傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 下肢
Q11 相談者 ニックネーム:よんよん 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

階段から転んで  弁慶の泣き所を  中と外を縫いました  20何針縫いました
4ヶ月経ちましたが  ビリビリと、昼近くから盛ったような腫れがあります
何故でしょうか?
1ヶ月後に  同じ整形外科に行ったら  そのうち治りますと言われました

A11 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
骨膜反応による骨膜肥厚が残っているのでしょう。
また、皮下縫合の際に寄せた組織が、盛り上がりの原因になっています。
受傷時に骨折が無かったことは確認されているのでしょうから、骨皮質の肥厚ではないと考えます。
骨膜には痛覚に関わる神経が豊富に分布しているため、皮下組織の薄い脛骨前面に、骨膜肥厚と皮下組織のしこりがあれば、軽度の刺激でも痛みを感じます。
時間はかかりますが、しこりも骨膜肥厚も徐々に解消され、症状もなくなるのが通常です。
Q12 相談者 ニックネーム:ヤマケン 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:男性

12月に右足首・腓骨骨折し、整形外科でボルト手術し、2月に傷口が半分程度塞がらない(皮膚潰瘍)のため、整形外科で縫合手術後、感染、血行障害、皮膚組織壊死などの合併症となり、形成外科を受診、造影CT、血管エコーで血流は弱いがながれてることを確認。その後、2か月毎日、シャワーで創部石鹸洗い、ゲーベンクリームしたが、疼痛、液体も止まらず、4月25日にデブリードマン手術し、骨までは壊死がぎりぎり達してないため、陰圧治療中。術後1週間、主治医いわく肉芽が順調に出てきているとのこと。ただし、主治医の方針では、陰圧治療後、植皮手術を行うつもりみたいだが、血流の弱く術後60日間治らなかった私としては、皮膚の定着含めリスクが高いと思っています。そこで、手術をするか、手術は一旦見送り、通院で軟膏治療したほうが良いか、他院で湿潤療法で時間をかけて治していったほうが良いか悩んでいます。正直、今年3回も手術してるので身体的ダメージもあり、湿潤療法の方が良いのでは考えてます。それで治るでしょうか?また他院で多血小板血漿という難治性潰瘍への治療方法もあると聞いてますが、それで治る可能性はありますでしょうか?ど

A12 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
持続「陰圧」療法で「肉芽が順調に出てきている」なら、手術をせずに「湿潤療法」で上皮化まで待つのも一つの選択肢ですが、創閉鎖まで更に長期間を要す可能性があります。
良性の「肉芽」なら、「植皮」は問題なく生着するでしょう。
「多血小板血漿」(PRP)療法は血液中のサイトカインや細胞成長因子を利用する治療で皮膚潰瘍の肉芽増生や上皮化を促す治療で、持続「陰圧」療法と同様の効果が期待できます。
申し訳ありませんが、診察をして創状態を把握し詳細に検討しなければ、具体的な治療法の提案、アドバイスが出来ません。
潰瘍を直すことはもちろん重要ですが、足関節は、上皮化後の瘢痕拘縮などで関節可動域の制限が無いことも大切です。
主治医の提案する治療方針の根拠、リスク、予測される経過をお尋ねになって、ご自身の心配事とご自身でお調べになって選択するか迷っている治療法を、しっかりと主治医とご相談なさってください。
Q13 相談者 ニックネーム:えと 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

自転車にて転倒し左膝の皿下を横に3cm程度、6針縫う怪我をしたのですが立ち仕事なのもあり中々くっつかず。その後抜糸をするも1cm程くっついておらず、デブリードマン施行し、入院。2週間後抜糸するも2-3箇所糸の抜けた穴があります。滲出液もないのですがこの穴は自然となくなるのでしょうか。

A13 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ご質問の「糸の抜けた穴」が、縫合糸が抜糸前にほどけて縫合線の一部が閉じずに小さな穴になっているということなら、「滲出液」が無く炎症もないので自然に塞がることが少なくありません。
ただし、現在「滲出液」は無くとも、感染を起こしたり、皮下で脂肪の融解が起きたりすれば、再度創が開く可能性もあります。
「糸の抜けた穴」が、縫合糸の通っていた縫合糸痕なら、穴は「自然となくな」りますが、瘢痕は残ります。
申し訳ありませんが、頂いた情報だけでは詳細が把握できません。
治癒の遷延した外傷は、再度創の縫合不全が起きることがあるうえ、いずれ瘢痕の治療も必要になるので、早期に形成外科を受診することをお勧めします。
Q14 相談者 ニックネーム:たま 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

3月中旬に整形外科にて変形性膝関節症のため、骨切術のオペをしました。
4月中旬に退院をし自宅療養中ですが、未だ傷口に熱感と張り、多少の浮腫があります。
傷口の熱感は術後どれくらいで治るものですか?未だ熱感がある場合、予約を待たずに受診した方がいいのでしょうか?

A14 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
下腿の「骨切除」の場合、術後の「浮腫」や「張り」の解消までに通常より時間がかかることが少なくありません。
術後およそ1か月経過した時点の膝関節の「張り」と「熱感」ならば通常経過の範囲内かもしれませんが、「傷口」の「熱感と張り」と「浮腫」は創部感染の可能性も完全には否定できません。
「傷口」の「熱感」や赤みが強くなる、浸出液がある、全身の発熱がある、痛みが増強する、関節が腫れる、関節の動きが急に悪くなるなどの症状は感染を疑わせます。
診察をしなければ診断は出来ないので、申し訳ありませんが、明確なアドバイスが出来ません。
日数の経過とともに徐々に症状が軽減しているなら急ぐ必要は無さそうですが、日によって症状の軽減・憎悪があったり悪化する傾向があったりするなら「予約を待たずに受診した方がいい」でしょう。
念のため、安心を得るために「受診」しても構わないのですから、不安が増すなら遠慮することなく「予約を待たずに受診」なさってください。
Q15 相談者 ニックネーム:スーさん 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

2025年1月13日外出先で氷の上で滑って転倒し、1月14日仕事中右足違和感あり仕事早退して近くの整形に受診したところ右足捻挫って言われて様子観察になり1月22日入浴後上がる時タイルに右足指先からつまかけして転倒しました、その時痛みありませんが次の日仕事中にまだ痛み感じて1日仕事しました帰宅後右足みた時腫れていて色黒くなっていました、次の日も仕事しました右足引きづりながらそれでも痛み緩和されず午後早退して様子観察しました。1月27日仕事出勤して違和感あって会社の上司に右足見せたところ治るまで休みなさいって言われました。1月28日再度近くの整形に受診したところもう1週間頑張って様子観ましょって言われました、私は不安になりました、2月3日再度近くの整形受診して先生からもう1週間頑張りますかって言われたので不安になり紹介状書いてくださいって言いました、違う病院にすぐに行きました、そこの病院からレントゲンとCT撮りました。先生の診察では右足複数剥離骨折の疑いと右足靭帯断裂って言われました2月17日再度病院に受診したところ先生に確認しました、そしたら右足複数剥離骨折に間違いないって言われました、右足靭帯断裂もあるからって言われました、ギプスをつけることになりました、入浴も入れませんでした、シャワー浴だけでした、3月19日にギプス外れましたが、3月末まで仕事休ましたが、4月から仕事再開しましたが動くたび痛み緩和されずまだ腫れていて右足しびれるようになってきました。仕事中はサポーター着けて仕事していますが歩いたり、何もしていなくっても痛み取れませんし、しびれてくるのが気になります。湿布貼って様子観ていて大丈夫でしょうか?

A15 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「4月」に「仕事再開」した際に「動くたび痛み」があり「腫れていて右足しびれるようになって」きたということから、「痛み」の原因は2つ考えられます。
「骨折」や「靱帯断裂」が治癒していないことが一つ。
もう一つは、安静期間に下肢の筋肉量の減少があって、下腿の血流不良が生じてしまうためです。
「骨折」や「靱帯断裂」が治癒していることを「整形外科」で確認して貰ってください。
「歩いたり、何もしていなくても」下肢に浮腫みが生じて「しびれ」と「痛み」の原因になっているなら、歩くなど日常の動作が回復を早めます。
なるべく立ったままの時間を減らし、座る際は対面に椅子を置いて膝を伸ばして足を高く上げておいてください。
Q16 相談者 ニックネーム:ちょこ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

半年以上前から鼠径部付近に粉瘤が繰り返しできたため、形成外科で切開手術をしました。3センチ未満です。
その10日後くらいに、しこりのようなものができ、少し痛く粉瘤が再発したのかと不安です。
形成外科医から、妊活は抜糸後からしていいと言われたため、前日に性行為をしました。
またさらにしこりが出来てからの翌日、お風呂上がりにティッシュを当てたら少し血がつきました。さらに翌日は出血はなく、しこりのようなものは健在し、少さ痛みはあります。
それは傷の皮膚再生の経過の流れなのか?粉瘤が取れてなくて再発したか?手術後のケロイド系なのか?鼠径部付近のため、常に陰毛が当たりそれが原因なのか?性行為による刺激が原因か?分からなくて不安です。
形成外科が遠く診察時間もなかなか合わずに行けてません。
原因と、その時の対処法を教えていただきたいです。

A16 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
粉瘤は皮膜を完全に摘除しなければ、比較的早期に再発することがあります。
診察をしなければ確定は出来ませんが、粉瘤の再発の可能性があります。
緊急を要するわけではありませんが、形成外科を受診してご相談なさってください。
日常生活に制限はありません。
Q17 相談者 ニックネーム:ヤマケン 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性

転倒し、右足首骨折、腓骨骨折、三角靭帯断裂、骨膜損傷、他剥離骨折、靭帯損傷で、整形外科で足首にボルト二本入れる手術をしました。その後、主治医いわく骨は順調とのことでしたが、1カ月以上たって手術傷口が半分くらい塞がらず赤身が見えていて、血液他が染み出し、痛みもかなりありますが、感染症リスクで縫合の手術をしないといけないかもしれないと言われ落胆しました。このまま月数が立てばくっつかないでしょうか。本当に再手術はすぐに必要でしょうか。縫合再手術は、麻酔は全身麻酔でしょうか。入院しないといけないのでしょうか。一方、足首が固まってるのでリハビリの指示がでて、近隣の整形外科で実施してます。

A17 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
足関節の縫合創は、浮腫と血流不良のため表皮の縫合不全が起きやすく、創哆開による潰瘍が遷延することがあります。
糖尿病や下肢閉塞性動脈硬化症、静脈瘤などなど血流不全の原因になる基礎疾患を合併していなければ、感染予防を念頭に置いた創ケアを続けて上皮化を完了させることも可能でしょう。
表皮の伸展性が低い部位のため、皮弁などの特殊な術式を選ばず単純に縫合しただけでは、再び縫合創が離開するかもしれません。
手術をすべきか保存的治療を継続するか、手術をするなら下肢だけの麻酔か「全身麻酔」か、どれくらいの期間の安静を要するか、いつまでにどんな内容の「リハビリ」をするか、全て主治医が把握して検討しているはずです。
主治医に、現在の状態を評価して貰い、今後の経過予測、治療方針などをしっかりと説明して貰ってください。
Q18 相談者 ニックネーム:夜景 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

4年前位に運転中バイクとぶっかり当て逃げにあいました、しばらくして膝がズキズキ痛いので視てもらったところ一部破片が剥がれていたそうです、それまで何とかなっていましたが最近買い物中に膝の骨がひかかったような感じで歩けなくなり視てもらったところひびが入っていました、年数がたっていたのでこのまま様子を見ましょうと医者から言われましたが本当にこのまま様子を見て大丈夫でしょうか?また反対の膝も2ヶ月前バスに乗っていて膝をぶっけました、今歩けばズキズキします、反対の膝もひびが入っていないか心配です

A18 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「このまま様子を見」て、「膝の骨がひかかったような感じで歩けなく」なる症状が頻発するなら治療が必要だが、急を要する病変ではないので直ちに治療をしなくてはいけないという状態ではないということなのでしょう。
申し訳ありませんが、頂いた情報だけでは診断も治療方針の提案もできません。
また、「反対の膝」も、診察をして画像情報を評価しなければ具体的なアドバイスができません。
整形外科におかかりでしょうから、治療法を聞くだけでなく、診察の所見と診断名を説明して貰い、治療方針と予測される経過などをしっかりとお訊きになってください。
Q19 相談者 ニックネーム:きよ 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

足を数針縫って抜糸後1週間後に黄色い液が出始めました。特にかゆみも痛みもありません。抗生剤を塗り始めたのですが、このまま治っていくでしょうか?黄色い液が出ることに問題があるかどうかを教えてください。

A19 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
感染あるいは脂肪融解の可能性があります。
糖尿病の有無を、血糖検査で確認してください。
湯船には浸けないで、毎日シャワーで洗浄してください。
ご自身だけで治療方針を決定することなく、形成外科あるいは手術をしてもらった病院でご相談なさってください。
Q20 相談者 ニックネーム:ねね 患者様(相談対象者) 年齢:80歳以上 性別:女性

87歳母が10月24日階段で転倒し、左足脛を打ちました。整形外科でレントゲン撮影し打撲と診断されロキソニンテープを処方されました。
出血はしていません。
皮膚の色が黒く変色し、治った後に脛に紫色のブツブツが4〜5個ある事に気付き、少しづつ改善しているものの、未だ周囲が赤く、少し腫れもあります。また足首周囲もむくみがあります。
このまま様子見しても問題ないでしょうか。

A20 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
打撲による皮下出血とロキソニンテープの接触性皮膚炎でしょう。
足首周囲はリンパ浮腫です。
座位や臥位の際は、タオルや枕で足首を高くして浮腫みを防いでください。
浮腫の部位は軽微な外力で表皮剥離(スキンテア、表皮裂傷)が起きやすいので、十分に注意してください。

Warning: Undefined variable $the_query in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177

Warning: Attempt to read property "max_num_pages" on null in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177

治療中や手術後の気になる状態 一覧に戻る

side

ページトップに戻る

ページトップに戻る