傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 首・肩
Q21 相談者 ニックネーム:S・H 患者様(相談対象者) 年齢:70代後半 性別:女性

79才の夫のことで相談します。6月27日、甲状腺の乳頭癌を手術し、7月6日に退院。
癌はリンパと気管に浸潤していたので、呼吸をたすけるために3本の管を挿入していたが3日目に1本外れ次の日に2本とれた。
気管に穴が開いていたが塞がらないので、縫合し6日に退院した。退院当日、縫合したところから臭いのある粘液が多量にでて、傷口も赤みを帯びていて心配になり受診。担当医が不在のため、別の耳鼻科の先生に受診したが、問題が無いということでガーゼと取り替えただけで帰ってきた。
8日、また同じように粘液がでて、傷の穴からの息漏れがあるため心配になり病院へ行った。担当の先生があまり説明もなく、縫合し直ししてくれた。縫合した当初は、息漏れもなかったが、次の日にまた息漏れし、粘液も多量にでる。粘液の臭みは無くなってきた。
9日、また前日と同じ状況なので、電話をすると「心配なら連れてきなさい」と言われ、病院へ行く。「大丈夫だけど、来たついでだから」ということでまた縫合し、11日にまた診せて下さいと言われた。
11日、病院へいき、そこでまた縫合された。
12日にも、同じように粘液がでて、息漏れもするので病院へ行き、さらに縫合した。
現在、粘液はずいぶん少なくなってきているが、気管の穴は縫合したときには息漏れがないが、縫合後、25時間くらいで3㎜くらいの穴が開き、息漏れがしている。
痰は当初はすごくでていたが、今現在は、夜に6~7回、昼間は5~6回でる状況です。

A21 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
気管切開した創を縫合しても縫合不全を繰り返すなら、単純縫合ではなく皮弁や皮下茎弁で閉鎖した方がよいかもしれませんが、まず、縫合不全の原因を解決する必要があります。
申し訳ありませんが、主治医の治療方針がわからないので具体的なアドバイスが出来ません。
主治医に、縫合不全の原因をお尋ねになって、今後の治療方針をしっかりとお尋ねになってください。
Q22 相談者 ニックネーム:さら 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

4年前に脳炎にかかり、気管切開をしました。
そのため首の真ん中に少し窪んだ傷跡、周りにケロイドの傷跡が複数あります。
一年ほど前に形成外科で診てもらった時は、内側で癒着?している可能性があり、手術したとしても完全に綺麗になることはないと言われました。
いまは小さい子供を育てており家にいることがほとんどですが、今後接客業に就きたいと思っているので できれば少しでも見た目を綺麗にしたいです。

A22 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「脳炎」の後遺症が無いようでなによりです。
詳細な診察が出来ないので、一般論の回答とご理解ください。
「完全に綺麗になることはない」でしょうが、「内側で癒着」「している可能性が」あるなら「癒着」を剥がすだけでも凹みと引き攣れが無くなるでしょうし、同時に瘢痕を切除し縫合線をしわ線と同じ方向に修正すれば現状より目立たなくなります。
また色素沈着があるなら、美白治療をすれば、注意してみなければわからない程度まで回復が可能かもしれませんし、それでも気になるなら、アートメイクやファンデーションなどの化粧品で隠すことも検討するとよいでしょう。
どんな治療が可能か、どの程度の改善が見込めるかなど、複数の形成外科と美容皮膚科を受診して説明および提案をしていただくとよいでしょう。
Q23 相談者 ニックネーム:りりー 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

昨年の夏に、気管切開をしまして、首のところに傷跡が残っています。
日に焼けないようにしているのと、なるべく隠して過ごしたいので、タートルネックなどを着て隠す生活をしています。
ですが来年に結婚式を控えていて、できるのなら少しでも目立たなくしたいと思っています。
私の友人で気管切開した方で、6年くらい経ってやっと少し目立たなくなってきたと聞いたのですが、もっと早く治す方法はありますか?
傷は、ぷくっと盛り上がってる部分と少し凹んでいる部分とあります。

A23 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「気管切開」の「傷跡」は、瘢痕と癒着によって「ぷくっと盛り上がってる部分と少し凹んでいる部分」が出来てしまいます。
瘢痕形成術と癒着の剥離で症状は解消され「来年」までには赤みや硬さも消褪して「目立たなく」なるでしょう。

形成外科を受診してご相談ください。
Q24 相談者 ニックネーム:ゆうな 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

昨年11月に正中頸嚢胞の摘出術を受けました。
喉の切り傷は半年ほど大きく盛り上がっていて春先からやっと平らに近づきました。
痕が残るのは美容上嫌だったので、ポアテープは欠かさず、5月からはテープに弱いのでスカーフ等で紫外線を予防し隠しています。
傷は4cmくらいですが、中程にしこりが残り、三つに区切られたようになっていて、すっとした横線にはなっていません。線の下のドレーン痕はだいぶ薄らいできました。
まだ残るこのしこりはなくなるのでしょうか。
このために凹凸があって、ギャザーのようになって目立ちます。
また、切り傷自体も太めで赤みがあってよく分かります。

A24 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
数年という経過を待てば「太めで赤み」がある「切り傷」瘢痕の盛り上がりは小さく
なるでしょうし、赤みも薄らいでいきます。
メールでは「しこり」の状況が把握できないため、「しこりはなくなる」かどうか予
測は出来ません。
治療をするかどうかはゆっくりとお考えになればよいので、一度形成外科を受診して、現在の状況の評価、今後の経過予想、した方がよいであろう自己ケア、治療をするならどんな方法があるかをしっかりと訊いてきてはいかがでしょうか。
Q25 相談者 ニックネーム:maa 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

光線過敏症になりステロイドを2週間飲み、それと併用して抗アレルギー薬を8月初旬より服用していましたが、ステロイドは2週間のみましたが抗アレルギー薬は約1ヶ月飲み、それ以後服用していませんでした。
日光過敏症は全然治らず、先週右肩下に10㎝位の凹みがあり、近くの総合病院の皮膚科に受診したところ、血液検査をしその結果は何もなく、次は凹みのところと正常な皮膚を1㎝幅と深さ1㎝の楕円形で切り取り生検査するのですが、傷痕がケロイドや盛り上がるとdoctorにいわれました。
診断がつかず病名もわからないので不安です。

A25 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
キーワードとして『日光過敏症』『ステロイド内服』『抗アレルギー薬』『右肩下の凹み』『一般血液検査に異常なし』『皮膚生検』が挙げられます。
右肩下の凹みの症状をきたす疾患として、限局性脂肪萎縮症がありますが稀な疾患ですし、診察をしていないうえ、情報が少な過ぎて、何をお答えすべきかわかりません。
生検部位が胸部あるいは肩甲骨部ならば、確かに瘢痕が残りやすい部位ですが、必ず肥厚性瘢痕やケロイドが発生するということではありません。
診断をつけるために生検をするのですから、不安なことは遠慮なく主治医にご確認いただければよいでしょう。

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