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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q1 相談者 ニックネーム:はむ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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3ヶ月前に卵巣嚢腫の摘出で腹腔鏡手術を行ったのですが、それからずっとお臍の方から浸出液?膿?が止まりません。 透明ではなく白か黄色い感じで臭いもあります。 量としてはそう多くはなく、腹痛や熱など他の症状もないのですがこれは放っておいても良いのでしょうか。
経過観察で診てもらった際に「様子見で大丈夫」と言われたのですが、中々止まる気配がなく……。
- A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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脂肪融解による皮下膿瘍、あるいは縫合糸を核とした感染性膿瘍です。
手術をしてもらった婦人科で、経過観察で自然治癒するとアドバイスされたなら、感染性膿瘍ではないということなのでしょう。
術後3か月を過ぎて浸出液が止まる気配が無いなら、積極的な治療を選択すべきでしょうから、再度婦人科主治医にご相談いただき形成外科を紹介して貰ってください。
- Q2 相談者 ニックネーム:ぶたこけし 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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3年前に腹腔鏡下で左卵巣嚢腫摘出術を受けました。しばらくは嚢腫があったときの痛みなどが取れ、安心していたのですが、1年後より再度左腹部の痛みが出現し、最近は激痛になることもあります。排便も少なくなってきたように思います。癒着を懸念していますが受診したほうが良いでしょうか。
- A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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ゆっくりですが、症状が強くなっているのですから、なるべく早く受診して精査することをお勧めします。
もちろん腹腔内臓器の癒着も考えられますが、症状が強くなっているということは他の疾患が存在する可能性もあります。
50歳代以降は、1年に1度の健康診断と数年ごとの全身精査は必要とお考え下さい。
- Q3 相談者 ニックネーム:もや 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性
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婦人科で腹腔鏡手術を受け約5年経過しました。その間、お臍部分が赤く、また硬くなっています。
術後検診でそのうち改善されるとのことで、その間コロナ禍もあり通院もしづらく、そのままきてしまいましたが、もう治らないのでしょうか。
半年ほど前に臍炎になり形成外科に行った際に、お臍がずっと赤いのが気になると話ましたが仕方ないねとのことでした。同時期に腹腔鏡手術手術をしたところで臍炎とずっと赤い話もしましまたが治療は終わってるので形成外科に行ってくださいとのこと。
改善されないものなのか、改善されるとしたらどういう治療をしていただくのがいいのか判断しあぐねています。
- A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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腹腔鏡手術に伴い皮下膿瘍が出来て、炎症が継続しているのでしょう。
縫合糸を核とした皮下膿瘍が感染を繰り返しているのかもしれません。
また、尿膜管依存症があって、臍炎の原因になったのかもしれません。
形成外科で治療可能なので、診断と原因をお訊きになって、治療方針を提案して貰ってください。
- Q4 相談者 ニックネーム:なつ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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もともと子宮筋腫を患っておりましたが、子宮体癌がわかり、子宮と附属器(卵管と卵巣)を全摘しました。その際開腹手術でしたが、その後の傷跡についてお伺いしたく思います。
へそ下15センチほど縦に切り、術直後は白いテープを貼って頂いていましたが、そちらが剥がれて来ましたらマイクロポアテープを垂直に貼り替えるとの指導を受けました。丁度1週間後に剥がれて来ましたので張り替えようと全て外したところ、へそ下5センチくらいの部分のお肉をかなり寄せてテープを貼っていたからか、傷の横がひだのようになってボコボコしていました。強く寄せていたのですが傷そのものではなく傷横のお肉の部分ですし一時的なものかな?と思い、自身でテープを貼りかえたのですが、その後1週間後に張り替えた際にもまだボコボコしています。今丁度術後三週間を経て、もしかしたらこのままボコボコしたままになってしまうのかと不安になって来ました。肝心の傷は今赤みがあり、このまま治癒していくのかなと言う感じに見えます。次に病院へ行くのは術後一ヶ月検診の時ですので、あと三週間後となります。それまで様子を見てこのままで良いのか、それとも傷が出来上がってしまう前に今直ぐに受診した方がいいのか、ご意見お聞かせ頂きたく思います。術後三週間経っておりますのでもう手遅れなのか、この凸凹したお腹のまま過ごしていくのはつらく思います。
- A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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術後瘢痕の治療は、婦人科ではなく形成外科におかかりになってください。
「今直ぐに受診」する必要は無いので、「あと三週間後」の「検診の時」に婦人科主治医にご相談いただき、形成外科を紹介して貰うとよいでしょう。
「それまで」の期間は「自身でテープを貼りかえ」て「様子を見て」頂いて構いません。
- Q5 相談者 ニックネーム:まい 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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外科 仙骨部皮下腫瘍
何度も繰り返し炎症して切開排膿を繰り返してる粉瘤があって、今回形成外科ではなくて初めて大きな病院の外科を受診して切開排膿をしてもらいました。
肉が盛り上がる前に傷口が塞がるのを防ぐためにドレーンを留置しています。
傷口の深さが今で3センチ程と言われたのですが、肉が盛り上がるまでにどのくらいの期間を要しますか? ちなみに喫煙者です。
- A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「仙骨部」の「皮下」膿瘍を「繰り返して」いるなら、「粉瘤」ではなく毛巣洞の可能性はないでしょうか。
「外科」で「切開」したなら、「排膿」が治まって「肉が盛り上がるまで」、1週間から2週間以上かかることが殆どです。
「粉瘤」でも毛巣洞でも、炎症が無い時期に「形成外科」で摘出することをお勧めします。
- Q6 相談者 ニックネーム:K 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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2年半ほど前に、開腹で子宮筋腫の摘出手術を受けました。
以降、いままでおへそから下の感覚が鈍い状態が続いています。
皮膚の感覚はうっすらあるものの、少し強く触ると内蔵?の感覚が鈍く違和感がある、というような状態です。
術後はこういう状態になるものなのでしょうか?
現在は経過観察等も終了しており医療機関にはかかっておらず、特に体調面等に支障はないので今までそのままにしておりましたが、ふと気になり相談させていただきました。
- A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「20代後半」で「2年半ほど前に、開腹で子宮筋腫の摘出手術を受け」たなら、下腹部の横切開でしょう。
「おへそから」切開線までの間の部位で、「皮膚の感覚はうっすらあるものの」「おへそから下の感覚が鈍い状態」が少しずつでも回復しているなら、腹壁皮神経の過伸展あるいは切断による症状でしょう。
症状が術直後から変わらないか、やや悪化しているようなら、臍ヘルニアや腹壁ヘルニアの可能性も否定できません。
超音波検査などで確認が可能です。
直ちに治療が必要ということではないでしょうが、婦人科もしくは消化器外科で一度、診ていただくことをお勧めします。
- Q7 相談者 ニックネーム:あやすけ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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2024年5月に子宮卵巣卵管摘出術をしました。良性の子宮筋腫でした。膣断片離開出血の為、2度緊急入院しました。2度目の入院で、膣断片再縫合術をしました。再縫合術は2ヶ月近く経過しますが、下腹部鈍痛あります。時々臀部もだるくなり、下腹部に熱感もあります。縫合の傷はまだ完全には塞がっておらず、おりものが出ています。CT、血液検査、エコーは異常なしです。再度出血しないよう再縫合術をしっかり縫ったとのことでした。下腹部鈍痛の考えられる原因は、どういったものがあるでしょうか。キツく再縫合しすぎて、痛みが出ていることはあるでしょうか。その場合、時間の経過で改善するのでしょうか。
- A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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術後「3か月」なので、腹部手術に伴う一般的な「鈍痛」の可能性が高いのではないでしょうか。
腹腔鏡手術なら、手術中に腹壁を伸ばしたことによる筋肉痛も考えられます。
開腹手術なら、筋肉を切開したり強く引っ張ったりしたための痛みかもしれませんし、痛みの範囲が限局的なら稀ではありますが腹壁前皮神経絞扼症候群も否定できません。
「膣断端離開」の「再縫合術」後に「下腹部痛」が出現したなら、癒着による牽引痛かもしれません。
いつから生じたか、いつどこにどんな痛みがあるのか、痛みはどれくらい続くのか、どんな時に痛みが無いのか、何をすると痛みが軽減するのかなど、ご相談の「下腹部鈍痛」について詳細な情報が無いため診断が出来ません。
おかかりになっている「婦人科」で推測される原因を説明して貰ってください。
- Q8 相談者 ニックネーム:しろちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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腹腔鏡で子宮を手術しました。
臍の下あたりから手のひら分ぐらい感覚が悪く皮膚をつねってもわかりません。触ってるのも感じません。
①原因は何か②どこまで治るのかを心配してます。主治医には様子をみるように言われてますが③いつまで様子をみればいいのでしょうか。
また術後無理をしない範囲でよく体を動かした方が治りがいいときいたので④皮膚の感覚も体を動かした方がなおりがいいでしょうか?
- A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「臍の下」の臍を通る正中線を跨いだ領域に「手のひら分ぐらい」の面積で知覚鈍麻があるなら、「腹腔鏡」手術で腹壁が伸展されたため、一時的な偽性腹壁ヘルニアの症状が生じているのかもしれません。
臍を通る正中線の左右どちらかに限局していて、「触ってるのも感じ」ない程の知覚脱失がある部分と正常な知覚部分の境界が比較的明瞭なら、第6~第12肋間神経のいずれかあるいは第1腰椎神経の神経損傷の可能性も否定できません。
手術中の体位などが関係して神経損傷が起きたかもしれませんが、帯状疱疹の一症状として知覚鈍麻が生じることもあります。
上記のいずれかならば、時間の経過とともに徐々に知覚は戻るのが通常です。
知覚鈍麻の原因が何にしろ、「よく体を動かした方が治りがいい」ということはありません。
申し訳ありませんが、頂いた情報だけでは、診断の確定が出来ません。
診断、経過予測、治療法や自宅ケアの方法などのアドバイスには、詳細な診察が必要です。
直接診察をしている「主治医」はある程度診断を推測して指示をお出しになっているのでしょうから、予測する診断名をお尋ねになり、症状が変わらないことを確認するために「様子をみる」のか、症状が無くなるまで「様子をみる」のか、「様子をみる」目的をご確認なさってください。
- Q9 相談者 ニックネーム:そいらて 患者様(相談対象者) 年齢:5歳7か月 性別:男性
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2週間前に、痙縮を落とすための脊髄神経の手術をし、背中に10センチほどの大きな傷痕があります。5歳の男児です。整形外科での手術です。
ずっと患部はテープで覆われていて、初めて傷痕をみましたが、あまりに痛々しく、塞がりかけている茶色の部分と、まだかなり心配なピンク色の部分と、があります。
手術を担当してくださった先生はお忙しく色々な病院を回っているようで、受診の機会は中々作れなさそうとのこと…。引き継ぎ、担当をしてくださっている整形外科の先生はドライな説明で、『手術してるんだから傷痕残るの当たり前です。何言ってるんですか』と言われてしまいました。
(もちろんそんな事は承知で傷が消えるとは思っていません。が、ただ放置するのではなく少しでも目立たなくするために、やれることや薬、テープなど何か教えて頂けないか、という相談です)息子は元々皮膚がかなり弱く、水疱瘡やとびひ、カサカサの肌荒れや湿疹など皮膚トラブルは常にあるようなタイプなので、余計に心配です。
現在は術後の入院中で、リハビリをするのに1〜2ヶ月は入院予定なのでどこかの病院を受診することもしばらくできません。調べた所、自宅の近くには【形成外科】もありませんでした。
傷をなるべく目立たないように治してあげるために、何かできる事や推奨のケアにアドバイス頂けないでしょうか。
- A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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縫合線にシリコンジェルパットを貼付してはいかがでしょう。
入院中でも、肌がかなり弱くても、手軽に使えます。
脊椎部の手術痕は、長期経過のうちに幅広い瘢痕になりがちですが、白く平らな成熟瘢痕になることが多いようです。
また、乾燥して痒みが生じることもあるので、ヘパリン類似物質の外用剤などの保湿剤を使ってください。
形成外科に頻回に通院する必要はないので、退院後に受診して、気になるうちは1年に1度程度経過を診てもらい、適時適当なアドバイスを求めることをお勧めします。
- Q10 相談者 ニックネーム:alicia 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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3週間前に、虫垂炎になり虫垂を取るため腹腔鏡手術を行いました。
その後術後の経過も順調で、退院後の体調も傷の治りや痛みもよくなり普通の生活を送っていたのですが、退院後の外来(手術から20日)の前日に急におへその下辺りが痛くなり、様子を見ていたら腫れと赤みも出てきました。
ちょうど翌日が外来だったので相談してみると、「筋肉を縫っているからその部分が盛り上がっているんだと思う。膿も出なさそうだし(ハサミのようなものでヘソの傷口をチェックされて)、様子を見てみて。痛みも徐々に引いてくると思う」と言われ帰宅しました。
その翌日、そのまた翌日と、痛みも強くなり、腫れも大きく、赤みも強く出てきて、だんだんと範囲も広がりヘソの上の方まで広がって痛みます。
少し触れただけでも痛く、歩くのも前屈みになり、くしゃみや咳などでも響いて痛いです。
これはどのような状況だと思われるでしょうか。
虫垂炎になる前から体外受精が決まっていて、妊娠のことも考えると、今後この痛みがどうなっていくのか心配です。
- A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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縫合糸嚢胞あるいは脂肪融解による皮下嚢胞の感染があります。
腹腔内に及ぶ病変ではありませんが、排膿、抗生剤投与が必要でしょう。
早急に再診してください。
感染が治まれば、体外受精および妊娠に影響はありません。
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