傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 胸・脇・腹・背・腰など
Q11 相談者 ニックネーム:まつ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

4/18虫垂炎による手術を行い4/21退院しました。退院するも術後腹膜内膿瘍で5/2〜5/7再入院。痛みはなくなり食欲も回復し問題ないかと思いきや3日前から再度盲腸辺りが痛みというより違和感を感じ始めました。また今までにない量の茶色く悪臭のおりものがありました。(5/7最終月経)これは今すぐ受診するべきでしょうか?それとも痛みがはっきりで出してからでもいいでしょうか?

A11 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
腹膜膿瘍の際に投与した薬剤の詳細も判らないのですが、通常で考えて、虫垂炎、腹膜膿瘍と、おりものは、直接の関係はないでしょう。
しかし、膿瘍の再発を完全に否定することは出来ませんし、腹膜刺激症状や消化器疾患だけでなく、女性性器疾患の可能性もあります。
申し訳ありませんが、頂いた情報だけで、緊急を要する症状か放置してよい症状かの判断は出来ません。
診断とともに早急な治療の必要が無いということの確認のためにも、早期に受診することをお勧めします。
Q12 相談者 ニックネーム:りのら 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

1週間前に子宮卵巣全摘手術を受けました。2日前に術後に貼っていた透明のテープを剥がし、傷もきれいですとのことで、マイクロボアテープを貼りました。昨日退院しましたが、今朝気づくとマイクロボアテープから染み出たのか下着にほんの少し(爪楊枝のおしりくらい)の血が付いていました。気になって外来に問い合わせると、乾燥させたほうがいいのでテープを剥がして傷口を優しく洗って拭いて2週間後の診察までそのまま何も貼らずにいてくださいとのこと。傷口の広がりなど気になるのでできればテープを貼りたいと思うのですが、やはり2週間後までそのままにしているほうがいいのでしょうか。

A12 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合不全や縫合糸膿瘍の可能性があります。
出血あるいは排膿は一点だけからでしょうから、その部分を除いて瘢痕にテープを貼っていただければよいでしょう。
2週間後に診察の予定があるなら、通常は、それまでに症状が悪化することはありませんし、テープを貼らないでいても瘢痕に大きな違いはありません。
赤み、腫れ、局所熱感が生じるなら、予約日を待たずに受診してください。

本来、主治医や病院から案内のなかった症状や不安な症状が見られた時には、主治医の想定外の経過の可能性もあるので、直ちに受診していただくべきと考えます。
しかし、医療機関は、患者さんからの連絡で症状を聴取したうえで緊急を要しないと判断した場合、患者さんの都合と医療機関の都合を鑑みて、予定通りの診察日までの処置法や対処法を指示して終わることがよくあります。
指示を受ける患者さんは、不安を解消し自身の身体を守るため、どういう判断(診断)で指示が出たのか、自身はどうしたいのか(受診したいのか)、指示以外の対処法ではいけないのか、どんな症状が現れたら直ちに受診すべきなのか、を確認する必要があります。
当ホームページのQ&Aなどを利用していただいてももちろんよいのですが、一般論ではなく個別の症例のご相談は、実際に診察をしなければ具体的なアドバイスは難しいことを理解しておいてださい。
Q13 相談者 ニックネーム:イーザウ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

子宮内膜症のため、婦人科の医師に左右の卵巣・卵管を腹腔鏡下手術で摘出してもらいました。
術後は仰向けで安静、血栓防止のふくらはぎをマッサージするパッドもつけてもらいました。
術後1日目、最初の歩行時は術跡の痛み以外はありませんでした。
そのあと6時間ほどのち、歩いていたら、急に左脚に痛みが走りました。
そのあとは、左腰、左脚の付け根外側、左太腿の外側に、動いているいないに関わらず、急に痛みが出ます。
ぎゅーっと押されてるような、つるような、肉離れのような痛みです。
術後3日目の時点で、症状は変わらず、動いていない時でも急に痛みが出始めるし、歩行時はむしろすぐに痛くなりだしてだんだん痛みが強くなり、騙し騙し足を動かして歩く感じです。

手術そのものの腹部はいたって順調でそんなに痛くもなく、右脚側も全然痛くありません。

原因や考えられる症状は何でしょうか。
今後症状が改善されれば問題ないのですが、もしこのまま痛いようであれば、何科の医師に診てもらえば良いでしょうか?

手術してくださった医師は、術中の姿勢のせいかもしれない、湿布で様子をみるよう、おっしゃっています。

A13 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「腹腔鏡下手術」は、術中に二酸化炭素ガスでお腹を膨らませます。
体内に溶け込んだ二酸化炭素が原因で組織が酸性に傾くと、横隔膜や横隔神経が刺激されて、術後数日間痛みを感じることがあります。
また、腹膜や横隔膜がガスで過度に伸展されることにより、術後に痛みが残ることがあります。
「歩行時」の血液循環の悪化による痛みなら、休息で消褪するのが通常で、「動いていない時でも急に痛みが出始める」ことはありません。
「動いているいないに関わらず」、「ぎゅーっと押されてるような、つるような、肉離れのような痛み」の症状なら、「手術してくださった医師」の言う通り、「術中の姿勢のせいかも」しれません。
上記のいずれかが原因なら、1週間から10日程度で症状は軽減、消失します。
申し訳ありませんが、診察をしなければ頂いた情報からの推測しかできませんので、「もしこのまま痛いようであれば」、「手術してくださった医師」に依頼して、循環器内科、麻酔科、整形外科、総合内科などとともに精査して貰うとよいでしょう。
Q14 相談者 ニックネーム:うみ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

腹腔鏡手術で子宮全摘出手術を受けました。
ずっと左側(おへそから外側に向かって5-10cm)が吊れる感じがしていました。
時間と共に吊れる感じは取れるだろうと思っていましたが時々吊れる感じはありました。
1か月ぐらい前からおへそ左側5㎝ぐらいに痛みがあり排便時にお腹に力が入らなくなりました。
そしておへそをみたら出血した後のように黒くかさぶたのように黒いものが固くなっていました。
診察にいくべきでしょうか?

A14 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「出血した後のように黒く かさぶたのように黒いものが固くなって」いるのは、おそらく表皮落屑の固まったいわゆる垢、臍のゴマです。
臍部分に脂肪の融解した皮下膿瘍が存在するなら、出血や浸出液の固まった痂疲の可能性も完全には否定できません。
スキンオイルやクレンジングクリームなどで、少しずつ軟らかくすれば、取り除くことが出来ます。
「おへそ左側5㎝ぐらいに痛みがあり 排便時にお腹に力が入らなく」なっているのは、腸間膜の癒着によるものかもしれません。
それぞれ、形成外科、消化器内科あるいは消化器外科を受診してご相談なさってください。
Q15 相談者 ニックネーム:ナオ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

1ヶ月前、右上葉肺部分切除しました。病理の結果は膿でした。その際、胸腔鏡手術をし、右脇下5cm程、さらにその下ドレーン留置2cm程切開しました。1ヶ月たち、おととい夜中右脇に激痛が走り、その後から右脇がズキズキして眠れません。
それまでも痛みはありましたが、おとといから痛みが増したようです。傷跡見た目は異常なくキレイです。皮下縫合していて抜糸はしませんでした。が、傷の端の方、中から糸で押されているような盛り上がりがあり、そこが痛いです。時々起こる何かで切られたような痛みはそれが原因なのかわかりませんが、1ヶ月たった現在この皮下縫合は抜糸できますか?抜糸する事もあるのでしたら病院に行きたいのです。

A15 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「痛み」の原因は、肋間神経痛が疑われます。
「傷の端の方」の「盛り上がり」は縫合の歪みがドッグイヤーとして残ったもので、「痛み」とは関係ないと考えます。
「皮下縫合」の際に吸収糸を使っているなら、術後「1か月」でほぼ切れて吸収されつつあるでしょう。
非吸収糸ならもちろん残ってはいますが、それによる牽引痛であったとしても、時間の経過に伴い「痛み」症状は出現しなくなります。
「皮下縫合」糸の抜糸となれば、縫合創を再度開いて皮下縫合糸を探す手順が必要なので、縫合糸膿瘍などの場合を除いて、通常は「抜糸」することはありません。
もし強く抜糸を望むなら、手術の際の「皮下縫合」に使用した糸を呼吸器外科の主治医にご確認いただき、形成外科を紹介してもらった方がよいかもしれません。
Q16 相談者 ニックネーム:マリ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

大学病院婦人科で子宮卵巣全摘、子宮筋腫摘出手術をしました。縦に16センチの開腹手術です。かれこれ2ヶ月以上経つのですが、下の方の傷口が未だ閉じてません。浸出液のようなものが出ています。担当医に相談したところゲンタシン軟膏とガーゼ貼っておいてくださいとのことなんですが。閉じる気配もありません。日常生活は近所を歩いたり自転車にのったりという感じです。この傷口の手当て本当にこれで閉じるのでしょうか。閉じない傷口のおかげで未だ痛みありです。

A16 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ゲンタシン軟膏とガーゼ貼って」おく処置でも、長期間継続すれば上皮化は可能でしょうが、早期の上皮化・治癒をお望みなら、主治医にご相談いただくなりして、形成外科を受診していただくとよいでしょう。
Q17 相談者 ニックネーム:あき 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

消化器外科で胆嚢摘出手術を1ヶ月前にしました。
傷痕が今も赤くなりビリビリした痛みが続いています。
病院では特に問題なしとの事で傷痕もそのままの状態です。
市販の塗り薬を塗ろうか形成外科を受診してみようかとも考えてます。
まだ暫く様子を見た方が良いのかどの選択が良いのか教えて頂けたらと思います。

A17 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕の痛みです。
形成外科を受診して、自己ケアの方法を指導して貰ってください。
Q18 相談者 ニックネーム:いちご 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

漿膜下筋腫捻転のため総合病院の婦人科に転院し緊急で腹腔鏡手術をしました。
手術後はお臍が痛くピリピリしていましたが術後のテープが貼ってありましたので傷口は見ていません。貼っていたテープが取れてしまい傷口を見たら一部膨らんでおり手術前と余りに違いショックを受けています。術後3週ほど経ちますがこの傷口は元に戻るのでしょうか?出臍の様にも見えて不安になっています。
また、何か代わりのテープを貼ったほうが良いのでしょうか?凸凹している部位なのでどうしたら良いでしょうか。とにかく元に戻るか心配です。

A18 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「腹腔鏡手術」から「術後3週ほど」経過して、発赤、熱感、腫脹、浸出液は伴っておらず、創は完全に閉鎖しているが「臍」の底の「凸凹している部位」が「一部膨らんで」いるなら、感染や皮下膿瘍などではなく、皮下組織が「膨らん」だ形のままで癒合したということでしょう。
時間の経過を待っても、「一部膨らんで」「出臍の様にも見え」る症状が著明に改善することはありません。
また、腹壁の修復が完全でないとすれば、将来的に腹壁瘢痕ヘルニアを起こす可能性があります。
先ずは主治医にご相談いただき腹壁ヘルニアでないことを確認して貰い、形だけの変形なら形成外科を紹介して貰うとよいでしょう。
Q19 相談者 ニックネーム:ちびまるこ 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

25日前に、肺癌の手術をしました 胸腔鏡下手術です 4か所きずがあります 2か所の傷の下がえぐれていて、凹んでいます 場所は、脇下です 手術で、筋肉を切ったせいでしょうか? 時間と共に元どうりに治るか心配しています

A19 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「胸腔鏡下手術」の際に、胸腔鏡(カメラ)や鉗子などの手術器具を挿入するためのポートを設置した部位で皮下の癒着が生じているのでしょう。
「時間と共に」多少の改善はあっても、自然経過だけで完全に癒着が剥がれることは無いと考えます。
主治医にご相談いただき、形成外科を紹介して貰うとよいでしょう。
Q20 相談者 ニックネーム:ちはる 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

腰椎椎間板ヘルニアで内視鏡、顕微鏡の手術をしました。消える糸で縫合してあったようです。
術後2週間経ち、現在フリーの状況です。
コルセットをしており、時々痛みは感じる他は特にトラブルはありません。医師からはこのままで大丈夫と言われていますが、少しでもきれいな状態に戻したいです。
保護テープ(アトファインやデュオアクティブET等)で保護しておくことはどうでしょうか?

A20 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕を目立たなくするために、伸展刺激、摩擦刺激を避け、紫外線対策と保湿に努めることをお勧めします。
「手術」の瘢痕を「少しでもきれいな状態」にしたいなら、薬局でご相談いただき、創傷治癒のための貼付材ではなく、傷跡ケア専用の貼付材をお求めください。
また、形成外科を受診してご相談いただくとよいでしょう。

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