傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 腕・手・指
Q171 相談者 ニックネーム:たらこ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

一月前にフックで右手中指の指の腹を深くえぐる怪我をして縫い、現在も整形外科に通院していますが、指の腫れ、関節の変色とこわばりが治まりません。
怪我当日からフロモックス、27日目からプレドニゾロン これらの薬を服用しました。
知り合いの元看護師より、ステロイドが処方されるなんておかしいから他の病院に行くよう勧められました。
主治医からは、怪我で体がショックを受け、過剰に反応している。リウマチに近い状況となっていると説明され、納得してプレドニゾロンを服用したものの、状況に変化が無く不安になっています。知り合いの言う通り、セカンドオピニオンを求めた方が良いのでしょうか?
お風呂などでふやけた際に腫れている箇所を擦ると、消しゴムのカスのように皮膚が剥がれるのも気になっています。

A171 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
指の外傷治療として1か月は、一般的に長すぎると考えます。
「指の腹を深くえぐる怪我」で腱や関節包、血管、神経が損傷されていたか、治療経過中に感染を併発したか、情報が足りないため具体的な回答が出来ません。
関節周囲の浮腫を改善するため、あるいは関節法の炎症を抑制するためステロイドを投与したのかもしれません。
「お風呂などでふやけた際に腫れている箇所を擦ると、消しゴムのカスのように皮膚が剥がれる」のは炎症で表皮のターンオーバーが早くなったために、角質が剥がれ落ちているのでしょう。
他の医師の意見としてセカンドオピニオンを求めることで、おかかりになっている医師のもとで安心して治療を継続できるようになるかもしれませんし、おかかりになっている医師とは異なった創評価と治療方針の提案が得られるかもしれません。
手の外科を標榜する整形外科あるいは形成外科で相談してみてもよいのではないでしょうか。
Q172 相談者 ニックネーム:のりこ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

鋭い包丁で逆向きに切っていたところ左手親指の上から付け根にかけて1.5cmほど深く切ってしまい皮と肉の部分は一部くっついているのですが、医者に行ったところ、結構深く切りましたね、と言われたように、出血もかなり多く、30-45分ずっと心臓の上で右手で止血をしていました。幸い止血は無事できて、翌日に皮膚科へ行って、そこでは私があまり体調が良くなかったため、麻酔で縫合せずにハイドロロコイドで様子を見ることになりました(抗生物質と)。ただ、傷は汚くなると言われました。気になっていることは傷の汚さよりもむしろ切った部位が、親指の関節の上にあたり、このまま真っ直ぐにしていてこのまま固まってしまった場合、動かせなくなるのではないかということなのですが、音楽家なので、動かせなくなることは致命的なのですが、いつの段階でどのようにリハビリをどうやったらいいのでしょうか。縫合した方が良かったのでしょうか(今の段階で縫合することは可能なのでしょうか)。今後、可動域が制約されないように回復させていくには、どのような手順を踏んだらいいのでしょうか。

A172 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合してもしなくても隙間なく創縁を閉じておけば創は1日~数日で癒着するので、外力がかからない部位ならば簡単に創が開くことはありません。
受傷から数日経過していても縫合は可能ですが、縫合の代わりにサージカルテープなどで創を固定しておけば、直ちに指を動かしてもよいでしょう。
また治癒後に瘢痕が指関節の動きに影響するなら、屈曲伸展を阻害しないように瘢痕切除やZ形成術などで瘢痕を横方向に作り直すことも出来ます。
手指の外傷は見た目と機能を重視した治療が必要なので、治癒までの処理もリハビリも手の外科に精通した医師におかかりになった方がよいでしょう。
手の外科を標榜する整形外科もしくは形成外科を受診してください。
Q173 相談者 ニックネーム:ようすけ丸 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性

去年の9月頃職場でスライサーで指の先端を数ミリ切り落としてしまいました。
今は傷は治ってますが押したりするといまだに痛い感覚があります。これはもう治らないのでしょうか?
ちなみに切った後すぐに職場近く病院で応急処置をしてもらい家の近くの病院出みてもらった方がいいと言われ行ったが消毒だけで気になるようだったらキズパワーパッドを貼ってくださいとだけ言われました。

A173 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
指先は敏感な知覚を有するため、知覚神経末梢の損傷があると回復に相当の時間がかかることがあります。
「いまだに痛い感覚」は上皮化直後にくらべゆっくりと軽減しているはずで、いずれ違和感は無くなるでしょう。
神経の損傷部に神経断端腫などが形成されると、明らかに痛みが増して強い叩打痛が出現しますが、「指の先端を数ミリ」削いだ外傷ならその可能性は殆どありません。
ご心配ならば、手の外科を標榜する整形外科や形成外科におかかりください。
Q174 相談者 ニックネーム:いちご 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

2週間ほど前に手首の表面のガングリオンの摘出手術を行ったんですが手術中親指ら辺にビリっとし痺れた感じで手術後もピリピリしてまだ麻酔がきれてないのかと思っていたんですが未だに手の甲(親指から薬指まで)手首の傷口1センチ程上から第二関節までピリピリしています。
何度か病院で消毒をした時に最初は神経な通ってないところだったからと言われていたんですが20日ほど前には小さい神経が沢山通ってるから損傷したかもとさらっといわれました。傷口は痛くないのですが抜糸はまだです。全く関係ない手の甲第一関節ら辺が痛いです。

A174 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察だけで神経障害部位の特定が可能なことが少なくありませんし原因の推定も可能ですが、診断には正確な情報が必要です。
ご相談の「手の甲第一関節ら辺」が指の根元の関節(MP関節)のことなら「痺れた感じ」は橈骨神経領域の神経症状ですが、「第一関節」が指尖の関節(DIP関節)を指すなら症状と神経支配領域が一致しません。
手術手技や術後の創固定に伴う末梢知覚神経症状か、手術した手を庇った体勢で寝たなどの理由で上腕が圧迫されたための橈骨神経症状か、いただいた情報だけでは判らず診断が出来ません。
手の外科を標榜する整形外科を受診してセカンドオピニオンを求めてください。
Q175 相談者 ニックネーム:サマハン 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

約1年前に調理中、包丁で左手の人差し指と中指を切ってしまいました。どちらの指も爪の真ん中から上半分が切り落とされましたが、幸い指が切断されるようなことはありませんでした。但し、血が中々止まらな かったため、近隣の救急病院で応急処置をしてもらいました。中指は傷が浅 かったので圧迫止血で比較的すぐに血が止まりましたが、人差し指は動脈が切断されていたため、焼灼止血法で出血を押さえました。その後、順調に回復し3か月後には爪も通常の長さまで生えましたが、今でも傷の深かった人差し指が痛みます。鎮痛剤を飲むほどの痛みではありませんが、爪の上を軽く押さえても痛みを感じ、指先もかなり敏感です。生活に支障をきたすことはありませんが、やはり痛みがあるので左の人差し指をなるべく使わないように気を付けています。このような痛みはこれから先もずっと続くのでしょうか。また早いうちに治療を受けた方がよいのでしょうか。仮に治療を受ける場合、整形外科の受診になりますか。何科へ行くべきかアドバイスいただけませんでしょうか。ちなみに傷の浅かった中指はケガをする以前と変わらない状態です

A175 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
神経切断があって徐々に再生される際、伸びていく神経末端部位に放散痛があり ます。
また、爪下血腫で爪甲と爪床が剥がれていればズキズキ痛むことがありますし、 断端神経腫ならば軽く叩く刺激でビンっと響くような痛みが出現します。
診察をしなければ痛みの原因を診断できないため、申し訳ありませんが具体的な アドバイスが出来ません。
治療は必要かどうか、実際に治療をするかどうかはゆっくり検討するとしても、 先ずは診断が必要なので、手の外科を標榜する整形外科あるいは形成外科を受診 してご相談なさってください。
Q176 相談者 ニックネーム:くり 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

一ヶ月前に左手薬指のバネ指の手術をしました。教えて頂いたリハビリを毎日家でしています。まだ、痛みはありますが、指の曲がりは八分くらいまでできるようになりました。
反らす方は第一関節がまだ伸びない感じではあります。気になりのは、傷口の痛みです。見た目は、縫合したまわりの皮膚がまだ皮膚一枚分くらい修復できてない様子で赤みを帯びています。縫合した部分は盛り上がり固いです。触ると痛く、ピリピリ、ヒリヒリした痛みです。不意に物が当たると、痛っと、思わず声が出るくらいの痛みです。これは、傷が治る過程での痛みなのでしょうか。それとも、整形を受診した方がよいのでしょうか。
傷が治る過程での痛みと思える場合、どのくらいで痛みを感じなくなるのでしょうか。

A176 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
通常の腱鞘切開術ならば、術後1週間程度で支障なく日常生活が送れるようになります。
「バネ指の手術」から「一ヶ月」経過して「痛みはありますが、指の曲がりは八分くらいまで」「反らす方は第一関節がまだ伸びない感じ」とすれば、腱の肥厚が広範囲にわたっているか、関節拘縮が起きていると考えられます。
皮膚切開部の痛み・指の動きとも「バネ指の手術」の一般的な術後経過ではないようですので、手術をなさった「整形」を受診して、診断と現状の評価を訊き、今後の経過予測、自己ケアの方法、必要ならば追加の治療などを確認してください。
Q177 相談者 ニックネーム:るなみん 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

6月27日に右手の甲の親指の付け根の少し下あたりを2cm程ガラスで切ってしまい、夜間救急に行き縫合してもらいました。翌日近くの外科を受診しました。
今月の6日に同病院へ行き抜糸をしてもらったのですが、今現在までその傷周辺から親指の爪下まで皮膚の感覚が鈍いです。
似ている感覚としては痺れて感覚の無くなった足を触られているような感じです。
箸を扱うのには支障ありませんが、ふとした時に電気が走ったような痛みがあります。  
1ヶ月も感覚が直らないのはもしかしたら神経をやってしまったのかなと思い、インターネットでいくら探しても似たようなことはなく、改めて受診したほうがいいのか迷っています。
夜間救急でも受診外科でも神経について何も触れられませんでした。

A177 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
橈骨神経末梢枝損傷の可能性があります。
手の外科を標榜する整形外科あるいは形成外科を受診してください。
Q178 相談者 ニックネーム:おかか 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

2年前バネ指の手術をしたのですが術後癒着して手術する前よ指が動かなくなり段々酷くなりえんぴつもう持てなくなってます
術後先生は全く消毒してくれなくバンドエード貼るだけでそのままでした
糸を抜いた後も消毒せずバンドエードでした
先生に言ってリハビリの病院紹介してもらって3ヶ月通いました
指は少し動くようになりましたがその後良くならなく期間切れって事でした
仕事再開し始めて手を使うようになってもうたまらない痛み圧力がなくなるなどいっぱい症状がでてきます

A178 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
いわゆる「バネ指の手術」ならば術直後から指のひっかかりが無くなり、手術翌日から手指は使用可能でリハビリは必要ないのが、通常です。
縫合糸が引っかからないように縫合創をカバーしますが、抜糸前も抜糸後も「消毒」は必要ありません。
「たまらない痛み圧力がなくなるなどいっぱい症状がでて」、「指が動かなくなり段々酷くなりえんぴつもう持てなくなって」いるならば、デュピュイトラン拘縮や手根管症候群なども疑われます。
手の外科を標榜する整形外科を受診してご相談なさってください。
Q179 相談者 ニックネーム:まろ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

1ヶ月ほど前に小指の手の甲側から掌にかけてガラスで切ってしまい、近所の大学病院の形成外科を受診し8針縫いました。傷の深さは小指側面の一部感覚が鈍くなるほどでした。
2週間後に無事抜糸しテープで傷跡を保護していたのですが、傷跡が硬くなり小指を握りこもうとするとかなり突っ張ってしまって動きに支障があります。
経過観察で受診した際に相談したところ、医師には「関節が硬くなってしまうといけないので意識的に動かしたりマッサージをして馴染ませてください」、「結局動かしていかないと突っ張りはとれませんから」と言われました。
しかし傷の治癒について調べてみると、傷跡に緊張がかかっていたり刺激を受けると瘢痕が異常化しやすいとの記述が多く、このまま出来る限り安静を保つべきなのか、むしろ意識的に動かすべきなのか混乱しています。
受傷したのが利き手側ということもあり、握りこむ動きに支障が出たままだと多くの作業が制限されます。
傷跡のケアにはどちらを選べば良いのでしょうか。また、この突っ張りはどの程度で治癒するものなのでしょうか。

A179 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕や瘢痕拘縮について形成外科で定期的に経過観察してもらっているのですから、担当医のアドバイス通りにしていただくのがよいでしょう。
形成外科ならば、初診時に切創を診察し縫合閉鎖する時点で、瘢痕の経過について予想して、手指の機能障害が起きないように縫合線を検討しているのが通常です。
また、肥厚性瘢痕や瘢痕拘縮は修正可能ですが、関節拘縮が生じるとリハビリが大変です。
利き手ならば、一般的に、日常生活が自然とリハビリになるので、積極的に手指を使ってください。
3~6か月以内に瘢痕による突っ張りは解消されると推測されます。
Q180 相談者 ニックネーム:ryo 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:男性

ハンマーで右親指爪の根本部分を、叩いてしまいました。出血があったので止血し冷しましたが少量の出血が続き次の日近くの整形外科にいきました
骨折はなく、じきに出血は、止まるとのことで消毒と処置と抗生剤と痛み止めもらってきましたがもまだ少量の出血が止まる気配が有りません。
このままで本当に良いのでしょうか

A180 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
爪甲(爪根)の脱臼があるかもしれません。
爪母を損傷すると爪が無くなってしまいます。
爪の脱臼は一見すると見逃すこともあるので、直ちにおかかりになった整形外科を再診するか、可能ならば形成外科あるいは手の外科を標榜する整形外科を受診してください。

Warning: Undefined variable $the_query in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177

Warning: Attempt to read property "max_num_pages" on null in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177

治療中や手術後の気になる状態 一覧に戻る

  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識

side

ページトップに戻る

ページトップに戻る