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創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 胸・脇・腹・背・腰など
Q101 相談者 ニックネーム:rio 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

1週間前に乳腺繊維腫を取り出すための手術をしました。
今日傷口の経過観察のために担当医にかかったのですが、傷口に炎症が起きたり化膿はしていないようで特に問題はありませんでした。
しかし昨日の夜から傷口から出血があり、病院から帰ってきた今現在も出血をしています。
ガーゼに染み出てくる量の出血です。
私生活ではそこまでの激しい動きはなく、基本座っていたりなど安静に過ごしていました。
止まらない程の出血ではありませんが、これは大丈夫なのでしょうか。
また止血する為の処置はどうしたら良いでしょうか。

A101 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ガーゼを当てて圧迫止血してください。
「今日傷口の経過観察のために担当医にかかった」ところ、「昨日の夜から傷口から出血」があったにもかかわらず「特に問題は」なしと診断され、「病院から帰ってきた今現在も」「ガーゼに染み出てくる量の出血」があるというのは、おかかりになっている担当医の診断に疑問を抱かざるを得ません。
申し訳ありませんが、頂いた情報だけでは、縫合線から出血なのか、皮下組織からの血清浸出液なのか判断が出来ません。
縫合線からの赤い新鮮出血なら圧迫止血だけでよいでしょうが、アセトアミノフェン(頭痛薬)など出血傾向のある市販薬を服用している場合は中止してください。
皮下血腫や脂肪融解によるやや濁った血清浸出液の場合や、新鮮血か血清浸出液か判断がつかなければ、今日はガーゼなどで圧迫をしておき、なるべく早く手術をした病院の再診を受けてください。
Q102 相談者 ニックネーム:早く良くなれ 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:男性

1ヶ月前に肝臓がんで20%ほどS6あたりの切除と、あわせて胆嚢の切除を開腹して行いました。開腹は逆L字型で縦15cm、横18cmです。立っていると横の傷跡周りが膨らんでいて、特に正面から見ると右の横腹がぷっくりと膨らんでいて、左の腹とは対照的に見えて不恰好です。
医師には、肉が寄っているためで、しばらくすれば馴染んでくると言われましたが、1ヶ月経っても全く変化がありません。このまま治らないのではと不安です。
元々痩せ型なのでそんなに肉がついているとも思えないのですが、膨らんでいる原因は他にどんなことが考えられるのでしょうか。

A102 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
脂肪組織の偏りでしょう。
切開した瘢痕が、脂肪組織が平らに馴染む障壁になっているのではないでしょうか。
術後3か月までは「横腹がぷっくりと膨らんで」いる状態でしょうが、6か月までに多少ずつ解消されます。
3か月経過するまで待って、皮下の瘢痕をほぐすようにマッサージをしてください。
Q103 相談者 ニックネーム:胆石 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

2週間前に胆嚢摘出を腹腔鏡手術にておこないました。入院は4日間、3日目に臍の傷跡のみ医師がテープを剥がし傷を確認。異常なしだったのですが、退院後から、臍から化膿しているのか茶褐色の液体と粘り気のある液体が出ていました。3日間ほどそのまま過ごしていましたが気になり病院に電話相談したらすぐに見せてくださいとのことで病院へ。先生に見てもらうと感染おこしているかも、、、と、臍横を押され(膿をだしたのか?)その後ガーゼを貼って貰いました。その時はガーゼに染みるぐらい液は出ていました。その際オーグメンチン(抗生剤)を5日分処方され、飲みきりました。抗生剤飲みだして3日過ぎた頃から膿らしきものはほとんど出なくなり綺麗な状態になってきていました。昨日再度病院にいき、臍をみてもらったら、感染は起こしてなかったみたいだね。赤みもなくなってよかった。といわれ、ほっとして家に帰って臍を鏡でみると、なんか糸を引いていたので綿棒で拭うと黄色いねばつ気のあるものがほんの少しだけついてました。そのあとは何も出てなく乾燥した状態でしたが、翌日である今日もなんとなく臍をみてみると、またほんのちょっとですが、膿のようなもの、雫一滴ほどでていました。はじめに比べると劇的に減ってはいますが、完全には膿?浸出液?はなくならないのでしょうか?ほんの微量でも病院に行った方がいいでしょうか?膿を出し切るために再切開とかをしなくてはいけないのでしょうか?4日後にまた病院ですが、それまで待てずに質問させていただきました。あと、お風呂にも入っていいと言われていますが、勝手に用心してシャワーだけにしています。

A103 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
脂肪の融解が起きています。
熱感、発赤、腫脹、疼痛が無いので、感染は起きていないと判断しても構わないでしょう。
シャワーや石鹸の使用は構いませんが、念のため入湯は避けることをお勧めします。
4日後には必ず受診してください。
Q104 相談者 ニックネーム:yurimint 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

本日、右胸に溜まった膿を出す手術をしたのですが、傷口を縫わない開放創の状態の為、右腕を動かすと出血しガーゼや下着が血で真っ赤に染まります。
クリニックに問い合わせをしたところ、「膿を出すために開放創をしてる。」とのことですが、傷口からさらに感染をするのではないかと不安になります。
このままの状態でも感染せずに傷口は塞がりますか?

A104 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「傷口からさらに感染をする」ことはありません。
創状態を診察しなければ正確な回答は出来ないことをご理解のうえ、以下をお読みください。
「右胸に溜まった膿」、「傷口を縫わない開放創」という情報から、粉瘤などの感染性皮膚腫瘍の切開排膿「手術」と推測します。
感染が周辺組織に波及している場合、「膿を出すために開放創」にすることもあります。
健常組織を見極めるため、あえて十分な止血をしなかったのかもしれません。
「ガーゼや下着」が鮮血で「真っ赤に染」まりシミがどんどん広がるようなら比較的活発な出血の可能性があるので直ちに受診すべきですが、安静にしておけば問題ないが「腕を動かすと出血」するということならば現在は出血していないが創内に血腫が出来ていてそれがにじみ出てシミを広げているのでしょうからガーゼのうえからタオルなどを当て圧迫しておき1日安静にして明日受診してください。
担当医は、感染が落ち着き、排膿が無いことを確認してから縫合するつもりなのかもしれませんし、自然に肉芽が増生・上皮化し創閉鎖するのを待つつもりなのかもしれません。
担当医の治療方針をご確認なさってください。
「胸」は肥厚性瘢痕やケロイドが形成されやすい部位なので、瘢痕の経過まで含めて治療計画をたてていただくとよいでしょう。
Q105 相談者 ニックネーム:ララ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

約2週間前に胃癌による腹腔鏡手術を受け、1週間前に退院しました。
退院して家に帰り、犬がお腹にのりお臍から血が出ました。
血は止まりましたが、浸透液が出始め、1週間経った今も出ています。今は臍手術の時に使ったと思われるボンドかテープみたいなのが溶けてきていて黄色い液体となっています。
病院に電話をしましたら、傷の痛みや液量が増えなければ大丈夫と言う事で、次の診察まで待っている状態です。
このまま臍に軽く絆創膏を貼って、診察まで待ち続けて良いのでしょうか?ちなみに臭いは、お臍の中の臭いに似ています

A105 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合不全による浸出液あるいは血流不良で融解した脂肪が、「黄色い液体となって」います。
「お臍」の周囲の赤み、腫れ、熱感、痛みが無ければ、シャワーで創を洗い、湿潤療法専用の創傷被覆材を薬局やコンビニエンスストアなどで買って貼っておくだけで構いません。
創は腹腔内へ続いていることはないので、創の清潔を保つためシャワーで洗浄する処置が最適です。
もちろん「腹腔鏡手術」をした「病院」の言う通り、「臍に軽く絆創膏を貼って、診察まで待ち続けて」も構いません。
ただし、「傷の痛みや液量が増えなければ大丈夫」という言葉は、直ちに受診しなくてはいけない状況ではないですという内容を伝えただけで、次の「診察」予約まで待たなければいけないということではないのですから、ご心配が募るようなら早めの予約を取り直して受診なさることをお勧めします。
Q106 相談者 ニックネーム:つぐちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:男性

2月3日に鼠蹊ヘルニアの日帰り手術(開腹)を受けましたが、2月25日現在、傷が塞がらない状態です。術後3日目の診察の際、誤って別の医師に保護テープを剥がされ、気付いた担当医が貼り直した経緯があります。 それが原因なのか翌日から血が滲むようになり、2月10日に保護テープを取ると黄色い滲出液?膿?が出ている状態でした。医師からは水で洗って清潔に保護する様に指示され、先日、2月20日の診察では市販のキズパワーパッドを暫く貼る様に指示されました。時間が経過し乾いた傷に貼るのは不安でしたが5日が経過しました。このまま様子を見るしかないのでしょうか?

A106 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「術後3日目」に「保護テーを剥がされ」たことと「傷が塞がらない状態」に直接の関係はないと考えます。
手術創の閉鎖、上皮化が遷延しているということですが、表皮の閉鎖が遅れているだけなら「キズパワーパッドを暫く貼る」処置で構いません。
肉芽の増生を待って縫合して創を閉鎖するつもりなのかもしれません。
「削径ヘルニア」の手術でメッシュなどの人工物を入れている場合、人工物がもとで感染を起こしているなら、再手術が必要になることもあり得ます。
発熱などの全身症状が無いなら感染はないのでしょうから、そのまま治療をお続けになるより方法は無い様に考えます。
Q107 相談者 ニックネーム:master 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:女性

内視鏡手術後の神経疼痛
2年4カ月前にロボットアーム支援下による内視鏡手術(右胸に3本)で縦隔胸腺腫を除去いたしました。
ステージはI期、その後の再発もなく半年ごとにCT検査を受けております。
術後から胸の痛みが現在も続いてなかなかすっきりいたしません。 骨がひびくような痛みなどは治まってきた感じですが、皮膚のチクチク感、ひりひりした痛みが今だに続いております。
術後の痛みは人によるようですが、これからもずっと続くのかと思いますと不安を覚えます。
さほど効果はありませんがリリカ等を服用しております。

A107 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、診察をしなければ「痛み」のご質問に具体的に回答することが出来ません。
「今後の推移など」を予測し、神経性疼痛に対する治療薬であるプレガバリン(「リリカ」)がよいか他の鎮痛薬がよいかの検討をするには、先ずは「痛み」の原因を明確にしなくてはなりません。
「術後から」「続いて」いた「骨がひびくような痛み」は「治まってきた」のですから、主治医に、術後「2年4カ月」経過して「今だに続いて」いる「皮膚のチクチク感、ひりひりした痛み」が何によるものかをお尋ねになってください。
主治医が、「縦隔胸腺腫」に関連する症状と考えているならそのまま胸部外科で治療をお続けになるべきでしょうが、手術の合併症としての神経症状ならばペインクリニック、瘢痕の症状ならば形成外科で診ていただいた方がよいのではないでしょうか。
瘢痕は無く皮膚に他の異常所見も無ければ肋間神経痛の可能性がありますし、発疹があるなら帯状疱疹を疑う必要もあります。
症状が「痛み」だけの場合ご本人の辛さは周囲に理解されにくいことも少なくないので、診察・治療をしてくれる主治医に症状を伝えて、現状と今後の経過予測、治療方針を明確に説明していただければ、「不安」は軽減・解消されるでしょう。
Q108 相談者 ニックネーム:nao 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性

12月下旬に、腹腔鏡下ロボット支援手術で、腎がんの部分切除をしました。
現在、45日程度が経過したのですが、お腹の5つある傷のうちのひとつが、まだ完全にくっついていないらしく、血液がガーゼに滲みている日があります(3日中2日くらいの確率、1日1~2CCくらいと思います。)。
退院後、主治医との2回の通院診断があったのですが、その時はあまり血が出ていなかったので、主治医も「そのうちくっつくだろう」とのことでしたが、いろいろな情報を見ても、治りが遅いなあと感じます。
これほど長期に血液がでてしまうことはケースとしてあるのでしょうか。
また、いつまでこれが続くのか、どうすればよいかなど、アドバイスを頂戴したいです。

A108 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
手術の際に「腹腔鏡」カニューレ挿入孔の周辺組織(脂肪や真皮・表皮)が挫滅されていたため治癒が遷延しているのかもしれませんし、カニューレ挿入孔を縫合した際に創縁の高さに段差があるまま創を閉じてしまったのでしょう。
主治医に相談して、再縫合してもらうか形成外科を紹介して貰ってください。
Q109 相談者 ニックネーム:こにちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性

大動脈解離の緊急手術を受けました。胸の傷跡なのですが上の端の方に盛り上がりが出来て小さいコブみたいになってしまいました。触ってみても特に痛くはないのですが少し熱感があるような気がします。またツッパリ感が少しあります。次の回診は20日後なのですがそれまで放っておいて大丈夫でしょうか。

A109 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
手術直後から「上の端の方に盛り上がりが出来て小さいコブみたいになって」いたなら、縫合の歪みによる「盛り上がり」です。
全く無くなることはないでしょうが、いずれ多少小さくなります。
すでに術後2か月経過しているのですが、術直後は平らだったのに暫く経過してから「端の方に盛り上がりが出来て小さいコブみたいになって」、徐々に大きくなっていたり「痛くはないのですが少し熱感が」あったりするなら、縫合糸膿瘍など皮下膿瘍が形成されている可能性があります。
より大きくなって排膿されることもありますし、抗生剤や消炎剤の投与でそのまま消褪してしまうこともあります。
手術瘢痕の「上の端の方」が幅広くなり「盛り上がりが出来て小さいコブみたいになって」いて「特に痛くはないのですが少し熱感があるよう」で「ツッパリ感が少し」あるならば、肥厚性瘢痕あるいはケロイドです。
肥厚性瘢痕は数年以上の期間で平らに落ち着く可能性はありますが、ケロイドならばさらに大きくなるかもしれません。
上記のどれであっても急激な症状の変化はないのが通常なので、「次の」診察が「20日後」なら「それまで放っておいて大丈夫」です。
Q110 相談者 ニックネーム:kabu 患者様(相談対象者) 年齢:無記入 性別:50代後半

結腸ガンで腹腔鏡下手術を受けて 45日が経過しております
手術の際 おへそを少し切って あと4か所に孔をあけました
その後入院中に感染症になりましたが 退院時は特に問題ありませんでした
おへそが硬くなってきてる気がしますが 正常でしょうか
たまにチクチクと痛む時とかズボンのベルトがあたり痛いときがあります
指でおへそを押さえても痛くないですが治ってきている過程でしょうか

A110 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
治癒過程で線維芽細胞の豊富な瘢痕が形成されつつあるため、「おへそが硬くなってきてる」のでしょう。
腹腔鏡手術後の「正常」な経過(通常の経過)でも瘢痕組織は形成され、3~6か月間「硬く」なり、それ以降きわめて緩徐に軟らかくなっていきます。
瘢痕とは別に、縫合糸膿瘍や脂肪融解による膿瘍が発症することもあります。
膿瘍の場合は、赤みや熱感と同時に内容物の排液が生じます。
診察をしなければ診断は出来ませんが、「腹腔鏡下手術を受けて45日が経過」、「退院時は特に問題ありませんでした」、「おへそが硬くなってきてる気がします」、「たまにチクチクと痛む時とかズボンのベルトがあたり痛いときがあります」、「指でおへそを押さえても痛くないです」という情報からは、暫く経過を診ていただいて構わないと考えます。
赤み、腫れ、熱感、痛みの増強、排膿があったら、手術をなさった病院を受診してください。

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