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創傷治癒よくある質問

  1. 肥厚性瘢痕
  1. 下肢
Q1 相談者 ニックネーム:あぽん 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

ふくらはぎに術後の肥厚性瘢痕があり、ピンク色で目立っていたため、 色素レーザー、ケナコルト注射を同時に受け、 直後から傷が紫色で、余計にひどくなってしまいました。4ヶ月経つ今も、若干薄くはなったかな?程度でまだまだ以前より目立ちます。医師には皮膚が薄くなって赤みが目立つようになってしまったのかも。これ以上できることはない、とりあえず色味が引くのを待つのみ。と言われてしまいました。
紫色がなくなることはあるのでしょうか? また、レーザーがいけなかったのか、注射がいけなかったのか。どちらでしょうか?

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「色素レーザー」(Dyeレーザー)の波長は赤色への吸収率が高いため、赤みのある「肥厚性瘢痕」の治療に有効です。
「色素レーザー」の照射により、「肥厚性瘢痕」内の拡張血管や新生血管が熱破壊され、赤み、盛り上がり、痒みの症状が軽減・解消します。
施術に伴い、拡張血管や新生血管の破壊で漏れ出た赤血球により紫斑が生じることがあります。
紫斑は通常、日数の経過とともに吸収・消褪します。
皮下で出血して赤血球内の鉄が皮膚に沈着したヘモジデローシスならば、治療が必要になる場合もあります。
申し訳ありませんが、診察をしなければ具体的な診断、アドバイスが出来ません。
おかかりになっている病院で、現在の状態と明確な診断名をお訊きになって、治療方針とどれくらいで目立たなくなるのかの予測をお尋ねになってみてください。
Q2 相談者 ニックネーム:jin 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:無記入

現在45歳です。1歳2か月の時に練炭こたつの練炭の上にオムツで座りお尻から太ももに火傷があります。

火傷の跡もデコボコしていて下着があたる部分が布に擦れてヒリヒリ痛むのですがどの様にしたら痛みが緩和するでしょうか? 受診する場合は何科を受診でしょうか?

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
熱傷後の肥厚性瘢痕は皮脂の分泌が無いため、擦れたり締め付けたりは避けてください。
最近は、全く締め付けの無いシームレスの下着も散見されますので、インターネットなどでお探しいただくとよいでしょう。
また、瘢痕の治療や日常のケア法をご相談になるには、形成外科を受診してください。
Q3 相談者 ニックネーム:あ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

1年前に鼠蹊部に小さなできものができ、形成外科で切除していただき3針ほど縫いました。傷もすぐ目立たなくなると言われ、皮膚科ではこのできものも今後再発はないと思うと言われました。しかし、半年後に突然傷が水膨れのように腫れました。次の日にしぼんだり、腫れたりを繰り返してました。形成外科に行くと、ケロイドではないとのことで、塗り薬を貰いました。薬を塗るとすぐに治ったのですが、今日また腫れが出てきました。痛みなどはほぼありませんが、赤くなっています。冷えや天気なので古傷が痛む場合がある方がいますがそのような感じでしょうか。

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕が「赤くなって」「水膨れのように腫れ」たなら、下着などで瘢痕がこすれて水疱ができたのでしょう。
瘢痕が「赤くなって」「腫れ」たなら、縫合糸膿瘍かもしれません。
瘢痕周辺の皮膚が「赤くなって」「腫れ」たなら、もともとの「小さなできもの」が再発した可能性を否定できません。
再度「形成外科」か「皮膚科」を受診して、「ケロイドではない」かどうかでなく、診断をお訊きください。
Q4 相談者 ニックネーム:マオ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

8月上旬に整形外科で診察を受け、病気と診断され、肘関節の内側、外側の2箇所を切って手術しました。内側の傷は比較的綺麗に治ってるのですが、外側は肥厚性瘢痕ぽく、1日に2.3回痒くなります。痒くなるのはあまり良くないことですか?

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕部が痒くなることは珍しいことではありません。
温まると痒みが出ることが少なくありませんし、乾燥も痒みを誘発するので保湿剤を塗っておいてください。
また、掻くと痒みが止まらなくなるので、掻把しないように気を付けてください。
病院で痒み止めの外用薬を処方して貰ってもよいですし、市販の痒み止め外用剤を塗っても構いません。
Q5 相談者 ニックネーム:みー 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

19歳です、小学生の頃(11歳位)友達に外で押され転んださいに出来た膝の傷が今になって紫ぽい黒ずんだ色になり押すと痛みがあります。癌化などする可能性はありそうですか? 膝をついたり押したりしなければ痛みはありませんが受診した方がよいか悩みます。

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕をぶつけたか圧迫したために、毛細血管の損傷があって瘢痕内で出血したのでしょう。
特に治療をしなくともほとんどの場合、色調は回復します。
悪性化の可能性は殆ど無いと考えますが、一度、形成外科で診て貰ってください。
Q6 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

昨年の9月、子どもがスケボーのようなものでアスファルトのうえでこけ、一辺が約1センチの三角形の形に膝の皮膚が取れました。2~3ミリぐらいの厚みで三角形に皮膚が取れ、深いと感じたので病院に行くべきかとも思いましたが、大きさは1センチで小さいと感じ、病院に行くほどではないのかな…と、家に帰ってから水で洗って絆創膏をして終えました。
それから4ヶ月経ちますが、傷はぷっくりしていましたがそこがさらにシワシワっとなった感じ、色は赤黒い紫、触ると痛い、傷の中に小さな白い粒のようなものが2つ見えます。
4ヶ月経ってもまだ触ると痛い上、この白い粒は洗い残した砂?ほっといてもいいの?と言うのが気になり、やはり病院に行くべきなのか悩んでいます。
行くとしたら何科へ行けば良いのでしょうか?

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕です。
「傷の中」の「小さな白い粒のようなもの」は「砂」の可能性が高いでしょう。
自然に排出されることはありませんが、「ほっといても」問題はありません。
殆どの場合、数か月から数年の経過のうちに赤みが消褪し白い平らな成熟瘢痕になります。
成熟瘢痕になるまでの期間は、「膝」の肥厚性瘢痕は、膝を付いたりぶつけたりすると比較的強く痛みます。
ステロイドやレーザーによる治療も可能ですので、形成外科や美容皮膚科で相談してください。
Q7 相談者 ニックネーム:トキ 患者様(相談対象者) 年齢:70代前半 性別:女性

3か月前にドアに足を挟んで、かかとの上の皮膚の薄い部分を裂傷して10針縫いました。
抜糸後も赤く腫れてミミズバレのようになって、一部分に膿みを持ったので、病院で膿みを出してもらい抗生物質の軟膏を塗るように言われました。
傷に当たったり、擦れると紫色のようになるので、靴も履けません。
まだまだ、ヒリヒリして生々しい感じです。一か所が膿むまでいかないのですが、小さな血管が盛り上がったようになっているのも心配です。

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕です。
受傷後3か月以降に徐々に盛り上がりと硬さが無くなっていくことが多いのですが、足踝の下の部位ならば症状の改善までに時間がかかる可能性も少なくありません。
外用薬塗布や注射、瘢痕形成術などの治療をした方が早く治るかもしれませんし、簡単な圧迫や保護だけで良い場合もあるので、形成外科を受診して診断してもらい具体的なアドバイスを貰ってください。
Q8 相談者 ニックネーム:M 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

1年前に足首に入れっぱなしでいたボルトを抜く手術をしました。
1年経った今ですが、手術で切った部分がボコボコしたミミズのような跡形となって、最近は表面の痛みもあります。ケロイドかと思い、数週間ほどステロイドを塗布しておりましたが一向に良くなりません。知り合いの医師からは形成で診てもらうようにと言われておりますが、通院して適切な治療を受けますと良くなる見込みはあるのでしょうか。

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ケロイド」ではなく肥厚性瘢痕でしょう。
残念ながら「数週間」「ステロイドを塗布」しただけでは、症状の変化はありません。
複数の治療を組み合わせた長期的な治療が必要です。
治療するかどうか・どんな治療を選択するかはゆっくりお考えになればよいのですから、先ずは形成外科を受診して治療法・治療方針の説明をお受けになることをお勧めします。
Q9 相談者 ニックネーム:ニックネーム = みー 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

去年の夏に、バイクで転び右膝に表皮剥離の傷が3箇所出来ました。その傷痕が、紫色になって血行が良くなると(お風呂後や運動後)膨らみ、かゆくなります。傷痕が目立つので直したくて、皮膚科に行ったのですが、処方された湿布のような物を貼っているのですが、全然変わりません。長い目を見てとお医者さんに言われましたが、1週間経っても変化がないのは普通なんでしょうか。

A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕に新生血管が多く入り込んでいる状態なのでしょう。
申し訳ありませんが、「皮膚科」で「処方された湿布のような物」の名称がわからなければ、具体的なアドバイスはできませんし、「1週間経っても変化がないのは普通」かどうかも明言できません。
ただし、一般的に、肥厚性瘢痕の治療で、「長い目」で経過をみるというのは、数か月から数年の期間を指します。
「血行が良くなると(お風呂後や運動後)膨らみ、かゆく」なるならば、レーザー治療が有効かもしれないので、おかかりになっている皮膚科で再度ご相談いただくか、形成外科を受診していただいてもよいかもしれません。
Q10 相談者 ニックネーム:まな 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

6ヶ月前に走っていて転倒し膝を怪我しました。
ズボンが破け少し抉れた様な怪我で病院に行き外科を受診しました。
病院で言われた通りにお風呂で洗い流しキズパワーパッドの様なもので大きめの絆創膏を貼っていました。
傷はふさがり血は出ていませんが赤茶色みたいな色で肉が盛り上がった様な状態のまま未だに治りません。痒みがある時もあって傷跡が大きく残るのか心配で病院に行くべきか悩んでいます。

A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕でしょう。
一般的に、受傷後6か月までは肥厚性瘢痕の赤み、硬さが、盛り上がりが強い時期です。
膝の肥厚性瘢痕は、数年から十数年の期間を経て白く平らな成熟瘢痕になることが少なくありませんが、瘢痕が無くなり元の肌に戻ることはありません。
形成外科を受診してご相談なさってください。

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