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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
- 治療中や手術後の気になる状態
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- Q1 相談者 ニックネーム:ひつじ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性
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先月転倒し左橈骨遠位端骨折してしまいプレートで固定する手術をしました。手の浮腫がひどかったのですが一週間程で腫れは引いたのですが、手術した傷後の周りに水疱が出来てしまい感染の一歩手前だと主治医に言われました。幸い感染は、大丈夫だったのですが、今は、包帯で処置されています。水疱は、治るのでしょうか?心配です。骨折も完治するか不安です。
- A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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申し訳ありませんが、頂いた情報だけでは、こすれ、かぶれ、アレルギー、感染など、「水疱」の原因が特定できません。
診察の際に、担当医に、水疱の原因、今後の経過予測をお尋ねになってください。
骨折は、整復して「プレートで固定」しているのですから、通常4週間で癒合します。
- Q2 相談者 ニックネーム:soi 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性
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肘のボルト手術後間もなく、風呂に入っていると病院で貼って貰った絆創膏のようなものに水が入ってしまいました。実際私ははがしてバンドエイドを貼りましたが、そのような場合新しく貼るべきかそのまま貼っておくべきかどちらにすれば良いですか?
- A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「風呂」が許可されているのですから、「病院で貼って貰った絆創膏のようなものに水が入って」しまうことは主治医の想定内です。
具体的な指示がなかったならば、濡れた創傷被覆材を剥がしてそのままにしても、新しい創傷被覆材を貼っても、どちらでもよかったということです。
- Q3 相談者 ニックネーム:シェリー 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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1週間前に左手人差し指の腹を包丁でざっくり切ってしまいました。すぐに止血したのですがなかなか止まらず、次の日に止血したまま仕事に行き、夕方病院を受診しました。
軟膏をもらい塗るとすぐに血は止まったのですが、指の関節が曲げづらい状態です。
このまま軟膏を塗りながら様子を見ても大丈夫ですか?それとも、再度受診した方がいいですか?
- A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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申し訳ありませんが、頂いた情報だけでは、切創の部位が示指の末節か中節か基節かが判りませんし、曲げづらい関節がDIP関節かPIP関節かも判らないため、お答えが出来ません。
末節の指腹部の切創で受傷2日目にDIP関節が曲げづらいだけならば、浮腫みが原因でしょうが、感染の有無や関節損傷の有無も診察をしなければ判断できません。
診察を受けた病院が手指の外傷治療にどの程度詳しいかも判りませんし、念のため再度受診することをお勧めします。
- Q4 相談者 ニックネーム:やまみ 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性
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爪周囲炎で切開し、膿を出す処置をしましたが、腫れが引かず、ヒリヒリします。手の親指ですが、下におろすと特にじんじんします。
膿はmriでもみとめられないし、炎症が残っているだけで日にち薬とのことですが、一ヶ月もたつのに治癒しません。尚、当初に比べて赤黒い色はましにはなりましたが、まだ指を曲げるとつっぱり、はれているのがわかります。痛みどめ以外の治療はないのでしょうか?
- A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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消炎鎮痛剤だけでなく抗生物質の投与が必要かもしれません。
また、巻き爪や陥入爪があるのかもしれません。
形成外科を受診してください。
- Q5 相談者 ニックネーム:よも 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性
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二ヶ月半前に腱鞘巨細胞腫の手術をしました。傷口自体はきれいになって痛みもありませんが、手術をした指をぶつけたり強い力がかかると傷口ではなく内側に痛みがあります。この痛みはこのまま良くならないのでしょうか。時間の経過とともに少しずつ良くなるのでしょうか。
- A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「腱鞘巨細胞腫」は良性腫瘍ですが、周囲の組織に広がっていることも少なくありません。
指骨や関節、靱帯が破壊されていたり、指神経と癒着していたりする場合もあるので、症例により術後の後遺症や回復の具合も異なります。
また、「腱鞘巨細胞腫」は再発も有り得ます。
まだ術後「二ヶ月半」しか経過していないのですから、「指をぶつけたり強い力がかかると」生じる「痛み」は「時間の経過とともに少しずつ良くなる」と考えられますが、念のため、手術をしてもらった病院を受診して状態を診て貰ってください。
- Q6 相談者 ニックネーム:ユリコ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:無記入
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2日前に調理用のハンドブレンダーにて人差し指側面を切ってしまい、夜間だったため夜間救急対応のある病院にかかりました。
そちらで、生理食塩水で洗浄、キシロカインで麻酔、縫合をしていただき、ゲンタシンを塗った上でガーゼをあて、包帯を巻いた状態で帰宅しました。
本日(受傷から1日半)、再度通院し、ガーゼを外したのち、ゲンタシンを塗ったガーゼを当て直してテープで留めて帰宅となりました。
以降については「3〜4日に一度ガーゼの当て換えに通院し(自宅ではガーゼ交換などしない)2週間ほどで抜糸して終わり」と案内されました。医師はちらりと受傷部位を見て看護師に指示を出し気付くといなくなっているような状態で、碌に質問もできず不信感がある状態です。
①勿論この文面のみで正確な診断等は不可能と承知ですが、これは一般に適切な処置でしょうか?
②夜間外来きっかけだったため形成外科でない外科にかかっており、担当が肝臓専門の方のようなのですが、形成外科のある医院に移った方が適切でしょうか?
- A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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感染を疑わせない外傷の治療は湿潤療法が一般的ですが、指尖部は湿潤療法専用の創傷被覆材でしっかりと覆うことが難しいので、赤み、腫れ、熱感、疼痛の増強といった感染兆候が無ければ、指示された通り軟膏を塗って創の湿潤環境を保つ治療でも構わないと考えます。
担当の「医師」も視診で感染を起こしていないことを確認しているわけですから、直ちに形成外科におかかりになる必要は無いでしょう。
治療には患者さんと担当医との信頼関係が必要です。
「医師」に「不信感がある」とはいえ、「碌に質問もでき」ないことが原因と判っているのですから、先ずは質問したいことを整理しておいて、矢継ぎ早に問いかけてみてはどうでしょう。
それでも納得いかなければ、形成外科におかかりになることも検討してください。
- Q7 相談者 ニックネーム:めだか 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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2カ月前に左ひじの肘部管症候群の手術を受けました。
手術1週間後にシーネを外し、入浴もOKと言われました。
傷の部分の茶色の保護テープの交換のタイミングを聞いたら、濡れたら変えてくださいとのことでした。
その言葉を愚直に守って、しっかりついていた保護テープを入浴の度にむりやり痛みを我慢しながらはがしては新しいテープを貼る生活を1週間続けました。(傷そのものは痛くありませんでした)あまりにこの作業が辛いのでネットで調べたら、テープの交換は1週間に1回でいいとあって唖然としたのですが、それ以降は1週間に一度、痛みもなく交換し続けています。
問題は、ここ1カ月ほど、衣類がすれるだけで傷口周辺から上腕にかけてひりひりと痛むようになってきたことです。起きてから寝るまで続きます。
これは無理してのテープ交換のせいなのか、徐々にひりひりする痛みは大きくなってきていてとても不安です。これは一過性のものなのでしょうか。手術をした整形外科の先生に聞いてもスルーされてしまって途方に暮れています。よろしくお願いいたします。見た目は赤くなっているわけでも何でもない状態です。
- A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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手術から1か月経過してからの発症で、「起きてから寝るまで」、「上腕」が「衣類がすれるだけで」「ひりひりと痛む」なら、最も考えられる疾患は帯状疱疹です。
「肘部管症候群」の神経移行術後に一時的に痺れが残ることもありますが、それならば術直後から手術部位より末梢に痺れが生じて、日数の経過とともに徐々に軽減します。
「手術をした整形外科の先生」が「スルー」するのは、「肘部管症候群の手術」と直接の関係は無いと確信があるからでしょう。
帯状疱疹は水疱などの皮膚症状を伴うと一般に知られていますが、皮膚症状のない場合も少なくありません。
「整形外科の先生」に相談して、皮膚科あるいは内科を受診してみるとよいでしょう。
縫合創は完全に閉鎖しているので、「茶色の」「テープ」は貼らなくても特に問題はありません。
剥がれてきたり見た目が汚くなってきたりしたら貼り換える、という程度でよいでしょう。
- Q8 相談者 ニックネーム:よも 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性
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1ケ月前に腱鞘巨細胞腫の腫瘍を手術で取ってもらいました。抜糸も終わり傷口もきれいになってきましたが、腫瘍があった辺りの傷口を触るとコリコリしたものがあるようです。
手術前はブヨブヨしたやわらかいものがあったのですが、このコリコリしたものは手術によるもので徐々に良くなるでしょうか?
- A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「腱鞘巨細胞腫」(手指腱滑膜巨細胞腫)は良性腫瘍ですが、腫瘍が神経や血管の隙間に入り込むように発育していたり靱帯や腱に浸潤していたり、皮膜を有した限局性でなく皮膜を超えてびまん性に広がっていることもあります。
したがって、腫瘍摘出術の内容は、個々の症例で大きく異なります。
「手術前」に「ブヨブヨしたやわらかいもの」として触れたのは「腱鞘巨細胞腫」(手指腱滑膜巨細胞腫)そのものでしょう。
主治医から敢えて説明が無かったなら、「腱鞘巨細胞腫」(手指腱滑膜巨細胞腫)は取り残しなく摘出できたのでしょう。
したがって、術後に「傷口」辺りに触れる「コリコリしたもの」は「腱鞘巨細胞腫」(手指腱滑膜巨細胞腫)を除去した後に組織を修復した跡、もしくは、一時的な角質の肥厚と推定できるので、「徐々に」気にならなくなるのではないでしょうか。
主治医にお確かめになってください。
- Q9 相談者 ニックネーム:たんた 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性
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10日ほど前に指先切創による縫合の抜糸を行い通院が終了しました。
その後、抜糸跡の皮下が白っぽく丸く小さく膨らんだ状態になり触れると刺すような痛みを伴います。
それが3箇所ほどあり指を曲げられません。
治療で治るものなのでしょうか。
- A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「指先」の「切創」で「抜糸」後に縫合糸跡が「3箇所」「白っぽく丸く小さく膨らんだ状態」になっているなら、表皮角質の増殖により鶏眼のように円錐状に真皮層に食い込む状態になっているため、「痛み」があるのではないでしょうか。
また、「触れると刺すような痛み」なら、皮下膿瘍が出来ている可能性も否定できません。
角質を削るか、排膿すると、症状は軽減するか消失します。
施術をした「病院」あるいは手外科を標榜する整形外科を受診してください。
- Q10 相談者 ニックネーム:Mike 患者様(相談対象者) 年齢:80歳以上 性別:男性
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右手首をガラス片で切り、かなりの出血と指ものしびれで病院(整形外科)へ。診断は「右正中神経断裂」、症状は「神経麻痺」。応急措置し3日後:入院、翌日:手術、翌々日:退院。手術は神経縫合術。退院時、通院時(退院3日後)に忙しいようでほとんど説明がないのでお伺いさせて頂きます。
右手の指は上下は動きますが反り返し等には痛みがあり、中指は全く触られても感触はなく、他の指はしびれがあります。このような状態で右手が字が書ける、はしが使えるようになる等の時期はどのくらい先になるのでしょうか。(治癒期間はいろいろな要素があると思いますので、おおよその目途で結構です
なお、担当していただいた先生は「手外科専門医」です。
- A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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正中神経は、拇指から示指、中指、環指拇指側までの指腹側と手掌の広範囲の知覚を担います。
神経再建術後、一般的に、再建部位から末梢に向けて1日1mmずつ神経は伸びていくと言われます。
ただし、回復までの期間は、年齢や栄養状態、損傷の程度など様々な環境の影響を受けるので、一般論は参考でしかありません。
手外科専門医は神経縫合が一般的な外科施術でないことは理解しているので、専門知識のない患者さんに対し、忙しいからほとんど説明がないということはあり得ません。
失礼ながら説明が簡潔過ぎるかむしろ丁寧過ぎて術後の経過について説明を聞き漏らしているか、主治医は手術から数日の状態を診て落ち着いたところで経過予測を説明しようとなさっているのではないでしょうか。
まだ術後1週間足らずで、手関節の背屈を制限するシーネ固定をしているはずで、近日中の再診を指示されているでしょう。
不安な点や疑問点は、次の診察の際に主治医にお尋ねになってください。
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