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創傷治癒よくある質問

  1. 肥厚性瘢痕
  1. 腕・手・指
Q1 相談者:hiro 年齢:50代前半 性別:男性

右手甲に切り傷の後で一部はっきり色がかわり若干盛り上がってみえます。
目立つところなのでわからないようにすることは可能でしょうか?

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕でしょう。
盛り上がりと赤みを目立たなくするには、ステロイド外用やステロイド注射、レーザー治療が有用です。
手を握りこんだ時に手背の皮膚に余裕があるならば、瘢痕を切除して縫い直す瘢痕形成術が可能かもしれません。
形成外科を受診して相談してください。
Q2 相談者:a 年齢:20代後半 性別:女性

指にある、肥厚性瘢痕について。(今は成熟瘢痕?)2年前に擦り傷によって肥厚性瘢痕になってしまいました。大きさは1センチ×0.5ミリほど。
小さいのですが、膨らみが少しあり手元なのでいつも気になってしまいます…痛みや痒みは一切ありません。
皮膚科にて、ドレニゾンテープを頂き、ずっと貼っていて膨らみは少し軽減されたもののまだ膨らみは残っています。
以前は丸い膨らみでしたが、今はシワが入ったり周りが少し馴染んできたようには思いますが膨らみは少しあります。赤みは今はあまりありません。
少しでも目立たなくできる方法はございますか?
調べたところ、フラクショナルレーザーと炭酸ガスレーザー、YAGレーザーなどのレーザー治療が気になっています。
ステロイド注射は効果がありますか?
このような小さな傷跡にも効果があるのでしょうか?

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕の部位が明確でないため具体的なアドバイスが出来ません。
「ステロイド注射」と「フラクショナルレーザー」は有効と考えますが、瘢痕を切除して一本の線に縫い直す瘢痕形成術の方がよいかもしれません。
整容面の治療をお望みなのですから、情報を収集しご自身の思い込みだけで治療法を選択してその治療をしてくれる医療機関をお探しになるのではなく、また治療法の選択を医師任せにするのではなく、複数の医療機関で、現状の評価、治療法の提案、予想される経過とお望みの結果を目指すためにどんな治療を組み合わせていくかの治療方針などを、しっかりとお訊きください。
Q3 相談者:無記入 年齢:10代後半 性別:女性

今から約10年前なので記憶が曖昧なのですが、コンクリート?で転んだ肘の傷がケロイドのように盛り上がってしまっています。
未だに治癒することはなく、夏に半袖を着るのを避けてしまいます。大きさは2.5×1.5程度です。両ひじにあるのですが右側はハリがあり、色がまばらです。左側は皮膚が伸びて固くなったような感じです。
普段は痛みはなく、たまに痒みやぶつけた時に酷く痛む程度なので健康的な問題はありませんがコンプレックスとなってしまっているので早めに治癒したいです。
私はカミソリ負けや小さな傷が盛り上がってしまうことが人よりも多いのでケロイド体質なのではないかと疑っています。
この様な傷を治すことは出来るでしょうか?
また、どれくらいの期間がかかりますか?

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
先ずケロイドか肥厚性瘢痕かを診察してもらう必要があります。
肥厚性瘢痕なら、ステロイド注射やレーザー照射だけで済むかもしれませんし、切除術でも縫合線を工夫してデザインすることで治療できます。
ケロイドならば、手術後に放射線治療をすれば再発を防ぐことが可能です。
形成外科を受診してご相談なさってください。
Q4 相談者:三角 年齢:20代前半 性別:女性

4月中旬に腕をカッターで深く切ってしまいました。その後5日後に皮膚科を受診したところ、塗り薬を塗り様子を見るよう指示を受けました。しかし、2ヶ月以上経過しても赤く腫れ上がるようなケロイド状の傷はまだ痛々しく、治りそうにありません。紫外線対策もきちんとしているのになぜだろうか、と担当医も不思議がっていました。
傷跡を完璧に無くすことはもちろん諦めていますが、なんとか赤味をなくし白い傷跡にしたいと思っています、何か対策できることはあるでしょうか。

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕でしょう。
受傷後「2ヶ月」ならば、「赤く腫れ上がるようなケロイド状の傷」であったとしても、予想される経過の範囲内です。
「紫外線対策」は、「赤く腫れ上がるようなケロイド状の傷」の予防・改善に大きな意味を持ちません。
3か月から6か月までの経過で、瘢痕の赤み、盛り上がり、硬さは軽減します。
数年間のうちに平らで「白い傷跡」になる可能性がありますが、なるべく早い変化を求めるなら、レーザー治療や瘢痕形成術を検討してもよいかもしれません。
Q5 相談者:なつき 年齢:20代前半 性別:女性

今年の2月の終わり頃に、洗い物をしている際グラスで右手人差し指の付け根を指を囲うように切りました。
血が止まらず、すぐに救急で見てもらい12針縫いました。
10日目に部分的に抜糸をしてもらい13日目に完全に抜糸をしました。

現在はケロイド体質なのか傷がミミズのように膨れ上がっている状況です。
突っ張っているような感覚があるのと傷に少し触れただけでも痛みます。
ぶつけたりしたら悶絶するような痛みです。このまま放っておいて大丈夫でしょうか。

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
安静を保ちにくいため、比較的肥厚性瘢痕ができやすい部位です。
また、神経損傷部に神経断端種が出来ているかもしれません。
手の外科を標榜する整形外科あるいは形成外科を受診してください。
Q6 相談者:ドラ 年齢:30代前半 性別:女性

4年ほど前に形成外科で腕のほくろをレーザーで3個取り、肥厚性瘢痕になってしまいました。
今までの治療はドレニゾンテープを貼ったり、フラクショナルレーザーを10回以上施術してもらいましたが、丸の直径6ミリくらいで傷が近くに3個並んでいて、真っ白なのでとても目立ちます。
1個づつ瘢痕の周りを紡錘形に切除し縫合する事の提案がありましたが、傷は線になるが長くなるので場所的にアームカットの傷やアームカットの傷跡修正にも見えてしまうと言われ悩んでいます。
例えば瘢痕を全て切除せずにあえて残し、きずの範囲内(瘢痕の長さを変えないように)で、紡錘形に切除縫合をして、瘢痕の面積を少し狭くしたりする事は可能でしょうか?
違う切除の方法や縫い方、一度に切除縫合しないで分けたりとか、その他の技術や治療法などで目立ちにくくしたり小さくしたりできる方法などはないでしょうか?

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕の範囲内で切除縫合する分割切除は可能ですが、直径6mm程度の瘢痕とすれば小さすぎてあまり現実的ではないでしょう。
瘢痕切除の縫合線を直線にせず、敢えてS状やZ状にすることは可能です。
肥厚性瘢痕とのことですが、盛り上がりが気になるなら、盛り上がりを削って湿潤療法で短期間のうちに上皮化させれば平らな瘢痕に形成できるかもしれません。
また、ステロイド剤の注射は多少なりとも有効でしょう。
申し訳ありませんが、実際に診察することなく具体的なアドバイスをすることは出来ないので、複数の形成外科を受診してできるだけ多くの意見を聞いたうえで自身の望む治療をなさってください。
Q7 相談者:hikw1 年齢:10歳未満 性別:男性

外国人の友人の子ども(7歳・男児)で、お湯がかかったことが原因で左右上腕に肥厚性瘢痕があります。成長し、最近、傷跡を気にするようになりました。
親心として、日本で治療・改善できる可能性があるよなら、来日して、治療をしたいと考えています。

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
白く平坦な引き攣れもない成熟瘢痕ならばそれ以上の改善を望むことは難しいのですが、赤みがあったり硬く盛り上がっていたり引き攣れがあれば症状の軽減は可能なことが少なくありません。
ただし、術後の安静などが必要になるため、「7歳」「男児」ならば、本人が強く望んだ場合以外は直ちに治療することはお勧めしません。
Q8 相談者:げんき 年齢:20代後半 性別:女性

深い肥厚性瘢痕からの皮膚癌の発生リスクについて教えてください。

7月初めに指先の腹に深いやけどを負いました。大きさは1.5センチ円形ほどのものです。
軟膏+ガーゼで受傷時から現在まで約3ヶ月治療し続けております。
1番深かった火傷の場所以外は2ヶ月で綺麗に皮膚が再生されました。
ただ、1番深かった火傷部分が2ヶ月たっても一部上皮化せずに、陥没し陥没していたかと思うと、2ヶ月を過ぎた頃、突然赤い肉が盛り上がり炎症を始めました。
これは肥厚性瘢痕と言うものなのでは?と思っており、瘢痕から癌になる可能性があると知りました。
こちらのサイトに受傷時に深い熱傷潰瘍になり、治癒に時間がかかったものは癌化の可能性があると書かれておりましたので、そちらの程度はどの程度のものなのかが疑問で質問させて頂きました。
私の場合、約3ヶ月治療をしております。
現在はデルモゾールを塗っており、瘢痕は傷口以上に広がりはなく、炎症も少しずつよくはなってきておりますが、まだまだ月単位で完全に瘢痕が薄くなる?までかかるのではと思っております。
ただ、このままだと瘢痕は残りますがそのまま治っては行きそうです。

最初の受傷時に深い瘢痕になって治療に時間がかかった場合、やはり皮膚癌を発症してしまうのでしょうか?
瘢痕癌になるリスクの瘢痕は大きさが狭い大きいは関係ありませんか?
部位も指の腹で瘢痕が残った場合にはどうなのでしょうか?
更に熱傷瘢痕が落ち着いたとしても指の腹で治療中にも常に刺激が加わる部分なので、心配です。

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕癌は、難治性の潰瘍を数十年にわたり繰り返す熱傷後の瘢痕を母床として発症することが多く、ご相談の状況はそれに当てはまるものではありません。
また、数十年後に瘢痕癌を発症すれば、瘢痕が自壊して出血することがほとんどです。
日常生活で特に気をつけていただくこともありませんので、ご心配には及ばないでしょう
Q9 相談者:みみこ 年齢:30代前半 性別:女性

コンクリートの上で転倒し、変な転び方をした為、手の甲にすり傷を負いました。傷跡は1センチ四方の赤みのある肥厚性瘢痕になってしまいました。

発症後3ヶ月半がたちますが、まだ赤みがあります。瘢痕はどれくらいで白く目立たなくなるでしょうか?

瘢痕のケアとしましては、日焼けしないように手袋をしたり、絆創膏を貼っています。
あと形成外科でもらった、ヘパリン類似物質クリームを塗ったり、シナール配合顆粒、鉄、亜鉛、ビタミンCなどのサプリメントを摂っています。

目立つ場所なので、傷跡の経過が心配です。

A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
自然経過のままで「肥厚性瘢痕」が白くて平坦な成熟瘢痕になるには、数年から数十年の時間経過が必要です。

受傷後「3ヶ月半」なら最も赤みが強く瘢痕が大きくなっている時期ですから、今後6ヵ月に向けて症状は軽快していくでしょうが、早急に改善を望むならレーザー治療が可能です。

治療をしているのですから形成外科の主治医にご確認いただくとよいでしょうから、
定期的に経過を診てもらってください。
Q10 相談者:でこ 年齢:50代前半 性別:女性

腕に火傷をして50年経っていて今は瘢痕になっていると病院で言われました。
今までにぬりくすりや腕のやけどによる引きつれの手術、酷いところは手術で皮膚を除去してきました。
火傷の跡(瘢痕)を治療したいのですが皮膚再生医療とかで治せるのでしょうか?
年々暑くなって着て真夏でも長袖を着るのも限界になりできたら他の目立たないようにする治療法はありますか?

A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「火傷の跡(瘢痕)」は、今のところどんな「治療」でも、全く瘢痕の無い元の肌に戻ることはありません。
ただし、「皮膚再生医療」も含め、医療技術は年々進歩しているのも事実です。
直ぐに治療するのでなくとも、新しい情報を得るために、大学病院をはじめ複数の医療機関を受診して、治療計画を検討して貰ってください。

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