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創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 胸・脇・腹・背・腰など
Q31 相談者 ニックネーム:こっつ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

1週間前に腹腔鏡手術で右の卵巣嚢腫を取り除きました。
手術は臍と左右の下腹部の3箇所穴を開け、また、私自身若いため卵巣はあえて縫わなかったと聞いています。
術後2.3日は、術中に入れるガスの影響で肩や横隔膜辺りの痛みが酷くありました。痛みは残っていましたが術後4日目に退院し、今に至ります。
ですが、術後6.7日目の今、臍上(みぞおち?)辺りに鈍痛があるような、気持ち悪いような、あるいは、苦しいような感じがします。手で押すと少し鈍痛があります。吐き気はありませんが、時々お腹を下した時のような腹痛があります。
それらは立っている時に酷く、横になっている時やしゃがんでいる時は落ち着きます。
食欲はいつもより低下している気がします。

術後のガスの影響だと信じたいのですが、上腹部の違和感なので関係ないのではないかと心配しています。
腹腔鏡手術となにか関係のある違和感なのでしょうか。1週間後に診察がありますが、それまで待って大丈夫でしょうか。

A31 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
腹腔鏡手術では腹腔内に二酸化炭素ガスを充満させるため、血管中に溶け込むガス濃度が上がり、術後に離れた部位の関節痛や筋肉痛が起こること」があります。
その症状は術後日を追うごとに軽減するのが殆どで、ご相談のように6~7日後に発症することは稀です。
開腹手術に比べると腹腔鏡手術では癒着は起きにくいのですが、「臍上(みぞおち?)辺りに鈍痛があるような、気持ち悪いような、あるいは、苦しいような感じ」は、腸間膜や後腹膜の癒着により一時的に腸管の動きが悪くなっている可能性を否定できません。
日常生活が送れるくらいの症状なら急ぐ必要はありませんが、症状が悪化する様なら我慢せず手術をなさった病院に連絡して指示を仰いでください。
Q32 相談者 ニックネーム:とも 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

先月2日に子宮全摘手術を腹腔鏡でしました4泊5日で問題なく退院。退院2日前からやや出血がありそのまま退院してもありましたが鮮血でしたので病院へ行き診てもらいましたが問題なく、生理の2日目の量がずっと続くなら来る様にと言われその4日後の朝方に昼用のナプキンを通り越す鮮血がありましたので病院へ。そこで縫い直しして帰りました4日後に傷口を診るのに予約もらい行って来ましたが当日明けの日少し出血あり その後は出血は止まってますがオリモノが臭くオシッコした時に臭うし白いもやの様なオシッコも出てたので4日後の病院の時にクラビットの抗生物質とフラジール服用の方の薬が1週間分出ました。採血尿検査をしたので1週間後にまた来る様に言われ今日行きましたがオリモノの量も多いそうで また同じクラビットの抗生物質1週間分とフラジール1週間分服用する様にと言われました。
クラビットを2週間も飲み続けても大丈夫なのでしょうか?
採血も検尿も異常だとゆうほどではないらしく炎症は+2だそうです。オリモノはなぜまだキレイにならないのでしょうか 内診で炎症はまだ有るとの、事でした。来週また受診して採血するとの事です。
内診では まだ炎症もあるし膣の縫った傷口もイマイチらしく 長い目でいきましょう と言われ また傷口が開く事もあるのでしょうか?と聞きましたが分かりません。との事で、検査でこうだからとか あきらかに熱がある 出血がものすごく多いとかないと 分からないものなので 出血やオリモノが多いとか そこばっかりに気をとらわれず楽しく生活して下さいと言われ終わりました。クラビットで良くなってないのに更に1週間分追加なのか…耐菌性が出来るのでは?と素人はおもいます。 これで来週も良くなってなかったら どうなるのかとか 炎症が治らないとまた傷口が開くのでは?と不安をぶつけましたが きっと治るでしょう 開くかは分かりません。でした。すみません何を言いたいかというと クラビット2週間飲んでも大丈夫なのでしょうか?腟炎が治らないと膣の1番奥を縫った傷口は治らないのでは?と思ってますが どうなのでしょうか?

A32 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「クラビット」を「2週間飲んでも大丈夫」です。
「耐菌性が出来る」ことはないでしょうし、全身状態が悪く免疫力の低下が著明な場合でなければ耐性菌も問題ではありません。
縫合部の治癒と膣炎の経過は必ずしも連動しません。
「膣炎」の「炎症」がまだ継続しているので「オリモノが多い」ので、主治医の言うように「炎症」が治まるのを待って頂くしかないでしょう。
「膣炎」があっても「膣の1番奥」まで炎症が波及していなければ、「縫った傷口」は治るのが通常です。
Q33 相談者 ニックネーム:とも 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

腹腔鏡手術出子宮全摘と卵管切除しました問題なく4泊5日で退院しましたが退院の2日前あたりから膣からの出血は、ありましたが問題なく退院、ですが出血は止まらず鮮血も出たりで病院へ連絡し診察してもらいましたが問題なくその後おりものシートだったのが生理用のお昼に付ける大きさに変わり排便時にはいつも出血がありましたので再度病院へ行きましたところ治りが悪いのかなとゆう事で消毒とエストリール2週間分でましたその3日目の明け方昼用多い日のナプキンを通り越して出血したので慌てて病院へ、そうしましたら傷口が開いてた様で縫い直しをしてもらいその当日、明けの日は出血はないはずと言われましたが少し鮮血が当日からあり二日目の今日ですがオシッコしたりするとオシッコがすこし赤くなるくらいの出血とナプキンに少し出血があります  縫い直ししても出血は止まらない事があるのでしょうか?また縫い直しになるのか不安です。4日後に傷口を診察する予約が入ってますが すぐにまた病院へ、行った方が良いのでしょうか?

A33 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、頂いた情報だけでは、出血点(出血部位)も出血の原因も明確ではないため、具体的なアドバイスが出来ません。
ただし、継続した新鮮血の出血でなく、「オシッコしたりするとオシッコがすこし赤くなるくらいの出血とナプキンに少し出血が」あるくらいの量なら、「4日後」の「診察する予約」までお待ちになっても構わないでしょう。
「エストリール」の処方があったのですし、現在の「鮮血」は手術創の離開によるものではなく、膣炎によるものかもしれません。
次の受診の際に、どの部位からどんなふうに出血していたのかをお尋ねになり、どんな処置をして今後どういう経過で治るのか、何があったらすぐに受診すればよいのかをしっかりと説明して貰ってください。
一般的に、「不安」の主たる原因は、担当医師の説明不足と患者さんの理解不足なのですから、安心して治療をして安心して生活するために、ご自身の状態を知ることを第一にお考えになってください。
Q34 相談者 ニックネーム:ひろ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

腹腔鏡手術で子宮全摘を行いました。おへそと腹部3ヵ所の傷は、医療用ボンドで止めてあり、10日ほどではがれたらそのままにしていて良いと言われました。少しずつボンドは剥がれてきている状態です。へそ下の傷が痒く、掻いてしまい出血しました。傷もぱっくりと開いています。出血はすぐに止まり、浸出液がほんの少しずつ出てきたので、市販の傷パワーパットを貼っています。このまま4日後の診察まで待っていいでしょうか?

A34 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
シャワーでよく洗って、「ぱっくりと開い」た創縁を合わせて閉じるようにして湿潤療法専用の創傷被覆材を貼ってください。
念のため、湯船への入湯はしないでください。
「4日後の診察」の際に、これからの自宅ケアの方法を指導して貰うと同時に、起こりうるトラブルと対処法もお尋ねになっておくとよいでしょう。
Q35 相談者 ニックネーム:とも 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

1ヶ月前に急性虫垂炎で腹腔鏡手術を受けましたが、昨日からお臍周りを押すと少し痛みがあり、今見たら臍上が赤くなっています。腫れや膿のような物は無いですが様子見でも大丈夫でしょうか?

A35 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合糸膿瘍あるいは脂肪融解による皮下膿瘍の可能性があります。
抗生物質の内服などが必要かもしれません。
手術をなさった病院か形成外科を受診してください。
Q36 相談者 ニックネーム:mw 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:  

痔瘻の手術を1ヶ月ほど前に外科でしました。
開放術でしたのですが、穴は半分以下に塞がりましたが、排便後にその術痕から便の様なものが付着してて(シャワーやお風呂で排便直後洗ってもついてます。)これは塞がってないのでしょうか。それともこういうものなのでしょうか。病院で何度も聞いたのですが、大丈夫だと思うと言われるんですがガーゼに付着してて不安です。痛みもほぼ無いんですが、術痕の穴からオナラみたいなのがでたり、再手術なのかと思うと不安です。

A36 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「痔瘻」の切開「開放術」は、瘻管を切り開き、瘻管全て(痔瘻そのもの)を切除する治療法です。
縫合せずに切除面から肉芽が自然に盛り上がってくるのを待つ治療法なので、瘻管が残ったり再発したりすることは殆どありません。
ご相談の状態は、切除した底から肉芽が上がりきる前に外側の肉芽が増殖して、肉芽の形が溝のようになっているのかもしれません。
専門の「外科」の担当医は「大丈夫」と言っているのですから、現在の状態と予測される今後の経過を説明して頂くことをお勧めします。
Q37 相談者 ニックネーム:ともぞう 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

乳がんの部分切除を受け、乳房のいちばん下側、みぞおち寄りの部分を5cm縫合しました。
10日目に抜糸したとき、主治医から「どうしても力がかかって傷が開こうとする部分だから、傷に対して垂直に、皮膚を寄せるようにしながらテープを貼ってください」と言われました。その日は主治医が貼ってくれました。
病院でも使っているテープを購入し、抜糸の翌日は、入浴後に、寄せるようにって難しいと思いつつ、貼り替えました。
さらにその翌日(抜糸の翌々日)傷が白く見えたのでテープをはがしてみると、5cmの傷のうち3cmほどがふやけたような白さになっていて、その周りは赤く腫れていました。白い部分は5ミリほどの太さで、傷自体が開いて縫合面が見えているように見えましたが、傷の切り口がこんなに白いものなのかわかりませんでした。膿はありませんでした。
塗り薬は指示されていませんでしたが、抜糸前に処方されていたゲンタマイシン硫酸塩軟膏を縫ってまたテープで押さえました。
それを数日繰り返し、抜糸して6日目の今日は、黄色っぽい粘液が少しだけ出ました。傷はやはり3cm(5ミリ幅)開いているように白く見えます。あと2cmはきれいに閉じています。熱は持っていませんが、歩いたときの振動や、押さえたときなどは痛みます。
これはやはり開いているのでしょうか。きれいに治らないのでは、縫い直しするのだろうかと、いろいろ心配になってしまいました。
次回の診察は今日からまた10日後ですが、それを待たずに受診すべきですか。

A37 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合創が「開いて」います。
赤み、熱感、腫れ、疼痛の増強、浸出液の増加があれば感染が疑われるので、直ちに「受診」が必要です。
自宅で自己ケアを継続するか「10日後」の「次回の診察」まで「待たずに受診すべき」かの判断は、おかかりになっている乳腺外科に電話などでお問い合わせください。
Q38 相談者 ニックネーム:Masa 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:男性

半年ほど前に空腸穿孔で手術をし、その後縫合不全を繰り返し結局ストマ造設しました。
更にその後いまから3ヶ月ほど前にストマ閉鎖術を行い、それに伴い出血が見られた為、横に大きく切りました。
そちらの傷についての質問です。
もうすぐ3ヶ月経ちますが、傷にしこりか出来物のようなものが触ると確認出来、痛みがあります。
外科ではCTをとり、創部には異常は見られず、横隔膜下に水のようなものがあり炎症数値も少しあるので抗生剤を処方してもらいました。
皮膚科にも見てもらい創部を超音波で診てもらったところ、うっすらと糸のようなものがあり、それが痛みの原因では無いかと言われました。

溶ける糸だろうとのことで、溶けきるのを待つか、取り除くとしたら外科になるだろうとのことでした。

こういったケースは他にもありますか?
また他の原因は考えられたりしますか?
痛みはありますが溶けるのを待っても大丈夫でしょうか?
かなり手術を繰り返しているので外科の先生は癒着も酷いだろうし余程のことがない限りさらなる手術はしたくなさそうな感じでした。

痛みだけなら我慢しますが、放置することで酷くなったり他の病気などを引き起こしたりが怖いです。

A38 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、「しこりか出来物のようなもの」の大きさや形や硬さ、「痛み」の程度やどんな時に痛むのかなどの情報が無いため、具体的な回答が出来ません。
皮下縫合の際に周辺の皮下組織を巻き込んで「しこりか出来物のよう」になるくらいきつく縫合したとすれば、縫合糸には緊張がかかるので、手術から「半年ほど」経過していれば「溶ける糸」は既に切れているはずです。
「溶ける糸」の結び目を核として肉芽が形成されたか、皮下血腫が線維組織に置き換わったため、「しこりか出来物のよう」に触れるのでしょう。
腹壁下腹腔内に「溶ける糸」があるならば、腹膜など腹腔内臓器の癒着によるものでしょうから、「溶けきるのを待」っても癒着が剥がれるかどうかは判りません。
頂いた情報だけでは診断の確定が出来ませんが、おかかりになっている「外科」も「皮膚科」も「放置することで酷くなったり他の病気などを引き起こしたり」することはないと確信しているので緊急の治療を勧めなかったのでしょう。
ご相談の様な状況は確定診断が出来ていないのですから、「しこりか出来物のようなもの」の性状と「痛み」の強さの変化を、時間の経過を追って観察する必要があります。
定期的に経過を診てもらってください。
また、「しこりか出来物のようなもの」が皮下組織内に存在するならば、「外科」主治医にご相談いただき形成外科を紹介して貰うと、診断の確定および治療法の提案をしてもらえるのではないでしょうか。
Q39 相談者 ニックネーム:くうこ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

婦人科にて腹腔鏡手術を受け、三日後に傷口を覆っていたテープを剥がしました。
臍を見ると、上部の肉と肉の間に止血剤?血を吸うようなものが入り込んでいるように見え、黄色い瘡蓋のようなものが反面を覆っていました。まさかと思いながら一週間過ごしましたがシャワーや汗がシミる感じが消えません。
見た目も片側だけ臍の形が間延びしていて左右に離れている印象でしたので、いよいよ不安が増し、今日そのゴミらしきものを剥がしたところ、臍の内側のしわに盛り上がっている肉が、深さ4ミリくらい、縦に8ミリくらいにぱっかりと開いていて、片側から出血しました。臍の周りを手で寄せるとぱっくりしてる部分がぴたりと一致します。
そこで、臍の外から傷に対し直角状にテーピングをし、その上から保護しましたが、このままでちゃんと元のようにくっつきますでしょうか??
外科的処置、縫直しがすぐに必要でしょうか?それとも、皮膚が弱っていて縫うよりはしばらくテーピングで様子見でも良いのでしょうか。ちなみに下半分はくっついています。

別の箇所の傷の具合で診察を受けているのもあり(担当外の先生いわく瘡蓋か異物の区別が付かず様子見で、お腹はすぼまる力があるとのことでしたが…)再診は気が引けます。

A39 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
腹腔鏡カニューレの挿入孔を閉じる際に創縁にずれがあるまま「テープ」で「傷口を覆」ったため、創縁に肉芽が形成されたのでしょう。
「ぱっくりしてる部分がぴたりと一致」するように「臍の外から傷に対し直角状にテーピングをし、その上から保護」しても、「ちゃんと元のようにくっつ」く可能性は低いと考えられます。
「外科的処置、縫直し」も可能ですが、時間はかかりますがそのまま湿潤療法で上皮化を待つことも可能です。
診察をすれば「瘡蓋か異物の区別が付か」ないことはありませんから、「担当」の主治医にご相談なさるか、それが無理なら形成外科を受診してください。
Q40 相談者 ニックネーム:hanako 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

3週間前に呼吸器外科でロボット支援胸腔鏡下術にて胸腺腫を摘出しました。胸の中央に乳房の下からみぞおちにかけて4cmの縦の傷とその下1cmにドレーンの穴を塞いだ傷があります。そのドレーン跡が術後2週間位から陥没しておへそのようになりました。皮膚表面だけの傷ではなく深部に癒着しているようで、周りの皮膚は下垂するのにそこだけ固定されているためハの字状に見えます。術後20日で抜糸(飛び出していた糸をプツンと切っただけ)してもらいましたが治りません。触ると縦の傷との間にしこりもあります。痛みはありませんが突っ張り感があります。元に戻るのでしょうか。

A40 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下の癒着が剥がれれば「元に戻」ります。
頂いた情報では、「4cmの縦の傷」の皮下で「癒着している」ため「突っ張り感が」あるのか、見た目通り「ドレーン痕」で癒着しているので「突っ張り感が」あるのか判断が出来ません。
手術をなさった「呼吸器外科」を受診して、形成外科を紹介していただくとよいでしょう。

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