傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 下肢
Q11 相談者 ニックネーム:utp 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

今年1月位から左膝が赤く腫れて痛くなり、 整形外科で診てもらいました。
レントゲンやMRI、血液検査でも特に異常がなく
膝蓋前滑液包炎と診断されるも、痛みが増すばかりでした。
3件目の整形外科で関節炎と言われ、ステロイド注射を4回打ち、細菌感染を起こしたのか蜂窩織炎になってしまいました。
切開排膿処置をしてもらい、抗生剤点滴のため 2週間入院、傷口の経過観察で現在も通院中です。
膝ということもあり、傷口が塞がりにくいのは 解るのですが、3ヶ月以上経った現在も 膿は止まらず 傷口も小さくなりません。
主治医は 気長に塞がるのを待ちましょうと 呑気なのですが、流石に少し不安を感じています。
抗生物質は継続して服用しています。 このまま経過観察のみで大丈夫なのでしょうか?

A11 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「3か月以上」前と比較しても「膿は止まらず傷口も小さく」なっていないなら、感染の抑制が出来ていないということですから、そのまま「気長に」待っても「塞がる」ことはありません。
感染している組織を掻爬して感染巣を除去することが必要ではないでしょうか。
診察をしなければ具体的なアドバイスが出来ません。
主治医に、現在の状態と今後の経過予測をお尋ねになってみてください。
経過の予測と治療指針が明確でなければ、他の医師のセカンドオピニオンを求めることを検討してもよいかもしれません。
Q12 相談者 ニックネーム:まーちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:男性

2023年8月14日に入院して8月15日に腓骨筋腱の脱臼で手術をしました。手術の方法は、くるぶしの下を切開し腓骨筋をワイヤーで固定し、くるぶしの下の骨を削って腓骨筋腱が脱臼しないように手術をしました。1週間の入院の予定が入院中にコロナに感染して15日間で退院して9月4日に抜糸をして現在は装具と松葉杖で少し動いています。昨日傷口から血が混ざった液が傷口から出始めくるぶしの周りが痛くなりました。どうしたら良いでしょうか?今年の4月に脊柱管狭窄症で手術をした後に傷口が開き再度傷口を縫っています。その時の診断書には術後創部感染症でした。

A12 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下感染症の可能性があります。
直ちに手術をした病院を受診してください。
Q13 相談者 ニックネーム:かおり 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

自転車で左へ横転してしまい、左膝の身がえぐれてしまいました。次の日の朝、外科に行きました、が、縫ってくれるわけでもなく、特別な処置もなく、週3回通院して、怪我の様子を見て、と特別なことをせずまま、もうすでに1ヶ月以上経ってます。
ひざの少し下を横幅1センチくらい切っていて、いまだに滲出液というものが出ています。
さすがに特別な処置もないまま通院が長い状態で、病院に不信感を抱いています。 転院はありでしょうか…。すごく悩んでいます。

A13 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
治療は、患者さんと医療者の信頼関係のうえに成り立ちます。
治療経過は様々な条件により、順調に治癒に向かうこともあるでしょうが、一進一退を繰り返すこともあるでしょう。
それでも患者さんが医療者を信頼するとすれば、医療者が患者さんの望む条件を一旦受け入れてから検討をして、創状態や病状の詳細、今後の経過予測、治療方針の決定とその根拠などを解かり易く説明をしてくれるからではないでしょうか。
おかかりになっている病院に不信感をお持ちならば、転院も致し方ないでしょう。
転院までなさらないとしても、他の医師の意見を参考にするという意味で、他院でセカンドオピニオンを求めてもよいのではないでしょうか。
Q14 相談者 ニックネーム:クミポン 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

去年の6月くるぶし骨折してボルト入れました。今年の6月ボルト除去手術しました。時期的に傷も治りにくかったのですが、傷ではなく、傷の足の甲側が盛り上がり痛みがあります。主治医に言うと、ボルトを入れるときに靭帯に傷が入って痛みがあるのだと。骨折といっても、ヒビが入っている状態だったのです。ボルトを入れた方が早く完治するからと手術を選択しました。それは間違っていなかったと思っていますが、一年を過ぎてなお、まだ靭帯に痛みがあり腫れているっておかしくないでしょうか?この痛みを治すには時間がかかるからと骨折の時に購入したサポーターを装具して生活しています。1年以上経っているのに、治らない。これから先治るのでしょうか?

A14 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、頂いた情報だけでは診断ができないため、具体的な回答が困難です。
「主治医」の説明通り「ボルトを入れるときに靭帯に傷が入っ」たことが「足の甲側」の「盛り上がり」と「痛み」の原因ならば、手術直後に「盛り上がり」と「痛み」が最も強く、時間の経過とともに症状は少しずつでも軽減するのが通常です。
しかし、まだ「痛みがある」状態で2か月前に「ボルト除去手術」をしたのならば、「痛み」の程度は「1年以上」前の状態に戻ることもありえます。
成人の足の外傷は、治癒するまでに思いがけず長期間を要することも少なくありません。
CTなどの検査で現在の状態を具体的に確認してもらい、再度「主治医」に診断名と現在の状態、今後の経過予測、治療方針を詳しく説明して頂くことをお勧めします。
Q15 相談者 ニックネーム:しゅう 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

2ヶ月前かかとを切ってしまい、形も悪く15針縫う大怪我になってしまいました。今は歩けるようにはなったのですが、引きずりながら歩きいています。ですが(骨が弱ってしまっているのもあると思うのですが)今片足立でその場に飛ぶことが出来ず、スキップすら出来ません。舞踊をするものなのでこれから踊れなくなるのかとても不安です。今後よくなるでしょうか?
そして、普通に歩こうとするとかかとが外れるような感覚があります。
切った時に神経を悪くし触っても感じにくくなっているそうなのですが、この事が原因でしょうか?もしそうなら改善方法はありますか?

A15 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
足関節の可動域に制限はありませんか。
健常足に比べ、足関節がぐらぐらしていませんか。
座った状態で、手で抑えて抵抗を掛けながら踏み込み(足関節の底屈)や背屈が出来ますか。
縫合部や足底を触って、知覚鈍麻はありますか。
上記部分に異常は無いのではないでしょうか。
上記に異常がないのに、「引きずりながら歩いて」、「片足立でその場に飛ぶこと」も「スキップ」も出来ないなら、原因は①筋力の低下、②精神的な不安から動きに制限がある、③イップス(脳の神経回路が動き出しを邪魔する)の3つのいずれかもしれません。
一方、足関節の背屈や足趾の背屈が出来ないため「引きずりながら歩いて」、「片足立でその場に飛ぶこと」も「スキップ」も出来ないなら、腓骨神経の障害が考えられます。
いずれにしろ出来るだけ早く、足の外科を標榜する整形外科でご相談になることをお勧めします。
Q16 相談者 ニックネーム:さっちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

スポーツの試合中足がもつれそのまま転倒。 左膝を強くうったみたいでパンパンに腫れました。その次の日に整形外科に行き、レントゲンも撮りました。
お医者さんに言われたのが、外傷(打撲)だねとの事。湿布と痛み止め痺れ止めの薬を貰いました 。1週間程度で治るとのこと。 それから約1ヶ月が経とうとしています。
打撲の真紫の色も消え痛みもなく治ったと思いましたが膝を見ると骨が出たかのようにぽっこり出ています。痛みに関しては膝をつくと痛みを感じます。
膝を曲げてる時の方が強調されます
簡単に言うとオスグットで骨が出ました感じです。(触っても柔らかくないです)
触ると感覚があまりなく痺れのような感覚です
これは一体何なのでしょうか。
整形外科にもう一度受信した方が良いですか?

膝が付けなくて困ってます。 膝立ちもできません。 滑ると倍に痛みが出ます。あたります。

A16 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷時に「骨」に異常が無いことが確認されているのですから、「ぽっこり出て」いるのは皮下血腫の線維化あるいは外骨腫の可能性があります。
形成外科か整形外科を受診してご相談なさってください。
Q17 相談者 ニックネーム:りんか 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

1年前の7月に転んでリスフラン関節損傷をしました。
その後すぐにプレートを入れる手術をし、11月に抜く手術をしました。
今は先生いわく完治したとのことです。でも、普段から我慢できる程度の痛みですがアキレス腱の当たりがズキズキしています。
最後の外来の時にも相談しましたが、「まだ1年だからそのうち治るよ」と言われて終わってしまいました。
今は手術した病院にはもう通っていません。
競技としてボウリングもしていて、軸足の左足なのでロキソニンを飲まないと、試合には出られなくて不便さを感じています。
別の病院にかかった方がいいのですか?
それとも放っておいたら治りますか?

A17 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「普段から我慢できる程度の痛み」ではあるが「アキレス腱の辺りがズキズキ」するという症状は、「リスフラン関節損傷」と直接の関係が無いのではないでしょうか。
「競技としてボウリング」をなさっているなら、「プレートを入れる手術」から「抜く手術」まで足関節の安静期間が長かったことが原因でアキレス腱の硬化や短縮が起きているのかもしれませんし、「リスフラン関節損傷」で足のアーチが崩れたため直接足関節に大きな荷重がかかってしまうのかもしれません。
申し訳ありませんが、診察・検査などで詳細を把握しなければ、「別の病院にかかった方がいい」か「放っておいたら治」るかなど、具体的なアドバイスが出来ません。
通常の整形外科は骨や腱の修復までを担当して、リハビリで日常生活への復帰を目指すとしているところも少なくないようですから、「競技」をなさっているなら、日常生活を目標とした整形外科におかかりになるのではなく、「競技」に復帰しベストパフォーマンスを発揮することを前提として治療を組み立てるスポーツ整形におかかりになった方がよいでしょう。
Q18 相談者 ニックネーム:みーやん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

包丁を右足の甲に落としてしまい、 親指の腱まで切れてました
その日のうちに縫い合わせる手術をしましたが、 筋が奥の方にまでいってしまい、完全には繋がらず末端の方の腱と隣の指の腱と繋げたと説明を受けました。2週間ほど簡易的な金具で固定して今日外しましたが、今でも親指の側面に痺れがあり、足の甲と親指周辺の皮膚の色が内出血のような赤紫色ですごく不安です、先生は傷口は綺麗になってきている、これ以上固定していても不便だからと言ってテーピングで親指をそらした状態で固定しています。
完全に元の状態には戻らない、そのうち慣れて気にならなくなると言われました。つぎの診察は土曜に行きます。親指主辺のしびれと皮膚の色はそのうち治りますか?親指周辺を触っても痺れたような感覚がありあまり感じません。
親指を逸らして力を入れた状態で押しても効いていません、これはもう仕方ないのですか?
リハビリすればよくなるのでしょうか

A18 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「皮膚の色が内出血のような赤紫色」なのは皮下出血の後の「皮膚の色」ですから、時間の経過とともに「そのうち治ります」。
「手術」では、長母趾伸筋腱が切断されていたので、短拇趾伸筋腱あるいは長趾伸筋腱に側々縫合して第1趾の背屈機能を保ったということなのでしょう。
また、受傷機転が「包丁」を「足の甲に落とし」たということなら、浅腓骨神経から分岐した内側足背趾神経を損傷している可能性が高いので、第1趾周辺の知覚鈍麻が生じて触れても感じません。
ただし、深腓骨神経は損傷されていないでしょうから、第1趾と第2趾の趾間部の知覚鈍麻はないはずです。
「親指周辺を触っても痺れたような感覚がありあまり感じません」という記載が、皮膚を軽く触れたときに触れた感覚はあるが健側より鈍いだけということなら、外傷および手術による腫脹のため末梢知覚が一時的に低下しているだけということになります。
申し訳ありませんが、頂いた情報だけでは、損傷部位や程度、現在の知覚鈍麻の範囲や程度など詳細な情報が得られず推測することしかできないため、具体的な判断もアドバイスも出来ません。
治療内容から判るのは、おかかりになったのは専門病院のようですから、不安な点は全て次の受診の際に主治医にお尋ねになり、今後予測される経過も説明していただくとよいでしょう。
Q19 相談者 ニックネーム:ぞぞ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

帝王切開で出産をしました。術後間もない頃は立ち上がって、歩き始めるときに、内臓が下垂するような感覚と、お小水が溜まりすぎると、膀胱が破裂してしまうような不快感がありました。現在、膀胱の違和感は和らぎましたが、立ち上がる際の内臓が下垂する感覚は消えません。厄介なのは立ち上がた瞬間から直立ができず、一旦前かがみになって違和感がなくなってからではないと直立できません。この症状はあって普通ですか?

また術後4週目の今週から傷口の突っ張り感(うまく表現できませんが)が強く現れて、歩く時や起き上がる時にものすごい不快感があります。よくよく傷口を触ってみると傷口が以前より盛り上がっている気がします。縫い方が下手だったのか、傷口は綺麗に縫われてはいなく、少しよれた感じで縫われています。この突っ張り感は癒着ですか?

さらにケロイドを防ぐためにatofineはつけていますが、傷に沿って横貼りするよりも、実は縦貼りした方が良いのでしょうか?下腹部の皮膚にかかる張力に抵抗させた方が良いかなと思いました。

A19 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「立ち上がた瞬間から直立ができず」「違和感」が無くなるのに時間がかかることも、「傷口の突っ張り感が強く現れて、歩く時や起き上がる時にものすごい不快感」があることも、どちらも筋肉のひきつれから生じている症状ではないでしょうか。
筋肉のひきつれの原因が、「帝王切開」による通常の症状なのか縫合の際に筋や筋膜を強く寄せたためなのかは頂いた情報だけでは判断できません。
いずれにしろ3か月までで症状は軽減するでしょうし、6か月に向けて気にならなくなる可能性が高いでしょう。
妊娠中に延ばされた余剰皮膚があるため、「帝王切開」の「傷口」は「少しよれた感じ」になることも少なくありません。
縫合線を開く方向に張力がかかると瘢痕が幅広くなってしまうため、伸びないテープを貼って瘢痕とその周囲の肌を固定します。
固定できていれば「傷に沿って横貼り」でも「縦貼り」でも効果は変わりません。
Q20 相談者 ニックネーム:Zoo 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

アキレス腱縫合手術後、3ヶ月になります。装具なしで歩行したり、階段を登ったりすることはできるようになっています。主治医からは順調に回復していると言われています。しかし、リハビリでカーフレイズ(つま先立ち)をするとアキレス腱上部に強い圧痛を感じ、ふくらはぎに力が伝わらない感じがします。そして未だに、患部周辺の腫れ、内出血があり、たまに熱を感じます。痛み止を飲む程ではありませんが、なにもしていない時にジンジン痛みを感じます。また、縫った傷が赤く腫れていて、破けて体液や血が出てくる箇所があります。
このまま何も処置をしないままで大丈夫なのか不安です。

A20 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下縫合糸を核とした炎症が継続しているのではないでしょうか。
放置すると炎症が腱に沿って拡大することもあります。
早期に手術をなさった病院でご相談なさってください。

治療中や手術後の気になる状態 一覧に戻る

  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識

side

ページトップに戻る

ページトップに戻る