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創傷治癒よくある質問

  1. 子どものけが(転んだ・ぶつかった・切ったなど)
Q11 相談者 ニックネーム:ひーたん 患者様(相談対象者) 年齢:8歳 性別:女性

1/9にお友達と鬼ごっこをしていて、相手の歯が頬に勢いよくぶつかり、頬に切り傷を負いました。
前歯の歯型がわかるような切り傷で、まっすぐではなくやや波線型の切り傷です。
当日は外科の病院で診てもらうほかなかったため、そちらで翌日に形成外科にいくようにと紹介状をいただき、翌日形成外科で縫合してもらいました。
5日後の抜糸時にマイクロポアテープをはってもらい、指示通り4日後に貼り替えました。
その時は縫合創はかなり綺麗になっており、このままゼロにはならなくとも、目立たなく治っていけば嬉しいなと考えていました。
ですが、その直後にマイクロポアテープにかぶれてしまい、形成外科の先生に電話で問い合わせたところ、テープを中止して様子を見るように言われ、その通りにしました。
そのままかぶれはなかなかおさまらず、しばらくテープをはれない時期がありました。(10日程度)
そのテープをはれない時期から、少し傷がでこぼこし、広がってきたように思います。
その後、どうしてもマイクロポアテープなどその他のサージカルテープはかぶれてしまうので、ハイドロコロイドのピタシートを貼り始めました。
それからはかぶれはよくなりましたが、上述の少し傷が広がってきたところが固くシコリのようになってしまいました。
大きく盛り上がっているわけではありませんが、ほんの少し盛り上がり、さわるとハッキリと固いシコリになっています。
それまではどちらかというとへこんだ傷でした。

これは、肥厚性瘢痕の前兆でしょうか?
傷の治る過程を調べると、1〜2ヶ月頃は一番傷がひどくなり目立ちシコリもできる、それから白く目立たなくなると書いてある記事や、シコリが出来たらそれは肥厚性瘢痕だ、と書いてある記事などがあり、このシコリに対して、通常の治る過程なのか、一刻も早く別の対処をするべきなのか迷っています。

縫合後の傷が、抜糸直後は一本の線だったのに対し、それから赤く太いシコリになってしまった場合は、もう綺麗には治らないのでしょうか?

次回の受診は2/25になっているので、それまで様子を見ていいでしょうか。

A11 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕にかかる外力により、瘢痕が幅広くなり線維化が起きています。
受傷後3か月までは線維芽細胞の増殖により硬くなるのは瘢痕の成熟過程として通常の経過ですが、瘢痕が幅広くなったり肥厚性瘢痕が生じたりするのを防ぐため、テープやシリコンジェルシートで瘢痕と周囲の皮膚の安静を保つことをお勧めします。
テープでかぶれる方の殆どは、粘着剤によりかぶれを起こしているのではなく。頻繁に貼り替えをする為に角質が薄くなってかぶれの症状が出ています。
テープを貼りっぱなしにして交換は1~2週間に1回程度にすればかぶれを回避できることも少なくありません。
また、シリコンジェルシートで固定と保湿を兼ねてもよいでしょうし、過剰な線維化を抑制するためヘパリン類似物質外用剤を塗布するのもよいでしょう。
お子さんお顔の瘢痕を目立たないものにする為に形成外科におかかりになっているのですから、経過や治療法について不安や疑問があるなら、直ちに主治医に確認すべきです。
次の受診の日まで待っても構いませんが、ご心配なら早めに再診なさるとよいでしょう。
Q12 相談者 ニックネーム:まつりっぺ 患者様(相談対象者) 年齢:2歳5か月 性別:女性

1ヶ月前に転倒し額に0.5㎝程の怪我をしました。
頭部だったため、脳外受診し問題なく、傷跡が残る恐れもあるため形成外科への受診を勧められたため受診。
傷痕はよく見なければ分からない程度だと言われ、ゲンタマイシン軟膏を処方してもらい経過観察していましたが、傷口が赤くなってきたため、皮膚科受診し抗生剤の服用も開始し赤み等は改善。
現在は傷口も閉じています。
しかし傷跡が薄くなることはなく、目立っており、傷跡が少しでも目立たなくなる治療法があるならばと思い相談しました。

A12 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「傷跡」(外傷の瘢痕)を目立たなくするために、受傷時の治療だけでなく、創閉鎖・上皮化後の定期的な診察と適時・適当なケアや追加治療が必要です。
外傷の瘢痕は、一般的に、3か月までは赤く硬くなり、6か月に向けてやや軟らかくなり赤みも退きます。
それ以降も、徐々に硬さは無くなり赤みも出現しなくなります。
申し訳ありませんが、頂いた情報だけでは症状の把握ができません。
「傷跡が少しでも目立たなくなる治療法があるならば」とお考えならば、「2歳」のお子さんに自宅で出来る対処法を具体的に指導して貰うために、形成外科で定期的に経過を診て貰うことをお勧めします。
Q13 相談者 ニックネーム:ぴえ丸 患者様(相談対象者) 年齢:1歳9か月 性別:女性

1歳9ヶ月の女の子なのですが家の中を走り回ってて机に眉毛あたりをぶつけてしまいました。
大泣きしましたが抱っこして少ししたら泣きやみましたが、眉尻ら辺が直ぐに青く腫れてきたので冷やしましたが病院を受診した方が良いのでしょうか
ぶつけた後夜だったこともありすぐ寝てしまったので一応様子は見てますが心配です。

A13 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
出血の記載が無いので、皮膚の裂傷は無いと判断します。
皮下出血ですので、直ちに圧迫しつつ冷やす対処が正解です。
血腫にならなければ、たんこぶのように膨れたまま残ることは無いでしょう。
ぶつけたため多少の浮腫みは起きますし、翌日以降、目の周りや頬が青くなり、1週間ほどで黄色くなって、皮下出血が完全に吸収されて肌色に戻るまで3週間程度かかります。
眉尻で筋肉の損傷があったための出血でしょうから、皮下で癒着が起きれば表情の変化で凹んで見えるようになることもあり得るので、直ちに治療は必要無いとしても形成外科で経過を診て貰い、適当なタイミングでマッサージなどの指導をして貰うとよいでしょう。
Q14 相談者 ニックネーム:ゆか 患者様(相談対象者) 年齢:1歳4か月 性別:男性

4日ほど前に顔を窓のサッシにぶつけ、おでこに切り傷ができました。
すぐにワセリンとキズパワーパッドを貼り、その上に貼るガーゼのようなものを貼っていました。2日に1回交換していたのですが、今日確認したところ酷いあせもが出来、ガーゼを貼っていた箇所が真っ赤になってしまいました。。今後はワセリンのみ塗るで良いでしょうか。

A14 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷から「4日程」経過して「切り傷」が閉鎖しているなら、保湿をしておけばよいでしょう。
まだ創が閉鎖していなかったり、瘢痕や色素沈着を残したくないとお望みなら、形成外科を受診してください。
Q15 相談者 ニックネーム:K.S 患者様(相談対象者) 年齢:5歳10か月 性別:男性

休日サッカーの練習中に他の子と接触し、右頬を3センチほどの切り傷が出来ました。その場で止血し、休日診療している整形外科にて縫合していただいたのですが、縫われ方が素人目にもかなり荒く、抜糸痕含めて傷跡が目立つのではと心配しています。

形成外科専門のクリニックが開くのは休み明けの2日後となりますが、再受診しても良いものでしょうか。形成外科で再度縫い直すことで、傷跡が目立たなくなるなどありますでしょうか。

A15 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
可能なら、出来るだけ早く形成外科を受診してください。
受傷した切開創の瘢痕はしょうがないとしても、縫合糸の痕が残らないよう対策が必要です。
縫合糸痕が残りそうなくらいきつく縫合されているなら、直ちに抜糸して、血餅などを全て洗い流し、圧迫して止血を確認し、創縁をピタリと合わせてサージカルテープや湿潤療法専用創傷被覆材などで固定することも、対策のひとつです。
Q16 相談者 ニックネーム:さっち 患者様(相談対象者) 年齢:7歳6か月 性別:男性

7歳の息子が、机で下顎をうちパックリと1センチほど怪我をしました。
連休でその日は病院に行かず、後日形成外科にいくと、すでに傷口が閉じてきているから縫う処置はせず軟膏を塗るようにと処方されました。

その後、一年たった今、肌より少し白い線状のようになっています。下顎で目立たない所という事もあり見た目は全く気にならないのですが、今から顎が成長していく上で、傷跡がある方だけ筋肉がつきづらくなったりして顎の見た目が左右非対称になったりしないかと心配しています。

傷跡は、右下顎の骨にそう様に1センチ程。
上を向かないと見えない場所です。

A16 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷した「その日は病院に行かず、後日形成外科」を受診したが「縫う処置はせず」に「一年たった今」「白い線状のようになって」いるなら、表皮層から真皮層までの深さの割創で、筋層までは到達していなかったことは明らかです。
「顎が成長していく上で、傷跡がある方だけ筋肉がつきづらくなったりして顎の見た目が左右非対称になったり」することはありません。
「成長」して顎ひげを生やすと「白い線状」の瘢痕だけ発毛しないので、むしろ気になるかもしれません。
瘢痕を切除して縫合し直せば、ほとんど目立たない瘢痕にすることも可能です。
Q17 相談者 ニックネーム:Y.N 患者様(相談対象者) 年齢:1歳6か月 性別:女性

3週間前にベビーカーから転落をし、頬を強打した際に打撲とキラは傷ができてしまいました。
傷はだいぶ落ちたいて来ており、現在はエンビロンを塗り、外出の際にはハロコロイドで保護しています。
ただ、最近になって、笑うと傷の部分が凹むことに気づきました。
色々と調べたところ、「外傷性えくぼ」だと思われます。
かかりつけの先生からは「へこみはなくならない。気になるようなら口の中から癒着している筋肉の剥離手術がある」と言われました。

他の形成外科の先生にも相談をしましたが、あまり詳しい話は聞けませんでした。

マッサージがいいとの情報も見たのですが、反対の意見もよく目にします。
そこで以下、質問させてください。

①筋肉(硬化部分)を柔らかくする(馴染ませるため)ため、マッサージをした方がいいでしょうか?
②年齢的にこれから陥没が目立たなくなる、浅くなるということは考えられますでしょうか?
③何かいい治療法はありますでしょうか?
④現時点でやるべきことはありますでしょうか?

外傷エクボに関する情報が少なく、苦戦してあるます。

A17 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷時に酷い皮下出血や血腫ができたのでなければ、筋肉の損傷は無かったと考えます。
したがって、「笑うと傷の部分が凹む」原因は、皮下組織の「癒着」と推測できます。
受傷後「3週間」ならまだ硬結を触れる時期で、押すと軽度の痛みを感じるので、「現時点」で何かしようとすると将来的にも触らせてくれなくなります。
3か月経過したら、頬の外側と口の中から親指と人差し指で「へこみ」部分を挟んで、「癒着」を剥がすように揉み解してください。
マッサージは本人が嫌がる前に辞めるのがポイントで、数秒から30秒以下の時間と決めて毎日施術すると徐々に軟らかくなり、「癒着」が突然剥がれることがあります。
「癒着」が剥がれなくとも、成長に伴い多少は目立たなくなります。
成長後もご本人が「えくぼ」を気にするなら、経皮サブシジョンや経口腔粘膜「癒着」「剥離手術」も可能です。
Q18 相談者 ニックネーム:ゆさん 患者様(相談対象者) 年齢:1歳7か月 性別:女性

3日前に 1歳7ヶ月の娘が転倒しテーブルの脚に額をぶつけパックリと切れてしまいました。出血が酷く圧迫止血してから近くの病院(夜間受付)に受診しましたが、縫合時に動くからとのことで3針しか縫合して貰えず傷跡が目立つのではと心配です。1週間後に抜糸予定でその間に経過を見るために一度受診するように言われ、受傷2日後に受診した際の傷跡の経過は良好と言われましたが形成外科を別で受診するべきでしょうか?

A18 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
細かく縫合することと傷跡が目立たなくなることに、直接の関係はありません。
救急に限らず一般外科の多くは、止血や創の閉鎖を主たる目的として縫合します。
形成外科は、将来の瘢痕を目立たないものにする為に縫合し、縫合後の処置などをアドバイスします。
傷跡が目立つのではと心配なら、直ちに形成外科を受診してください。
Q19 相談者 ニックネーム:まろん 患者様(相談対象者) 年齢:3歳0か月 性別:男性

三才の男の子の事で相談です。たまたま診察予定であった眼科のソファに瞼のきわをぶつけて、横2cmほど切ってしまいました。
割とパックリキレていたので、すぐ形成外科を受診した方が良いとおもい、眼科の受付の方に保険証やらを返してもらおうと思ったら、こちらでも(眼科)みれるので待っててくださいといわれ眼科の先生にみてもらう事に。眼科の先生からはこのきわ辺りだし3才だから、全身麻酔でないと縫う事はできない。
なので、眼軟膏と絆創膏しかないと言われてすでに20:00近くだっので、自宅にかえりました。
傷が気になり救急の夜間の相談窓口に相談するとやはり同じことをいわれました。
傷がきになっていたので、形成外科を見つけて翌朝11:00に診察してもらえることに。
その先生曰く、縫う方が綺麗にはなるけど今日の18:00しか空いてないと言われ、受傷からやく24時間たった時間で縫合してもらえました。
縫合していただいた後は傷と傷がピッタリとくっついているようにみえ、少し安心してかえりました。抜糸は1週間後でした。
先生から、場所が場所なので、ケアをやりようがない。普通に過ごしてください。
瞼はほとんどケロイドにはならないと言われました。
抜糸後10日くらいから、傷をよくみると、ピッタリとくっついていた傷が少し開いてきてしまっていて、ショックを受けています。
いまからでも、保湿かテープでやった方がよいですか?
縫合後はケアが必要ときいた事があり、心配でなりません。
今からでもできることはありますか?
テープ等は特に嫌がったりはしませんでした。
あともう一点縫ったことによる、丸い糸の跡が1箇所だけ残ってしまっていますが、時間と共になくなりますか?

A19 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
全く瘢痕が残らないとまでは言いませんが、眼瞼周囲は瘢痕が残りにくい部位です。
6か月程度は泣いたり運動したりして身体が温まる度に瘢痕周辺が赤くなりますが、殆どの場合、およそ2年経過すると赤みも瘢痕も殆ど目立たなくなります。
眼瞼周囲は瘢痕を幅広くする方向に緊張がかかる部位ではありませんが、3~6か月程度経過するまで紙絆創膏などで瘢痕の安静を保って頂いてもよいでしょう。
肌の薄い部位なので、テープかぶれに注意してください。
Q20 相談者 ニックネーム:リトルツインズ 患者様(相談対象者) 年齢:0歳8か月 性別:女性

0歳8ヶ月の女の子です。
3日前うつ伏せで遊んでいる時に思い切り自分でおでこを床に打ちました。(2cmの厚さのカーペットの上でした)ぶつけた箇所が赤くなり、気持ち膨らんでいるかな?程度の怪我だったため、様子を見ることにしました。怪我をしてから体調や機嫌の変化はありませんが、おでこの赤みがなかなか引かず怪我から2日経ってぶつけたおでこから耳の方にかけて透明テープを貼ったような皺ができ、薄皮が貼られているような肌触り、見た目になってきました。
おでこをぶつけるとこのようになることがあるのでしょうか?また受診する必要があるのか教えていただけると助かります。

A20 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「0歳8ヶ月」のお子さんが、ハイハイやお座りの状態から「うつ伏せ」に「おでこ」を「ぶつけた」としても、「2cmの厚さのカーペットの上」なら、「赤くなり、気持ち膨らんでいるかな?程度の」打撲痕が残る可能性は極めて低いのでしょう。
しかも、「怪我から2日経って」も「赤みがなかなか退かず」、「ぶつけたおでこから耳の方にかけて透明テープを貼ったような皺ができ、薄皮が貼られているような肌触り、見た目になって」いる症状から推測すると、打撲だけが原因ではなさそうです。
汚れや水をはじくような素材の「カーペット」の上で、「カーペット」に「おでこ」を付けたまま転がったり顔をこすりつけたりして、軽度の擦過傷からⅠ度~Ⅱ度SDBの熱傷様の症状が生じたのではないでしょうか。
保湿と紫外線予防の処置だけで十分かもしれませんが、念のため形成外科あるいは皮膚科で診察をしてもらうことをお勧めします。

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