傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 下肢
Q91 相談者 ニックネーム:ジャスミン 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

昨年10月にベンチの足に躓き、抱いていた犬を庇う形で手をつけずに転びました。 左腕と左足脛を打撲しましたが、傷も痛みも無かったので、そのまま2~3日湿布薬を貼っただけの対処をしてしまいました。 腕には青あざが出来、黄色に変化した後治りました。 左足脛の方は当初全く痛みもなく多少赤くなっていた位でなんの支障もなく、歩くことも問題ありませんでした。 それが3か月位経過した頃に触るとしこりのようなもの(触るとでこぼこを感じる)に気づきました。 その部分に触わったり何かが当たると少し痛みが感じられ、表面の皮膚も赤く変色が見られるようになりました。 万が一骨折もしくはひびでも入っていたらと心配になり、整形外科(整形外科医ではなく外科医が兼任)で診察を受け、レントゲンの結果、骨には全く異常はみられませんでした。 しこりと赤い変色については中身はごちゃごちゃしてるかもしれないが、痛みも無く歩けているなら全く問題は無いので、このまま何もしないで大丈夫と言われました。 骨に異常がないとのことで安心したのですが、やはりしこりと変色が気になり、色々と調べてみると、コンパートメント症候群や瘢痕組織等の症状についての心配が出てきました。 診断結果のようにこのまま放置していても良いのか、再び診察を受けるべきなのか、その場合、単なる整形外科で良いのか、それとももっと専門的な特殊外来等の診断をあおぐべきか、ご教示いただきたく何卒宜しくお願いいたします。

A91 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「脛」に肥厚性瘢痕やケロイドが出来ることはほとんどありません。
ご相談の「しこりと赤い変色」が、肌に異常はないが「触るとでこぼこを感じる」し「触わったり何かが当たると少し痛み」を「感じ」るし多少赤みがあるということなら、打撲による骨膜反応あるいは皮下組織の繊維化が凹凸と痛みの原因で、気にして触るのでいつまでも赤みが退かない可能性が高いでしょう。
押しても痛みを感じなくなるまで6か月以上かかる場合もあるので、特に治療をせずに経過を診ていただいて構いません。
「コンパートメント症候群や瘢痕組織」を考える必要はないでしょうが、ご心配ならば形成外科でセカンドオピニオンを求めてください。
Q92 相談者 ニックネーム:TONO 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

昨年10月に交通事故で左膝他数カ所の打撲、足首内側に深くえぐれた穴のような傷が出来ました。整形外科で治療中です。
穴は5ミリほどの深さで、当初自然に塞がるという医師の言葉で皮膚の治りを早くするという薄茶色のシートで保護、1週間ごとにそれを取り替える治療をしていましたが、なかなか塞がらず、12月末に縫合しました。その時の傷は深さは変わらずでしたが、幅1.1センチほどになっていました。
2週間ほどして抜糸しましたが、その1週間後に傷の表面が少し開いていました。深さは1ミリほどで、医師は「どうしてもこうなる。自然に塞がる」と言い、また薄茶色のシートで保護しています。
このままで大丈夫でしょうか?縫えば塞がると思っていたので、なかなか傷がくっつかないのが不安です。

A92 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に、下腿は血流やリンパ流がうっ滞しやすいため、外傷が潰瘍化したり創治癒が遷延したりすることが少なくありません。
また、下腿は皮膚の伸展性が小さいので、縫合線を開く方向に緊張がかからないよう縫合処置には細心の注意が必要です。
おかかりの「整形外科」の「医師」の仰る通り「深さは1ミリほど」の「傷の表面が少し開いて」いる状態が「自然に塞がる」かもしれませんが、元の外傷が受傷後2か月以上創閉鎖せず潰瘍化したのですから、再び潰瘍化がおきる可能性も否定できません。
局所陰圧閉鎖療法による肉芽増生・上皮化を検討したほうがよいかもしれませんし、皮弁手術、植皮手術などが必要かもしれません。
主治医に相談して、一度、形成外科や皮膚科で診てもらってはいかがでしょう。
Q93 相談者 ニックネーム:ちー 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:男性

アキレス腱断裂手術から2週間 ふくらはぎがはって 痛くて立ってられないです
足を上げると楽になりますが立つと血が一気に足にむかっていき痛くなります いつまで続くのでしょうか

A93 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
下腿の静脈血が心臓へ戻っていくには、ふくらはぎなどの筋肉の動きが大切です。
下腿の安静期間が長かったため筋量が減少し筋力が低下しているので、歩行リハ ビリなどをしなければ同様の症状は続きます。
日常生活を送るだけでも徐々に軽減するでしょうが、整形外科主治医にご相談な さってください。
Q94 相談者 ニックネーム:たくさん 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性

1ヶ月前膝の上のうち腿を打撲しました。最初は内出血が酷かったのですが痛みは我慢できる程度だったので湿布をはる程度でこれといった治療はしなかったです。しかし骨が気になったので5日後に受診してx線結果は骨に異常はなくそれから超音波と低周波のリハビリを受けてます。受診直後よりは腫れは少しずつ引いてきてますが事故や趣味で少し無理すると患部の赤みが復活してきます。少しまだ痛いです。因みに主治医は走ってもokとおっしゃってますが本当に大丈夫なんでしょうか?それと脚に当たったものは60キロのガスボンベが転がってきて当たりました。すぐに病院に行かなかったこと後悔してますが打撲のリハビリは長くかかるものなんですか?教えてください。整形外科で受診してます。

A94 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
骨に異常はないのですから、筋挫創と皮下出血があったのでしょう。
筋肉、皮下組織の修復には少なくとも6~8週間以上かかります。
組織修復に伴う血管拡張と新生血管増生があるため、血流がよくなれば一時的に赤みが増します。
赤みが出なくなるには6か月ほどかかるかもしれません。
一般的に我慢できないほどの痛みが無ければ、動かしたり走ったりしても構いません。
Q95 相談者 ニックネーム:マッチョ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

今年の9月初めにバイクで転倒事故をおこし、左膝を6針縫いました。傷が塞がっている間に傷の中に水が入っていると言われました(何の水かは分かりません)。
医者からは水は抜かなくても痛みはでないから放置で大丈夫と言われました。ですが、最近になって膝の皿の下が痛くなり始めました。この痛みは何が原因だと思われますか??

A95 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷後2か月以上経過しているので、「9月初め」の外傷と「膝の皿の下」の痛み は関係ないかもしれません。
膝外傷治療中の「傷の中に水が入っている」というのは、打撲による膝関節の炎 症に伴う関節液貯留があるが膝痛が無ければ関節穿刺は必要ないということだっ たのではないでしょうか。
申し訳ありませんが、診察をしなければ診断はできません。
整形外科を受診してご相談なさってください。
Q96 相談者 ニックネーム:あり 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

落ちていた針を踏んで、アキレス腱の近くからかかとにかけて針が中に入ってしまい折れたため手術をしました。
深く入ってしまい2箇所くらい切って2センチ2センチ位の傷です。アキレスあたりです。

その後傷は問題ないのですが歩いていいのかわからず安静にしております
ちなみに反対の足は捻挫をして一ヶ月以上立っております
捻挫はもう歩かないと歩けなくなると先生に言われております。

松葉杖を使って抜糸した方をかばいながら歩いていいのか
すこし歩く練習をしてもいいのか
もしくはなるべく歩かないように安静にしていたほうがいいのか
ちなみに家では膝で歩いたりして足はつかないようにしております
歩いたりするのはどうかお伺いしたいです

A96 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
具体的には手術をした病院でご確認いただくべきですが、一般論としてお答えいたします。
下腿の創は比較的治癒に時間がかかるので、手術創は歩行を前提として縫合します。
日常生活で歩行する程度なら問題ないと考えます。
術後安静が重要なら、施術後に足をつかない様にきつく指示される筈でしょう。
歩かないように言われた記憶がないなら、歩いてよいということです。
Q97 相談者 ニックネーム:あお 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

小3息子がサッカークラブの練習中に7日の日曜の昼にグランドで転倒、膝をズリむき、砂利が入り陥没気味。日曜午後受診唯一間に合う近所の整形外科(スポーツドクター系)で処置してもらって4日目です。洗浄→患部の状況的に消毒を繰り返し行う→止血 と初日。2日目朝からフィルムを貼って日中過ごし、そのままの状態で3日目の昨日の夜に初めてフィルムを剥がしました。→2センチ×1センチ程度の傷に炎症は見られずですが、周囲の皮膚(3センチ×2センチ程度)が白くなっています。風呂上りに白い部分にかからないよう幹部だけサランラップをし、30分程度白い部分の観察をしましたが、乾燥すると固くなっていくようです。→これは消毒によって周囲皮膚が死んでカサプタになりかけているという認識でよいでしょうか。白い部分は痛みはなさそうですが、白い部分を触ると患部に響き痛みは感じる状態です。 本日はフィルムを白い部分まで覆い、その上からガーゼを貼り、小学校のお友達との接触を阻止するために包帯を巻いて登校しました。通気性等も加味すると、この状態で過ごすのは問題ないでしょうか。フィルム内にワセリンを塗る塗らない、どちらが有効でしょうか。

A97 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「整形外科」の「スポーツドクター」に診察をしてもらって指摘を受けていない ということなら、膝関節や腱に異常所見はないということでしょう。
膝を屈曲する「痛みでビッコをひいて」いるということですが、膝関節について は問題なしとお考えになってもよいのではないでしょうか。
「白くなって」いる「周囲の皮膚」は、浸出液あるいは汗によって健常表皮がふ やけただけです。
創の感染を防ぐため、入浴時に湯船に創を浸けないでください。
石鹸を使っても構わないのでシャワーのお湯で創を洗い、ティッシュや洗濯した てのタオルなどで水気を取って湿潤療法専用の創傷被覆材で「白い部分」まで含 めて覆います。
湿潤療法専用の創傷被覆材は創面にくっついてしまうことはないので、「ワセリ ン」の必要はありません。
「サッカー」で別の創傷被覆材で覆わなければならないなら、創面を保護するた め「ワセリン」を塗ってください。
創の上皮化を急ぎたい、瘢痕を残したくないなら、形成外科で創状態を診てもら うことをお勧めします。
Q98 相談者 ニックネーム:のりぴー 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

9月始めから急に右足膝の痛みが治ったら後ろの太股の激痛となり、足が曲がらなくてじてんしゃに乗れなくなりました。以前から魚の目の傷があり、そこから血液にばい菌が入り足が曲がらなくなる事はありますか?行きつけの整形外科に通院数回してヒアルロン酸注射を五回してももとにはなりませんでした?明日脳ドックをして血液検査と照らし合わして貰いますが、右足が曲がるかどうか心配です。このまま曲がらないと仕事ができなくなります。治る治療方法はありますか?その方法を教えて下さい。

A98 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「魚の目の傷」から「血液にばい菌が入り足が曲がらなくなる事は」ありません。
また、筋肉あるいは腱による「後ろの太股の激痛」でしょうから、膝関節に「ヒアルロン酸注射を五回しても」痛みは軽減しません。
おそらく「脳ドックをして血液検査と照らし合わして」も、原因を特定することはできないでしょう。
「9月始めから」2か月程度続いた「膝の痛みが治った」が「自転車」に乗ったところ「太股」の「後ろ」に「激痛」が生じそれ以降は膝を曲げるたびに痛みが生じるならば、長期に安静あるいは膝屈曲を制限していたため筋肉量が減り急に負荷をかけたため筋肉の過収縮が起きて筋損傷を起こしたのではないでしょうか。
筋肉の痛みではなく、膝関節が屈曲の途中でそれ以上曲げれなくなり痛みを生じるならば、膝関節症でしょう。
申し訳ありませんが、ご相談いただいた情報だけでは診断ができません。
ご自身で、何をしていた時にどんな症状が発症して、その後どういう症状に悩まされているのか何をしたら症状が軽減するのかなどを、時系列を追って整理しメモして、整形外科の担当医にしっかりとお伝えいただければ診断が確定できるでしょう。
ご自身が何を不安に思っているかも含め相談すれば、治療法やリハビリ法を具体的に提案してもらえるはずです。
Q99 相談者 ニックネーム:マッチュ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

大腿部を何かの角にぶつけ、筋肉の断絶は無いが、脂肪層の断絶はあるようで、出血は止まったがオレンジ色の液がいつまでも出ていて、週二で抜液してもらっています。とうしたら良いでしょうか?

A99 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
脂肪融解が起きて漿液が貯留しているのでしょう。
漿液を抜いた後スポンジ等を使って持続的な圧迫をして、空洞を癒着閉鎖する必要があります。
漿液はリンパ液などが滲出したものなので、空洞が小さくならなければ、抜いたら抜いた分だけ溜まるとお考えになってください。
漿液を抜くたびに排液量が減っているようなら、空洞は徐々に小さくなっているのでしょうから、頻回に漿液を吸引する必要はありません。
担当医に治療方針をお尋ねになり、今後の経過がある程度明確に予測できていないようなら、形成外科への転院もご相談なさってみてはいかがでしょう。
Q100 相談者 ニックネーム:るーな 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

2週間前に左足親指の陥入爪の手術を受け埋まっていた爪を摘出しました。本日抜糸をし入浴可能との指示を医師から受けお風呂には入りましたが(湯船には浸からずシャワーのみ)上がると出血していました。ティッシュで拭き取り今は止まりましたが、軟膏等塗る指示はなく、抜糸の際は痛みを怖がらない事と言われただけで何も塗らなくていいそうですが痛みもまだあり、長時間座っていると左足が痺れます。
10日後に連日超時間歩く予定があるのですがこのままほっといて大丈夫なのでしょうか?脚が麻痺したり左足と右足野色が違い過ぎて壊死したりしないか心配です。

A100 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
術後「2週間」なら抜糸孔からの「出血」があっただけで、今後は「出血」しな いでしょう。
また、「長時間座っていると左足が痺れ」るのは、しばらく左下肢をかばって 使っていなかったためで、創状態とは関係ないと考えます。
「脚が麻痺したり左足と右足野色が違い過ぎて」も「壊死したり」することはあ りません。
「10日後」には術後3週以上経過するとはいえ「連日長時間歩」けば創の哆開が 起きる可能性があるので、どうしても避けることができないなら創が開かないよ うにしっかりとテーピングをしてください。
不安なく日常生活が送れるようになるまで、手術をなさった病院で経過を見ても らい、具体的な指導をしてもらうとよいでしょう。

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