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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q4411 相談者 ニックネーム:なお 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性
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3度のやけどを受傷して治療中です。初期の壊死組織除去にゲーベンクリーム、肉芽形成にアクトシン軟膏を処方されました。
医師の先生からはきちんと説明も受け自分でも納得しています、治療のほうも順調に進んでいます。
ネット上でやけどについて調べると、これらの薬剤を毒だのクズだのと貶している形成外科の先生がいらっしゃいます。
もちろん自分がかかっている先生のことは信頼していますが、このような情報を発信されると不安になる患者も多数いると思います。
- A4411 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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世の中にはいろいろな医師がいますが、薬の善し悪しを論ずること自体にはたいした意味がありません。
「壊死組織除去にゲーベンクリーム、肉芽形成にアクトシン軟膏」」が有効なのは確かですし、使用時期と使用法を間違うと弊害があるのも事実です。
大切なのは、薬を十分に理解して、上手に使用することです。
通常、出来るだけ早い治療が有効と判断すれば、専門外の医師でも速やかに治療を開始するものです。
その際行われた治療がその後の専門医の治療の妨げになることがあるため、極端な表現を使って、専門外の知識で漫然と薬を使用することを阻止しようとする医師がいるのです。
特に、熱傷を含めた表皮、真皮の外傷は、広い範囲でなければ生命に直接かかわることが少ないため、これまでは、外傷治療の専門的知識の無いままに一般外科医が治療をして、治療期間が長引いたり、後遺症が残ったりすることもありました。
外傷の専門的知識を一般医にも広めたいという思いが、一部の「形成外科の先生」に、「毒だのクズだのと」いうような過激な表現の「情報を発信」させることに繋がっているのでしょう。
一般の患者さんが「不安に」ならないための対策は、専門医におかかりになって治療方針を説明して貰い、使用する薬の意味と使用法を十分にご理解なさることです。
例えば、意外に思われるかもしれませんが、今おかかりになっている主治医の言葉の中で重要なポイントは、「初期の」という表現なのです。
ゲーベンクリームは漫然と長期的に使用する薬ではありませんし、III度熱傷ならば治療の長期化と後の瘢痕拘縮を防ぐために、保存的治療よりは植皮をした方がよいかもしれません。
薬を含めた治療法の是非を検討するには、専門的あるいは専門に準ずる知識が必要なのです。
熱傷創の部位と状態、仕事や生活環境、治療に対する理解度までを含めて経過を予想して治療方針を検討することが重要なので、どうぞ主治医とよくご相談なさって治療に専念してください。
- Q4412 相談者 ニックネーム:shigechan 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性
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瘢痕がんについてお尋ねします。
先日皮膚科を受診したとき、「ついで話」として医師が「むかしわずらった熱傷の瘢痕は皮膚がんになることがある」とおしえてくれました。この「なることがある」というのはどの程度に見積もればよいのか、よくわからず心配がつのっています。
熱傷の瘢痕をもつヒトは世間に多いと思うので「そんなに気にせずとも・・・」と思う反面、「医師がわざわざいうのだから、かなり高率でがんになるのか・・・」とも心配します。
(私の場合は下肢にある500円玉3~4個サイズの熱傷瘢痕で15歳時の受傷、当時の診断は3度で上皮が覆うのに時間がかかりましたが現在まで変化や痛みなどありません)
- A4412 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮膚癌は特に病変の無い皮膚から発生することもありますが、母斑、紫外線、慢性刺激、ウイルス、放射線、熱傷瘢痕が原因のことも少なくありません。
ただし皮膚癌そのものの発生頻度が特別高いわけではありませんし、その中でも通常の熱傷瘢痕が原因になることの頻度は比較的低いとお考えいただいても構わないでしょう。
ご注意いただく必要があるのは、常に外的刺激を受ける部位や、瘢痕拘縮のある部位、難治性の潰瘍を繰り返す熱傷瘢痕です。
ご相談のメール中にもあるように、「ついで話」として「なることがある」と表現されているわけですから、瘢痕癌は「かなり高率」ということはありませんが、必ずしも珍しい皮膚癌とも言えません。
ご心配ならば、皮膚科専門医や形成外科専門医におかかりになって、一度診察をして頂ければよろしいでしょう。
- Q4413 相談者 ニックネーム:なお 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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1ヶ月前に犬に左頬(ホウレイセン付近)と左唇の横を噛まれて縫合しました。傷と傷の間は2センチくらいあり、その間の部分にしこりが出来ています。しこりは押しても痛くないです。
このしこりはだんだん消えるのでしょうか? また、マッサージなどしたほうがいいのでしょうか?
- A4413 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「しこり」は皮下の瘢痕です。6ヶ月程度は瘢痕が硬くなる時期が続き、その後数年かけて軟らかくなっていきます。
マッサージをすると、軟らかくなるまでの期間が短縮されます。
受傷後3カ月以上経過したら、「しこり」をゆっくりと押しつぶすようにマッサージしてください。
始めのうちは痛みを伴いますが、軟らかくなれば痛みは小さくなります。
翌日にはほとんど元通りの硬さに戻りますが、
毎日繰り返してマッサージすれば徐々にしこりは無くなります。
またマッサージをしなくても、長期間の経過の内に「しこり」は軟らかくなるので、めんどうならば放っておいても構いません。
- Q4414 相談者 ニックネーム:クローバー 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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3歳の時、右腕外側、肘まわり(20×8?)火傷。10歳移植手術。ケロイドが強く20歳まで、3~4回ケロイド部分を取り除く手術を行いました。結局、きれいにはなりませんでした。
4年前から、運動(テニス)をするようになりました。
最近、肘のあたりの傷口が痛んだり、つれたりがひどく困っています。
なぜ、今頃痛いのでしょうか?
どのように、対処すればよいのでしょうか?
- A4414 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「運動(テニス)をするようになり」肘関節の可動域が拡大したため、伸びの悪い瘢痕が引っ張られて痛みが生じるのでしょう。
「痛んだり、つれたり」する症状があるのですから、拘縮解除の治療を検討してはどうでしょうか。
植皮をせずに局所麻酔の皮弁形成手術だけで済むかもしれませんし、手術以外の治療が有効な場合も少なくないので、まずは形成外科を受診してご相談なさってください。
- Q4415 相談者 ニックネーム:よしりん 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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先日、ジョギング中のアクシデントで転倒してしまい、ひざ・肩・ひじ・手のひらにアスファルトの擦り傷と打撲を作ってしまいました。
こけただけで病院に行くのも恥ずかしいと思い、当日傷パワーパッドを購入して貼ってみましたが、特大サイズのパッドを貼ってもすぐに体液がパッドからはみ出してしまい「貼りっぱなし」の状態ができませんでした。
その後、傷の部分が少しひきつれて色素沈着もしているような状態になっていますが、このまま放置して傷はきれいに治るものなのでしょうか?
特にひざの傷が目立つので気になります。
- A4415 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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瘢痕は徐々に目立たなくはなるでしょうが、受傷時にアスファルトが異物として残ったための「色素沈着」も、否定しきれません。
一度、形成外科を受診して、治療した方がよいか経過をみておくだけでよいか確認をしてはいかがでしょう。
「キズパワーパッド」は創状態によっては、適応にならない場合があります。
ご自身で判断が難しい場合は、出来るだけ早く形成外科か外科を受診して相談するようにしてください。
- Q4416 相談者 ニックネーム:N.S 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性
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数年前、タバコの火を右足の甲に当てられた事があり、傷自体は塞がっていますが、時たまにムズムズ痛くなる事があります。
なお、医師の診察は受けておりません。治療した方が良いのでしょうか?
- A4416 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「時たまにムズムズ痛くなる」のは、乾燥のためか、多少ひきつれるための違和感、あるいは靴や正座で瘢痕が押しつぶされる際に生じる痛みではないでしょうか。
毛の生える部分ならば、瘢痕の内から発毛する際の刺激が痒みや痛みの原因になっているかもしれません。
特に治療をしなくてはいけないわけではなさそうですが、ご心配ならば形成外科を受診して相談してみて下さい。
- Q4417 相談者 ニックネーム:まこやん 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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私の妻は4年ほど前に美容外科で左上腕部の刺青除去手術を受けました。
縦12センチ横7センチほどのものを2回の手術で除去したのですが2回目の術後、傷が化膿してしまい、ケロイド状に残ってしまいました。
15センチほどの傷跡の上部が2センチ幅のケロイドになっています。下の部分は普通の傷跡です。
本人は言いませんが夏は腕が隠れる服装しかしていません。
手術を受けた美容外科に連絡すると再手術も同じ金額(15万円)がかかるとの事でした。
こういった理由ですので保険適応外なのは承知なのですが、傷跡は触るとボコボコと糸のあと?のような物がある気がします。押すとまだ少し痛いそうです。
なるべく安くキレイに治すには形成外科で再度手術するのが良いのか、美容外科でレーザー治療するべきなのか、どうすればいいのかわからずにいます。
またその場合の費用はいくらくらいなものなのか…。
- A4417 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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瘢痕を切除して縫縮すれば一本の線状の瘢痕に仕上がりますが、瘢痕の周囲の皮膚に余裕が無いと再度、幅広の瘢痕が形成される可能性があります。
レーザーでは瘢痕の赤みや盛り上がりは改善され目立たなくなりますが、瘢痕の面積が小さくなるわけではありません。
その他にも、シリコンジェルシート、ステロイドテープ、ステロイド注射、植皮、培養表皮移植などの方法もあります。
美容外科は形成外科の一分野ですが施設によって得意な治療がありますから、形成外科と美容外科のどちらで治療するかを悩むのではなく、複数の形成外科や美容外科を受診して、担当医の勧める治療法とその理由、更に費用の目安をお訊ねになったうえでご検討なさるとよいでしょう。
- Q4418 相談者 ニックネーム:たま 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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約3カ月半前、美容皮膚科でエコツーというco2フラクショナルレーザーを毛穴の改善目的で鼻~頬の中央部に受けました。初回から強めのパワーだったらしく直後は血と浸出液がだいぶ出ましたが、当日に止まり、翌日にはかさぶたのように固まり、その後かさぶたが洗顔時にはがれたため通常通りファンデーションを塗り始めました。
一カ月ほどで赤みは気にならないほどに引きましたが、頬の部分だけレーザーを打ったときにあいた無数の細かい穴(直径0.5ミリ、深さ1ミリほど)がそのまま残って陥没していることに気付きました。パワーが強すぎたのか、直後のケアが悪かったのか、レーザーの跡が毛穴のような傷跡となってしまいました。
施術した美容皮膚科では取り合ってもらえず、他の皮膚科(同じレーザーを取り扱っている)で相談したところ、「強いパワーで照射すると時々跡が残る人がいるが、そのうちに治る」とのことでした。以下、相談させていただきたいことです。
・毎日鏡をみていても一向に改善しているように見えないのですが、日にちがたてば、たとえば半年くらいで、凹みはよくなっていくのでしょうか?
・レーザー後すぐにファンデーションを塗ったせいで傷に汚れが入り込み、跡が残ってしまったのでしょうか?(説明ではとても小さい穴をあけるので翌日からお化粧はできると言われたのですが・・・)
・毛穴のように小さい凹み傷が無数のため、本物の毛穴のように角栓(汚れ)が常に詰まってしまっています(洗顔ではとりきれません)が、この汚れがあるために傷が盛り上がってくるのが妨げられている可能性はあるでしょうか?それともちゃんと汚れを押し上げて徐々に傷が盛り上がってきてくれるでしょうか?
・皮膚のターンオーバーを早めるためにトレチノイン(0.05%)を毎晩塗っていますが、
皮膚の治癒過程にあるときに余計なことはしないほうがよいのでしょうか?
・無数の傷跡ができてからその部分の皮脂の分泌が以前よりひどくなった気がするのですが、そんなことはありえますでしょうか?
- A4418 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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一般的には「他の皮膚科」の言う通り、「無数の細かい穴」は「そのうちに治り」ます。
「皮膚のターンオーバーを早めるためにトレチノイン(0.05%)を毎晩塗って」いるとのことですが、表皮角化細胞の角化を抑制し「皮脂の分泌」を促している可能性もあります。
ご自身で判断するのではなく、定期的に美容皮膚科で経過を診て貰い、主治医の指導に従うのがよいでしょう。
- Q4419 相談者 ニックネーム:まりも 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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昨年、ボルトのようなもので左腕の肘の内側を引っかきました。
少し抉れたような傷跡でしたが、出血も多くなかったので、病院へは行かず傷テープを貼って治したのですが、1年たった今では1cm角位のケロイド状になり盛り上がりがあります。
盛り上がっている部分と正常な皮膚科が曲げ伸ばしの際引き攣れて少し痛みがあります。
痛みと痒みが伴っているので少し心配です。このままでそのうち落ち着くのでしょうか?
今更、病院に行って治療してもらえますか?病院に行くなら、保険のきかない美容整形になるのでしょうか?
因みに、ケロイド部分は赤いままで、硬くなっています。
- A4419 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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肥厚性瘢痕と考えられます。
長期的にみればいずれ「盛り上がり」は小さくなって白っぽくなるでしょうが、数年以上時間がかかるかもしれません。
現在、「曲げ伸ばしの際引き攣れ」るうえ「痛みと痒みが伴っている」のですから、保険治療の対象になる可能性が高いでしょう。
形成外科を受診してください。
- Q4420 相談者 ニックネーム:なつ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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今5歳の子どもなんですが、4年くらい前に赤くじゅくじゅくした傷を触って、
顔に2センチくらいの凹んだ跡がのこってます。
凹みは治す方法はありますか?
- A4420 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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凹みの辺縁を削ってなだらかにするか、凹みの下の組織を増量するか、凹み部分の下に何かを注入すれば凹みは目立たなくなるはずです。
実際の医療でも、「凹んだ跡」には、同様の治療が行われます。
つまり、ピーリング、アブレージョン、レーザー、RF、PRPやGFなど細胞の成長因子の注射、フィラー注入など、さまざまな治療があるということです。
瘢痕の状態、部位、年齢、希望する結果などによって治療法は異なり、幾つかの治療を組み合わせる場合もあります。
まずは複数の形成外科や美容外科を受診して治療法を提案して貰い、治療法や治療内容を理解することから始めて下さい。
十分な理解の無いまま治療法を選び期待しただけの治療結果を得られないと悩む方も少なくはないので、「顔」の瘢痕の治療法を選ぶ際は、慎重に主治医とよく相談することが大切です。
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