相談者 ニックネーム:フランジパニ 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

人口股関節置換術を受けて、自宅にてリハビリ中です。
左の手術縫合箇所の一部分 1.5cm くらいの傷口が開いてきました。最初からその部分だけグジュグジュしていたのですが、やはり治りが悪くとうとう開いてしまいました…
病院行って縫ってもらった方が良いのでしょうか? 病院側は問題無いと言われるのですが…

A26 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
主治医が「問題無い」と言っていたなら、「最初から」「左の手術縫合箇所の一部分1.5cmくらいの傷口」の「部分だけグジュグジュしていたの」は、主治医の想定範囲内ということなのでしょう。
ただし、「左の手術縫合箇所の一部分1.5cmくらいの傷口」が「とうとう開いて」しまってから創を診て言った言葉でないなら、主治医が創離開までを想定していたかどうかが判らないので、直ちに受診していただいた方がよいでしょう。
「縫ってもらった方が良い」かは、主治医の判断になります。
縫合せずに軟膏療法や湿潤療法で上皮化を待つことも少なくないので、その場合は、ご自宅での処置の仕方だけでなく、入浴の方法や日常生活でしてはいけないこと、どんな時にすぐ受診すべきかなどを具体的に説明して貰ってください。
Q27 相談者 ニックネーム:ゆるママ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

皮下腫瘍摘出の手術をしました。 膝の粉瘤で、1週間後に抜糸をしました。
経過も良く、抜糸の時にはほぼ痛みもなく、先生も問題無いと言う事で、1ヶ月位はキズパワーパッドを貼って様子を見て。で、診察は終了となりました。
ところが、抜糸後の翌日から痛みを覚え、2日後には傷の場所を含め、膝下もパンパンに腫れて赤くなり、熱ももって、歩くのも痛い程になりました。
3日目もまだ熱をもっていて、酷くはなっていませんが、まだ痛い状態です。
何か感染症等を起こしているのでしょうか?
治ってきていたはずなのに、急に激痛になり腫れる事は、治る過程であることなのでしょうか?麻酔が切れた時より遥かに痛い状態です。

A27 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮膚腫瘍の粉瘤を完全に切除できていなかったのでしょう。
直ちに施術をしてくださった病院におかかりになってください。
Q28 相談者 ニックネーム:ありす 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

先日部屋で右足の踵でガラスを踏み、痛くて踵つける状態じゃなかったので翌日形成外科に行き、切開してとってもらったのですが、2日経った今も痛みがあります。
昨日はそこまでではなかったのですが今日は痛みが強くなっています。
踵つけない程ではないですけど痛いです。
切開した時先生には「まだ残ってるような気もするけど透明で見えない」と言われました。
最後にも再度レントゲンを撮り、初めに撮ったものと見比べると映っていた遺物の影は消えていたのですが 、今の痛みは切開したことによる傷の痛みの可能性の方が高いのでしょうか?

A28 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
昨日より痛みが強くなっているのですから、浮腫みによる痛みと考えられます。
足を挙げているときより足を下げているときの痛みが強いはずです。
徐々に痛みは軽減します。
消炎鎮痛剤を服用してください。
Q29 相談者 ニックネーム:moonpicture 患者様(相談対象者) 年齢:70代前半 性別:女性

右足首外果骨折にて整形外科受診、専門病院紹介にて入院、手術、(プレート、ボルト6本)手術翌日よりリハビリ開始、縫合痕はマッサージ厳禁と言われました。二週間で退院後は近隣のリハビリ専門病院に通っていますが縫合痕をかなり強くほぐされますし自宅でも毎日ほぐすように指導されました。赤みが出るし痛みも出るのですがこのまま続けても大丈夫でしょうか?現在術後三週間ほどです。

A29 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
術後「三週間ほど」経過しているなら「縫合痕をかなり強くほぐされ」ても「自宅でも毎日ほぐ」しても構いません。
瘢痕拘縮によって足関節の可動域制限が生じることを懸念して、瘢痕を軟らかく保つための処置でしょう。
「リハビリ専門病院に通って」いるのですから、不安な点は「リハビリ」の主治医にお尋ねになってください。
Q30 相談者 ニックネーム:suke 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性

1ヶ月くらい前から、膝のお皿の下部分の痛みが続いています。
その部位は30年くらい前にオスグッド病の手術をして、3cm大くらいの縫い傷がある場所でもあります。
2週間程前に整形外科を受診し、レントゲンやエコーもしましたが異常はありませんでした。
皮膚科にもかかりましたが、症状の特定はされず、一旦皮膚の保湿薬と炎症をおさえるステロイド薬を塗布しています。
安静と薬の塗布を続けて2週間くらい経ちましたがあまり症状に変化がありません。
始めて出た症状で、心当たりがあるとしたら、仕事でひざまづくことが多く、該当部位をついたり擦ったりをここ3年以上頻繁にしていました。
自覚症状としては、明らかに筋肉や骨、腱などの関節の痛みではありません。
じっとしていて痛むことはありませんが、膝を伸ばしたりした際に皮膚が引っ張られる際に、皮が引き裂かれるような感覚と痛みがあります。
患部が腫れたり、赤くなったという見た目の変化もありません。
塗り薬を塗る際に、軽くさすりながらどこが痛みの場所なのか?細かく確認していると、上記古傷の縫い傷の内側にしみるような痛みがあるように感じます。
診てもらうべき診療科でも分かれば嬉しいです。

A30 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「1ヶ月くらい前」に出現した「膝のお皿の下部分の痛みが」徐々に増強したなら膝蓋腱炎の可能性が高いと考えますが、「2週間程前に整形外科を受診し、レントゲンやエコーもしましたが異常は」なかったなら膝蓋腱炎は否定されたということなのでしょう。
「30年くらい前に」「手術をして、3cm大くらいの縫い傷がある場所」が「じっとしていて痛むことはありませんが、膝を伸ばしたりした際に」「皮膚が引っ張られ」「皮が引き裂かれるような感覚と」「縫い傷の内側にしみるような痛みがあるように感じ」るなら、外的刺激により瘢痕が活性化されたのかもしれません。
「仕事でひざまづくことが多く、該当部位をついたり擦ったりをここ3年以上頻繁にして」いたことは直接関係なく、「1ヶ月くらい前」に症状が出現する直前に強くぶつけたり体重をかけて瘢痕を潰したりしたエピソードがあるのではないでしょうか。
瘢痕の赤みが強くなったり盛り上がったりしていなければ、一般的に、3か月程度を目処に症状は軽減し消褪します。
形成外科を受診して診察をしてもらってください。

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