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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q211 相談者 ニックネーム:りり 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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美容外科にて顔(頬の下段)の5mm程度、膨らみがあるイボがありまして、とてもゆっくりですが、年々に盛り上がりが増えたため切開法で除去しました。昨日(術7日後)抜糸し、現在の傷跡順調と言われましたが、クリニックの経過視察予定されておらず、「問題があれば問い合わせ」と言われており、不安に感じました。
(術前にその点もちゃんと考慮し選ぶべきだったと反省しています)抜糸後のケア指導として、外出する時のみUVカットフィルムをつけてその日帰ったら剥がす、抜糸一ヶ月後にハイドロキノンを一ヶ月程度を塗る、と言われておりました。保湿について訪ねたところ「してもいい、しなくてもいい」との回答でして、盛り上がるリスクの予防について訪ねたら「ケロイドになれば注射を打てる」との回答でした。
一般論でしかお答えできないと承知していますが、指導された治療法で十分と考えられるのでしょうか?
具体的に、テープによる固定が不要でしょうか?そして保湿についても、一般的アドバイスがあれば伺いしたい。
- A211 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「イボ」除去術の縫合瘢痕に緊張がかからない条件のため、局所安静の必要なしと判断して「テープによる固定」の指導が無かったのではないでしょうか。
また、炎症後色素沈着を防ぐための「UVカットフィルム」貼付と、メラニン色素の産生を抑制して色素沈着を軽減する目的の「ハイドロキノン」塗布でしょう。
担当医師の診断を尊重したうえで瘢痕の経過を予測するなら、「テープによる固定」も「UVカットフィルム」も「ハイドロキノン」も「保湿」も、「しても」「しなくても」、1年以上の長期的期間の後ならば結果に違いは無いと考えます。
何もしないで待つのが心配なら、3か月~6か月経過するまで「テープによる固定」とUV対策と「保湿」を継続してください。
ただし、局所「固定」に使用される瘢痕予防の「テープ」の殆どに「UVカット」の効能はありませんので、外出時は「UVカットフィルム」など別の対策が必要です。
1日中「テープ」を貼っておけば保湿されていますし、「UVカットフィルム」を貼っておくだけでも「テープによる固定」の代わりになるのではないでしょうか。
現実を踏まえたうえで、一緒に考えてみましょう。
「テープ」は瘢痕にかかる外力を防ぎ局所安静のために貼るのですから、24時間貼りっぱなしが理想です。
一方で、「テープ」を貼っていれば「保湿」目的の外用剤は塗れませんし、外用剤を塗っていれば「テープ」の固定力は落ちるのが通常でしょう。
また、「テープ」を毎日貼り換えることで、表皮角質層を剥がしてしまい、肌荒れに繋がるかもしれません。
UV対策がしっかりなされれば色素沈着は、一時的で最小限に抑えられます。
色素沈着が無ければ美白剤は必要無いと考えますが、術後は軽度の炎症を伴うと考えるのが一般的で、炎症後色素沈着の予防に「ハイドロキノン」などの美白剤を使用するという選択もあるのかもしれません。
つまり、色素沈着や肥厚性瘢痕や「ケロイド」が起きやすい状況ではないと判断した医師は、患者さんの負担にならないよう必要最小限の指示をしているのです。
整容に関する治療は施術して終了するのではなく、施術直後から瘢痕を目立たなくするための治療が始まります。
重要なのは、過半数以上の患者さんの経過に適する情報ではなく、ご質問いただいているあなたの症状に最適なケア法の指導のはずです。
目立たない瘢痕にしたいと本当にお考えなら、施術をした病院や形成外科の施設で、定期的に経過を診て貰うことをお勧めします。
- Q212 相談者 ニックネーム:くる 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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2ヶ月ほど前に、予定帝王切開で出産しました。
手術はとても上手な先生だったのか、術後もあまり痛まず、5日目には上の子12kgを抱いてスタスタ歩いて帰宅できるほどでした。17cmほどの横切りで、傷口は埋没縫合(と言うのでしょうか?)になっていて、抜糸もいらず、表からは糸が見えないようになっています。
退院後すぐ、テープかぶれを起こしましたが、商品をフィルムに変えて、毎日保湿と貼り直しをくり返していたら、あっという間に落ち着きました。
今ではピッタリと綺麗にくっついていて、傷口の一本の薄赤い線以外は周りの皮膚と色も変わらず、盛り上がりもほとんど感じられません。気になっているのは、溶ける糸が分解・吸収されるのはいつ頃なのか、本当に全てが溶けてなくなるのだろうか、という点です。
皮膚の上から、傷の内側を ぐるぐるぎゅっと縫ってある糸が触れられるのですが、この波波ボコボコとした手触りは、そのうち無くなるものなのでしょうか。
なんとなく、湿潤な内臓(子宮)の糸は溶けて吸収されるのだろうな、ということが想像できるのですが、皮膚表面のすぐ下にある糸は、溶けにくいようなイメージをしてしまいます。
また、このボコボコとした糸の部分が下着に触れると(痛くはないものの)やはり気になるので、無くなればいいのになと思っています。
形成外科など、かかってみた方が良いでしょうか。大きな総合病院で出産したので、予約もいっぱいで待ち時間も長く、些細な心配事ではなかなか相談できません。
傷の今後の見通しについて、ヒントをいただけるとありがたいです。
- A212 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮下の「埋没縫合」の縫合糸は、「溶ける糸」(吸収糸)の場合と溶けない糸(非吸収糸)の場合があります。
術者は、創状態から吸収糸を使うか非吸収糸を使うかを判断します。
また、素材と形状の異なる数種類の吸収糸があるため、様々な条件を総合的に判断して使用する縫合糸が決定されています。
吸収糸の多くは、縫合創を開く方向に緊張がある場合数日~数週間で切れてしまいますが、吸収糸が完全に吸収されるには数か月~数年の経過が必要です。
非吸収糸で「埋没縫合」をしても、組織反応性の極めて低い素材の縫合糸のため、生涯を通じて皮下に残ることに問題はありません。
「皮膚の上から」触れる「ぐるぐるぎゅっと縫ってある糸」が吸収糸でも非吸収糸でも、「波波ボコボコとした手触りは、そのうち無く」なります。
ご心配ならば、形成外科を受診して、「帝王切開」から、3か月目、6か月目くらいに経過を診て貰い、マッサージなどの指導を受けるとよいでしょう。
- Q213 相談者 ニックネーム:ヤマケン 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性
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転倒し、右足首骨折、腓骨骨折、三角靭帯断裂、骨膜損傷、他剥離骨折、靭帯損傷で、整形外科で足首にボルト二本入れる手術をしました。その後、主治医いわく骨は順調とのことでしたが、1カ月以上たって手術傷口が半分くらい塞がらず赤身が見えていて、血液他が染み出し、痛みもかなりありますが、感染症リスクで縫合の手術をしないといけないかもしれないと言われ落胆しました。このまま月数が立てばくっつかないでしょうか。本当に再手術はすぐに必要でしょうか。縫合再手術は、麻酔は全身麻酔でしょうか。入院しないといけないのでしょうか。一方、足首が固まってるのでリハビリの指示がでて、近隣の整形外科で実施してます。
- A213 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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足関節の縫合創は、浮腫と血流不良のため表皮の縫合不全が起きやすく、創哆開による潰瘍が遷延することがあります。
糖尿病や下肢閉塞性動脈硬化症、静脈瘤などなど血流不全の原因になる基礎疾患を合併していなければ、感染予防を念頭に置いた創ケアを続けて上皮化を完了させることも可能でしょう。
表皮の伸展性が低い部位のため、皮弁などの特殊な術式を選ばず単純に縫合しただけでは、再び縫合創が離開するかもしれません。
手術をすべきか保存的治療を継続するか、手術をするなら下肢だけの麻酔か「全身麻酔」か、どれくらいの期間の安静を要するか、いつまでにどんな内容の「リハビリ」をするか、全て主治医が把握して検討しているはずです。
主治医に、現在の状態を評価して貰い、今後の経過予測、治療方針などをしっかりと説明して貰ってください。
- Q214 相談者 ニックネーム:i 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性
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睾丸摘出、陰嚢切除で手術をし溶ける糸で縫っていただきました。
少しずつ取れてはいるようですが、3ヶ月経った今でも糸はまだ全然のこっており、触ると少し痛いです。
透明の糸が出ている根本が瘡蓋の塊のように黒くなっていて硬いです。
これは放っておいたら、いつかは全部ポロポロ取れてくるものなのでしょうか?
人によっては何ヶ月も糸がまだ溶けていないことはあるのでしょうか?
このままずっと残ってしまったらどうしようと毎日トイレに行くたび、不安な気持ちになります。今日見ると瘡蓋が取れたのかすこし血が出ている箇所もありました。
- A214 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「溶ける糸」(吸収糸)は、縫合部の条件によって、切れるまでの期間が数日~数か月まで大きくばらつきます。
また、皮下組織の中で「溶けて」完全に吸収されるまで。数年を要する吸収糸もあります。
いずれ自然に「取れてくる」でしょうが、自然に脱落するまで待つと縫合糸の穴が完全に塞がらず皮膚膿瘍を繰り返すようになることもあります。
手術をした病院あるいは近医を受診して、抜糸して貰うことをお勧めします。
- Q215 相談者 ニックネーム:ちょす 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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半年前に美容外科にて顎下脂肪吸引をしました。しかし術後の圧迫固定によって傷ができ癒着し、皮膚が折れ込んで仕上がってしまいました。他院では内部瘢痕があるので脂肪注入してもらったらとセカンドオピニオンをもらいました。担当医からはまだ拘縮があるので様子見て、ゆっくり治るとの回答、しかし5ヶ月以降治りは遅くなりこれ以上治る気配はありません。これはどこまでの時期を限界と考え、どのような治療法が考えられますか
- A215 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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経過観察だけで皮下の癒着が完全に剥がれることはないでしょう。
経過を詳細に確認する必要はありますが、一般的に術後6か月~1年を目安に症状固定と判断して、積極的な治療を検討してもよいのではないでしょうか。
癒着を剥がし脂肪やフィラーなどの充填が必要かもしれません。
診察をしなければ具体的な治療法の提案は出来ないので、施術をした担当医と相談をするか、他の形成外科や美容外科で相談するかなさってください。
- Q216 相談者 ニックネーム:ヤーちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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3週間前に表ハムラ法のクマ治療を受けました。
抜糸後、数日経つと左目のみ外反(あっかんべー)が起き初め、
今では黒目が見えて三白眼の状態です。しかも日に日に外反がひどくなっていくばかります。
拘縮が進み、下瞼が引っ張られ、常に目が開いた状態で涙が止まりません。
皮膚を切除しすぎているのではないか、と先生に問い合わせたところ、2-3ミリのみとのご返答でした。
お答えいただきたい内容
1外反はいつか治るものでしょうか?
2拘縮が強く出るのは手術してからどれぐらいの期間でしょうか?また何週間を超えると徐々に拘縮が和らいでいくものでしょうか?
- A216 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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施術者と被施術者は、術後に下眼瞼が「外反」する可能性まで予測してお互いの合意のうえで皮膚切除量を決定すべきと考えますが、術直後に「外反」が無かったなら「皮膚を切除しすぎている」ということでもないのでしょう。
「抜糸後、数日」経過してから生じた「外反」が術後「3週間」まで「日に日にひどくなっていくばかり」なら、癒着と拘縮を疑います。
3か月を目処に「外反」は軽減していくでしょうが、「涙」がこぼれなくなるまで改善するかは判りません。
診察をしなければ、経過を待つべきか治療が必要かの判断は出来ません。
早めに形成外科や他の美容外科を受診して、セカンドオピニオンを求めてください。
- Q217 相談者 ニックネーム:きのこ 患者様(相談対象者) 年齢:1歳6か月 性別:女性
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現在1歳6ヶ月の子供がいます
過去に3回猫に引っ掻かれてしまい何度も注意してみていますが子供の好奇心が強すぎるがために少し目を離した間に何度も顔と引っ掻かれていました。
過去3回中2回分の引っ掻き傷が残ってしまっています。
今回4回目引っ掻かれてしまい傷跡も深そうです。
どうすれば傷跡を残さず治せるのか教えてもらいたいです。過去に1度だけ病院を受診したところフシジンレオ軟膏をもらいました。
かさぶたを作らないことが大事だとのことですがこの軟膏を頻繁に塗れば傷跡は残りずらいのでしょうか。
- A217 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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浅い猫の引っ掻き傷の場合、水で洗い流した後、湿潤療法がお勧めです。
ただし、赤み、腫れ、熱感や硬結が起きれば、直ちに形成外科あるいは皮膚科を受診する必要があります。
真皮浅層を超える創なら、形成外科で治療してください。
- Q218 相談者 ニックネーム:シロン 患者様(相談対象者) 年齢:9歳9か月 性別:男性
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9歳の息子の両手の小指の第一関節が生まれつき曲がりません。
周りの友達も力が強くなってきたのか、ドッチボールなどで曲がらない小指をよく骨折するようになってきました。
整形外科に行くと、曲がらない分衝撃が吸収できなくて骨折しやすいと聞きました。
5歳の時、曲がるように手術する事もできるかま今とあまり変わらないと言われたのですが、成長した今も手術しても変わらないのでしょうか?
そもそも手術できるのでしょうか?
- A218 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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ドッチボールなどで曲がらない小指をよく骨折するならば、末節骨と中節骨の癒着があるのでしょうか。
生来の両側小指DIP関節屈曲制限の原因が、深指屈筋腱欠損なのかDIP関節形成不全なのか原因によって治療法は異なります。
手指の手術はもともと繊細な作業で幼少期の指ならば更に難しくなりますが、幼少期に手指の機能制限があると将来的に手術をしても機能回復が難しかったりすることもあるので、手術をするとしても手術時期の決定には、専門知識と治療経験を踏まえて、現在・将来を含めた経過予測をすることが必要です。
DIP関節が動かないままにするにしても、やや屈曲位に固定した方が不用意にぶつける頻度も減り、親指と小指でpinch動作(つまみ)が可能になるかもしれません。
手外科専門医におかかりになって、アドバイスを貰ってください。
診察の際には、治療をした方が良いかしない方が良いか診察医の最終判断を訊くだけでなく、現状の評価、成長に伴い状態が変わるのか、将来的なデメリットは何が予想されるか、治療するならばどんな方法があるか、治療をするならば時期はいつが良いかなど、具体的に質問をするとよいでしょう。
- Q219 相談者 ニックネーム:さっちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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昨日、仕事中に左中指に爪楊枝が刺さって
すぐ抜いて水で洗ったんですが、多少出血があって少し赤くなってるんですが、病院に行くべきか様子を見るべきかどうすれば良いのか教えて欲しいです。
- A219 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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折れた木製の「爪楊枝」や割りばしの外傷は、木の破片が残って感染症の原因になることがあります。
また、料理中の調理器具による外傷は、しばしば感染を引き起こします。
自己ケアだけで治癒する症例も少なくありませんが、「赤くなっている」なら念のため「病院」で診て貰うことをお勧めします。
- Q220 相談者 ニックネーム:み 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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子供の頃(約40年前)近所の大型犬に噛まれた傷痕が時々痒みがぶり返したり、水膨れしたりします。当時は幼かったため、どの様な処置をしたかはわかりませんが、医療機関を受診した記憶はありません。家庭での一般的な子供の傷の手当てだったと思います。
今からでも医療機関を受診する方がいいですか。今更対応できる治療はないですか。
- A220 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「犬」咬傷の瘢痕は、「約40年」経過しても「時々痒み」が出現することはあるでしょうが、通常、擦れることが無ければ「水膨れ」は出来ません。
申し訳ありませんが、診察をしなければ、瘢痕の部位も状態も判らないので、具体的なアドバイスは出来ません。
形成外科を受診してご相談なさってください。
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