傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 昔の傷や治療後年数の経った傷の気になる状態
Q151 相談者 ニックネーム:yuko 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

現在23歳ですが、3歳の頃に自転車にひかれて、左目の外側のすぐそばに、長さ3センチくらいに傷が残っています。
傷は、一本線で、へこんでいます。太さは、2ミリくらいかなと思います。へこみ具合は、見た目でも、指で触っても確認できます。傷跡が、顔にあって、へこんだ長めの傷だからか、目立っています。
何か、傷跡を目立たなくするよい治療法や手術等はありますか。
一度、個人の皮膚科兼形成外科で2年くらい前に相談したら、傷跡に沿ってもう一度切って、きれいに縫い直す方法があるが、今の傷跡のへこみがなくなるで、どっちにしろ傷跡が残るから、そのままにしといた方がいいと言われました。
毎日、伸ばした前髪で傷跡を隠す生活が嫌で、こちらでも相談させて頂きました。

A151 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察をしていないので断定は出来ませんが、「長さ3センチくらい」で「太さは、2ミリくらい」の「見た目でも、指で触っても確認でき」る程の「へこんだ長めの傷」ならば、「傷跡に沿ってもう一度切って、きれいに縫い直」せば、瘢痕は「そのままに」しておくより目立たなくなるものと推測します。
特に「毎日、伸ばした前髪で傷跡を隠す生活」を送っている様な場合、治療をすることで、気持ちが楽になることも少なくありません。
形成外科専門医を受診して、相談してください。
Q152 相談者 ニックネーム:太郎 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

今中学三年生なのですが、小学六年生の頃に自転車から落ちてしまい顔を地面にぶつけてしまいました。
上唇と鼻の間をぶつけ血がでました。何日かすると傷は治ったのですが上唇の中にしこりができてしまいました。それが2~3年間なくなりません。
そのしこりのせいか唇が変な形にみえます。このしこりは手術などでとるしかないのでしょうか? 薬局にしこりをとる薬などないですか?

A152 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「しこり」は皮下の瘢痕なので、更なる時間の経過と共に今後も徐々に軟らかく小さくなります。
1日1回指先でゆっくりと押しつぶすようにマッサージをすると、軟らかくなるまでの期間が多少は短縮できます。
一旦軟らかくなって数時間もすれば元の硬さに戻りますが、毎日続けると、徐々に軟らかさが増すので、根気よく続けてください。

治療をするかどうかはじっくりと時間をかけて検討すればよいのですから、まずは形成外科を受診して瘢痕の状態を診てもらったうえで具体的なアドバイスを貰い、ステロイド注射や「手術など」の治療について説明して貰うと良いでしょう。
Q153 相談者 ニックネーム:richon 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

約30年ほども前のキズになりますが、私が3歳ころの時に遊んでいて眉と眉の真ん中に縦2cmほどのキズができました。母から聞いた話では、当時は縫わずに済ませたそうです。
現在でも線状のキズが割りとはっきり残っています。
外見を気にするようになったころから目立つ位置ということもあり、前髪でずっと隠してきました。
何年か前に皮膚科で傷跡の修正について聞いてみたことがあるのですが、「やっても今よりきれいになるか分からない、触らない方がいいかも知れない」と言われ何もしませんでした。
今になっても、やはり何とかならないものかと思っています。
このようなキズに関して、目立たなくできる可能性はあるのでしょうか?

A153 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察をしなければ明確に申し上げることは出来ませんが、長い間気にして「前髪でずっと隠して」きたならば、瘢痕の治療を検討する意義はあります。
仮に、明らかに「今よりきれいに」ならないとしても、「触らない方がいい」ということはないでしょう。

各種レーザー、ピーリング、ヒアルロン酸などのフィラー注入、細胞増殖因子や培養線維芽細胞、あるいは自己脂肪の移植などの治療の提案があるかもしれませんが、複数の医師の診察を受けて、それぞれの治療を十分に理解して治療法、治療する機関を選択してください。
Q154 相談者 ニックネーム:ノア姫 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

私は現在中学生なのですが、小学生の時にできた傷跡が未だに消えません。2つあるのですが、1つは丸っぽい形で少しだけ窪んでいます。色は赤のような色です。2つめは茶色っぽい色で楕円形です。どちらも3ミリ程度なのですが、顔にあるため目立ってしまい気になります。今からでも消す方法はありますでしょうか?

A154 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「窪んで」いる「傷跡」は、特に処置をしなくても時間の経過とともに症状が軽減することもありますが、ほとんど変化が無いことも少なくありません。
ピーリング、レーザー(フラクショナルレーザーなど)、ラジオ波、フィラー注入、成長因子注射、サブシジョン、瘢痕切除などの治療法の中から適した組み合わせで症状を軽減させます。
ご自身で出来るケアとしては、保湿を充分にしておいてください。
担当する医師によって提案する治療プランは異なるでしょうから、先ずは複数の形成外科あるいは美容皮膚科でご相談なさって、治療をするかどうかいつするかはゆっくりとご検討なさってください。
Q155 相談者 ニックネーム:ゆか 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

この間交通事故で下顎部を3針縫いました。
顎を縫合して抜糸終わってまして傷を治すにはピタシートを必要と医師から言われました。
ピタシートを貼るのが気持ち悪くて嫌で今はガーゼをずっとしてます。
お風呂のときはピタシートをしてお風呂上がるとガーゼに貼り替えてます。
この傷が綺麗に治らなかったら手術と言われました。
初めは怖かったんですけど今となれば手術は嫌じゃないです。
完治するにはガーゼでも大丈夫ですか?極力ガーゼがいいです。もうガーゼじゃ傷が消えないのであれば手術しようかともちょっと思ってきてます。
それともやっぱりピタシートの方がいいですか?
手術はした方がいいですか?

A155 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ピタシート」は優れた創傷被覆材ですが、基本的に縫合から抜糸までの期間に使用していただきます。
比較的早期に抜糸した場合、瘢痕と周辺皮膚の安静を目的に数日から数週間だけ貼付を指示されることもあるかもしれませんが、瘢痕を濡らして洗っても構わないので「お風呂のとき」に「ピタシート」は必要ありません。
「お風呂」から「上がると」お使いになっている「ガーゼ」では周辺皮膚の安静も縫合瘢痕の安静も得られないため、「ピタシートを貼るのが気持ち悪くて嫌」ならば、瘢痕の安静用に紙テープ(サージカルテープ)を貼ってはいかがでしょう。
おかかりになっている「形成外科」でお尋ねになれば、具体的にアドバイスしてくれるはずです。
「交通事故」の「下顎部」外傷は打撲による割創のことが多く、その場合は創縁が多少なりとも挫滅されているので、早期に専門の医師が縫合しても比較的目立つ瘢痕が残りやすいと言えます。
瘢痕が目立つ場合いくつかの治療法がありますが、その中のひとつが瘢痕を切除して縫合し直す瘢痕形成「手術」です。
まだ受傷後1週間程度です。
少なくとも数週から6か月程度は、瘢痕の治療法を検討するより、なるべく瘢痕を目立たなくするためのケアをしつつ経過を待つ時期でしょう。
ご自身の顔のことなのですから、最良の経過と最適な治療を求めるならば、一般の方向けの外傷と瘢痕および瘢痕治療について書いた本が沢山あるので、一度お読みになってみてはいかがでしょうか。
治療法を検討するための参考になるはずです。

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