傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 昔の傷や治療後年数の経った傷の気になる状態
  1. 胸・脇・腹・背・腰など
Q11 相談者 ニックネーム:まりまり 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

40年前に腎臓の手術を受けました。 傷口は25センチ程あります。 
昨年からその傷口あたりが痛みだし、嫌な感じを受けております。 
痛み止を処方され飲んでますが、改善される事はありません。このままこの痛みと付き合っていくしかないかと思うと不安でいっぱいです。

A11 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
病院で「痛み止を処方され飲んで」いるなら、診察をしてくれた担当医は確定でなくともおおよその診断を付けているはずですから、「痛み」の原因をお尋ねになってみてください。
「傷口あたり」に瘢痕拘縮、炎症、皮膚腫瘍,皮下腫瘍、湿疹など視診・触診で異常がなく、超音波検査、CT検査、MRI検査などでも異常が見つからないということならば、「傷口」とは関係なく肋間神経痛や初期の帯状疱疹も疑われますし、肋骨や肋軟骨にヒビなどが無いことも確認する必要があるでしょう。
どの部位にどんな時にどの程度の痛みが出現するか、おかかりになった病院ではどんな診断で何を処方されたのか、処方された薬は効いているのか、「40年前」の「腎臓の手術」の疾患は何でどんな手術を受けたのか、他に基礎疾患や併発症はないかなど、いただいた情報だけでは痛みの性状やそのほかの身体情報が全く把握できないため、申し訳ありませんが具体的な回答が出来ません。
ご自身で情報を整理するだけでも、どんな領域の痛みか明確になって「不安」も軽減され、おかかりになるべき診療科も限定されることが少なくありません。
「痛み」が「傷口」から生じているようなら、」先ずは形成外科におかかりになってみてください。
Q12 相談者 ニックネーム:tk 患者様(相談対象者) 年齢:70代前半 性別:女性

祖母のことなんですが、8年前に事故にあい、腹部を縫いました、抜糸して安定していたんですが、つい最近その傷口が痛く病院に行くと、中が膿んでいました、こうゆうことはあることなんでしょうか

A12 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合糸膿瘍もしくは皮下異物による皮下膿瘍、あるいは脂肪融解による膿瘍でしょう。
「8年」も経過しているなら「事故」とは直接関係なく、縫合瘢痕に一致して皮膚腫瘍(粉瘤)が発症した可能性もあります。
頻繁にあることではありませんが、必ずしも極めて稀な症状というわけでもありません。
おかかりになっている病院もしくは形成外科におかかりになれば、現在の状態と今後の経過を説明して貰えるでしょうし、膿瘍の治療および完全摘出が可能です。
Q13 相談者 ニックネーム:M 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

4年前に心内膜炎のため開胸手術を受けました。胸が大きいためか傷痕がなかなか安定せず専門医(形成外科)の先生に診ていただき半年前にやっと治療が終了、傷痕も術後に比べるとかなり薄くなりました。しかし最近傷痕部分だけ汗が激しくちょうど胸の谷間部分だけがムレてふやけて垢の様なものがでてニオイもします。
今まで生きてきてこういう状態になった事は一度もないのでもしかしたら傷痕の影響なのでしょうか?

A13 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕部分の発汗はありません。
周囲の健常皮膚の汗が流れて「汗が激し」いように感じるのかもしれません。
「垢の様なものがでてニオイも」するなら、類表皮嚢腫(粉瘤)が出来ているのかもしれません。
形成外科を受診してご相談なさってください。
Q14 相談者 ニックネーム:まるまる 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

16年前に3人目を出産しました。会陰切開の傷が、ここ数ヶ月で盛り上がってきました。2cm程の傷の一部2mm位がぷくっとイボみたいになり、違和感と摩擦の時に少しだけ痛みがあります。
もともとケロイド体質で、26歳頃の腹腔鏡検査手術時の背中の傷もケロイドになっていましたが年々薄くはなっています。
産婦人科に行くべきか、市販の薬で様子をみるか悩みます。
治療としてはどんなアプローチがありますか?
外科的、塗り薬、服薬などありましたら教えてください。

A14 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合糸膿瘍あるいは粉瘤でしょう。
肥厚性瘢痕の可能性も否定はできません。
形成外科あるいは婦人科でご相談なさってください。
ちなみに、おそらく「背中の傷」は真正ケロイドではないでしょうし、医学的に厳密には「ケロイド体質」ではないと推測されます。
Q15 相談者 ニックネーム:みんなのお母さん 患者様(相談対象者) 年齢:70代前半 性別:女性

小学1年生の時盲腸から腹膜炎になり開腹手術をしました。
60年以上経った4、5年前から、時々、手術跡から出血します。
半年から1年間隔で、1週間ぐらい出血が続いて止まるという状態です。
1度、外科を受診しました。
患部に塗る薬をもらって、塗ると、しばらくして出血は止まりますが原因はわかりません。
(その時、レントゲンなど内部がわかる検査はされませんでした。)
原因を、知るためには何科を受診したらよいですか?

A15 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合糸膿瘍、皮下漿液腫、脂肪融解、瘢痕の悪性化などの可能性があります。
早期に形成外科を受診してください。
Q16 相談者 ニックネーム:しあなかな 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

25年前、23年前と2回の帝王切開の手術を経験しております。
その当時から皮下脂肪も妊娠線もあり、また、出産後に大きく雑に縫合されたので、縦切りの切開傷を跨いで1センチ間隔で針の穴と糸の傷で悩んでいます。

3年間で約-20キロのダイエット成功し、現在体脂肪22%です。
現在筋トレやボディーメイクの大会に出場していまして、その際に股上の浅いビキニを着るのですが、体脂肪が30%を超えていた時よりは傷は目立たなくなりましたが、このままさらに皮下脂肪を削り皮が薄くなれば傷が目立たなくなるものなのでしょうか?
また、皮下脂肪を減らせば減らすほど形成の手術は容易くなるものなのでしょうか?

A16 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「体脂肪が30%を超えていた時よりは傷は目立たなく」なったのは、皮膚が伸びて幅広く見えていた瘢痕が、肌にゆるみが出たために幅が狭くなったということでしょう。
「体脂肪22%」以上に「皮下脂肪を削」っても「皮が薄く」なることはないので、更に「傷が目立たなくなる」ことは期待できません。
瘢痕をつまんで健常皮膚を寄せることが出来るくらい皮膚に余裕があれば、瘢痕「形成の手術は容易」と言えます。
Q17 相談者 ニックネーム:ゆうな 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

側湾症術後で6年ほど経った頃に手術痕から膿が出て去年一部抜釘術行ない、創部洗浄行いました。その後膿は出ませんでしたが、今年再燃し再度手術行いました。今回は抜釘はせず洗浄だけ行いました。手術部位からはMRSAと表皮ブドウ球菌が出ました。その後1ヶ月ほど経過していますが、また手術部位から膿のようなものが出ており、一部皮膚が凹んでいます。
手術したところに行くべきなのでしょうが、また手術することに対し不安感があります。
何度手術しても同じことだと思い、他の治療方法は無いのかと思っています。

A17 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「側弯症」手術の際の固定具を核として「MRSAと表皮ブドウ球菌」の感染が起きているなら、一般的判断としては、「手術」をして固定具を抜去すべきです。
それにもかかわらず、「今年」の「手術」が「抜釘はせず洗浄だけ」という判断だったなら、「膿」の貯留は固定具とは関係なく皮下縫合糸などを中心として皮下にだけ留まっていたということなのでしょう。
「抜釘」の必要が無いならば、創内持続陰圧洗浄療法と局所持続陰圧療法の組み合わせで肉芽増生および創閉鎖が可能かもしれません。
診断や治療が遅れて菌血症や敗血症になれば、取り返しのつかないことになります。
診察をしなければ具体的な治療法の提案は出来ないので、直ちに「手術したところ」を受診して、現状の評価と今後の経過予測、治療法をお訊きになり、「手術」を強く勧められるなら「また手術することに対し不安感が」あることをはっきりとお伝えになって、他の治療の選択肢はないのか主治医とともに検討してください。
Q18 相談者 ニックネーム:sora 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

10代の頃、潰瘍性大腸炎になり、手術後肛門周囲膿瘍、痔瘻になりました。やはり膿が溜まるので排出の為、切開を行ってもらうのですが、何度も同じところを切開するためなのか中々傷がくっつかなかったようで、ケロイドのような盛り上がりがあります。2つあり、大豆よりは小さい出来物と小指の先ぐらいの大きさで半分ぐらいの薄い出来物が出来て1年以上になります。少しずつ大きくなり、痛くはないのですが、周りの皮膚がたまに痒くなります。この場合はどういうことが考えられますか?やはり皮膚科や形成外科へ受診した方がいいのでしょうか?

A18 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ケロイドのような盛り上がり」の原因は、「痔瘻」と「肛門周囲膿瘍」の悪化のほかに、外痔核、肥厚性瘢痕が考えられます。
また、「少しずつ大きく」なっているなら、粉瘤などの皮下腫瘍も否定できません。
「周りの皮膚がたまに痒く」なるのは、多くの場合、消化管からの分泌物が肛門周囲に付着することによって生じる皮膚炎(かぶれ)です。
温水洗浄便座症候群といって、洗浄のし過ぎで皮膚のバリア機能が破壊され、真菌などが増殖しやすい肌環境になった際の皮膚炎でも「痒くなります」。
いつもおかかりになっている肛門科で診断をしてもらい、必要に応じて皮膚科や形成外科に紹介状を書いてもらってはいかがでしょう。
Q19 相談者 ニックネーム:よめちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

5年ほど前に腹腔鏡手術を受けました。
その時の傷で、臍に大きなほくろのようなものが直径1cmぐらいになってきて、衣服に擦れてひりひりするようになってきました。
お医者さんで診てもらったほうがよいでしょうか。

A19 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合糸を核とした肉芽腫あるいは肥厚性瘢痕でしょう。
形成外科を受診してください。
Q20 相談者 ニックネーム:ケコ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

3年前に卵巣嚢腫で腹腔鏡手術を受けました。傷跡のお臍は赤いミミズ腫れが横に広がってきているのですが、一ヶ月ほど前からズキズキしたり、チクチクしたりの痛みがあり、膿とたまに血が出てじゅくじゅくし、匂いもあったため皮膚科を受診しました。抗生剤と塗り薬をいただき一旦は落ち着いたのですが、また膿がでるようになってしまいました。
皮膚科の先生からは手術を受けた病院に行った方がいいんじゃないかと言われましたが、3年も経ってから傷のことで大きな病院の婦人科にかかるのも躊躇われ・・・。
こちらのサイトを拝見して、縫合糸膿瘍の可能性があるのかと思ったのですが、このような症状の場合、形成外科で診ていただけるでしょうか。

A20 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合糸膿瘍あるいは脂肪嚢腫でしょう。
手術をした医師の勉強・経験になるので手術を受けた婦人科におかかりになるの がよいのですが、一般の形成外科を受診すれば診て貰えます。

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