傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 下肢
Q161 相談者 ニックネーム:いけ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

4/1に階段で転び左足の外側の骨を骨折しました。4/5に足首の外側から手術をしました。傷口は8cmほどの長さです。
本日手術から7週間です。あと4日で退院する予定でしたが、昨日(5/23)傷口のかさぶたが剥がれてしまい、1cmほど裂けてしまいました。血も出ましたし膿のようなものも出ました。
この場合はそのまま自然治癒なのでしょうか?形成外科を紹介してくださるのでしょうか?
主治医の先生は忙しくあまり対応してくれません。退院しない方が良いのでしょうか?

A161 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「かさぶたが剥がれてしまい1cmほど裂けて」しまった創が、どこの深さまで到達しているかで治療方針が異なるでしょう。
診察しなければ詳細がわからないので具遺体的なアドバイスはできません。
一般論として、通院で治療出来ない訳ではないのですが、足は血流が悪いのである程度治癒の目途が立つまで入院して治療した方がよいかもしれません。
Q162 相談者 ニックネーム:TU 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:男性

1年ほど前から、右足の踵と小指の側面に、潰瘍が出来て、病院の皮膚科で、定期的に受診しています。2月には入院して抗生剤の点滴を1ヶ月受けました。
その後キズは、毎日洗い、イソジンゲルを塗っています。
最近足の裏にも潰瘍が出来て、歩行困難になっています。
入院した時に骨髄炎も発病しているので、進行状況によっては足の切断もあり得るとの事です。
このままの状況でこのまま治療を継続しても良いのか不安です。
転院を含めて、考えています。

A162 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
下肢は血流が良くないため創治癒に時間がかかることもありますが、治療中に潰瘍が増えるということは、基礎疾患として糖尿病や自己免疫疾患あるいは静脈瘤や動脈血行不全など、「潰瘍」の治癒を遷延させる要因があるのでしょうか。

「転院」をお考えになる前に、主治医に潰瘍の現在の状態の評価、原因、現在の治療内容、今後の治療方針、経過予測などをお尋ねになってみてはいかがでしょう。

治療方針については、現在の治療だけでなく上手く治癒した後のこと、上手くいかなかったときの次の対処法なども含めてお訊きになってください。

また「不安」は尤もなので、直ちに転院するということではなく、他の医療機関で診察をしてもらいセカンドオピニオンを求めるとよいでしょう。
Q163 相談者 ニックネーム:タヌキおやじ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:男性

3/24に左足首脱臼骨折の為、足首脱臼骨折整復内固定手術を受け、現在シーネによる固定をしております。両松葉杖での歩行状態です。
4/4に抜糸を行いましたが、抜糸中にも出血があり、ガーゼでの固定と腫れを引かせるために冷やす様にいわれました。翌日4/5に退院し、会社に通っています。

で、問題は手術から4週間以上(まもなく5週目)になりますが、左足首の外側と内側に手術跡があるのですが、外側のくるぶしから上方向の傷が治らずに、傷跡から血が滲み、かつ黄色い液が出ています。
もちろん、傷がピリピリと痛みが出ています。
内側の傷口は、やっと塞がりつつありますが、まだ黄色い液が出てきます。

主治医からは、飲み薬として「セレコックス錠100mg」を朝、夕に1錠づつと、お昼に「レボフロキサシン錠500mg」を処方され、傷口に「ゲンタマイシン硫酸塩軟膏0.1%」をがーゼにつけて貼る様に言われて、約2週間になりますが、傷のジクジクが良くなりません。

ハイドロコロイド材(傷パワーパッドの大きいやつ)の使用を、相談しましたがこの傷には使用すると危険で、最悪は再手術でプレートを外す再手術が必要と言われました。

今は、毎日傷をシャワーで夜洗浄し、泡立てた石鹸で良く洗うようにも言われています。
ただ、その洗浄後傷がズキズキと痛みます。

このまま、主治医の判断を信じて良いのか、セカンドオピニオンとして別の整形外科に傷および骨折の対処を相談すべきなのでしょうか?

大学時代に、脱臼癖で手術した後も、ケロイド状になり跡が残っており、その様に傷が治りにくい体質なのでしょうか?

A163 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
点滴治療や入院を指示されていないのですから感染兆候はないのでしょうが、局所あるいは全身の熱発が生じたり局所の腫脹が生じたりすればプレート除去が必要になります。

現在経過は順調でないわけですが、「この傷には」「ハイドロコロイド材」を「使用すると危険」で、「最悪は再手術でプレートを外す再手術が必要」と現在の状況の評価、やってはいけない治療の把握、経過が悪いときの次の対処法の想定までを主治医はしているわけですから、「セカンドオピニオンとして別の整形外科に傷および骨折の対処を相談すべき」とまでは考えません。

足関節は血流が悪いため、一旦トラブルが起きるとどうしてもすんなりと治癒してくれないことも少なくないので、不安をしっかりと主治医に伝えて、主治医とともに治療方針を決めていってください。
Q164 相談者 ニックネーム:チョコ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:男性

中学生の息子の足の指の怪我ですが、春休み後半に中で白く炎症をおこして急に腫れました。

初めは右足の親指に石イボができて、治療してました。
イボは良くなってきたのですが、今度は隣の人差し指が腫れた状態です。

何度か病院に行き、抗生剤飲み薬と塗り薬、ボチシートをもらい、1日一回お風呂上がりに交換してたのですが、途中塗り薬の抗生剤はもう塗る必要ないとのことで、シートだけを使い様子をみてました。

抗生剤をやめてから今度は黄色い膿みたいのが出てきたので、また抗生剤を塗りました。
何日か様子みてましたが、今日病院行ったら穴があいて潰瘍になってると言われました。
アクトシンを処方してもらいましたが、潰瘍は治りますか? 一週間以上腫れがひかない状態です。

A164 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ひょう疽(ひょうそ)あるいは蜂窩織炎です。
珍しい病気ではありませんが、経過が悪ければ骨髄炎などに進展することもあり得ます。
排膿と抗生剤の内服あるいは点滴が必要ですが、軽快に向かえば、比較的短期間で治癒します。
入浴はよく洗浄することが必要で、シャワーにとどめ湯船には浸からないでください。
Q165 相談者 ニックネーム:さくら 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

友人が一昨年の11月末に足首からふくらはぎにかけて複雑骨折をし、入院・手術を行ないましたが、術後1週間程しても傷の治りが悪いと調べたところ、感染症を起こしていると傷口を開口しそこからしばらく消毒を続けながら、抗生剤の点滴をうけていました。
そこから2週間程しても炎症反応が治まらず傷口を開口したままで、抗生剤を変えてさらに消毒を続け、血液検査により炎症反応が治まってから、傷口を再縫合しましたが、2~3日後に縫合部がくっ付かず糸が裂けたようになり再縫合、それでも裂けた為、肉が盛るのを待ちながら消毒しようということになりました。
そこまでの期間はだいたい骨折してから2カ月は経っていたかと思います。
退院し、週に一回の消毒に通院していましたが、かさぶたがずっとありました。
偶然かさぶたが剥がれた時にそこから膿が溢れ出て綿棒が通る程度の穴が開いていましたが、そこからまた消毒を行ない、通院を続けていました。
ところが骨折をしてから1年4カ月経った2日前にも同じ傷口のかさぶたが剥がれ膿が溢れ出てくるということになりました。
素人ではありますが、あまりに長い期間同じことを繰り返しているので、この治療は合っているのか?と疑問を感じました。
消毒は精製水で傷口を洗うようなものですか、それを繰り返し過ぎて滲出液がなければ傷口がいつまで経っても閉じないのでは?と思います。
この様な例が他にもあるのか?治療自体に問題があれば、問題がないにせよ他の方法を試す価値はあるのでは?と思いますが、
いかがでしょうか?良い方法や他の治療法があれば教えてください。

A165 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
治療経過が思わしくない一つの理由は、下腿の血流が良くないことに起因していると考えられます。
ただし、これまで治療に難渋することの少なくなかった瘻孔を形成した創や条件の悪い潰瘍も、最近ではVAC療法で治癒することが多くなってきました。
主治医は創を診察しその時その時で最適と考えられる治療法を選んでいるでしょうから、患者さんご自身とご家族が主治医と一緒に今後の治療方針を検討する時間を持つことが必要でしょう。
Q166 相談者 ニックネーム:さりー 患者様(相談対象者) 年齢:70代後半 性別:女性

76歳、母のことです。人工透析治療を始めて17年。
今夏、大腿骨骨頭骨折のため、人工骨頭置換術を行いました。
術後経過は順調。ところが、術側の下肢、内果上部に潰瘍ができてしまいました。
できてから2ヶ月経ちますが、良くなりません。
大きくて、感染も少しあるようです。
毎日洗浄し、処方薬(ゲーベンクリーム)を塗り、ガーゼを当てて包帯で保護しています。
詳しい病名も病院医師から特になく、抗生剤の投薬もまだ、様子を見ようと言われています。
大腸菌などの感染症とみられる炎症が傷口周辺にある為だからでそうです。
免疫力が低下していること、まだ、血管への炎症反応は無いそうです。
最悪、下肢切断ということも話がありましたが、その後、治療といっても前述の処置のみ。
このままで、少しでも良くなるのでしょうか。

A166 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
褥瘡でしょうか、血管閉塞による潰瘍でしょうか、詳細が判らないため、具体的な回答が出来ません。
「このままで、少しでも良くなる」かの判断も、診察をしなければお答えしかねます。
一般的に、「人工透析」を「17年」なさっているなら下肢の血管は健常な状態ではないでしょうから「下肢」の「潰瘍」は治癒しにくいはずで、基本手技は創洗浄と湿潤療法が良いでしょうし、VACなどの適応を検討してもよいかもしれません。

主治医にご相談いただいて、一度、潰瘍の専門科(形成外科や皮膚科)にお掛かりになってみることをお勧めします。
Q167 相談者 ニックネーム:海山川 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

2ヶ月前にドアに足を挟み、踵を6センチ切りました。
連休中だった為、5日後に外科受診し9針縫合しました。
抜糸して1ヶ月以上たち日常生活は問題なくなりましたが、傷口が痒く発赤しています。
傷口の周りも発赤し腫れていて踵が当たる為普通のスニーカーや靴が未だ履けません。
内部にばい菌等が入っているのか気になるのですが、何かを受診すれば良いのかわかりません。
縫合後はまだしばらくこのような状態が続くものなのか教えていただきたいと思います。

A167 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
メールの記載だけでは症状を詳細に把握出来ませんが、
「傷口が痒く発赤して」いるのは、「内部にばい菌等が入っている」のではなく肥厚性瘢痕ではないでしょうか。
受傷後3カ月程度は、瘢痕が赤く硬く盛り上がり、痒みが生じます。
6カ月に向けてそれらの症状が軽減し、6カ月以降も徐々に平坦に軟らかくなっていきます。
形成外科を受診してください。
Q168 相談者 ニックネーム:リーチ 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:女性

妻が約20年以上前から静脈瘤の診断を受け、右足首のかき傷をバンドエイドのみで治療してきた。3か月たっても治らないのでかかりつけ医師に診てみもらっているが、1年たって今も改善せず。2日に1回傷の手当てに通っている毎日で、足の事ばかりを考える辛い日々が続いている。痛み止めと肉上げの軟膏で対応している。

症状 1むくみ(静脈瘤のため) 2ひりひりの痛み 3湿疹ができてかゆい 4歩くことが苦痛
治療内容 1血液の流れをよくする点滴を3カ月続けた。むくみがひどい 2血液サラサラ薬 3毎晩家で足の消毒とマッサージほか
どうすればよいのか悩んでいます。良い治療方法と今後の治療対策を教えてください。

A168 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
血流がよくない患者さんの下腿の潰瘍は、浸出液のコントロールが重要なので、専門医の診察とアドバイスがなければ、創治癒が遷延してしまうことがあります。
湿潤療法に長けた医師の指導が必要でしょう。
静脈瘤の手術をなさるか、レーザーで静脈瘤を処理なさった方が、潰瘍の治癒への近道かもしれません。
「かかりつけ医師」は内科が専門でしょうから、形成外科、血管外科を紹介してもらってはどうでしょうか。
Q169 相談者 ニックネーム:もも 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

先日2度目の外反母趾手術をしました。術後2週間は、シーネをつけて、傷口を確認することはできませんでしたが、ともかく痒みがありました。シーネをはずしてみると、すでに、絆創膏かぶれの状態で、赤くなってました。医師に相談しましたが、すでに私は、花粉症なのでアレルギー薬を飲んでいたので、処方する薬は塗り薬(リンデロン)のみでした。
塗ってもまったくというほど、痒みもとれず、もうすぐ術後1ヶ月になります。皮がむけ、赤く腫れ(術後の腫れもあると思いますが)ともかく痒い。
仕方がないので、1日に何度か保冷剤で患部を冷やしごまかすことで、しのいでいますが、本当にこの処置以外我慢するしかないのでしょうか

A169 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「花粉症なのでアレルギー薬を飲んでいた」ということですが、
掻痒感を抑制する作用の強い抗ヒスタミン剤でない可能性もあるので、主治医に「ともかく痒い」ということをしっかりとお伝えになって、抗アレルギー薬を変えてもらってはいかがでしょう。
Q170 相談者 ニックネーム:い 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

5月末に、アスファルトの上でこけてしまいました。ひざ全体がじゅくじゅくするようなキズができ、近所の湿潤療法を行っている外科で、治療していただきました。
1ヶ月ほどで、みるみるキズは小さくなっていきましたが、残り1センチ×2センチくらいになってからはなかなかなおらず、皮もはっているしいいでしょう、ということで治療がおわりました。
その後2ヶ月たった今ものこったキズがなおらず、赤黒くなってしまっています。このまま痕になって残ってしまうんでしょうか?

A170 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
そのまま放置しても、長期間の経過のうちに「赤黒」さは消褪し、瘢痕は白くなります。
ご心配でしょうから、直ちに治療をしないとしても、美容皮膚科や形成外科を定期的に受診して経過を診て貰えば、必要に応じてレーザー治療や美白剤の指示も貰えるでしょう。

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