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創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 下肢
Q131 相談者 ニックネーム:ひでゆき 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性

2週間前に靴をはいた状態で錆びたクギを踏んでしまいました。整形外科の医者にかかり抗生剤と痛み止めを処方され飲みきりましたが痛みがすっきりとは無くなりません。医者には傷の痛みでしょうと言われました。傷口はふさがっていて、腫れや変色はありません。この痛みの原因は何なのでしょうか。

A131 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下組織の損傷による痛みでしょうから、歩く刺激がある限り「痛み」の消失に時間がかかります。
Q132 相談者 ニックネーム:としゅ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性

妻が先週、自転車で転び、怪我をしました。
病院で手当をしてもらい、痛み止めと消毒液をもらいました。

怪我は右膝を擦り剥いてて、一部皮膚がえぐれていました。
張ってもらった絆創膏も途中でぼろくなってきたので、外して、もらった消毒液をつけて、市販の絆創膏つけました。

そして、今週再び病院に行き、洗ってもらって、また薬をつけてもらって、絆創膏と防水シートをつけてもらいました。

あんまりいじれないので今週つけてもらった絆創膏をずっとつけてます。
そして、痛み止めが切れると少し痛いらしく眠れないみたいです。

詳しいことをその時に聞けばよかったんですが、これって毎日絆創膏剥がして消毒した方が良いのでしょうか?

A132 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、現在治療中の外傷は、創状態を診なければ、具体的な治療法の提案が出来ません。
おかかりになっている病院にお問い合わせください。

通常、感染を想起させる汚染創でなければ、創を水道の流水で洗浄するだけで十分で、消毒薬はむしろ肉芽形成、上皮化の阻害因子になることもあるので、実際にお使いになった「消毒液」は必ずしも有効性の高いものではなく、形式的な消毒であったのかもしれません。
また、創に塗る「薬」(軟膏)は、創傷被覆材が創に張り付くのを防ぐのが主たる目的と考えるべきでしょう。
おかかりになっている病院が、創を「洗って」「また薬をつけて」「絆創膏と防水シートをつけて」、次の受診日の指示があったなら、感染兆候もなく、閉鎖療法で肉芽形成、上皮化を待つのが得策と判断したものと考えます。
腫れ、痛み、赤み、熱感は創感染を合併したときの症状ですが、「痛み止めが切れると少し痛い」のは感染の症状でなく、膝蓋骨の打撲によるものかもしれません。
明確に指示がなかったなら「毎日絆創膏剥がして消毒」する必要はないはずですが、受傷1週目に「張ってもらった絆創膏も途中でぼろくなってきたので、外して、もらった消毒液をつけて、市販の絆創膏つけ」たことを病院が黙認なさっているなら、次の受診日までの間に同様の処置がなされるものと認識している可能性もあります。
以上のように、病院の治療方針とその根拠が判らないので、具体的なアドバイスが出来ないのです、お許しください。

創傷治癒センターがお勧めする湿潤療法で治療をなさるなら、水道の流水で創を洗って洗濯したてのタオルか線維の残らないティッシュなどで水分を拭き取り、薬局等で購入した湿潤療法用の創傷被覆材を貼っておいてください。
浸出液が漏れだすようなら創傷被覆材を交換しますが、浸出液が多くなければ数日間貼りっぱなしで構いません。
赤み、痛み、腫れ、熱感があれば、直ちに病院を受診してください。
創状態の診察をしていないので、一般的な治療法の提示であることをお忘れなく。
Q133 相談者 ニックネーム:ウラ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性

最近、足を怪我しまして、病院で傷口を縫ってもらいました。
もう抜糸は終わっているのですが、よく見ると傷口から透明で硬い糸のような物が出ていました。
これは放っておいてもいいのでしょうか。

A133 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下縫合のナイロン糸でしょう。
表皮縫合の抜糸が終わっても、皮下縫合糸が排出されることが稀にあります。
抜糸が必要なのでおかかりになった病院、あるいはお近くの外科系病院を受診してください。
Q134 相談者 ニックネーム:wani 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

4ヶ月前に転倒して脛の前側を強打しました。病院を受診した所、筋挫傷と診断されました。
大きな血腫が出来ていたのですが、何とか切開せずに血腫は小さくなりました。
しかし、血腫があった付近の皮膚の内側が硬くなり、しこり?のようになっていて、青アザが大きく残ったままです。
皮膚が突っ張るような感覚もあり、硬くなった部分は押すと痛みも感じます。
不安になり、先日再度病院を受診したのですが、これ以上の改善は難しいだろうと言われました。
このまま改善の余地は無いのでしょうか?
せめてアザだけでももう少し薄くなればと思っているのですが….

A134 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「血腫があった付近の皮膚の内側が硬くなり、しこり?のようになっていて、青アザが大きく残ったまま」で「皮膚が突っ張るような感覚もあり、硬くなった部分は押すと痛みも感じ」るという明らかな症状があるのですから、「これ以上の改善」が全く無いということはないでしょう。
長期間かかるかもしれませんが、時間の経過により程度の違いはあってもすべての症状は軽減するのが通常です。
「皮下血腫」でなく皮下出血の後が「青アザ」になっているのでしょうから、ヘモジデリン沈着の可能性もあります。
完全に治す方法があるわけではないのですが、形成外科を受診してご相談なさってください。
Q135 相談者 ニックネーム:はる 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:男性

5年前に左足が壊疽しまして植皮手術したのですが、最近土踏まずの部分が痛みます。ちょうど植皮手術したところの境界線の部分です。医師に診てもらったほうがよいのでしょうか?

A135 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕が痛みの原因になっているのではないでしょうか。
手術をなさった病院を受診してください。
Q136 相談者 ニックネーム:まな 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

6ヶ月前に走っていて転倒し膝を怪我しました。
ズボンが破け少し抉れた様な怪我で病院に行き外科を受診しました。
病院で言われた通りにお風呂で洗い流しキズパワーパッドの様なもので大きめの絆創膏を貼っていました。
傷はふさがり血は出ていませんが赤茶色みたいな色で肉が盛り上がった様な状態のまま未だに治りません。痒みがある時もあって傷跡が大きく残るのか心配で病院に行くべきか悩んでいます。

A136 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕でしょう。
一般的に、受傷後6か月までは肥厚性瘢痕の赤み、硬さが、盛り上がりが強い時期です。
膝の肥厚性瘢痕は、数年から十数年の期間を経て白く平らな成熟瘢痕になることが少なくありませんが、瘢痕が無くなり元の肌に戻ることはありません。
形成外科を受診してご相談なさってください。
Q137 相談者 ニックネーム:あおぞら 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

4月中旬ごろに、交通事故にあいました。その時に左膝部分に怪我を負いました。傷口自体は既に塞がっています。しかし、傷口全体は赤みを帯び、表皮は硬くなり何度か剥けています(薄い皮膚ではあります)。また、膝を伸ばす度にそこが引きつってるかのような、硬い皮膚が柔らかい皮膚に刺さるような痛みがあります。整形外科のお医者さんに行ってはみましたが、異常なし自然治癒に任せるしかないとのことでした。しかし、夜寝るときにも、寝返りなどをうつために足を伸ばしたりする度に痛みます。何か対処や改善方法はありますか?

A137 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「整形外科のお医者さん」が「異常なし」と判断なさったというのは、膝関節や靭帯に治療を要するような明らかな損傷は無いが、膝関節あるいは靭帯が原因の「痛み」なので「自然治癒に任せるしかない」ということでしょうか。
お感じになっている「痛み」が、膝関節に関係するものか表皮や皮下組織の瘢痕によるものかを明確にする必要があります。
受傷後2ヶ月弱ですから、通常の経過としても瘢痕はまだ硬く引き攣れを感じる時期です。
申し訳ありませんが、診察をしなければ診断は出来ません。
瘢痕が「痛み」の原因である場合は、形成外科を受診して瘢痕の治療法と自己ケア法を指導してもらってください。
Q138 相談者 ニックネーム:ゆずくん 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

10年以上前に外反母趾の手術をしました。その際に母趾の付け根から2cmに辺りを切開した傷があります。
その周囲の皮膚一部分が硬くなっており、貼りついたような感じです。また年に数回痒みに襲われます。
あまりに痒い為、皮下出血⇒水ぶくれ⇒皮が破ける⇒浸出液が出る⇒掻きたくとも思うように掻けない
という状態になっております。
専門医に受診していないので肥厚性瘢痕か診断はついておりませんが、このような状態の場合、どの様な治療が適しているのでしょうか?

A138 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「痒み」が出現するたびに、内服薬と外用薬を早期に開始して掻かないのが、最良の選択肢でしょう。
「硬くなって」「貼りついたような感じ」が「肥厚性瘢痕」で、足背の皮膚に余裕があるなら、瘢痕を切除して縫縮する瘢痕形成術が可能かもしれません。
皮膚に余裕がなければ、フラクショナルレーザーで症状が軽減するかもしれません。
「痒み」症状の治療は、原因が何であれ難渋することが少なくありません。
形成外科を受診して、担当医とともに治療法をよく検討してください。
Q139 相談者 ニックネーム:Bananachip 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

半年ほど前。職場の鉄扉にかかとを挟み3針縫いました。
少し深く切っていたため抜糸には3週間ほどかかりましたが完治とのことで昨年年末に抜糸をしました。
その後、自発痛等はないのですが踵がしこりになり強めに当たると痛みがあるのと朝、起きた時につったような痛みがあります。
しこりに靴があたり、痛みます。
再度病院に行けば治りますか? また、もし行くなら何科に行けば良いでしょうか? 整形外科でも可能ですか?

A139 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
半年から1年は、胼胝(たこ)のように「しこり」になります。
「靴が当たり、痛」むのも、よくある通常の経過です。
瘢痕がまだ硬いために、「起きた時」に「つったような痛み」があるのでしょう。
いずれ「しこり」は無くなり、「つったような痛み」も無くなりますが、「靴」にぶつからないように削ったり、装具を作ったりした方が日常生活の不都合が無くなります。
形成外科を受診してください。
Q140 相談者 ニックネーム:ゆきだるま 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

昨年の11月下旬に足首を骨折しラグスクリューとピンを用いた内固定術を、その後2月上旬に抜去術を受けました。抜去では初回と同じところ(傷の上)を切開したと聞いています。
最後の抜去手術から満4ヶ月経ちましたが、2月に抜去を受ける直前の状態より傷跡が強く大きく残っている理由について伺いたいです。

2月の時点ではまだ満2ヶ月と少しでしたが、一部の腫れを除いてうっすら赤い点と線が残る程度に落ち着いていました。これならほとんどわからないと安心していたのですが、抜去の後、現在は切開部位の周囲まで赤黒く茶色く少し腫れや突っ張りもあります。
傷口表面が塞がってガーゼの指示が終わった後も、ずっと絆創膏などで紫外線に当てないようには気をつけています。
違った点は
1、初回は2週間ほどギプスシーネを装着していたが、抜去後は作らなかった
2、初回から抜去まではリハビリ(足の筋力低下予防に筋トレ、足首を動かすストレッチ)があったが、抜去後は無かった
の2点がありました。あまり影響している様には思えませんが…
同じ場所に、同じ様に、同じ執刀医が手術してできた傷なのになぜこんなに差ができるのでしょうか?

また、引っ越しにあたって当時の執刀医からは「もう大丈夫だけど、もし何かあったら」と紹介状を貰っています。その紹介状を持って早めに形成外科を受診するのが、傷を目立たなくする最善策でしょうか? それより前医に連絡するのがよいでしょうか?

A140 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
初回の手術は健常な皮膚を切開し縫合しています。
また、術後2週間の安静時期があったため、縫合瘢痕に緊張がかからず、瘢痕になりにくい条件でした。
対して、抜釘手術は瘢痕の中で手術をしたため表皮に進展性が無く、術後の安静期間も短いので肥厚性瘢痕が生じやすい条件が揃っていたということではないでしょうか。
「傷を目立たなく」したければ、「紹介状を持って早めに形成外科を受診」することをお勧めします。

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