傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 胸・脇・腹・背・腰など
Q11 相談者 ニックネーム:イーザウ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

子宮内膜症のため、婦人科の医師に左右の卵巣・卵管を腹腔鏡下手術で摘出してもらいました。
術後は仰向けで安静、血栓防止のふくらはぎをマッサージするパッドもつけてもらいました。
術後1日目、最初の歩行時は術跡の痛み以外はありませんでした。
そのあと6時間ほどのち、歩いていたら、急に左脚に痛みが走りました。
そのあとは、左腰、左脚の付け根外側、左太腿の外側に、動いているいないに関わらず、急に痛みが出ます。
ぎゅーっと押されてるような、つるような、肉離れのような痛みです。
術後3日目の時点で、症状は変わらず、動いていない時でも急に痛みが出始めるし、歩行時はむしろすぐに痛くなりだしてだんだん痛みが強くなり、騙し騙し足を動かして歩く感じです。

手術そのものの腹部はいたって順調でそんなに痛くもなく、右脚側も全然痛くありません。

原因や考えられる症状は何でしょうか。
今後症状が改善されれば問題ないのですが、もしこのまま痛いようであれば、何科の医師に診てもらえば良いでしょうか?

手術してくださった医師は、術中の姿勢のせいかもしれない、湿布で様子をみるよう、おっしゃっています。

A11 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「腹腔鏡下手術」は、術中に二酸化炭素ガスでお腹を膨らませます。
体内に溶け込んだ二酸化炭素が原因で組織が酸性に傾くと、横隔膜や横隔神経が刺激されて、術後数日間痛みを感じることがあります。
また、腹膜や横隔膜がガスで過度に伸展されることにより、術後に痛みが残ることがあります。
「歩行時」の血液循環の悪化による痛みなら、休息で消褪するのが通常で、「動いていない時でも急に痛みが出始める」ことはありません。
「動いているいないに関わらず」、「ぎゅーっと押されてるような、つるような、肉離れのような痛み」の症状なら、「手術してくださった医師」の言う通り、「術中の姿勢のせいかも」しれません。
上記のいずれかが原因なら、1週間から10日程度で症状は軽減、消失します。
申し訳ありませんが、診察をしなければ頂いた情報からの推測しかできませんので、「もしこのまま痛いようであれば」、「手術してくださった医師」に依頼して、循環器内科、麻酔科、整形外科、総合内科などとともに精査して貰うとよいでしょう。
Q12 相談者 ニックネーム:うみ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

腹腔鏡手術で子宮全摘出手術を受けました。
ずっと左側(おへそから外側に向かって5-10cm)が吊れる感じがしていました。
時間と共に吊れる感じは取れるだろうと思っていましたが時々吊れる感じはありました。
1か月ぐらい前からおへそ左側5㎝ぐらいに痛みがあり排便時にお腹に力が入らなくなりました。
そしておへそをみたら出血した後のように黒くかさぶたのように黒いものが固くなっていました。
診察にいくべきでしょうか?

A12 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「出血した後のように黒く かさぶたのように黒いものが固くなって」いるのは、おそらく表皮落屑の固まったいわゆる垢、臍のゴマです。
臍部分に脂肪の融解した皮下膿瘍が存在するなら、出血や浸出液の固まった痂疲の可能性も完全には否定できません。
スキンオイルやクレンジングクリームなどで、少しずつ軟らかくすれば、取り除くことが出来ます。
「おへそ左側5㎝ぐらいに痛みがあり 排便時にお腹に力が入らなく」なっているのは、腸間膜の癒着によるものかもしれません。
それぞれ、形成外科、消化器内科あるいは消化器外科を受診してご相談なさってください。
Q13 相談者 ニックネーム:ナオ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

1ヶ月前、右上葉肺部分切除しました。病理の結果は膿でした。その際、胸腔鏡手術をし、右脇下5cm程、さらにその下ドレーン留置2cm程切開しました。1ヶ月たち、おととい夜中右脇に激痛が走り、その後から右脇がズキズキして眠れません。
それまでも痛みはありましたが、おとといから痛みが増したようです。傷跡見た目は異常なくキレイです。皮下縫合していて抜糸はしませんでした。が、傷の端の方、中から糸で押されているような盛り上がりがあり、そこが痛いです。時々起こる何かで切られたような痛みはそれが原因なのかわかりませんが、1ヶ月たった現在この皮下縫合は抜糸できますか?抜糸する事もあるのでしたら病院に行きたいのです。

A13 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「痛み」の原因は、肋間神経痛が疑われます。
「傷の端の方」の「盛り上がり」は縫合の歪みがドッグイヤーとして残ったもので、「痛み」とは関係ないと考えます。
「皮下縫合」の際に吸収糸を使っているなら、術後「1か月」でほぼ切れて吸収されつつあるでしょう。
非吸収糸ならもちろん残ってはいますが、それによる牽引痛であったとしても、時間の経過に伴い「痛み」症状は出現しなくなります。
「皮下縫合」糸の抜糸となれば、縫合創を再度開いて皮下縫合糸を探す手順が必要なので、縫合糸膿瘍などの場合を除いて、通常は「抜糸」することはありません。
もし強く抜糸を望むなら、手術の際の「皮下縫合」に使用した糸を呼吸器外科の主治医にご確認いただき、形成外科を紹介してもらった方がよいかもしれません。
Q14 相談者 ニックネーム:マリ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

大学病院婦人科で子宮卵巣全摘、子宮筋腫摘出手術をしました。縦に16センチの開腹手術です。かれこれ2ヶ月以上経つのですが、下の方の傷口が未だ閉じてません。浸出液のようなものが出ています。担当医に相談したところゲンタシン軟膏とガーゼ貼っておいてくださいとのことなんですが。閉じる気配もありません。日常生活は近所を歩いたり自転車にのったりという感じです。この傷口の手当て本当にこれで閉じるのでしょうか。閉じない傷口のおかげで未だ痛みありです。

A14 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ゲンタシン軟膏とガーゼ貼って」おく処置でも、長期間継続すれば上皮化は可能でしょうが、早期の上皮化・治癒をお望みなら、主治医にご相談いただくなりして、形成外科を受診していただくとよいでしょう。
Q15 相談者 ニックネーム:あき 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

消化器外科で胆嚢摘出手術を1ヶ月前にしました。
傷痕が今も赤くなりビリビリした痛みが続いています。
病院では特に問題なしとの事で傷痕もそのままの状態です。
市販の塗り薬を塗ろうか形成外科を受診してみようかとも考えてます。
まだ暫く様子を見た方が良いのかどの選択が良いのか教えて頂けたらと思います。

A15 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕の痛みです。
形成外科を受診して、自己ケアの方法を指導して貰ってください。
Q16 相談者 ニックネーム:いちご 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

漿膜下筋腫捻転のため総合病院の婦人科に転院し緊急で腹腔鏡手術をしました。
手術後はお臍が痛くピリピリしていましたが術後のテープが貼ってありましたので傷口は見ていません。貼っていたテープが取れてしまい傷口を見たら一部膨らんでおり手術前と余りに違いショックを受けています。術後3週ほど経ちますがこの傷口は元に戻るのでしょうか?出臍の様にも見えて不安になっています。
また、何か代わりのテープを貼ったほうが良いのでしょうか?凸凹している部位なのでどうしたら良いでしょうか。とにかく元に戻るか心配です。

A16 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「腹腔鏡手術」から「術後3週ほど」経過して、発赤、熱感、腫脹、浸出液は伴っておらず、創は完全に閉鎖しているが「臍」の底の「凸凹している部位」が「一部膨らんで」いるなら、感染や皮下膿瘍などではなく、皮下組織が「膨らん」だ形のままで癒合したということでしょう。
時間の経過を待っても、「一部膨らんで」「出臍の様にも見え」る症状が著明に改善することはありません。
また、腹壁の修復が完全でないとすれば、将来的に腹壁瘢痕ヘルニアを起こす可能性があります。
先ずは主治医にご相談いただき腹壁ヘルニアでないことを確認して貰い、形だけの変形なら形成外科を紹介して貰うとよいでしょう。
Q17 相談者 ニックネーム:ちびまるこ 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

25日前に、肺癌の手術をしました 胸腔鏡下手術です 4か所きずがあります 2か所の傷の下がえぐれていて、凹んでいます 場所は、脇下です 手術で、筋肉を切ったせいでしょうか? 時間と共に元どうりに治るか心配しています

A17 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「胸腔鏡下手術」の際に、胸腔鏡(カメラ)や鉗子などの手術器具を挿入するためのポートを設置した部位で皮下の癒着が生じているのでしょう。
「時間と共に」多少の改善はあっても、自然経過だけで完全に癒着が剥がれることは無いと考えます。
主治医にご相談いただき、形成外科を紹介して貰うとよいでしょう。
Q18 相談者 ニックネーム:ちはる 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

腰椎椎間板ヘルニアで内視鏡、顕微鏡の手術をしました。消える糸で縫合してあったようです。
術後2週間経ち、現在フリーの状況です。
コルセットをしており、時々痛みは感じる他は特にトラブルはありません。医師からはこのままで大丈夫と言われていますが、少しでもきれいな状態に戻したいです。
保護テープ(アトファインやデュオアクティブET等)で保護しておくことはどうでしょうか?

A18 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕を目立たなくするために、伸展刺激、摩擦刺激を避け、紫外線対策と保湿に努めることをお勧めします。
「手術」の瘢痕を「少しでもきれいな状態」にしたいなら、薬局でご相談いただき、創傷治癒のための貼付材ではなく、傷跡ケア専用の貼付材をお求めください。
また、形成外科を受診してご相談いただくとよいでしょう。
Q19 相談者 ニックネーム:なら 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

11月に乳房部分切除手術をしました。その後、乳房部分切除の傷口が腫れ膿を出す処置を2回しました。それでも治りが悪く、傷口がふさがる→一部穴が開く→膿が出る→ふさがる→穴が開く…の繰り返しで治りません。主治医からは、傷の治りが遅いのだろうと言って、ゲンタシンとプロスタンディン軟膏の重ね塗りを指示されています。こんなに治りが遅いこともあるのでしょうか?また、切開排膿時は、近くの外科にかかったのでその時もゲンタシンを塗り、2ヶ月以上塗っていますが、耐性菌など大丈夫でしょうか?乳腺専門医や外科に数度通っているのに治らず不安です。

A19 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
乳腺腫瘍など原疾患が切除しきれているなら、血腫あるいは脂肪融解による皮下膿瘍からの排膿でしょう。
局所熱感や発赤、あるいは全身発熱などが無く、「乳腺専門医や外科」で抗生剤の経口や点滴による全身投与が為されていないのですから、感染は無いということです。
主治医に依頼して、形成外科を紹介して貰うことをお勧めします。
基礎疾患が無い「40代後半」の「女性」なら、通常、皮下膿瘍に対しゲンタマイシン外用薬を「2か月以上」継続しても、「耐性菌」の心配は無用です。

お掛かりになっている「主治医」は「乳腺専門医」であり、「外科」は消化器や呼吸器など内臓疾患を専門に治療します。
したがって、厳密には、皮膚や皮下軟部組織(脂肪織や筋肉など)の疾患や腫瘍は、「乳腺専門医や外科」の守備範囲外なのです。
もちろん、専門外の疾患の治療に広く精通する医師も少なくはないのですが、今回のご相談の様に治療経過が良好でない場合は、専門の医師を紹介して貰った方がよいでしょう。
皮膚や皮下軟部組織を専門にする外科は形成外科です。
皮下膿瘍治癒後の瘢痕や整容面まで含め相談に乗ってもらうとよいでしょう。
Q20 相談者 ニックネーム:クレア 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

昨年7月半ばで子宮内膜増殖症疑 腹腔鏡術にて子宮卵巣全摘後 3ヶ月頃から下腹部痛の為に婦人科 3件受診異常なし その後泌尿器科受診 cT異常なしその後 消化器内科受診 腹腔エコー 採血 尿異常 異常なし 婦人科 消化器内科先生の診断 術後の痛みはある 婦人科からも言われ 後子宮萎縮老化 等 後 どうしたら良い?

A20 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「下腹部痛」の記載だけでは、部位、出現条件、継続時間など痛みの性状や随伴症状などの情報が把握できないため、診断が出来ません。
情報が無い中での推測ですが、「婦人科」、「泌尿器科」、「消化器内科」の精査で診断が確定されていないうえ、術後「3か月頃」から痛みが出現しているなら、帯状疱疹も否定できません。
帯状疱疹なら、身体の正中線を超えることなく、身体の左右どちらかだけに痛みが限局して継続しているはずですし、皮膚に水疱が出現することがあります。
皮膚科あるいはペインクリニックを受診して相談してください。

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