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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q1 相談者 ニックネーム:ムイ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
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私は虫垂炎の腹腔鏡手術をした後、5日後にへそに貼っていた防水シールとガーゼが取れてしまいました。担当の医者から外れた際の対処法を聞かされておらず、とりあえず石鹸で優しく洗ってぬるま湯ですすぎ、軽く乾かした後に家にあった傷用のシリコンシールを臍を塞ぐように貼っています。ガーゼは今ないのでそれを使わず対処したのですが、これからどうすればいいのか分からなくて不安です。
- A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「腹腔鏡手術」の術後「5日」経過していれば、創は閉鎖しています。
「石鹸で優しく洗ってぬるま湯ですすぎ、軽く乾かした後に家にあった傷用のシリコンシールを」貼った処置で問題はありません。
一般的に、これ以降は、術後創のケアは必要ありませんし、日常生活で気を付けることは何もありません。
- Q2 相談者 ニックネーム:プルメリア 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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3ヶ月前に腹腔鏡で子宮全摘しました。粘膜下筋腫があったからです。
術後1ヶ月健診では問題なかったのですが、その後ピンクのおりものや少量の鮮血に近い出血があり見てもらうと膣断端の傷の状態が良くないのと、肉芽ができてると言われ膣洗浄と抗生物質を処方してもらい、出血やおりものはなくなりました。
診察時に先生が肉芽に触れた時に、とても痛くて腰が跳ね上がる程だったのですが、先生から肉芽は普通触れても痛くないはずなんだけどと不思議がられたことが、今とても心配で、相談しました。
肉芽は触れても痛くないものですか?
私はとても痛くて、あの痛みは何が原因か教えてほしいです。
便秘気味で酸化マグネシウムを飲んでますが、なかなか出なかったりすると、膣がグッと下へ押されるような感覚の時にたまに痛みを感じる事もあります。
- A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「肉芽は触れても痛くないもの」です。
婦人科の「診察時に先生が」「触れた時に、とても痛くて腰が跳ね上がる程だった」のですから、「触れた」のは「肉芽」ではなく縫合不全による粘膜欠損創だったのでしょう。
術後「3か月」経過して「出血やおりものはなく」なっているのですから、「膣断端の」創は治癒していると推測されます。
ご心配なら、婦人科の内診で、創が閉鎖し上皮化が完了していることを確認して貰うとよいでしょう。
- Q3 相談者 ニックネーム:岳鹿 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性
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7月19日に陰嚢水腫の手術を受けました。7月21日に退院後から主治医の指示のもと患部に塗り薬(白色ワセリン)を塗り、その上にラップを貼って四方をテープで止めています。(毎日交換しています)
手術後は患部にテープが張ってありましたが退院後は患部に直接テープを貼るようなことはしていません。
縫合の糸は溶けるタイプもので2週間~1か月くらいで取れてきますとのことで、
まだ、ついたままです。
先日、薬を塗るときに縫合の間の皮膚が少し開いていることに気が付きました。
特に痛みもなく出血しているわけでもないので、主治医の指示の処置を続けていますがこの開いた状態でちゃんと治るのか(塞がるのか)不安があります。
このまま様子見で良いのか、一度病院に受診したほうが良いのか気になりメールしました。
- A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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いわゆる擦過傷と同じ状態です。
「主治医の指示」通りの処置でも、感染を合併しなければ、時間をかけて上皮化するのが通常です。
手術は、術後の経過観察と術後ケアまで含め、患者さんが通常の日常生活を送れるようになるまでが、一連の治療です。
「縫合の間の皮膚が少し開いていること」は、「主治医」の推測する最良の術後経過ではないでしょう。
「不安がある」のですし、大切なのは大多数の方の経過という一般論ではなくご自身の治療経過なのですから、「様子見」をなさるより「一度病院に受診」して、改めて自宅での治療法指示して貰うことをお勧めします。
- Q4 相談者 ニックネーム:SUUU 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性
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2ヶ月前、乳房部分切除の手術をしました。その時浸潤液が溜まってちゃぷちゃぷ聞こえるほどありましたが徐々に吸収されそんなもんだと思ってました。その後放射線治療が始まる頃は傷の周りはまだ硬く液も少し溜まってましたがそのまま放射線を受け最終週くらいでその部分がカチコチに硬くなりかなり腫れました。終了から1週間くらいから徐々に悪い症状も収まる話ですがこの腫れ大きさは少し小さくなったものの収まりそうもなくどうも膿んでいるような気がします。中が痛痒い。つぱって腕が動かしづらく痛い。そのまましてて収まるのでしょうか?
これまで盲腸で手術後1カ月の時縫合の所がカチカチになり腫れてたら先生が穴開けて血がブワッと出たのを思い出したのでもしかしたらなんか溜まってる?と気になりFAQでも1カ月先でも膿が溜まって出してもらったと聞いて心配になりました。
主治医はこれまでも徐々に吸収されるから様子見ましょうと言われるのでまずは様子見てますが気になったらいつでも来てくださいと言ってくれてます。
しかし遠方でもあり仕事もあるので様子見で良さそうなら次回の検診日までそのままにしますが次回は来月後半です。早めに受診した方が良ければ行こうと思います。
- A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮下漿液腫と考えます。
感染を併発していなければ、「次回の検診日まで」待っても構いません。
発赤・発熱・疼痛などの局所所見や、全身倦怠感・全身熱発などの症状が生じるなら、感染の疑いがあるので、直ちに受診してください。
ただし、多くの患者さんの最大公約数てきな術後経過ではなく、ご自身の経過だけに限ってお考えになるべきでしょうから、少しでも不安があったり、「どうも膿んでいるような気が」するなら、確認のため受診することをお勧めします。
- Q5 相談者 ニックネーム:D 患者様(相談対象者) 年齢:80歳以上 性別:女性
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81歳の母が脊柱後湾症で去年10月に背骨をボルトで固定する2回目の手術をしました。(1回目は3年ほど前に腰椎の圧迫骨折時)
退院後痛みがありボルトが抜けていたことが判明して3月に再手術、その後うまくいかず4月に首までボルトを伸ばした再々手術をしましたが、傷口が開いてしまいました。このため5月に再度縫合手術をしましたがまた傷口が開いてしまい、中のインプラントも見えている状態です。
整形外科の主治医にはインプラントを入れた手術は成功していて、形成は専門ではないからどうしていいかわからない、と言われてしまいます。入院先に臨時で来ている形成の先生は、インプラントが感染してるから抜かないと傷が塞がらないと言いますが、整形の先生はせっかくいれたのに抜いたら腰が曲がって生活に支障が出ると前向きではありません。でも他の処置を提案してくれる訳でもありません。心臓の持病もあり、これ以上の大手術に耐えれるかも心配ですし、感染症も心配です。先日帯状疱疹も出ましたが抗生剤で治りました。
インプラントを抜く以外に傷口を塞ぐ手段がありますでしょうか?抜くしか治らないとすると次の手術に耐えられるか不安もあり、リスク承知で転院後手術なのか悩んでいます。手術も移植など高度な手術が必要になるのでしょうか。
本人自宅に帰りたがっていますので、傷口開いたまま訪問看護で自宅療養ができるのかを検討している親族もいるのですが、さすがに難しいと考えています。
- A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「インプラントが感染してる」なら、「インプラントを抜」いて洗浄しなければ「傷が塞がらない」と考えるのが通常でしょう。
申し訳ありませんが、診察をしなければ適切な手術法の提案は出来ません。
一般的に、「81歳」の女性の背中で「傷口が開いて」いるならば、形成的な手技でなければ創の閉鎖は困難です。
「整形の先生」の「せっかくいれたのに抜いたら腰が曲がって生活に支障が出る」という意見も理解できないわけではありませんが、「傷が塞がらない」ままなら日常生活にも入院生活にも支障があるでしょうから、積極的な治療を検討すべきではないでしょうか。
- Q6 相談者 ニックネーム:はゆる 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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1ヶ月前に壊疽性虫垂炎で緊急手術、7日間ドレーンを入れ翌日退院しました。
傷の痛みは軽快しておりますが、術後より一回だけのしゃっくりの様なもの(ゲップ?)が1日に数回出る様になり、その際に肩や横隔膜の痛みがあり、現在も続いております。
昨日より右脇腹(肋骨からその下、腰にかけて)の痛みがあり、息を吸ったり歩いたり、足を上げたり体を捻ったり、あとは痛む部分を押したりしても痛むのでこのまま様子を見ていていいのか、受診が必要かご教示下さると有り難いです。
- A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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腹腔鏡下の手術なら、術中の気腹による影響か手術手技の影響かは判りませんが、横隔膜神経の刺激症状が残っているのでしょう。
肋間神経痛や肋骨あるいは肋軟骨の骨折(ひび)の可能性も否定できません。
さらに悪化することは無さそうですが、受診して診断を明確にすることをお勧めします。
- Q7 相談者 ニックネーム:ネギトロ丼 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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1年程前、子宮摘出施術をダビンチにて行いました。
たまにへそが固く感じることや、へそに物が当たると痛む時などがありましたが特に気にするまでもありませんでした。今日仕事中にへそに机が押し当たった時に痛みがあり、少し気になっていたのですがすぐに忘れました。
が、少しヒリヒリするような痛みがあるのと、押さえると痛む感じがしたのでへそを見ると、茶色い汁のようなものがへそについていました。
(以前手術後の創傷の時と似ていて一瞬見間違えました)
このまま様子見したほうがいいのか、一度病院に受診したほうが良いのか気になりメールしました。
- A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
- 皮下膿瘍の可能性もあるので、一度、形成外科を受診して診て貰うことをお勧めします。
- Q8 相談者 ニックネーム:2106 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:男性
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24年の4月に大動脈解離で緊急手術をしてそのまま入院。3週間ほどで退院しました。3ヶ月経過したあたりで手術した胸元の傷口が赤く腫れ粉瘤みたいなものができたので救急で処置してもらいそのまま再入院となりました。そこから約2ヶ月間毎日傷口の処置(デブリやSNAP等)し、膿が止まらないので原因除去としてワイヤー抜去や膿の袋を全摘手術しましたが治らず、最終手段として手術した所をもう一度全部開けて大網膜充填手術(膿が手術したステントに汚染されないために)をして退院しました。そこからまた3ヵ月経過したところまた同じような赤い腫れ物ができ救急で切開してもらい何度も通院して処置しましたが良くならず、もう一度ワイヤー抜去手術からSNAP等、同じことを繰り返して現在に至りますが膿が出続けています。CTで確認すると小さい空洞があり、毎日朝晩シャワーと石鹸で洗浄し、その空洞に薬を塗り込みガーゼも差し込んでいます。空洞が肉芽で埋まって膿が出なくなればいいのですが、血液検査や検体をしても膿は良性です。この状態がどこまで続くのか憂鬱になります。何か良いアドバイスがあればお聞きしたいです。
- A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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主治医に、現在の状態の評価、今後の治療方針、経過予測をお尋ねになってください。
もちろん治療期間中は予測通り経過することも想定外のことが起きることもあるので、適宜、治療方針を変更することはあるでしょうが、信頼して治療を継続するために、主治医が対症療法的に治療法を選択しているのではなく長期的な経過を予測して治療法を決定していることをご確認いだく必要があります。
また、デブリードマンや皮膚脂肪弁の移植など特殊な手技が必要かもしれませんし、改めて陰圧閉鎖療法をするにしても適時状況を判断して正しく対応するために、主治医にご相談いただき、形成外科の診察をお受けになって、心臓血管外科と形成外科との兼科や形成外科への転科をご検討なさってはいかがでしょう。
- Q9 相談者 ニックネーム:まつ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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4/18虫垂炎による手術を行い4/21退院しました。退院するも術後腹膜内膿瘍で5/2〜5/7再入院。痛みはなくなり食欲も回復し問題ないかと思いきや3日前から再度盲腸辺りが痛みというより違和感を感じ始めました。また今までにない量の茶色く悪臭のおりものがありました。(5/7最終月経)これは今すぐ受診するべきでしょうか?それとも痛みがはっきりで出してからでもいいでしょうか?
- A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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腹膜膿瘍の際に投与した薬剤の詳細も判らないのですが、通常で考えて、虫垂炎、腹膜膿瘍と、おりものは、直接の関係はないでしょう。
しかし、膿瘍の再発を完全に否定することは出来ませんし、腹膜刺激症状や消化器疾患だけでなく、女性性器疾患の可能性もあります。
申し訳ありませんが、頂いた情報だけで、緊急を要する症状か放置してよい症状かの判断は出来ません。
診断とともに早急な治療の必要が無いということの確認のためにも、早期に受診することをお勧めします。
- Q10 相談者 ニックネーム:りのら 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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1週間前に子宮卵巣全摘手術を受けました。2日前に術後に貼っていた透明のテープを剥がし、傷もきれいですとのことで、マイクロボアテープを貼りました。昨日退院しましたが、今朝気づくとマイクロボアテープから染み出たのか下着にほんの少し(爪楊枝のおしりくらい)の血が付いていました。気になって外来に問い合わせると、乾燥させたほうがいいのでテープを剥がして傷口を優しく洗って拭いて2週間後の診察までそのまま何も貼らずにいてくださいとのこと。傷口の広がりなど気になるのでできればテープを貼りたいと思うのですが、やはり2週間後までそのままにしているほうがいいのでしょうか。
- A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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縫合不全や縫合糸膿瘍の可能性があります。
出血あるいは排膿は一点だけからでしょうから、その部分を除いて瘢痕にテープを貼っていただければよいでしょう。
2週間後に診察の予定があるなら、通常は、それまでに症状が悪化することはありませんし、テープを貼らないでいても瘢痕に大きな違いはありません。
赤み、腫れ、局所熱感が生じるなら、予約日を待たずに受診してください。
本来、主治医や病院から案内のなかった症状や不安な症状が見られた時には、主治医の想定外の経過の可能性もあるので、直ちに受診していただくべきと考えます。
しかし、医療機関は、患者さんからの連絡で症状を聴取したうえで緊急を要しないと判断した場合、患者さんの都合と医療機関の都合を鑑みて、予定通りの診察日までの処置法や対処法を指示して終わることがよくあります。
指示を受ける患者さんは、不安を解消し自身の身体を守るため、どういう判断(診断)で指示が出たのか、自身はどうしたいのか(受診したいのか)、指示以外の対処法ではいけないのか、どんな症状が現れたら直ちに受診すべきなのか、を確認する必要があります。
当ホームページのQ&Aなどを利用していただいてももちろんよいのですが、一般論ではなく個別の症例のご相談は、実際に診察をしなければ具体的なアドバイスは難しいことを理解しておいてださい。
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