傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 腕・手・指
Q1 相談者 ニックネーム:くりりん 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:男性

ゴミ収集中ゴミ収集車の回転盤に右手甲が捲かれ皮膚が損傷。右手背デグロービング損傷にて、縫合手術を受けた。2週間後に抜糸。約1カ月後に治療終了と言われ通院終了。その後2週間近くたつけど、手、指の腫れと痛みがあり、指がうまく動かなくグーができない状態で、まだ仕事に復帰できません。このまま痛みや腫れがひくのを待つしかないのでしょうか?指が動くようにリハビリ的なことをしているけど、なかなか動くようになりません。

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「治療終了と言われ」たなら腱や神経の損傷は無かったのでしょうから、「痛みや腫れがひくのを待つしかない」のですが、手指を動かすリハビリをなさった方がよいでしょうし、リハビリの仕方を指導して貰った方がよいと考えます。
手外科を標榜する整形外科でご相談なさってください。
Q2 相談者 ニックネーム:M 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

左手、中指・薬指・小指の第二関節に膨らみがあります。(見た目はブシャール結節)
痛みや動かしにくさなどは全くありません。
地元の整形外科さんにてレントゲンをとってもらいましたが、骨の変形などはとくにみられませんでした。
生まれつきかは分かりませんが、15歳のときには既にそうなっていたと思います。
見た目にすごく悩んでいるのですが、改善策などはないのでしょうか?

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
片側性、局所的であることから、遺伝子異常は否定的ではないでしょうか。
原因は過去の外傷や習慣性刺激の可能性が高いと考えます。
骨の変形などはとくにみられなかったということですが、右手指との左右差も無かったということでしょうか(左右の比較が重要です)。
15歳以前あるいは15歳ころに左手だけで重いものを持つ習慣が無かったか、同部位を擦るような動作を繰り返すことが無かったかを思い返してみてください。
ご報告通り指骨の変形も左右差も無く、関節面の異常も無いなら、動かしにくさは生じません。
骨の変形が無くPIP関節付近の軟部組織が肥厚しているだけなら、ステロイド剤の注射や軟部組織切除の適応があるかもしれません。
申し訳ありませんが、診察や検査をしなければ詳細が把握できないため、具体的な診断も治療法の提案も出来ません。
形成外科を受診してご相談なさってください。
Q3 相談者 ニックネーム:tm 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

仕事中、カッターで手首を切ってしまい、一針塗ったのですが、3日くらいしてから時々、小指が痺れます。
抜糸は4日後なんですが、すぐに病院に行った方がいいですか?

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
切創による神経切断があれば、受傷時点から症状が発症するのが通常です。
すなわち、外傷の場合、受傷から「3日くらいしてから」神経症状が出ることは一般的ではないのですが、数日してから症状が出始めることもあります。
また、外傷の神経損傷ではなく、「手首」の創処置で知覚神経を圧迫しているのかもしれません。
頂いた情報だけでは切創の部位も深さも把握できませんし、「時々」の頻度もどんな時にどの程度の「痺れ」があるのかも把握できないため、原因の推測も困難です。
「4日後」の「抜糸」の際に担当医にご相談ください。
Q4 相談者 ニックネーム:心配性 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

1か月半前に右手小指の第一関節を剥離骨折しました。第二関節を曲げた形で数週間固定し、固定を外したところ第一関節と第二関節が曲がらなくなっていました。第一関節は全く動かず、第二関節は多少曲がりますが痛みがまだあり、拘縮しているようです。医師からは痛くてもどんどん動かすように言われましたが、曲がらないかもねと言われてしまいました。リハビリは週に一度、あとは自分でとにかく動かすように言われましたが、固定を外して4日目、第一関節、第二関節とも外した時の角度以上には曲がる様子がありません。曲がらないかもね、というのはこのまま一生固まったまま曲がらないかも、という意味でしょうか。

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「第二関節」を動かす浅指屈筋腱の損傷は無いはずですから、「第二関節が曲がらなくなって」いるのは「第二関節を曲げた形で数週間固定」していたための一時的な症状です。
「右手小指の第一関節を剥離骨折」して「第二関節を曲げた形で数週間固定」しても、「一生固まったまま」「第一関節と第二関節が曲がらなく」なることはありません。
「曲がらないかもねと言われ」たのは、今すぐに曲げることは出来ないはずですがリハビリをしていただければ曲がるようになりますという意味と推測します。
「医師からは痛くてもどんどん動かすように言われ」ているのですから、骨折片の骨癒合は完了しているので、指示通り「自分でとにかく動かすように」していただくとよいでしょう。

「右小指」深指屈筋腱付着部の関節内「剥離骨折」と推測します。
「第一関節、第二関節とも」他動的に動かそうとしても可動域制限があるのか、他動的な可動域制限はなく自身で伸展は出来るが屈曲に制限があるのか、自身では伸展も屈曲も出来ないのか、また、どの部位にどの動作のときに「痛みがまだ」あるのか等々、頂いた情報だけでは詳細が把握できません。
今回ご相談いただいた不安な点は、担当の「医師」や「リハビリ」を受け持つ理学療法士にお尋ねになれば、明確な回答があるはずです。
理学療法士にご確認いただけば、自宅での「リハビリ」方法も具体的にアドバイスしてくれるでしょう。
Q5 相談者 ニックネーム:WB 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

3週間前夕方に道路で転んで手の中指第2関節付近を深くギザギザに切り、1日傷パワーパッドで自己治療後、整形外科受診。2針縫い、3週間後に抜糸しました。
しかし、怪我した当時から赤く腫れて、関節の皺もなかった第2関節の左半分が、現在も受傷時と同じ状況で、曲がる角度も受傷時と変わらず、本来の半分くらいしか曲がりません。第2関節が完全には曲がらないので、第1関節も同様です。更に中指の根元は受傷時から赤く変色したまま、今も変わりません。
現在中指第2関節が第2関節の指の背側の左半分が腫れていて皺がなく、通常の半分程度しか曲がらないこと、腫れた部分に何か触れると声が出るような痛みで、ブラウスをズボンに入れるにも激痛で困るような状態です。
抜糸で治療は終了し、手外科への紹介状を頼んだのですが断られました。これから完全に元に戻るのかの質問にも答えて頂けず、不安です。職業的に手で重いものを持つことがあり、それが現在は難しい状態です。
これはよくあることで放っておいてよいのか、手外科にかかる方がよいのか(いつ頃)、自分でのリハビリはどうすればよいのか、アドバイス頂きたいです。

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「腫れた部分に何か触れると声が出るような痛み」があるなら、断端神経腫あるいは皮下膿瘍の可能性を完全に否定することはできません。
受傷時に皮下出血や感染などがあったなら、まだ「3週間」しか経過していないので浮腫みが残っていてもおかしくはない時期ですが、それが原因なら日々症状は軽減するのが通常です。
おかかりになった「整形外科」で特に指摘が無かったのですから一般的な打撲と皮膚挫創だけなのでしょうが、通常の生活に戻れるまでしっかりと経過を診てもらうために、形成外科あるいは手外科を受診してみることをお勧めします。
Q6 相談者 ニックネーム:カツト 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性

交通事故で、右手の小指のさせつ骨(第三関節から10mm程の所)を骨折して、手外科の病院に行って、薬指側に少し傾いていた為、整復して骨折部分が完全にくっ付いた後に、指を真っ直ぐにしても、第二関節が少し曲がっていたので、レントゲンを撮ったら手の甲側に少し曲がって着いた事が分かり、腱が引っ張られています、重いものが持てないなど、説明され、手術をするなら、折れた所を元に戻すのはナンセンスです、少しづれた所をプレートを入れてなど、他の所からアプローチして、指を真っ直ぐに伸ばした時に、第二関節が、真っ直ぐ見える様には、手術出来るが、骨折した所はそのままだから、後遺症が、残ると言われました。手外科の先生が言われる事だからそれしか方法が無いと思うのですが、諦め切れず、他にも方法などがあれば教えて頂きたいのですが。

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
小指基節骨骨折の変形治癒で、浅指屈筋腱の距離が相対的に足りなくなったためPIP関節の伸展制限が生じているということでしょう。
腱損傷が無いのですから、骨切りして基節骨の変形を修正する手術で関節面の整合性が得られれば、右手の機能障害は残らない可能性があります。
申し訳ありませんが、頂いた情報だけでは詳細が把握できないので、具体的な治療法を提案できません。
画像診断と臨床症状を総合的に評価して治療方針を検討するため、他の手外科でも意見をお訊きになってみてはいかがでしょう。
Q7 相談者 ニックネーム:ぼん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

右手人差し指の爪の生え際にガングリオンが有り、摘出手術をしました。3針程縫合してあり、2週間後、抜糸予定です。
薄めのガーゼが付いたパットで保護していますが、毎日少し血が滲んでます。(入浴後にパットを交換してます)
傷の辺りも腫れてます。
血が滲むのは大丈夫なのか心配なのですが、抜糸まで様子見でよろしいでしょうか?

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に、術後「血が滲む」程度なら問題ありません。
ただし、個々の症例で詳細は異なるのですから、出血や腫れなど説明されていない症状が術後に見られた場合は、手術を担当した医師の想定外のことが起きているのかもしれないのですから、常に万一のことを考えて、手術をしてもらった病院にお問い合わせなさってください。
Q8 相談者 ニックネーム:HIRO 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

2週間ほど前に動脈(皮)弁術手術をしていただきました(人差し指の第一間接から上)
現在、爪以外の所は抜糸していただき1日1回手洗いをして軟膏を塗っていますが皮膚が白くなり剥けてきています。皮膚が剥けて新しい皮膚になるのでしょうか?

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
古くなった角質が落ちています。
指示通りにして経過を診ていただいて構わないと考えますが、術後の経過で不安な点は手術をしてもらった病院にお問い合わせになってください。
Q9 相談者 ニックネーム:なお 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

4ヶ月前のジョギング中、障害物にぶつかり転倒し、左手人差し指の第一関節の先(爪の根元のから指の先にかけ斜め方向)バッサリ切って3針縫いました。
10日後に抜糸したが、その頃と現在を比べても「触ると痛い」という痛みのレベルが変わらないままです。
古い爪は取れて、新たな爪が7割ほどのサイズになっているのはたぶん順調だと思うが、縫った傷が硬くなり触れると痛いのが不便です。
縫合してくれた整形外科には、抜糸後に診てもらい診療は終了となりました。
この痛みがいつまで続くのか不安になります。この状態はよくあることなのでしょうか?

A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷後「4か月」で「新たな爪が7割ほどのサイズになっている」なら、爪母の損傷は無いので爪は通常通り伸びているということです。
知覚神経末梢の損傷あるいは瘢痕の硬さが原因で「触ると痛い」のではないでしょうか。
手指の外傷は、手指を不自由なく使えるようになった時点で治癒なので、「診療は終了」ではないでしょう。
「10日後に抜糸した」「頃と現在を比べても「触ると痛い」という痛みのレベルが変わらない」なら治療経過中に血腫などが生じたのではないということでしょうが、断端神経腫などの可能性も完全には否定できません。
診察をしなければ具体的な診断やアドバイスが出来ないので、手外科を標榜する整形外科か形成外科を受診してください。
Q10 相談者 ニックネーム:りぃ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

包丁で手首を切ってしまい7針縫いました。
初めて行った病院だったのですが抜糸までガーゼと包帯は取らないようにと言われ痛み止め3錠のみ処方されて傷口は言われた通り放置しています。
そもそも抜糸は縫ってからいつ頃すればいいのか分からないのと 普段不眠症でブロチゾラムとベルソムラを飲んでいるのですが それが効かないくらい傷口の痒みが凄くどうしたらいいか困っていて相談しました。

A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
手関節部の切創は、縫合から7日程度を目安に抜糸をするのが通常です。
縫合処置をした医師は「抜糸までガーゼと包帯は取らないよう」指示を出しているのですから、再診の日程も提案しているのではないでしょうか。
おそらく、再診の際に抜糸の予定なのでしょう。

創処置が難しいとか、創傷被覆材を外すと創面を傷めてしまうなどの理由で自身では処置をしないよう診察医が指示を出すこともありますが、そもそも「抜糸までガーゼと包帯は取らないように」する確たる根拠はありません。
感染が無い創は、湿潤療法の方が治癒までの期間が短く、瘢痕も目立ちにくくなります。
「痒み」が浸出液や軟膏によるかぶれが原因の可能性もあるので、ガーゼを外してシャワーの流水で縫合創を洗浄し、湿潤療法専用の創傷被覆材を貼っておいた方がよいでしょう。
手関節部の切創は、後に瘢痕が気になることも少なくないので、瘢痕を目立たなくするための意識を持って治療に当たってくれる病院におかかりになってもよいのではないでしょうか。

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